新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えて、大阪府の吉村洋文知事は、新型コロナウイルスの検査件数を“現状の約6倍・1日2万件”に引き上げたい考えを示しました。
大阪府では9月下旬の現在、1日最大3500件のPCR検査や抗原検査などで新型コロナウイルス感染の有無が確認できる体制を整えていますが、同時流行が懸念されているインフルエンザと症状が似ているため、検査を希望する人が急増するとみられています。
菅政権は“検査体制の拡充”を打ち出していて、吉村知事もインフルエンザの流行がピークを迎える来年1月までに、新型コロナウイルスの検査件数を現状の約6倍・1日2万件まで引き上げたい考えを明らかにしました。
(大阪府 吉村洋文知事 9月25日)
「かかりつけ医の段階で検査ができるようにしないと実質無理です。大阪府全体でいかに増やしていくのか、そういった視点が必要だと思います。」
吉村知事は今後、医師会などとの調整を進める方針です。
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