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 女優の松嶋菜々子と韓国の俳優ソン・スンホンが3日、映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」の製作報告記者会見を行った。

 本作は、1990年にパトリック・スウェイジとデミ・ムーアが主演し、日本でもヒットした映画「ゴースト ニューヨークの幻」のアジア版。今回は日本を舞台に、大企業の女性社長・星野七海が陶芸家を目指す韓国人青年のキム・ジュノと恋に落ち、事件に巻き込まれて命を落としてしまうという展開だ。

 七海役の松嶋は、「会社では戦うが、家ではボーイフレンドに甘え、気持ちを素直に表現出来る女性を演じたい」と、「ひとりの女性として、もう一度恋をするとしたら、どういう風に愛を育んでいくのか」を大事にしたという。

 撮影中、ジュノ役のソン・スンホンと「どうにかしてコミュニケーションをとろう」と、一日ひと言、韓国語で話しかけたという松嶋。「スゴハ(おつかれさま)やアニョ(またね)など初歩的な韓国語でしたが、ソンさんは優しい笑顔を…ちょっと苦笑いだったのかもしれないんですけど…返してくれました」とエピソードを語り、会場を和ませた。

 ソン・スンホンは、松嶋を「本当に美しい人だと感じた」。キスシーンでは、マナーを守ろうと食事をしないで撮影に臨み、「おなかが鳴って、雰囲気を壊してしまった」と裏話を明かした。

 映画は11月13日(土)より全国公開される。 (アサヒ・コム編集部 高橋敦)

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