東京で新たに1,308人の感染が確認された。
1,300人を超えたのはおよそ半年ぶり。

その東京から、16日に広島入りするIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長。
地元では警戒感が広がっている。

15日午後、東京の感染状況に強い警戒感を示したのは小池知事。

東京都・小池知事「感染拡大が加速すると、早期に第3波を超えるとのご指摘をいただいた。これまで以上に強い危機感。感染拡大も、20代、30代で5割近くを占める状況」

感染者の急増が止まらない東京。

東京都の15日の新規感染者は、先週の木曜日から400人以上増え1,308人だった。

1日の感染者が1,300人を超えるのは、2021年1月以来およそ半年ぶり。

15日に開かれた都のモニタリング会議では、オリンピックの閉幕直後、1週間平均の新規感染者数が2,000人を超えるとの見通しが示された。

さらなる感染防止策が求められる中、15日午後、都庁を訪れたのはIOCのバッハ会長。

7月15日が誕生日の小池知事に花束を贈った。

小池都知事「コロナ対策で毎日さまざまな数字と戦っているところ。多くの人々の思いとともに、聖火をスタジアムまでつなげていきたい」

IOC トーマス・バッハ会長「都民や日本国民に起こり得るいかなるリスクも回避したい」

そのバッハ会長の広島訪問には、現地から異論が出るなど、祈りに包まれるはずの被爆地が揺れに揺れている。

7月8日に来日したバッハ会長は、隔離生活を終えて以降、安倍前首相や組織委員会の橋本会長、菅首相らと相次いで会談するなど、連日、都内各所を動き回っている。

そして、バッハ会長が16日に足を運ぶ被爆地・広島では、異例のおもてなし体勢がとられようとしている。

当時のオバマ大統領を迎えた5年前と同じように、献花する平和記念公園や見学先の原爆資料館の立ち入りを一時制限する。

広島市によると、2011年以降、海外の要人訪問で資料館への入場を制限するのは、オバマ大統領やローマ教皇などに続く4例目の手厚い対応。

広島には、大会組織委員会の橋本会長も同行する予定。

「日本にリスクを持ち込まない対策を講じる」とするバッハ会長だが、東京からバッハ会長が動けば、大会関係者など多くの人が広島に入ることになる。

「必要な防疫措置をとり、最小限の随行者で来られる」として、バッハ会長を歓迎する考えを示していた広島県の湯崎知事。

しかし、県民に対しては、東京との往来自粛を求めていることから矛盾が指摘されている。

賛成の広島県民「バッハ会長が来ること自体は悪いことではないと思うので、歓迎はしています。日本の戦争で犠牲者がたくさんいたことを、世界中に知ってもらえるので良いことだなと思います」

反対の広島県民「まだ広島でもコロナが収まっていないので、できるだけ広島には今は来てほしくない。東京から来るのも、広島県民としては不安」

バッハ会長の訪問を前に、広島市内では抗議デモが行われ、県と市には訪問の取りやめや東京大会の開催中止を求める声が殺到。

6月下旬から7月14日までに、県と市あわせて250件以上の抗議が寄せられる事態となっている。

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