【金の新たな買い手はステーブルコイン!?│池水雄一氏】金を持たざるリスクの高まりで上昇/ドル離れからの資金シフトで金は上昇を続ける?/

はい、ここからはゲストの方と共に投資のヒントを見つけ出していきます。え、今日のゲストはですね、日本金属マーケット協会の代表理事水優一さんです。池光さん、よろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 はい、池光さんに本日お話いただくテーマはこちらですね。 4000ドル台からの金相場ということで 、え、ま、今また再上昇の気配見せてます 金なんですけれども、ま、10月下旬に ですね、金相場4380 ドルですかね上昇しまして、ま、市場最高 更新したということで、ま、わずか2ヶ月 で1000ドル余り、1000ドル前後 ですかね、急闘したわけですけども、ま、 この秋の急筒ですね、あれ改めて振り返っ たんでしょうか?そうですね、あの、今年 の年からの上げを見てみると、ま、1月、 4月、2600から3500ドル投げた。 はい。げましたよね。 はい。それから9月の頭からのですね、 え、 3400からこれがあるか3400 から、あ、3000、え、4380 まで上げというはい。 2 回、あの、大きな挙げがあったんですけど、 1 回目はですね、あの、やはり、え、トランプ大統領による、ま、いわゆるタリフ、完全ですね。 [音楽] あれによって、え、特にですね、この上げの背景になったのは中国税の会、 え、これは人民銀行だけじゃなくてですね、個人投資家も非常にやはり彼らも不安だったんですよね。 で、え、中国の上海ゴールドエクスチェンジとか上海フーチャーズエクスチェンジっていったその 2つの取場のですね、プレミアムが、 え、世界のマーケットのゴールドよ、ゴールドの値段よりも [音楽] 100、ま、200ドル近いような、 え、プレミアムになったと。 上海の取引が上ちゃった。 そうですね。 だからそれはこいつらすごい買ってるなっていうイメージだったんですけど、 それが春のこの上昇ですよね。 そうですね。で、てで面白かったのはこの 9月からの上昇にですね、その上海の 2 つの取引場はですね、ディスカウントになったんですよ。 後ろに下がっちゃった。はい。はい。ですからこの 9 月の急筒の、え、背景にあったのは中国ではなく、 え、欧米とかあと日本とか です。 はい。そういった機関投資化及び個人投資家の会がここにあったと。 ええ、 で、どうして、ま、彼らというか僕らでもいいんですけど、買ったのかというとですね、やっぱりゴールドのパフォーマンスがですね、 もうここまでの時点で大体もう 50%ぐらい年所から上がってて、 なるほど。 他の資産に比べてですね、やっぱり金属のフォーマンスも圧倒的だったんですよ。抜けてましたね。比 でとすると資金運用者にしてみればですね、金を持たざるリスク あのFOMO って言葉がフォーモっていう言葉が出ましたけどはい。アオブミングアウトですね。 で、そういった会が一斉に入ってきたのがやっぱりこの期間だったんですね。 ああ、なるほどね。で、ただま、 4300 ドル大て一旦、ま、止まったわけですけれども、で、その後、ま、 3900 ドル前後まで下がる場面もありましたよね。 はい。ちょっと楽だと、え、ま、割と騒ぎになったんですけど、メディアもよくれましたけど、あのはどう見てますか? あの、いや、年からのこの上げを考えるとですね、 あの、 500°ぐらいの下げは十分、十分というかすごくいい調整局面になったのかなと。それまでに全く調整のような場面がなかったので、そういった意味ではあの、ま、個人投資館にしてもですね、え、ようやくちょっと 変えるところに来たかな、変えるチャンスだったのかなと。 まね、あの、もちろん年比べると、 まだまだすっごい高いところではあります けれども、ようやくその一方的な上げから 、え、ま、それに乗ってきたあの短期的、 短期の理食売り、損切り売りが出てきて、 そこはやはり長期的に持つ、え、人にとっ てはですね、非常にいいチャンスだったの かなと思いましたね。はい。 で、ま、その、え、上昇、ま、短期的な調整経減て、ま、 11月は大体4000円から4200 ドルぐらいの時相場が続いたと思うんですけども、ただ足元見ますと、え、直近だ 4230 ドルですかまでもう上昇してきまして、戻してきてまして、ちょっとその 11 月のレンジ相場はもう早くも上に抜けそうな気配ですよね。 そうです。あの、4月からのから 8 月末までのね、レンジがあの、ま、落ち着いたで 4300から442 ああ、そうですね。3200から3400 ですね。ぐらいな感じだって、それが 4ヶ月続いたんですけど、4 月もね、 今回はもう1 ヶ月でその調整がほぼほぼ終わってですね。ええ、もう 円立てで言うともう今日はまた歴史的高値を更新しているのは状況ですね。 え、これから年末にかけてドル建てもですね、え、 4380 ドルの、え、歴史的高をまた伺っていく動きになるんじゃないかなと思います。 [音楽] それは引き続き日本勢などによる ETFへの資金流入 などが些になってる。 そうですね。はい。プラス中国もですね、え、ゴールドの ETFが最近すごく変われてますんでね。 そういった意味ではもうグローバルの動きとしてやっぱり金にお金が入ってきているということじゃないでしょうかね。 あと最近新しい回転もちょっと注目されてるらしいですけども。 そうですね。これ先週すごい話題になったんですが、テザーっていうそのステイブルコインのですね、え、発行者が、 あ、全、え、 3第3試販機かにゴルド 26t 買った。ここに出てますね。 中央銀の中にてもですね、座が 1番たくさん金買ったんですね。 中央銀行よりも買ったと。 そうです。ナンバーワンの場合になってですね。ま、テザーって言うとあのゴールドのステーブルコインも出してますけれども、ま、特に大きいのは US ドルベドルのステーブルコインなんですね。 で、この金額の中身は何かって言うと、ゴールドだけではなくて、そういったカイラの持ってるステーブルコイン全体のですね、ま、バックアップアセットって言いますかね、資産として、え、ゴールドを買ってると。今年に入ってもう 100t 以上買ってるっていう話なんで、うん、 もうこれ、あの、下手な中央銀行も全然大きい回ですから、今後の分野もですね、 え、我々としても注目しなきゃだめだかなという気がします。 なるほど。 ま、そのちょっと振り返えるとですね、その金の相場が同いづいたのが、ま、 2022 年頃からですよね。ま、ずっとその中央銀行の会も入ってるし、個人や機関投資からも入ってきたと。 その買われてる要因の背景としてですね、そのいわゆる性格リスクの高まれってことはずっと言われてきたと思うんですよね。それがま、え、中国もしくは新高国の近につがってるんだということなんですけども、ただ足元、ま、例えばイスラエルハマス戦争は低戦後一応しましたと。 