とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

(大木優紀アナウンサー)
今日は、公式SNSの裏技ツイートに注目してみました。本当に効果があるのか?そして公式の努力、別の企業も行っていたんです。きっかけは・・・一つのツイートでした。

[草野剛デザイン事務所が投稿した画像]
「スタンプ台にシヤチハタを押したデザイナーがいますね」

(大木アナ)
わかります?赤いスタンプ台の上に、黒で何回もインクが出てくるタイプのシヤチハタをどどん!しかも「請求書在中」と押してしまったんですよね。

(林美沙希アナウンサー)
ど真ん中にキレイに押してますよね。

(大木アナ)
そう、幾重ものミスがありますよね。まだスタンプ台が黒だったらとか色々ありますが・・・。
「わー」っと思うんですが、このツイートに対し、スタンプ台を製造しているシヤチハタ株式会社の公式アカウントが「事務用スタンプあるあるだ」ということで、裏技を伝授してくれたんです。

シヤチハタ公式ツイッターが伝授した裏技
「あまり大きな声では言えないんですが、もしスタンプ台に色が違うインキが付いた場合、(相当な年数が経っていなければ)スパチュラやヘラのようなものでその箇所をシューッシューッと撫でて頂くと、スタンプ台に馴染んで消えるという裏ワザがあるのです・・・」

(大木アナ)
本当?ということでやってみました!

[動画:シヤチハタ公式ツイッターの裏ワザやってみた]

(大木アナ)
今回は「飲食代として」というハンコをスタンプ台に押してみました。結構しっかりついちゃって、ヘラを使って、しっかり混ぜ合わせていくような感覚ですね。伺いましたら、パンにバターを塗り広げる感覚で、意外と力をしっかり入れて馴染ませていくような作業になります。

シヤチハタに聞いた「ヘラで撫でることでスタンプ台のインキが染み出し別色のインキが溶け込んでいく」

(林美沙希アナ)
ええー!!

(大木アナ)
で、このスタンプ台には数年から数十年使えるだけのインクが入ってますので、一回ぽっきりの黒のインクなら馴染ませれば、ちょっと時間はかかりましたが目立たないようになりました。

(林美沙希アナ)
なくなった!

(林美桜アナ)
諦めちゃダメですね!

(小松靖アナウンサー)
今のくだりで一番びっくりした事、インクの量が数十年っておっしゃりました?

(大木アナ)
そうなんです。私もびっくりしたんですけど、ものによって数年から数十年使えるインクの量が入っているということで、大海にポトリと落としたような感覚なんですかね?

(小松アナ)
今うまいこと言いましたね!

シヤチハタに聞いた「スタンプ台には数十年使える量のインキが入る→別の色のスタンプを一回押した程度では問題ない」

(大木アナ)
だからうまく馴染ませれば目立たないようになるという話だったんです。(シヤチハタが教えてくれた裏ワザは)実際に効果がありました。であのデザイン事務所がどうしたのか?お話を伺いますと・・・「バズった記念として大事に保管します」という事でした。

(大木アナ)
そしてこのツイートの中の人にもなぜこんなツイートをしたのか伺いました。

シヤチハタ公式ツイッターの“中の人”「毎日会社名でエゴサーチして積極的に返信している」「直接ユーザーとふれあい生の声が聴ける。それが宣伝にもつながる」

(大木アナ)
この時代ならではですよね。

(小松アナ)
シヤチハタって検索してるって事ですよね、ツイッターで。

(大木アナ)
毎日ですよ!企業努力も新しい形になってきてますよね。

(小松アナ)
それがこの方の業務という事ですよね?

(大木アナ)
そう、しかもお一人でやってるんですって。

(小松アナ)
ヘェー!

(大木アナ)
でもこういう努力をしている企業って結構この時代多いんですね。他の企業も裏ワザ?ツイートしていました。

ラッパのマークでお馴染みの大幸薬品の正露丸の公式ツイッターが「瓶で保管しても正露丸くさい」というツイートに対して、こう返信。

「こういうとき、正露丸の公式アカウントとして「実は正露丸の匂いはこうすると取れる!」とか裏技・ライフハック紹介したいところなのですが、あいにく正露丸の匂いはどうにもなりません。申し訳ございません・・・」

(大木アナ)
・・・と、ちょっと意外な方向性の返信をしていました。正露丸の“中の人”に聞いたところ「匂いの話でしかバズれないんです」と自虐的なこともおっしゃりながらも「でも少しでも話題になればいいです」ともおっしゃってました。

(小松アナ)
公式が反応してくれるって、なんか触れ合いがいいですよね!

(大木アナ)
そう、今の時代ならではですよね。以上、今日のトレバズでした。
[テレ朝news]