群馬県高崎市は、東京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボール日本代表のうち、市に関係する選手ら13人に高崎市民栄誉賞を贈呈しました。

東京オリンピックでソフトボール日本代表は決勝でアメリカを下し、前回実施された2008年の北京オリンピックに続いて13年ぶりの金メダルを獲得しました。24日は選手らの栄誉を称え贈呈式が行われ、上野由岐子投手や宇津木麗華監督など市に関係するチーム関係者らが高崎市役所を訪れました。

高崎市民栄誉賞を受賞したのは市に拠点を置くソフトボールチーム「ビックカメラ高崎ビー・クイーン」と「太陽誘電ソルフィーユ」などに所属する選手8人のほか、監督やコーチなども含め合わせて13人です。式では、高崎市の富岡市長から選手らに賞状とクリスタルトロフィーが一人ずつ手渡されました。

富岡市長は「高崎市で練習した13人の選手らが金メダルを獲得したのはこんなに嬉しいことはありません」と選手らを称えました。この賞は2008年、北京オリンピックで当時のソフトボール日本代表が金メダルを獲得したことで創設されたもので、今回で3例目、上野投手は2回目の受賞となりました。式には、事前応募の抽選で選ばれた市民およそ100人も訪れ、選手らの快挙をともに祝い合いました。