はい。 ク戦争に巡んうええと。あ、米の緩ですよね。ま、ありまして、 ま、全体としてはその性格リスク柔いでるように見えるんですけども金売の影響どうなんですか?それは 全くないですね。 全くないですね。 あの、やっぱり金、あの、こ、これらのその知性額リスクは金の上昇のきっかけにはなったけれどもで、今上がってるのはですね、そのみんなが知性額リスク、地性額リスクで上がってるかっていうと、もはやそれがそこは離れてると思うんですよね。 それだけじゃないよ。 はい。もう全然関係なくなったと言ってもいいぐらいですよね。あ、そうなんですか。 はい。 それはもう上がるから買うんだっていう、もうその、もう本当マーケットの授給で動いてる面が大きくなって。 ま、それも大きいですし、やっぱりあの、全世界的なドルバナネの動きもありますよね。あの、そういった意味でアセットの見直しとしてのやっぱり金っていうのは、あの、そのポートリオの中に入れようとする動きがやっぱり非常にもうこれは自性立関係なしに、 え、まだまだこれ進んでると思うんでね。 なるほど。 そういった意味じゃ、あのゴールドのマーケット規模って例えば米国祭と比べると [音楽] 1/0とかそんなもんなんですよね。 小さいです。米国祭比べると。はい。そう。だから米国祭を持ってた人がゴールで乗り換えるとすればですね、 ほんの少しのパーセンテージでもゴールドに入ってくるとゴールドにとったは非常に大きなインパクトがあると。 で、それが今続いてますんでね。まだまだこんなものじゃ終わらないんじゃないかなと僕は思ってますけどね。 備産のルにさせてきてますけどもそので米国って金に資金込めばもうそれだけで金の需要を引迫してしまうで個人も同じくやはりゴールドに資金をやっぱり向けていると思いますね。今は なるほど。ま、あとあれですよね。その株の、え、会材料にもなってましたけど、米国株の FRB の利下げ観測の高まり、この辺も、ま、金そばのお申し訳。 そうですね。あの、まあ、え、 12 月はどうなるかわからないでも確率的に上がってきてますけれども、ま、来年を通して 75 ベーシスポイントぐらいの利下げはやはりやるだろうということなので、それもやっぱりゴールドにとっては、ま、短期的な非常に強く要因とはなってますよね。 なるほど。 ま、そういうこと踏まえまして、来年例えばもうもう 12 月なですんで、今日から来年の金場金価格も気になるとこですけど、池さんの予想では来年どれぐらいまで上昇すると見てますか? はい。あの、ま、十分5000 ドルはあるでしょうね。今でも別に僕は 5000 ドルって言ったからってそのあんまりサプライズでもなくてですね。大手の金融機間みんな同じような予想を出してて [音楽] はい。今はでまだ弱きの予想が出てこないですよね。 うん。そういうシュエーションあるということが言えるんじゃないですかね。ドルも通過点かもしんないですね。そういうこと。はい。 で、一方その金に、ま、後を追うようにと言いますか、ま、金に釣られて上がってるように見えます。 プラチナや銀ですね。はい。 ま、足元これもしてるんですけども、この、え、プラチナ金の相場どのように今見てらっしゃいますか? いや、特にシルバーが今の時点ですね、 57 ドルっていうのを超えてしまいましてですね、え、 あの、ものすごく 1 番今盛り上がってのはシルバーでシルバーは年来のパフォーマンスを見ると、今 95%ぐらいになってるんですよ。ま、 57ド、7ド、 そう、もうすぐっていうことですね。2 週間前は50ドルぐらいから 10数%上がってしまった。 ボラテリティはやはり1 番大きいのでですね。あの、ま、シルバーと、ま、プラチナもそうなんですけれども、ゴールドと大きく違うのはやはり受給で動くっていうのがありまして、ゴールドはやっぱり投資化の買じゃないですか? [音楽] え、シルバープラチナはですね、やっぱり、 え、供給需要のバランスで、それで、え、ゴール、シルバーに関してはですね、もう 9年間になるのかな。 ずっと供給不足が続いてて、 で、え、その供給不足を、え、地上在庫でこう任てきたんですけれども、 それがとうとこの10 月にですね、ロンドンの在庫が 0 になるっていう恐ろしい出来事があって、え、リースレート、ま、金利がですね、え、ワンデ 300%まで上がったってこと。 銀を借りるレートですね。 そうです。 が翌日元で300%300% だから要は300% ってのはもうないってことです。 払えないってことです。 そういうことです。 払って借りるないでしょ。 そう、そう、そう。だから今でもゴールドはあ、 非常にゼロ金ですね。 1ヶ月で話をすると シルバーは、ま、だいぶまともになりますけど、一時 30%まで上がって、今6%ぐらい。 なるほど。 え、プラチナに関してはもう今14% ですね。そういった意味じゃあそのうん、 金利の差がもう明らかにどれだけのそのものがあるかないかっていうのはよく出てますよね。 で、プラチナや銀をとにかく供給不足、在庫不足でその受給要因で上がるようになってると。 そうですね。ですから爆発する可能性があると。ま、今爆発してますけどね。 そうですよね。ま、銀は産業用の用途も結構あるのでその辺の重要も強いんですね。うん。なるほど。で、今 [音楽] 57 ドル台なんですけども銀ですね。シルバーの方。 ま、来年はどれぐらいま、ありるっていう。 いや、僕ちょっと前に来年 60 ドルありえるんじゃないかっていう話をしてたんですけど、あの、買えます。 70ドル。70ドル、10 ドル引き上げざるないてことね。 今週中に60 ド行ってもおかしくないかなっていうようなイメージですよね。このあ あ、来年60 ドルとおっしゃってたのは今週行ってしまうかもしれないと。でもその 70 ドルもそう考えるとそんなに遠くないと言いますか。 あの今年の勢い見ると70 ドルなんかではとまらない可能性もあるんじゃないです。そうですね。あのシルバーが 100 ドルになっても全然おかしくないかな気がします。あ、 はい。プラチナもまあ同じような上昇。今年と同じような上昇が続く可能性あります。 そうですね。 プラチナもやっぱりが迫してるあのものがない。それはやっぱり金利に現れてますんでね。で、この状況そんなに簡単にはあのなくならないと思うんで、プラチナも本当に足りなくなった時にブワンと上がる可能性が非常に大きいかなと思います。 [音楽] なんか中国でね、州の取引機場でプラチナ上場したら先が急した場面ありました。 あの先週上場してですね、プラチナがボンボンと上がってこれとこれですね。 公衆のに上場した瞬間に急筒したい、 ま、この中国の投資家の会も、 ま、引迫して強いということです。 見てだめですね。はい。 はい。でもここまでありがとうございました。 ありがとうございました。 [音楽]

