怪作、奇作、変態、残酷、そしてカルト映画が今年も目白押し!初日トークに、映画評論家の滝本誠、柳下毅一郎の登壇も決定!特集上映「奇想天外映画祭 vol.2」。日本初公開『ウィッカーマン final cut』の特別ビジュアルも解禁!
昨年、開催され好評を博した「奇想天外映画祭」。今年も数多くの怪作、奇作、変態、残酷、そしてカルト映画が大集結した。
まず『死刑台のエレベーター』、『地下鉄のザジ』ほかで知られるフランスの巨匠ルイ・マルが1975年に撮った『ブラック・ムーン』。あまりにシュールすぎる変態作故にフランスでは未公開となったいわくつきの作品だ。続けて、アメリカで300人以上を殺害したと伝わる連続殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカスの生き様をドキュメンタリータッチで描いた『ヘンリー』(1986)。『デス・レース2000年』で知られる異色の監督ポール・バーテルの処女作『プライベート・パーツ』(1977)。幻想に満ちたアルメンドロスの魔術的映像美と神秘と魔性のメッセージを伝えるピンク・フロイドのテーマ曲が印象的な『ラ・ヴァレ』(1972)。妻と他の男との戯れを覗き見る老紳士とそれに抵抗する妻。原作者であるクロソフスキー自身と妻が演じるという究極のスキャンダラスに満ちたプライヴェート・フィルム『ロベルトは今夜』(1977)。ロシア・アヴァンギャルド最後の一人“異端の作家”ダニール・ハルムスの摩訶不思議な2日間を描いた異色作『ハルムスの幻想』(1988)。あまりに性的・暴力的な内容から、公開当時はメディアや評論家から酷評を浴びた『血を吸うカメラ』(1960)。映画史にその名を深く刻んだ怪作『フリークス』をはじめ、サイレント期からトーキー時代にかけて多数の恐怖映画で知られる巨匠トッド・ブラウニング。生誕140年記念を記念して、愛する女のために自らの腕を切り落とす男をロン・チェイニーが演じたサイレント時代の傑作『知られぬ人』ほか5作品を上映する「トッド・ブラウニング傑作選」。
そして、今回日本では初公開となる作品が、『ウィッカーマン final cut』だ。本作に出演したクリストファー・リーは「この映画こそ、私の最高傑作だと思っている」と語っている。しかし、その過激すぎる内容が故に、1973年公開時は、まったく正当な評価を受けずにいた本作だが、2013年に、ロビン・ハーディ監督が未使用のフーテージも使用し再編集して完成させたのが、公開バージョンより6分長い『ウィッカーマンfinalcut』。奇祭、土着信仰、生贄の儀式等、昨年話題になった『ミッドサマー』(2019)の元ネタのひとつとも言われている大注目のカルト作だ。
公開初日となる2020年8月29日『ウィッカーマンFinalCut』上映後には、映画評論家の滝本誠、柳下毅一郎のトークも予定されている。是非この機会にお見逃しなく。
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