【青森で震度6強】初めて発表「後発地震注意情報」って何?南海トラフの“制度”と類似 生活への影響・取るべき行動は? 気象・災害担当記者が解説(2025年12月9日)
昨日午後11時15 分頃、青森県など激しい揺れが襲いました。地震の規模を示すマグニチュードは暫定地で 7.5。 最大進路は青森県八штоで 6強を観測しました。 直ちにその場から避難するようにしてください。より高いところに逃げてください。 信源は青森県東方沖きで北海道青森岩手の 太平洋沿岸部にはおよそ3時間に渡り津波 警報が発表。北海道や青森など五道県で 一時11万人以上に避難指示が出されまし た。 青森県ム市では板が車の屋根に直撃し、 フロントガラスが割れ、東北町では完没し た国道に軽用容者が落下しそうになってい ました。 夜間に発生した今回の地震、怪我人の数は 北海道、青森、岩手で合わせて35人と なっています。 として地震発生からおよそ 3時間が経過した今日午前 2時庁は本日丸 2 時に北海道参機高発震注意情報を発表いたしました。 今後1週間の間に約 1%の確率でマグニチュード 8 以上の大規模地震が日本海交島開光沿いで高発の地震として発生する可能性があると。 今後1 週間以内に大規模地震が発生する可能性が平常時より高まったとして初となる発地自震注意情報が発表されました。 ということになります。 自らの命は自らが守るという原則に基づき防災行動を通っていただくようにお願いを申し上げます。 注意情報の発表を受け高一総理は今後 1 週間程度気象庁や自治体の情報に注意するともに揺れを感じたらすぐに避難できる体制を維持した上で社会経済活動を継続するようかけました。 今回初めて発表された後発地自身注意情報。私たちはどんな点に気をつければいいのかスタジオで解説します。 この時間は昨夜発生しました地震に関して見ていきたいと思います。 MBS の気象災害担当で防災未来センター特別研究調査員の福本信号記者に解説をしてもらいます。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 お願いします。お願いします。 え、最大振動6強となりました。昨日午後 11時15分頃発生した青森県の東方沖 地震です。え、かなりの揺れ映像を見て いただきましたけども、もう店なんかは ですね、商品がもう下に床に落ちてしまっ てるようなことであったり、道路が、ま、 完没しているというような映像も届きまし た。発表されていた全ての津波情報は今朝 6時20分に解除されています。 で、一方、北海道三陸置き発地自震情報というものが今回福さん初めて発表されたということですね。はい。こちらの情報は 2022 年に始まった情報で今回初めて発表されました。 あのイメージとしましては 去年初めて発表された南海トラフ地震臨時情報 の兄弟のような情報、 それの北海道東北版の情報だと思っていただくとイメージしやすいと思います。 はい。ま、非常に似た制度だということ ですので、あの、視聴者の皆さんにもです ね、是非知っておいていただきたいと思っ ております。では、改めて作の地震を 振り返ります。え、11時15分頃ですね 、え、青森県の東方機で発生した地震、え 、信源地はこの辺りだということです。 地震の規模を示すマグニチュードは7.5 、神の深さは54kmと見られています。 最大震度6強を青森県の8ので観測してい ます。で、この地図で示してるように、ま 、北海道から東北地方、広い範囲で強い 揺れを観測しました。え、関東でも震度2 とか3を観測してるんですけども、で、 震源地が海ということですので、え、津波 が発生しました。そちらも見ておき ましょう。え、この水色のラインで示され ているところが0.2m未満。そして黄色 のポイントが1m以下ということで津波を 観測しています。最大で9時候0.7mの 津波を観測したということです。地震発生 から大体2時間後ぐらいのことでした。で 、え、被害なんですけども負傷者が35人 。そして、え、在宅、あ、ごめんなさい。 住宅の青森石で1件と火災が発生したと いうことです。幸いあの死亡される方はい なかったということです。 なので今回のですね、地震度が 6 強ということで、ま、大変強い揺れだなと思ったんですけども、え、被害はこのようになっていて、しかも津波が 0.7 だということですが、この辺りは福本さんどう見ますか? はい、八士で最大震動 6 強が観測されたんですけども、八戸の市内は地震系が 4つあります。