映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」の女性限定試写会が行われ、夏川結衣らが出席した。同作は、山田洋次監督が手掛ける喜劇映画「家族はつらいよ」シリーズの最新作。「主婦への賛歌」がテーマで、3世代家族の家事を一手に担う主婦・史枝(夏川)を軸に、彼女の家出から巻き起こる一家の大騒動が描かれている。イベントが行われたのがメーデーでもあり、ゲストとして登壇した経済学者の柳川範之東大教授が、家事労働の価値を試算。日ごろ、主婦が行っている家事は代行業者に依頼すると年間の費用が約720万円に上ることや、手取り給与としても月収60万円以上になるという結果に、夏川ら出演者や観客から驚きの声が上がった。「無償の愛で家事業をこなす主婦への“対価”は、お金よりも感謝や思いやりが大事」という柳川教授の言葉に、夏川は「思いやりは、家事労働に関係なく、持っていただきたい!」とキッパリ言い切り、会場の笑いと共感を誘った。
~5月25日(金)全国公開 配給:松竹~

出席者:吉行和子、夏川結衣、中嶋朋子、蒼井優、柳川範之(東大教授)

2018年5月1日;東京・汐留
4分38秒

【時事通信社】