東京オリンピック柔道男子73キロ級で、26日、金メダルを獲得した奈良の天理大学出身の大野将平選手について、大学時代の恩師も「お前を信じていたと伝えたい」と祝福しました。

大野選手は26日、延長戦にもつれ込んだ決勝戦を、技ありで制して金メダルを獲得し、日本の柔道では7人目のオリンピック2連覇を果たしました。
大野選手の天理大学時代の監督、正木嘉美さんは、卒業後も大学の柔道場を練習拠点としてきた大野選手を見守ってきました。
大野選手の2連覇について、正木さんは「計り知れない重圧があったと思うが、それをはねのけて優勝するのが大野将平の強さだと思います。本人に会ったら『お前を信じていた』と伝えたい」と祝福しました。
また、大野選手が「前回のオリンピックのあと、苦しくつらい日々があり、柔道が嫌いになったこともあった」と振り返っていたことについては、「オリンピックが1年延びたことでイライラして、『もうやめて自由になりたい』と思ったんだと思う。ただ、学生時代からずっと見ていて、彼は強い子で絶対に自分で立ち上がれると信じていた」と話していました。
そして、大野選手の今後について、「ひょっとしたらオリンピック3連覇をねらっているのではないかという気がする。『これで終わりじゃない』と本人も言っていたので、より一層、強い大野を見ていきたい」とエールを送っていました。

【母校の天理大の学生からも喜びの声】。
東京オリンピック柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平選手について、母校の奈良の天理大学の学生からも喜びの声が聞かれました。
柔道部の後輩の1年生の男子学生は、「小さい頃から大野選手に憧れて柔道を続けてきて、道場でも大野選手がオリンピックに向けてトレーニングをしているのを見ていました。26日は寮の友達と観戦していましたが、優勝が決まったときはみんな大喜びでした。自分もオリンピックで活躍するのが夢なので、大野選手のように頑張りたい」と話していました。
また、教員をめざしている1年生の男子学生は、「大野選手を指導していた先生の授業を受けるなかで、大野選手が学生の頃から目標に向けてひたむきに努力していたと聞いていました。母校の先輩の活躍に刺激を受けました」と話していました。
バスケットボール部に所属する3年生の女子学生は、「大会の開催が1年間延期になってもあきらめずに努力を続けたことがすごいと思いました。自分もその姿勢を見習いたいと思いました」と話していました。