新型コロナウイルスのワクチン接種が進むアメリカでは、新たなガイドラインが発表された。
接種が完了した人は屋内での集まりでも原則、マスク不要となる。
アメリカ・バイデン大統領「接種を受けたらマスクをしないでいい。握手やハグだってできる」
CDC(疾病対策センター)は13日、ワクチン接種が完了して2週間経過した人について、屋内の集まりでは、人数の規模にかかわらず、マスクの着用を原則不要とするガイドラインを発表した。
これを受け、バイデン大統領は、「素晴らしい日だ」としたうえで、「接種を受けるか、マスクをつけるかだ」と述べ、すべての人に接種を受けるよう呼びかけた。
公共交通機関や駅などでは、引き続き、マスクの着用が必要だが、映画館やショッピングセンターなどでは不要で、経済の回復を後押しした形。
このニュースについて、アメリカの大学病院で新型コロナウイルスと向き合っている内科医の山田悠史先生に話を聞いた。
内田嶺衣奈キャスター「アメリカではワクチンを接種していれば、屋内でも原則マスクなしということですが、山田先生はこのニュース、どう捉えていらっしゃいますか?」
マウントサイナイ大学病院勤務・山田悠史先生「米国CDCは、ワクチン接種完了後、1週間を経過した方は一部の特殊な事情を除いて屋外ではマスクおよびソーシャルディスタンスなどの感染予防策を不要としました。また、屋内でも混雑のない場所では、それらを不要としています。まだ、感染者が十分に減っていない地域もあることから、この判断には『時期尚早ではないか』という批判も出ていますけれども、ワクチンを受けてマスクを外すのか、あるいはマスクを続けるか、というような対立構造を作ることで、接種回数の急速な落ち込みが指摘されるワクチンの普及を再度促進させたいという狙いもあるようです。また、科学的な根拠としても、ワクチン接種者の感染伝播が低く抑えられていると考えさせられるようなデータが得られてきていますので、そういった背景もあると思います」
内田嶺衣奈キャスター「やはり、日本でもアメリカのようにマスクを外せる日々が待ち遠しいなと、どうしても思ってしまいます」
マウントサイナイ大学病院勤務・山田悠史先生「そうですね。日本でもこの先、マスクを外してよいという時期が訪れることが期待されますけれども、ワクチンの広がりと地域の感染流行の状況を見ながらという判断になると思います。アメリカでもこのマスクの話が出てきたのは、ワクチン接種が始まって4カ月、5カ月というところですので、もう少し先になると思います。ですので、今はまだ、マスクに関しては国からのアナウンスを待つ必要があると思います。いずれにしても、集団免疫の獲得というゴールを実現して社会を守るためには、1人でも多くの方にワクチンを広げる必要があるということに、もはや疑いの余地はありません。今はまだ予約が取れないですとか、いつ自分の番が回ってくるのかというような心配の方が多い時期だと思いますけれども、この時間にも周りの方と声を掛け合ったりですとか、疑問を事前に解消しておいたりといったできることがあるはずです。皆で協力してワクチンを広げていった先には、またマスクを外して不安なく集まれる未来が必ず待っていると思いますので、そのような期待を持ちながら、今はまだ感染を広げないために何ができるか、そういったところにご協力をいただければと思います」
内田嶺衣奈キャスター「アメリカが日本の数カ月後のロールモデルになるはずだと思います。山田先生がおっしゃっていた励まし合い、制限ある日々が続いて自分の身の回りのことで余裕がなくなりがちですが、大事な人に一言連絡を取ってみるのもいいかもしれません。マスクを外して大きな声で笑い合える日がくるまで頑張りましょう」
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