赤い嵐 #1 わたしの結婚宣言

[音楽] [拍手] [音楽] おやさん。おい、パし。 前、朝明朝ご飯を食べに来るくらいなら警察の量なんか出てうちから通えばいいのに。 [音楽] [拍手] [音楽] 商売繁盛か内安全さん痛むのかい?新血 [音楽] 人間の体だってこのうちと同じよ。年取るとあっちこっちいたんでガはきちんで 失礼しました。 おはよう。ああ、眠いみな。たった [拍手] 3 時間寝たらもう出勤の時間だ。全くサラリーマンで辛いぜ。ただね、早く帰ってゆっくり寝るんだな。騒えるじゃねえか。 [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] そうよ。お酒屋麻雀で前歯くなるのは分かるけど、もうちょっと自分の体大事にしなくっちゃ。 [音楽] 俺だって何も好き子好んで遅くなってるわけじゃないよ。調者マはね、付き合いが大事だって何度言ったら分かるんだよ。 日本が経済大国でいられるのは俺たち視聴者マが夜も寝ないで頑張ってるからじゃないか。あんたの生活がだらしがないのはね、 [音楽] 30 にもなってまだお嫁さんはもらわないからよ。いつまでも 1人でいたらご近所の人って変に思うわ。 やめてよ。朝っぱらからそんな話。 お前と話ができるのは朝だけじゃないの?ほら、この娘さんの写真ないだ見せたけど、お前一体どう思ってんの?今日こそはっきり返事を聞かせてちょうだい。父さんもお母さんもとても気に入ってんのね、父さん。 [拍手] ああ、この子は酒町の中っていう大きな魚いの娘でな。親父と俺とは友達だからこんな子供の頃からよく知ってるんだよ。 [拍手] 飛び切りの美人えねえがなんせ親で働きもんだしなかなか気立てのいい子だぞ。 [拍手] うん。 これかにもバージンって感じ出した。それに結構ボイじゃない?これ とにかくね結婚するのは俺なんだからしばらく考えさせてもらうよ。 だめよジ。こんないい娘さんってそに嫌しないからグズぐズしてたら予想にお夢に取られちゃうわよ。どんどん話を進めて結婚につけなきゃ。お前母さんに任せるわね。 ダめだめ。まずいよ。困るよ。そりゃ どうして困るの?母さん、今日この娘さんのうちへ行ってお見合いの日取りを決めてくるからお前がなんて言ってもだめ。 仕方がない。こうなったら行っちまうよ。 何を? 俺にはいるんだ。鉄婚を約束した子が。 へ?何? 本当か?兄貴?年は 26。 美人で頭がいいし何でも気がつくいい子だよ。 半年ほど前に知り合って、それからずっと付き合ってんだ。 どうして今まで黙ってたのよ。好きな娘さんができたら父さんや母さんにちゃんと話すって約束してたじゃないの。 いや、それがさ、最初は遊びのつもりだったのが最近急に盛り上がっちまってさ。 その人きちんとした娘さんだろうね。どこの人?先方のご家族どうなってんの? 詳しい話はいずれするよ。今出勤前じゃないか。遅刻するぞ。 ねえ、その娘さん私たちと一緒に住んでくれるんだろうね。どんな人か母かさん早く見たいわ。うちお嫁さんに来る人だもの。明治今夜 [拍手] 今夜? そう。どうしても会いたいのその娘さんに。 分かったよ。だけど今日はちょっと顔わせるだけだよ。 いいわ。まも今夜顔出してね。しらあんたのお姉さんになる人が見えるんだから。 ま、遅刻するぞ。 [拍手] 行ってます。嫌なね。いつも大事なこと突然いい出すんだから。でもお父さんどんな娘さんかしら? [拍手] [拍手] だが触れた女だ。またわけねえだろう。 だけどお父さんこうなったら正に知らせなきゃなんてったってあの子はうちの長なんだもんな。 もしもし。どこなです?あ、なんだ?母さんか? エジの嫁さんがね、やっと決まって今夜うちへ来るの。あんたこの大家の長なんでしょ?ちゃんと立ち合ってどんな娘さんかよく見てちょうだい。 [拍手] あれ? これ兄貴の名前じゃない?ひろみさんって誰? 俺の未来の仁さ。ま、入れ。 [拍手] このマンションうちにも近いし、値段も手頃だから買ったんだ。 ひろみ、ひろみ、ちょっとさんね、私長沢ひみ、あなたの未来のお姉さんよろしく [音楽] どのことです。 でも面白いわね。 1番上のお兄さんが大学の女教授。 