トランプ陣営の最新の状況について、ワシントンから報告です。
(高羽佑輔記者報告)
トランプ陣営は中西部の激戦州での集計を巡って訴訟を起こしたほか、再集計を求めます。バイデン氏が僅差でリードするミシガン州について「集計を観察するために開票所に入る権限が十分に与えられなかった」として、集計の一時停止を求める訴訟を起こしました。また、バイデン氏が勝利したウィスコンシン州については、トランプ陣営が「結果の正当性に深刻な疑問をもたらすような報告があった」として、再集計を求める方針を発表しました。これらの州では郵便投票の集計が進むにつれ、バイデン氏の得票が増えていきました。トランプ大統領は「怪しい郵便投票を数えると、なぜ数字が破滅的なものになるのだ」などと不満を示しています。ただ、トランプ大統領が勝利宣言を先走って行ったことに陣営の関係者からは「開票はまだ続いている。結果を待つべきだ」と批判されました。一方、バイデン氏の陣営は「4日午後までに明確な勝利への道筋に乗ると信じている」と話し、勝利が近いとの自信を示しました。両陣営は訴訟のための資金集めで支持者に協力を呼び掛けています。
[テレ朝news]