追跡 “スマート農業”補助金詐欺 被災地狙った横領事件から11年 あの主犯格が再び 関係者が語る実態
午前9 時頃です。容疑者の男が旭川中央所から出てきました。 脳水症の補助金を騙し取った詐欺の疑いで逮捕された旭川市の岡田英語容疑者 46歳。大柳明久者 41歳。 麻野美保者34歳。 3人は去年4月脳水症のスマート農業に 関する補助金を巡り、嘘の申請をして補助 金882万5000円 を騙し取った疑いが持たれています。 事件の舞台となったのは旭川市で要景場や 農場を運営する大柳 に加担させられていたという元従業員や 農地を貸していたという農家からは被害を 訴える声が上がっています。 補助金が取れなかった場合にお前ら分かってるよなみたいなまた脅し文句があったので、ま、なくなくその作業をやらされてたっていう感じです。 小量の不払いは初めて全部全然見んだわ。 反省するようなやつじゃねえしょ。また次何をしようかってそれしか考えてねえよ。 そして容疑者3人は11年前世間を騒がせ たあの事件にも関わっていました。 岩手県山田町で起きた NPO 法人大説リバーネットによる東日本大震災の復興支援事業費を巡る不正流用事件。 あの、今日私逮捕されるんでしょうか? ええ、 岡田容疑者は復興補助金およそ5400 万円を横量した罪などに問われ、2017 年に懲役6年の実系判決が確定しました。 大柳者と麻野容疑者も関連の事件で逮捕されましたが不となっていました。社長っていうの名ばかりて本と一従業員よりも立場の低いというかと何も決定権のないような本あんた岡の操だったと思いますね。 岡田君の英語の指示を動いとったらちょっとね、何進んでも いい青年だとは思ってたんですけどもね。 うん。 そのうちだんだん岡田が入ってきたばっかりになんかおかしくなってみたい。 うん。 警察も主半角だと見ている岡田容疑者。 実は妻は大柳儀者の姉で2人は義の兄と弟 という関係です。 また去年HTBの取材に対し岡田容疑者は 元部下の朝野容疑者についてこんな話もし ていました。 麻野とは一緒にやってるよ。俺が声をかけ たら戻ってきて今一緒にやっている。 一方で自分の過去を隠すような行動も元 従業員によりますと多くの場面で偽名を 使っていたというのです。 こちらは岡田容疑者が持ち歩いていたと いう高山レンジという名刺です。 ローマ字表記の英語岡田の名刺と比べて みると 住所や電話番号が全く同じです。 警察によりますと、岡田容疑者ら3人は スマート農業を推進するための脳水晶の 補助金制度を悪用。農業用のドローンを 購入したように予想い、偽造した納品書や ドローンの画像を北海道農性事務所に送信 して補助金を申請 882万5000円を振り込ませた疑いが 持たれています。 岡田が見つけた補助金を手当たりしたやつ がLINEで送ってくるような感じだった んで取れそうな補助金を全て申請して しまえみたいなあることないことをある ことにして申請しろというのが指示でした 。 こう証言するのは去年8月までの1年間 大柳で経理を担当していたという元従業員 の男性です。今回その捕まった補助の他に は例しろって言われたものでは結構重数 なったと思うんですけど、ま、悪いことの 分かってたので、ま、こいつで多分6件 くらいが出るように申請して技釣れない ような感じにしてで、他のも期限分かって たのにその過ぎてないと思い込んだふりを し で、ま、申請をするのを流れたような感じです。 機嫌が過ぎる旅だとか、その通りませんでしたっていうのを言うたびに、ま、怒鳴られるような感じではありました。 さらに会社の経費を指摘に流用していた疑惑も領収者だったり、あと飲宮の領収と、ま、高級ブランドの領収者だったりとか あとスーパーで買った子供のおやつが入ったようなレシートとかそんなのばっかりでした。 僕的にはもうそんなもの経費で落ちないって思ってたので、その弾いていたんですけど、ま、これも入力してしまえと言ってきてなくなく入力をさせられてるというような感じでした。 別の元が事務所で見つけた領収書。宛先には大柳と書かれています。 