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【画面に表示される株価や指数等の数値は2025年12月1日放送時点のものです】

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「「4000ドル台からの金相場」
解説:池水 雄一氏(日本貴金属マーケット協会 代表理事)
進行:松本 清一郎(日経CNBC)

〈目次〉
00:00 年初からのロンドン金(現物)は2度の大きな上昇
・1回目は中国(人民銀行と個人)による買いが背景
・2回目は欧米日の機関投資家と個人が買い
→「持たざるリスク」意識の高まりが背景
02:46 金価格は一時急落も足元では4200ドルまで戻す
・金ETFへの資金流入が続く
05:03 新たな買い手に「ステーブルコイン」
・テザーの7~9月金購入量が各国中銀上回り今年に入り100トン以上の買い
06:07 地政学リスクが金上昇のきっかけだったが今の相場は無関係
・金の市場規模は米国債の80分の1
・米ドル離れの資金シフト続けばまだ金上昇継続か
08:47 来年の金価格は?
・5000ドル到達でもサプライズ感なし
・インフレ率次第
09:22 プラチナや銀も急騰
・銀は57ドル超え年初から95%上昇
➩プラチナや銀は金と違い需給で動く
・長年の供給不足からロンドン在庫がとうとうゼロに
11:30 来年の銀価格の予想は

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▼為替・ドル円相場解説▼
・井口 喜雄氏(トレイダーズ証券)

・尾河 眞樹氏(ソニーフィナンシャルグループ)

▼金融・経済解説▼
・永濱 利廣氏(第一生命経済研究所)

・木内 登英氏(野村総合研究所)

▼金投資・デリバティブ▼
・池水 雄一氏(日本貴金属マーケット協会)

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