バイデン氏の優勢が伝えられるなか、トランプ大統領は会見を開き、「郵便投票は不正だ」と改めて主張しました。ホワイトハウス前から報告です。
(高羽佑輔記者報告)
トランプ大統領は会見で、これまでと全く変わらない主張を繰り返しました。
トランプ大統領:「これまで郵便投票について警告してきたが、本当に選挙の仕組みを破壊した。不正だ」
トランプ大統領は質問を受け付けず、会場を後にしました。一方、強気な姿勢とは裏腹にトランプ大統領が陣営の戦略に不安をのぞかせる姿も垣間見えます。陣営が開票所での監視を求めて訴訟を起こした際には、トランプ大統領は「何か良いことがあるのか」と疑問視していました。CNNテレビは、トランプ大統領が側近に対して現状では他に選択肢がないために訴訟を続けざるを得ないという考えを示したと報じました。また、側近との会話では元気がなかったということです。
一方、バイデン氏は会見で「開票のプロセスはきちんと機能している」と話し、混乱の鎮静化に努めました。焦るトランプ大統領とは対照的にバイデン氏は勝利への自信を深め、余裕を見せつけた形です。
[テレ朝news]
