タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められていた少年ら13人について、チェンライ県知事は7月2日夜、全員の生存を確認したと発表した。洞窟の入り口から約5キロ奥の場所に固まって避難していた。9日間、暗い洞窟内で過ごし、かなり疲労しているが、いずれも重体など深刻な状態ではなく、何人かは救助隊と話せたという。
タイ海軍などによると、2日午後9時半ごろ、タイ海軍特殊部隊のダイバーが洞窟内の水がない場所に少年らが座っているのを発見。全員の姿を確認した。中には、疲労から話すことができず、救助隊にメモを渡したり、助かると分かって泣き出したりする少年もいた。多くは軽傷を負った程度だったという。
