「はっとトリック」アーカイブシリーズ第三弾は、東京五輪U-24日本代表に選出され、先日ドイツ、フォルトゥナ・デュッセルドルフへの期限付き移籍が決まった、川崎フロンターレの田中碧選手のU-12ジュニア時代(2008年~2010年)の編集映像です。

尚、田中碧選手のパフォーマンスだけを編集しているものではなく、川崎フロンターレU-12とバディーSCの対戦を中心とした1998年以降生まれの東京五輪世代の2008年〜2010年の記録映像であり、この2つのチームの対戦を時系列の記録として収めたものとしては大変貴重なものであると思います。

川崎フロンターレU-12は、二つ上の世代には同じく東京五輪U-24代表に選出された三好康児選手、板倉滉選手、三笘薫選手が在籍しており、全日本少年サッカー大会神奈川予選でバディーSCとは二年連続で決勝戦で対戦しています。まさに川崎フロンターレアカデミーの黄金期であり、現在の川崎フロンターレトップチームの礎になっているものと思います。

映像には神奈川県トレセンの映像やマリノスカップの模様も収めていますが、当時みなとみらい・マリノスタウンは少年サッカーの聖地として、この映像にも度々登場しますが、神奈川県には横浜Fマリノスや湘南ベルマーレ、近隣にも多くのJクラブチームがあり、そのような環境で切磋琢磨してきたことが、2010年にバディーSCが全日本少年サッカー大会で全国大会優勝を繋がったものと考えます。

映像の解説として下記に補足しますので映像と照らしてご参照ください。

00:05 2008年6月15日 TRM(初対戦)
フロンタレーレ麻生グランドでの初めての練習試合での対戦。7人制12分を9本行い、総スコアは7-5でバディーの勝利。田中碧選手は背番号2、服部剛大はバディー SC11番。その他、現Jリーガーとしては、アルビレックス新潟の高宇洋選手が川崎フロンターレ9番。横浜FCの高木友也選手がバディー SC9番、V・ファーレン長崎の原田岳選手はバディー SCのGKである。

01:50 2008年9月7日 こどもの国キリンカップ準々決勝
アーカイブシリーズ第一弾で紹介したU-8こどもの国キリンカップのU-10大会。バディーSCは準優勝に終わったU-8大会のリベンジを期して臨んみましたが、川崎フロンターレに0-2で敗れました。

04:32 2009年2月1日 神奈川県少年サッカー選手権・中央大会2回戦
同日、バディーSCはまず1回戦で横浜FマリノスプライマーをPK戦の末勝利し、続けてのJ下部チームとの対戦でハードでしたが、その勢いのまま2-1で勝利。その後も勝ち進み、優勝を果たした。

07:54 2009年7月12日 TRM
フロンターレ下野毛グランドでの練習試合。この年の田中碧選手は背番号20。9人制20分を5本行い、総スコアは12-4でバディーの勝利。

11:07 2009年9月26日 TRM
市が尾にある谷本公園サッカー場での練習試合。8人制10分を6本行い、総スコアは4-2でバディーの勝利。

14:15 2009年12月19日 8人制サッカー関東大会神奈川県予選
それぞれ横浜市、川崎市での予選を勝ち上がり、神奈川県予選リーグで対戦。予選リーグをそれぞれ2勝同士で対戦。得失点差でバディーが引き分け以上で優勝であったが、1-0で川崎フロンターレが勝利した。

15:35 2010年4月25日 TRM
川崎市橘高校グランドでの練習試合。11人20分を6本行い、総スコア8-3でバディーSCの勝利。この年の田中碧選手は背番号7。

17:45 2010年5月某日 神奈川県トレセン
田中碧選手は別グループだったので最初の集合時の映像のみですが、横浜Fマリノスプライマリーの選手など神奈川県の精鋭が集まっています。

19:12 2010年8月13-15日 マリノスカップU-12大会
みなとみらいマリノスタウンで行われたU-12マリノスカップ。バディーSCは全日本少年サッカー大会で全国優勝を果たした直後の大会で挨拶で語っています。映像では裏マリノスカップと題した参加チームによる演芸催しの模様を掲載しています。

22:13 2010年9月12日 TRM
しんよこフットボールパークでの練習試合。9人制20分を4本。総スコアは13-0でバディーが完勝。フロンターレは元気ありませんでしたが、9月末にアフリカで行われるダノンカップ世界大会に出場前の調整試合として9人制で行いました。

23:20 2010年9月20日 前橋市長杯1位リーグ戦
前橋市で行われた国際交流サッカー大会U-12前橋市長杯。バディー、フロンターレ共に予選リーグを勝ち上がり、1位リーグで対戦。11人制20分ハーフで0-0でドロー。サムネイルのバディーとフロンターレの集合写真はこの大会後のものです。

24:32 2010年11月23日 神奈川県トレセン
神奈川県トレセンによるトレセンマッチ。田中碧選手は背番号25。服部剛大は26番。この日初めて同じチームでプレーしました。その後、ユース時にも国体チーム神奈川でチームメイトになっています。その模様はユース編で掲載予定です。

27:30 2011年2月11日 神奈川県少年サッカー選手権準々決勝
ジュニア時代最後の大会。雪が降る極寒の中でのマリノスタウンでの試合。フロンターレが2-0で勝利しました。

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