2016-11-13 GPフランス大会 女子FS
前日12日のSPも完璧な状態だったとは言えない滑りであったが特に大きく損なう箇所がなかったのに対し、得点の方は技術点・演技構成点ともに低く現われて61.29点(SP全体で8位)だった。
今日のFSも、回転不足のジャンプが4回、手を付いたのが1回と、精確さを確かに欠いていたが、大技を組み込んでおらず、また転倒もなかったため、大きな取りこぼし・失点はなかったが、得点は100.10点。Totalは161.39点と、かつて3度も世界女王に輝いた選手とは思えぬほどの信じがたい得点となった。
ISU審判員の採点で特に低く現われたのはTechnical Elements(技術点)の方で39.64点と、3Aを跳ばない浅田選手に対しISU審判員は非常に厳しいジャッジを示した。
2018年のペョンチャン(平昌)を睨むなら、現在の練習方法・練習時間、体調管理、そして現コーチ陣には失礼にあたるが、ISUの国際大会で審判員から高得点を引き出せる演技指導者への交代が急務なのではないだろうか? どうだろう?