―第34 回東京国際映画祭コンペティション部門 正式出品―
黒沢清監督『スパイの妻』(20)、濱口竜介監督『ハッピーアワー』(15)の共同脚本、野原位が監督を務めた劇場デビュー作。『ハッピーアワー』で主役のひとり純を演じた川村りらが主演。子どもを育てたいと切に願いながら、どこか狂気を宿した女性を鮮烈に演じてみせた。川村の他、多数のキャストが引き続き出演し、神戸を舞台に撮影された本作は、公開時に大きな話題を呼んだ『ハッピーアワー』と同じ手触りを感じさせながらも、また一味違う世界に観客を誘う。また、神戸出身の孤高のラッパー・小林勝行が俳優に初挑戦。自身を投影した役柄で、劇中でもライブを披露するなど、無骨ながら生々しい演技を披露しているのも見どころのひとつだ。
『ハッピーアワー』から7年、今回は監督を務めた野原位、そして主演の川村りら他、制作チームが再び神戸に結集し、もう一つの新しい物語が完成した。
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出演:川村りら 小林 勝行 出村 弘美 川村 知 田辺 泰信 謝花 喜天 福永 祥子 影吉 紗都 三浦 博之
監督・編集:野原
位 脚本:野原 位 川村 りら 撮影監督:北川 喜雄 飯岡 幸子 照明:秋山 恵二郎 鈴木 涼太 蟻正 恭子 三浦博之
録音:松野 泉 助監督:鳥井 雄人 音楽:佐藤 康郎 カラリスト:小林 亮太 制作:三宅 陽子
エグセクティブ・プロデューサー:原田
将 徳山 勝巳 プロデューサー:高田 聡
製作:NEOPA.Inc 配給・宣伝:ブライトホース・フィルム
URLsandome.brighthorse film.com
©2021 NEOPA Inc. [ 2021 年 /11 2 分 ビスタ カラー /5.1ch ]

2022年1月下旬 シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開