そのうち1つが6 強を観測しましたが、他の地震系では震度 4の場所もあったんですね。 あのは常に怖い思いをうん、のエが比較的小さかったというところで被害が比較的あのなくなる方がいいないということで、え、済んだのかなということが分かります。 え、津波に関しては津波警報という情報が出ました。 1mから3m クラスの津波が想定されてる場合に出されるんですが、ま、その範囲内に収まった、ま、 1前後、ま、70cm ですので、え、大きな津波被害にはならなくて良かったなという風に感じています。 はい。で、改めて今回の地震のその構造な んですけども、見ておきましょう。昨夜の 地震はプレートの教会で発生したという ことです。え、千島開光から日本開光と ありますが、これがプレートとプレートの その境界線ということになります。え、 断面図を見るとこんな感じになってるん ですけども、太平洋プレートがあって、陸 のプレートが大陸のプレートがある。で、 この太平洋プレートが中にこう潜り込んで いくのにこのプレートが引っ張られて、え 、それに耐えられなくなって元に戻る。ま 、それで大きな地震が発生する。また プレート自体が、あ、ま、日々が入る、ま 、割れるというようなことで地震が発生 するということです。で、実はこの怪域と いうのが歴史を振り返りますと大きな地震 が多発してるエリアだと。これ1800 年代から振り返すけどもさん非常に多いん ですね。はい。 そもそも東北地方の代表側は地震が非常に大きくマグニチュード 8以上の地震だけでこれだけあります。 え、1986年の昭和、あ、 1986年の明治三陸地震では津波などで 2万2000 人の方が亡くなっていますし、昭和の三陸地震もあります。そして最も記憶に新しいのが 2011 年ですね、東日本大震災。ま、非常にこの辺りでは比較的大きなサイズの地震が発生している。 うった前提が今回の北海道発注意情報の定につがってきますですか?関西に住んでる我々はその南海トラフ自身が起きるんじゃないかというのをこうま心持ちにこうしてますけどもそれと同じように東北地方ではやっぱりこういった地震が発生するということを皆さんやっぱり意識されているということなんでしょうかね。 はい。そうですね。 あの、おじいちゃん、おばあちゃんの死体、その前の世題から自信というものがしょっちゅあるで、自信が起こったら津波を考えろという伝承が代々されてきてる。 ま、そういった伝承だけでもなく、ま、科学的に 1 度大きな地震が起こった後にはまた大きな自信が起こる可能性があるかもしれない。そういった啓発注意のために発地自震注意情報というものが始まったという経緯があります。 うん。 で、今回のこの北海道三陸置き発地自震注意情報というものが発表されているわけですよね。この辺りも非常に自信が多いので、こういった注意情報が発表されるんですけども、あの、改めて福さん、このどういったものなのかというのを教えてもらっていいですか? はい。え、マグニチュード 7以上の地震が起きた後、 1 週間以内に比較的それより大きな地震が起こっているケースが世界中にたくさんありました。 うん。うん。 いうことはそういったケースに備えて注意をしていただこう、防災対応を取っていただこうという情報で 2022 年に発表されました。運用が始まりました。そして今日初めて運用が、あ、発表がされたというわけですね。 はい。 で、1 週間防災対応を取っていただきたいということなんですけども、そのエリアは、ま、北海道から、え、千葉県のエリアになります。 紫で示しているのがその対象となる自治体 で具体的にやっていただきたいことは避難 ではありません。え、普段の防災対応を 少しレベルアップしてもらう。ハザード マップの再確認や非常持ち出し袋の中身を 確認するなどをやってくださいという情報 になります。じゃあなぜそれが始まったの かと言うと理由は東日本大震災です。 東日本大震災が起こったのが 2011年の3月11日なんですが、その 2日前にマグニチュード 7.3 の地震が発生しました。この時も津波注意法が出ました。で、これでおしまいかと思いきやそうではなく 2日後に うん。 非常に大きな地震が起きてしまったんですね。 この時に国の関係者庁も含め地震関係者 たちはこの3月9日の段階で住民の方に もしかしたらこの後大きな地震が起こる 可能性は少しでもあるという情報を出して いればこの3月11日に避難した人が もっと増えたんか備える人がいたんじゃ ないかというもに始まったのがこの発地震 情報ということになります。はい。 