フランスのカステックス首相が、新型コロナウイルスの検査で陽性となりました。ワクチンの接種は済ませていて、直前にベルギー首相と会談していました。
ロイター通信などによりますと、フランス首相府は２２日、カステックス首相が新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたと明らかにしました。カステックス首相はワクチン接種済みですが、娘が陽性と判定されたことを受け、検査を受けたところ、明らかになったということです。１０日間の隔離をしながら職務を続けるとしています。
カステックス首相はこの日、ベルギーのデクロー首相と会談していて、デクロー首相は今後、陰性か確認されるまで隔離されるということです。
こうした中、１日あたりの感染者が１万６０００人を超えるなど感染再拡大が深刻なオーストリアでは、２２日から全土でのロックダウンが始まりました。生活必需品の買い物や通勤・通学などを除く不要不急の外出が制限され、違反者には罰金も科されます。期間は１０日間とされていますが、今後の状況次第で延長について判断するということです。
オーストリア政府は、来年２月からワクチン接種を義務化する方針です。（23日12:05）
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