2番目のエジさんが少女が、そして 3番目のあなたがお巡りさんだなんて。 1 番下が1 番出来が悪いってわけ。そうね。俺中学高校ってギ々銀に突ったから年中を周りに追っかけ回されてた。それである日考えたんだ。こいつは 1 つお巡りになって人をかけ回そうがよっぽど面白いんじゃないかってね。 でも利行な生き方だわ。警官手職業は安定しているし、公務員だから給はいいし、それに親方日の丸一生倒産する危険がなくておまけに音までつくんですもの。せいぜちょうだい。じゃあ私出勤の支度してきますから。あ、あなた待っててね。 ああ、 やるね。兄貴も何が毎晩会社で残業だよ。 ここで残業してたんじゃないかよ。 そういうことだ。 結婚したらここに住む気だろう。 多分そうなるな。 そいつを知ったら親父とふ腰抜かすだろうな。 うん。結婚しても今のま親父たちと一緒に暮らすって約束してたからな。だからだ。今夜もし話がこじれたらお前が俺を急いで弁護して話を無事に収めるんだ。ずらかったら初死ね。 [拍手] おはよう。 うん。おはようございます。 おはよう。なんだ姉さん。 しんちゃん。うちのエジたらここんとこどんな演にも見きもしなかったでしょう。どうしてたか分かる? 俺には貸しねえ。エジには内緒にしていた恋人がいた。違うかい? やだ。どうしてわかんのよ。 そら姉さん。あんな男が30 にもなって恋人がい方おしいよ。で、どんな娘さん? それがね、ジが今夜連れてくるんだけれど、とってもいい子らしいのよ。美人で頭が良くてなんでも気がつく子だって。 [音楽] あいつも散々遊びほげてきたからな。そろそろ見なくちゃ。 私もなんだかそワそわしちゃって。 そうさな。とう念願のお嫁さが来るんだが。 さん嬉しいだろ。 そりゃもう。しんちゃん、しんちゃんも今夜来てね。 おうん。 私ね、エジと娘さんにしっかり頼むつもりよ。 何を? ほら、今流行りの 3 時制限なんてやめてどんどん子供産んでくれって。孫がたくさんできたって大丈夫。みんな私が引き受けて面度見て育てちゃうんだ。 [音楽] そしてさ、そん中の 1人あんたの用姿にするつもりよ。 俺のよし だって。しんちゃん、あんた奥さんに死なれちまって子供もいないんだもの。ありがてえな。だったらエジによく言っといてもらおうかな。敵のいいことも作れって。 [音楽] はいはい。じゃあね、お刺身とお寿司の特届けてね。 [音楽] うん。 うちのお嫁さんに食べさせるんだから。 あえよ。 やっとお嫁さんが来るのか。 [音楽] [拍手] おい、まこっちだ。 おう、大輔。 あ、あの忍のバズの池で娘が、 娘がどうしたんだ? その娘がボートに乗って だからどうしたんだ? みだよ。 見てくろ。なんでそれを早く言わないんだ。何?何?ていて。 [拍手] あ、あれだよ。みの子は今に分ンって言っちまうよ。 あの辺り結構深いんだ。金槌だったら溺れて死んじまうよ。岸スピーカーで声かけるか。 ただだめだよ。帰ってびっくりしちゃってさ。 うるさいんだよ。 た、泳いで近づいてもいいんだけど、この寒さじゃこっちが参っちゃうし。 ボートだ。行くぞ。 [拍手] [音楽] [拍手] [拍手] いや、いい天気だね。こんな日にボートなんか乗るとさ、チさせた気分なんて吹っ飛んじゃうね。 [音楽] いや、君、俺もさ、よく死にたくなるんだ。 それでよくここに来うんだけどさ、いつも 後で思うんだ。飛び込まなくてよかった なって。 そろそろ渡り取りの飛んでくる季節だな。 俺子供の時よく渡り取り見たっけ?ごの塔 の方から飛んでくるんだね。君ほらあっち の方から飛んでくるんだ。あっちだよ。見 てこないよ。ほら。ああ、飛んできたよ。 本当に飛んできた。ほら。大輔、お前にも 見えるだろ?ほら。 え、ど、どこに?どこ見てるの?ほら、あっちだよ。あっち、あっち。 [音楽] [拍手] [音楽] 何をするの?話して。 君落ち着くんだ。黙っちゃいけないよ。君、ちょっと落ち着くんだよ。君ちょっと。ああ。 [音楽] どう?水に飛び込んだら目が覚めた。元気出せよ。原因は何?ま、その様子じゃ失んだね。 [音楽] [拍手] いや、俺もさ、前に大好きだった女の子に釣られて目の前真っ暗になっちゃってさ、もう死んじまおうと思ったことがあるんだ。 [音楽] でもほら、そんなもん熱病みたいなもんでしばらくすとケロっと忘れて元気になっちゃう。ま、経験から言ってんだからなんちて間違えないね。 [音楽] あの、 とにかく死んじまったらおしまいじゃない。ほら、せっかく俺まで手伝って自殺ミ水やらかしたんだからもういいじゃない。嫌なことはみんなしバの意見にしてしまったと思ってさ、失れなんて切れさっぱり忘れたら [音楽] [拍手] [音楽] 違うの。 え、 自殺しようとしたんじゃないんです。 じゃあどうしてボートのやつたって何してたんだ? それが分からないの。 よせよ人をからうな。うちはどこ?田舎から出てきたの?上野だから群馬か茨城かもっと遠くて秋田か岩手県か? 分からない。何も分からないんです。 分からない。 教えてください。 私誰?どこの誰なんです? ちょっと君 頭の中が空なの何にも覚えてないんです。 本当に何にも飲めよ。えい。お、お刺身。 [拍手] [拍手] うわあ、すごい。 お寿司の特徴 いしそう。みんなもびっくりするわ。 いくら? Aさんいいんだよ。 何言ってんのよ。 いいんだって。このうちにお嫁さんが来るおめでたい番じゃないか。俺にもお祝いぐらいさせてくれよ。 [音楽] そうじゃどうもねえ。お嫁さんになる人期来る子はだけどあんたもさ。 [音楽] これから稼ぎで見せるりするわけにいかないからそのうちゆっくり紹介してもらうよ。 そう。 それよりねさ違うどっちかっていうとより嫁の方が強い時代だ。 [音楽] 姉さんはまつき気が強い方だけどよ。そんとか何事もぐっと来られてさ、一緒に住んでくれる嫁はありがたいと思って優しくしてやらねえと。 [音楽] そりはしんちゃん私だってよくわかってる。嫁ビーなんてそんなケチなことしないわよ。うんと可愛がってあげるから安心して。 [音楽] そっか。こいつは取り越しだったな。じゃな 本当にありがとう。 死んちゃんたな。おら。 12。ああ。 [音楽] おい、ち。 はい。 千どこにいるんだ?な んです?あ、あら。 まあ、まあまあ、ようこそこんなところに お父様にお母様でいらっしゃいますね。初めまして。長沢ひと申します。どうぞよろしく。 いや、こちらこそ。 ま、本当によくいらっしゃいました。 あ、狭くて汚いところですけれど、どうぞ 笑いになって 近頃トンネルよく言いますでしょ。私も 飛ぶのが大好きなんです。でも飛ぶと言っ ても鳥じゃありませんから飛行機のことで ありまして学生時代は世界一周使用しまし たし卒業してからもユニバーサル ツーリストという旅行でありに務めて年に 1度は海外に飛んでますのでもいくら飛ぶ のが好きでもそこはちゃんと地面に両足を つけて真面目に働いております。流行の 言葉で言ったら自立してる女って言うん でしょうか?私ってそういう人なんです。 で、エジとご結婚なさったらお仕事の方は まあまあそういう話は今夜は抜きにして兄さんも気が聞かないな。 あの学校はどちら? 生和女子です。 49年に卒業いたしました。 大学出になったんですか? 顔を合わせぬだけだっつったのに母さん随分作ったね。 パパお腹空いたよ。 ゆかな? そうでお母様そろそろ。 あ、はいはい。 あなたビール出しましょうか? ああ、そうしな。誠のやつは一体どうしたんだ?誠のやつは 警察の仕事でしょ?時間通りに行かないことが多いんですわ。 あら、ま、ご存知なんですか? ええ、今日私たちのマンションでお会いしました。 私たちのマンションで。 まあいいじゃないか。母さん、そんなこと。ビル、ビル。 ちょっと待って。 あなた方のマンションってどういうことなんです? あら、Aさん、まだお話してなかったの? ああ、それはね、 ジさん、こういうことはきちんとしておいて欲しいって私たんさん。 よせよ君まで今夜あれこれ言わなくていいんだよ。 エジ、あんたこちらの方とどういうことになってるの?ちゃんと話してちょうだい。 母さん、そのうちゆっくり説明するからさ。 とにかく今夜ビールを エジお前この娘さんとマンションに住んでるのか?