福原愛さんが卓球チーム運営会社の社外取締役に選ばれたりと、このところ女性のタレントや弁護士が社外取締役として選任されるケースが増えています。背景には一体、何があるのでしょうか。

 福原愛さん:「今まで頑張ってきた自分に対して、ちゃんと頑張っているよというのを見せたい」

 卓球への思いについて、こう語っていた元オリンピック代表の福原愛さん。

 16日、卓球の「Tリーグ」に所属する「琉球アスティーダ」の社外取締役の候補者になったと公表されました。

 チームはアジアで知名度が高く、経験豊富な福原さんの知見がチームにとって大いにプラスになるとしています。

 女性の社外取締役といえば、今年3月に女優の酒井美紀さんがお菓子メーカー大手の「不二家」の社外取締役就任し、話題に。

 さらに、元アナウンサーやキャスターなど近年、メディアで活躍した女性や有名人が就任するケースが増えています。

 そもそも社外取締役とは取引や資本関係のない社外から迎える取締役で、社内の利害やしがらみにとらわれない視点で経営を監視、透明性を高める役割が期待されていています。

 しかし現在、上場企業の女性役員の比率は7.4%。日本でも女性の社外取締役を起用する企業が年々増えているのですが、欧米の比率には、まだまだ及びません。ツイッターでは「逆に社外取締役でしか女性を登用できないのはどうかと思う」「数合わせは弊害しかない。男女の区分けってそんな必要?」との声が・・・。

 女性の社外取締役の起用は会社にどのような影響を与えるのか。女性の比率を増やすことで何が変わるのか。
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