旭川市内のキャバクラで発行されたもので 代金は42万4000円 と高額です。 一方で地元の農家とは金銭トラブルが 大柳ファームは周辺の多くの農家から農地 を借りていますがそのほとんどの賃療を 払っていないということです。 これは地元農家の男性が大柳ファームと 交わした契約書です。広さ631Rの農地 を3年にわたって年間およそ64万円で 貸し大柳ファームが工作するという契約に なっています。 しかし賃療は去年の1/3しか支払われず その後の支払いは滞っていると言います。 まさかこんな小のふ払いになると思って みんな貸してないからね。 男性は今年6月大柳に特速場を出し6月 末日から7月上旬に支払うと文書で返答が ありましたが、およそ半年が経った今も 支払われていないということです。 男性が大柳に貸した農地の先月の様子です。借り取られてないがそのまま放置されていました。 秋なって一生懸命なんか犬かりしてたけど、あ、半分もしてないでしょ。稲カり補助にもらうも期的でね、とりあえずこい年巻いたら作ってるってことになるじゃないですか。 農業用ドローンの導入で脳水晶の補助金を 受けるには工作する農地を確保して証明 する必要があります。 元従業員の男性は大柳ファームが米作りで はなく補助金を不正に得る目的で農地を 借りていたと見ています。 大柳ームに農地を貸し賃療見払いの被害に合っている農家は八県に登ります。腹はね。 うん。 いや、俺は少ないから多い人だと大変だと思うんだ。 うん。 年金とそれで生活してんなよ。 うん。 かつて被災地の復興補助金。 およそ 5400万円を横量した罪などで有罪判決を受けた岡田容疑者。復役中に HTB の記者に当てた手紙には反省の言葉はありませんでした。 事件についてですがこの場では釈明しません。 あの震災で私は自らを帰り見ず全力で戦わ せていただきました。地域や被災者を思い 必死でした。その思いの中で一般的な方と の考えのずれがこのような事態結果だと今 は思っています。 臨事裁判で山田町におよそ5600万円の 支払いを命じられた岡田容疑者ですが、 これまでに1円も支払われていません。
事件に関する情報は、 news@htb.co.jpまでお送りください！
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農水省の補助金をだまし取った詐欺の疑いで逮捕・送検された、旭川市の岡田栄悟容疑者（４６）。大柳彰久容疑者（４１）、麻野美穂容疑者（３４）。３人は去年４月、農水省のスマート農業に関する補助金を巡りうその申請をして、補助金８８２万５０００円をだまし取った疑いが持たれています。
事件の舞台となったのは、旭川市で養鶏場や農場を運営する「大柳ファーム」。詐欺に加担させられていたという元従業員や農地を貸していたという農家からは、被害を訴える声が上がっています。
元従業員
「『補助金が取れなかった場合にお前ら分かってるよな』みたいな脅し文句が…」。
農家
「小作料の不払いは初めてで前代未聞」。
そして、容疑者３人は１１年前、世間を騒がせた「あの事件」にも関わっていました。
岩手県山田町で起きたＮＰＯ法人「大雪りばぁねっと。」による、東日本大震災の復興支援事業費を巡る不正流用事件。岡田容疑者は、復興補助金およそ５４００万円を横領した罪などに問われ、２０１７年に懲役６年の実刑判決が確定しました。大柳容疑者と麻野容疑者も関連の事件で逮捕されましたが、不起訴となっていました。
今回の詐欺事件の舞台となった大柳ファーム。大柳容疑者が代表を務めていますが、実態は違うと元従業員や周辺の農家は証言します。
元従業員
「（大柳容疑者が）社長っていうのは名ばかりで、一従業員よりも立場が低い。何も決定権のない岡田容疑者の操り人形だったと思います」。
農家
「（大柳容疑者は）いい青年だと思っていた。そのうちに、だんだん岡田容疑者が入ってきたばかりにおかしくなった」。
警察も主犯格だとみている岡田容疑者。実は、妻は大柳容疑者の姉で、２人は義理の兄と弟という関係です。また去年、ＨＴＢの取材に対し岡田容疑者は元部下の麻野容疑者について、こんな話もしていました。
