蛍は平安時代、人の魂の象徴として登場するようになります。小芝風花さんの朗読で、和泉式部の和歌を味わっていきます。また、アニメーション化もされた野坂昭如「火垂るの墓」を取り上げ、戦時下から戦争直後の日本で飢えてさまよう幼い兄妹をいろどる蛍について、その意味を考えます。