※以下、長文です。

【長野県「医療非常事態宣言」、全県が感染警戒レベル5に】
新型コロナウイルス感染者の急増を受け、長野県は、8月20日に「医療非常事態宣言」を発出し、全県の感染警戒レベルを「5(特別警報Ⅱ)」としました。
また、飯田市内の酒類の提供を行う飲食店等に対して、8月22日から9月1日までの間、休業または営業時間の短縮の協力要請が行われています。
長野県も通知の中で「第5波になって以降、飲食店での飲食を起因とする感染事例が少ないことは、飲食店の皆様の感染防止の取組のおかげであり、深く感謝いたします。」と述べているとおり、1月の感染拡大とは違う状況ではありますが、デルタ株への置き換わりが進む中で、できるだけ人と会う機会を少なくして感染拡大を未然に防ぐ観点から行われているものです。
対象店舗の皆さん、市民の皆さんにはご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力をよろしくお願いします。

【陽性者との接触者への感染が急拡大】
飯田保健所管内では、8月16日から22日までの一週間で46名の陽性者が確認されました。その内訳は、県外との往来者5名、県外在住者3名、陽性者との接触者26名、調査中12名となっており、圏域外との往来や県外からの来訪者が起点となった感染が、そのご家族や職場の同僚など接触者にさらに広がっていることが推測されます。
「調査中」とされる事案が増えていますが、飯田保健所からは特に立ち寄りに注意すべき場所についての公表はありませんので、市民の皆さんには冷静な行動をお願いしますとともに、不確かな情報を拡散しないようお願いします。

【20代の感染者が急増】
年齢別に集計すると、10歳未満3名、10代8名、20代13名と若年層への感染拡大、特に20代が急激に増えていることが確認できます。また、10歳未満や10代への感染が多数確認されていることにも注意が必要と考えております。

【「感染しても、たいしたことはない」は危険】
若い方を中心に「感染しても、たいしたことはない」という誤った認識が広がっているとも言われていますが、米ジョージタウン大学の安川康介さんは、イラストを作って一般の方が「軽症、中等症」と聞いて抱くイメージと実際との違いについて指摘しています。
新型コロナウイルス感染症における「中等症」とは、「人工呼吸器は要らないが、肺炎は広がっている。多くの人にとって今までで一番苦しい」という状況だそうです。
医療非常事態宣言が出されている状況です。若いから大丈夫、感染してもたいしたことはないという思い込みは捨て、今しばらくは、人と会う行動をできるだけ控えてください。

【デルタ株では潜伏期(無症状)のうちに他人に感染】
科学誌に掲載された論文によれば、デルタ株陽性者の4分の3が潜伏期(無症状)のうちに他人に感染させてしまっているとのことです。いつどこで感染しても、感染させてもおかしくないという状況です。これまで以上に感染対策を心がけていただきますよう重ねてお願いします。また、症状のある方は、すみやかに医療機関に相談してください。
  
【感染した方を温かく見守る社会に。困ったときには相談を】
そしてもう1つ、大事なお願いがあります。デルタ株は、誰が感染してもおかしくない強力なウイルスです。感染した方を責めるのではなく、温かく見守り、決して誹謗中傷することのないようにしましょう。
もしお悩みの方がいらっしゃいましたら、飯田市の誹謗中傷相談窓口(0265-22-4570)までご相談ください。

感染警戒レベル5という状況を市民の皆さんと力を合わせて乗り切っていきたいと思います。ご協力をよろしくお願いします。