「麻野とは一緒にやっているよ。俺が声をかけたら戻ってきて、いま一緒にやっている」。
一方で、自分の過去を隠すような行動も。元従業員によりますと、多くの場面で偽名を使っていたというのです。
こちらは、岡田容疑者が持ち歩いていたという「高山蓮司」という名刺です。ローマ字表記の「EIGO OKADA」の名刺と比べてみると、住所や電話番号が全く同じです。
元「大雪りばぁねっと。」の３人が逮捕された、今回の補助金詐欺事件。警察によりますと、岡田容疑者ら３人は、スマート農業を推進するための農水省の補助金制度を悪用。農業用のドローンを購入したように装い、偽造した納品書やドローンの画像を北海道農政事務所に送信して補助金を申請。８８２万５０００円を振り込ませた疑いが持たれています。
元従業員
「岡田容疑者が見つけた補助金を、手当たり次第にＬＩＮＥで送ってくるような感じだった。取れそうな補助金を、全て申請してしまうみたいな。あることないことを、あることにして申請しろというような指示でした」。
こう証言するのは、去年８月までの１年間、大柳ファームで経理を担当していたという元従業員の男性です。
元従業員
「今回の逮捕容疑となった補助金の他に申請しろと言われたものは十数件あったと思うが、悪いことと分かっていたので、かいつまんで６件ぐらい。不備が出るように申請して取れないような感じにして。期限が分かっていたのに過ぎていないと思い込んだふりをして、申請するのを逃れたような感じです。（申請）期限が過ぎるだとか『通りませんでした』と言うたびに、怒鳴られるような感じでした」。
さらに、会社の経費を私的に流用していた疑惑も…。
元従業員
「（岡田容疑者は）キャバクラ、飲み屋、高級ブランドの領収書、スーパーで買った子どものおやつが入ったようなレシートとか、そんなものばかりでしたね。経費で落ちないと思っていたので、はじいていたんですけれど、『これも入力してしまえ』と言われ、泣く泣く入力させられた」。
別の元従業員が事務所で見つけた領収書。宛先には「大柳ファーム」と書かれています。旭川市内のキャバクラで発行されたもので、代金は４２万円４０００円と高額です。
一方で、地元の農家とは金銭トラブルが…。
これは、地元農家の男性が大柳ファームと交わした契約書です。広さ６３１アールの農地を、３年にわたって年間およそ６４万円で貸し、大柳ファームが耕作するという契約になっています。しかし、賃料は去年分の３分の１しか支払われず、その後の支払いは滞っていると言います。
男性は今年６月、大柳ファームに督促状を出し、「６月末日から７月上旬に支払う」と文書で返答がありましたが、およそ半年がたった今も支払われていないということです。
男性が大柳ファームに貸した農地の先月の様子です。刈り取られていない稲が、そのまま放置されていました。
農家
「秋になって稲刈りしていたけれど、半分もしていないでしょう。補助金をもらう目的で、とりあえず米をまいたら作っていることになるから」。
農業用ドローンの導入で農水省の補助金を受けるには、耕作する農地を確保して証明する必要があります。元従業員の男性は、大柳ファームが米作りではなく補助金を不正に得る目的で農地を借りていたとみています。大柳ファームに農地を貸し、賃料未払いの被害に遭っている農家は８軒に上ります。
かつて、被災地の復興補助金およそ５４００万円を横領した罪などで有罪判決を受けた岡田容疑者。服役中にＨＴＢの記者に宛てた手紙には、反省の言葉はありませんでした。
手紙の抜粋
「事件についてですが、この場では釈明しません。あの震災で私は自らを顧みず全力で戦わせていただきました。地域や被災者を思い、必死でした。その思いの中で、一般的な方との考えのずれが、この様な事態・結果だと今は思っています」。
民事裁判で、山田町におよそ５６００万円の支払いを命じられた岡田容疑者ですが、これまでに１円も支払われていません。
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