トゥレット症候群は、一過性チック、慢性チック、トゥレット症候群と分類されるチック障害の中で最も重症のものであり、チックとして知られている、突然出現し、繰り返す、素早い動き(運動チック)と音や声(音声チック)とを主な症状とする神経の病気です。
この病気は、普通6歳から18歳の間に発症し、症状は、長期間にわたって、悪化と軽快を繰り返します。時には数週間あるいは数ヶ月以上症状が消えてしまうこともあります。大抵、大人になるにつれて症状は軽くなりますが、なかには大人になっても症状が続く人もいます。
運動チックには、まばたき、顔しかめ、首振り、肩すくめ、腕振り、体のねじり、ジャンプ、人や物に触る、などといった多彩な動きがあります。音声チックは、咳払い、鼻すすり、叫び声、卑猥な言葉や不謹慎な言葉を発してしまったり、自分や他人が言った言葉を繰り返してしまうといった症状です。
(NPO法人日本トゥレット協会より引用)
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