で、その確率というところなんですけども、福さんどう見たらいいですか? はい。じゃあそれがどれくらいなのかということなんですが、世界中でマグニチュード 7 以上の地震が起こったものを集めました。その中で 1 週間以内にその地震より大きな地震、マグニチュード 8クラス以上の地震が1 週間以内に起きたのは確率にすると 100回中1回になりました。 うん。 パーセンテージにすると1%なんですね。 たった1% かいなということもあるんですが、一方でこの東日本大震災みたいな事例があると 1% でも起こるかもしれない。だったら注意を呼ぶかけた方がいいんじゃないかなということで始まったのがこの発地自震注意情報という経緯になります。 えっと次のところ はい いけますでしょうか?あの臨時情報とよく似ているという話を冒頭させてきました。 あの、去年 8 月の南海トラフ自震臨時情報の時では関西で多くの方がこの情報でどう対応したらいいか迷ったと思います。え、そしてあの時は、え、夏休み中でしたので海水欲客の方をどうするかという問題もありました。 8月8 日でしたから、もう本当にあの海水客の方が大勢こに、ま、本来てるはずなんだけども、もう 1 人もいなくなったっていう、こういう風景でしたよね。 そうですね。うん。 あ、今年の記憶に新しいときますと、 7月の地震ののあの時 7月31 日でしたけども非常に暑い中避難しないといけない。 あの時ですと熱中症対策で水 1 本持って避難する必要があっただろうということも考えられますし、昨日今日の事例ですと寒い中ですので、え、コート 1 枚持ってとか回路を普段より多めに準備しておくこと、非常文字差し袋に入れておくことがより重要だということを気づかされた、え、今回の高発地震注意情報と考えることができそうです。これ去年の夏ですけども、えっと、国の呼びかけはどういうものでしたっけ? はい。 こちらの南海トラフ地震臨時情報も今回の高発地震注意情報も基本的に同じになります。普段の生活は続けてください。社会経済活動は続けた上で普段やっている防災対応を少しレベルアップしてください。非常持ち出し袋の確認や避難経路の確認をしてください。何かをやめてくださいという情報ではないという情報です。 で、改めて今回の北海道三陸置き高地震 注意情報ですけども、求められる防災対応 ということでご覧のような、ま、発信がさ れています。すぐに逃げ出せるような体制 で休んでくださいねとか、ま、その避難の 確認ですとか、日頃からの備えの再確認を お願いしますということでした。最後に さん関西の皆さんに知っておいてことは 何かありますか?はい。あの今回の高発 地震注意情報も南海トラフ地震臨時情報も 目指しているところは同じです。今回東北 地方冬で寒そう回路とか必要とかコトも 備えた方がいいという知識意識というもの を今回また南回トラフ自身が今後起こるか もしれない臨時情報が出るかもしれないと いう点も踏まえて関西にいる私たちも備え を進めていただきたいと思います。はい。 この時間の解説は福本記者でした。 [音楽] [音楽] [音楽]
00:00 オープニング
02:32 スタジオ解説
03:45 きのうの地震を振り返る
08:07 「後発地震注意情報」とは何か?制度導入のきっかけは?
10:39 南海トラフの“制度”と類似
12:08 求められる「防災対応」は?
8日夜、青森県などを襲った激しい揺れ。地震の規模を示すマグニチュードは暫定値で7.5。最大震度は青森県八戸市で6強を観測しました。
気象庁は9日午前2時すぎ、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表。今後1週間以内に大規模地震が発生する可能性が平常時より高まったとして、初となる「後発地震注意情報」が発表されました。
注意情報の発表を受け、高市総理は今後1週間程度、気象庁や自治体の情報に注意するとともに、揺れを感じたらすぐに避難できる態勢を維持した上で、社会経済活動を継続するよう呼びかけました。
今回初めて発表された「後発地震注意情報」。私たちはどんな点に気を付ければいいのでしょうか。MBSの福本晋悟記者が解説します。
◎福本晋悟:気象・災害担当、人と防災未来センター特別研究調査員
(2025年12月9日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)
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