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#138 呉服屋が舞台となる「おすすめ小説3選」
七代目がおすすめ、
呉服屋が舞台となっているおすすめ小説3冊をご紹介します
■高田郁(かおる)著「あきない世傳 金と銀」①~⑪
学者の子に生まれながら9歳で呉服商に奉公することになった少女・幸が呉服屋の跡取りとなり東京に進出して世に出ていく物語。著者はみをつくし料理帖、銀二貫の著者がある高田郁。
江戸時代の呉服商の様子や商いの仕組み、着物を商う商売人の心意気が感じられる人情話。数奇な運命にさらされながらも知恵と才覚で人生を切り開く主人公の生きざまが痛快。
■小川糸著「蝶々喃々」
喋々喃々=男女が楽しげに小声で語り合うさま。東京・谷中の小さなアンティークきもの店を舞台にした大人の恋の物語。一年間の季節の移ろいとともに描かれる人間模様と季節ごとの着物の描写が秀逸。また登場する食事シーンや東京谷中の下町風情も風情あっておすすめです。
■山崎豊子著「女系家族」
「白い巨塔」「華麗なる一族」の山崎豊子の小説。『週刊文春』に連載され、1963年、単行本が文藝春秋新社から全2巻で刊行された。1966年に全1冊の新潮文庫版が刊行された(のち、2002年に上下2分冊で再刊された)。女系が続く老舗問屋の養子婿が死んだことで巻き起こる娘たちの遺産相続争いを描いた作品。
小説では木綿問屋、2005年のドラマ版では呉服問屋矢島商店が舞台。2021年12月には宮沢りえ、役所広司主演でドラマ化される。
大阪・船場の老舗木綿問屋「矢島商店」は、代々家付き娘が婿養子をとる女系の家である。社長・矢島嘉蔵が死去し、遺言によってその存在が発覚した身重の愛人・浜田文乃と嘉蔵の娘である三姉妹(矢島藤代・千寿・雛子)、更に彼女たちの叔母芳子や矢島商店の大番頭宇市、藤代の踊りの師匠である芳三郎らの思惑も絡まりあい、彼らの間で繰り広げられる莫大な遺産の相続を巡る凄絶な権謀術数のさまが描かれる。しかし、最後に笑うのは彼らが予想もしなかった人物であった。
どれも小説として面白いです
秋の夜長の読書にお勧めです
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