開票が進むアメリカ大統領選挙は、再選を目指す共和党のトランプ大統領と、政権奪還を目指す民主党のバイデン候補の接戦が続いています。
AP通信によりますと、トランプ氏は重要州である南部フロリダ州や大票田のテキサス州での勝利を確実にしたのに対し、バイデン氏は地盤の東部と西部の州を中心に勝利を固め、これまでに獲得が確実になった選挙人の数は、バイデン氏が248、トランプ氏が214と接戦になっています。
郵便投票の急増もあり、結果が出ていない州は東部ペンシルベニア州など6つで、3日は多くの州でトランプ氏がリードしていたものの、都市部での期日前投票の開票が進むにつれバイデン氏の得票数が徐々に伸びています。
AP通信は、激戦州の一つ、ウィスコンシン州を、バイデン氏勝利としました。今後の展開次第では、2人のいずれにも最終的な勝利の可能性が残っています。
一方、バイデン氏は、地元デラウェア州で演説する予定で、現在の情勢や３日夜のトランプ氏の演説についてコメントするものとみられます。
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（JNNニュース 2020年10月5日）
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