朝はそのせいか? お父様、お母様、私だらしない娘と思われるのは嫌ですから、この際はっきりお話ししておきます。 いや、君、それは僕が話すよ。 エジさんは騙せて。私たち頭金は共同収資して、あは銀行でこの近くに 3LDKのマンションを買ったんです。 私だけ1 ヶ月前に先に引っ越して色々と準備にかかっておりますの。 準備って一体何の? 私とエジさんは結婚したらそのマンションで暮らすつもりです。 じゃあエジあんたこのうちを出て私たちと別去する気なの? お母様やお父様には申し訳ないんですけれども結婚したら独立して 2 人っきりで生活をする。これが私の信念なんです。 もちろん銀行論がありますから結婚しても働くつもりですけど。 エジ、お前みんな承知していて俺や母さんに隠してたのか? すいません。私エジさんがすっかり話してくれたものと思ってましたから。では今夜はとりあえずご挨拶だけということでしたしさせていただきます。 あ、ね、ちょっと君送ってくよ。 いいの?1 人でマンションへ帰ります。頑張ってね。 [拍手] エジ、これは一体どういうことなの?一言の相談もしないで何から何まで勝手に決めてしまうなんてあんまりじゃないの? それは俺が悪かった。謝りよ。 謝に遊ぶと思ってるのか?そりゃさんや母さんの気持ちはよく分かってるよ。分かってたからこそなかなか切り出せなかったんだ。 [音楽] ゆっくり俺を見て話し合うと思ってたんだけど、 このうちにお嫁さんがくんの母さんどれだけ楽しみにしてたかわかる? [音楽] お前たち夫婦が暮らしいように 2 階を直してあげよう。台所だって別にしたっていい。どうしたらみんなが一緒に仲良く暮らしていけるか。それ一生懸命考えてお金まで貯めてたのに。 [音楽] だから俺だって彼女を散々説得したんだよ。父さんや母さんと一緒に暮らしてくれって。 [音楽] 何度も頭を下げて頼んだんだけど彼女は全然消失してくれないんだよ。俺も腹が立ってさ、こんな女なら一層別れてしまおう。結婚にしまうかと考えたんだけど、どうしてもそれだけはできなかった。俺たちは愛し合ってるんだ。もう他人にはなれないんだよ。 [音楽] でもあの人どうして承知しないの?愛もしないから父さんやん母さん嫌いだったの?そんなバカなことってある? [音楽] まるな。俺ばっかり攻めないでくれよ。兄貴は一体どうなんだよ。 [音楽] 兄貴は私がどうしたって言うんだ? 考えても見ろよ。兄貴は結婚したらさっさと嫁さんの実家に潜り込んじまってさ。このうちのことは一切知らん顔だ。どうして次男の俺だけが親と一緒に暮らしてさ、面倒見なきゃいけないんだよ。 [音楽] [笑い] [音楽] お前だって私の立場や周りの事情知ってるはずだ。無茶言うなよ。何が無茶だよ。いくら世の中変わったってね。長男がうちをつくのが常識なんだよ。 [音楽] [拍手] 大学除教師のくせに常識を無視していいのか?うちに戻って父さんや母さんと暮らしてもらいたいね。姉さんだって兄貴は子供の世だけすればいいんだ。店を手伝しまぐらいいくらでもある。どうでしょう? [音楽] いいえ。そんな私たって結構色々と 兄貴はどうなんだよ。はっきり答えてもらいたいね。分かったよ。とにかくうちへ戻って相談してみる。話し合ってみるよ。のんびりまっちゃいらんないね。明日返事してくれよ。 [音楽] レこじゃ僕らも そう 父さん母さんおやすみ おやすみならなさい おやすみなさいなさいんちゃんせっかくの寿司 [音楽] 無駄なっちまったよ。 [音楽] もしもし。あ、父さん、急に事件が起きちゃってさ、そっちに行けそうもないんだよね。まだみんないるの?バカ野郎。 やっぱりあれもよか行かなくてよかったよ。 どうでしたか? 本長まで問さんが該当する思想届けや捜査や出てないな。 変ですね。親兄弟がいりゃ心配して探してるだろうに。 あんた本当に何も覚えてないの? 怪我もしてないのに服に血がついてるんですよ。 交通事故かなんかに巻き込まれてそのショックで記憶を失っちゃったんでしょうかね。 そっちのも調べたがそんな事故は全然ない。とにかくここへ置いといても仕方ないから病院へ連れてけ。 病院や。 本当に記憶喪失かどうか精神家で調べてもらうんだ。 精神家。 [音楽] [拍手] 睡眠薬のためまだ意識を回復していないが、あの娘さん自分が誰だか名前すら覚えてない。完全な記憶喪失だね。 [音楽] 記憶喪失?原因は何ですか? さあね。外償はないし農波に異常はないからね。 多分新性だろう。何か激しい精神的ショックでも受けたんじゃないかな。 [音楽] 精神的ショックでも治るんでしょう。 回復するには相当時間かかるね。とにかく今夜ところはそっちで引き取ってくれないかな。 [音楽] 引き取る?あ、あの病院で扱ってくれないんですか? 通常の生活が可能なのに入院させるわけにはいかんよ。外来で面接を続けるから通印させてくれ。 [音楽] いや、通印させるったってこっちで 引き取るわけにいかないし。じゃあ上司に 相談してみます。どうも。 [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] 先生、あの娘は本当に記憶を失ってるんですか? おおらく間違いないと思う。 しかし本物の記憶喪失かどうか現代学じゃ探偵できないはずだ。そうでしょう。 そういうことも言えないことはないが とするとこの娘は嘘をついてる。真っ赤な嘘をね。違いますか? [音楽] そんなことよりもあんた一体何者なんだね。あんた 失礼。 や、君があんまり暴れたから先生が睡脈打ったんだ。まだ頭が重い。 もう大丈夫でも良かった。きっともう来てくれない。そう思ってたの。あなたの名前知りたいわ。 [音楽] 俺王野の誠。 誠さんいい名前ね。私はなんて言ったのかしら。 すぐ思い出すよ。そりは自分がどこの誰か分からないなんて辛いだろうけどさ。ひょっとしたら君大金持ちの娘かもしれないんだ。そのうちにピッカピカの会社が迎えに来て [音楽] さあ嬢様お敷へどうぞ。 てなことになった。俺なんて鼻けられないね。じゃあ行こうか。 どこへどこやってとにかく今夜は止まるとこを見つけなきゃだろ。ホテルってわけにはいかないけど色付きでただで止まれるとこを知ってるんだ。行こうか。は、行こう。 [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [拍手] [音楽] あんたも宿なし。 薬だね。顔色見てらんよ。 [音楽] 可愛い顔してな ね。どんな男に騙されたの?あ、いい男。 [笑い] 男の代わりに私が抱いてあげるようにいんだよね。 [音楽] なめるんじゃないよ。 やったね。 やろ。やっちま。 おいおいおい。お前たち何してるんだ?大しく座ってろ。おばあさん座ってなさい。 君、今何たんだ?君、 [音楽] 私今何か別に何も まあいいや。か係かりの人が部屋に案内してくれるか。じゃあ俺帰るね。 行かないで。1人にしないで。 心配すんなよ。明日また様子見に来うから。 本当本当に来てくれるの? あ、必ず来るよ。じゃね、おやすみ。 [音楽] [拍手] [拍手] [拍手] まこと 脅かすなよ。母さん。 こち入れてあげようか。 ええから。えいから。 あ、俺声が集まるよ。母さんも早く寝た方 がいいって。おやすみなさい。 おやすみ。 そう、やっぱり。 ほら、ごなさい。いつかきっとこんなこと になるんじゃないかって私はずっと心配し てたんですよ。 大きいね、声が。静かにできんかね。 霊子は1 人娘なんだし、どんなことがあっても嫁には出さない。向こう取って一緒に暮らすんだ。前々からそう決めてましたわね。ですから私れ子の結婚相手だけはよそご長男だけは避けた方がいい。色々と後から問題が起きるから口が酸っぱくなるほどあなたに言ったはずですよ。 来ましたよ。何度も耳にタコができるくらい。 それを承知であなたが無理を押し通したんですからね。今度こそご自分で解決してくださいな。正一君。 あ、なんとかならんかね。 ああ、 でもエさんの奥さんになる人、私より 4 つも年なのにしっかりしてるわ。あれだけはっきりものを言うんですもの。関心しちゃった。 何を言ってるの?あんたがぼいやりしてるからこんな面倒なことになったのよ。本当にもう。 父さん、近頃変な女の子が多いんだよね。 昨日もさ、隣の大輔が知らせに来てね、 見投げだって言うからさ、俺はんでたんだ 。俺にとってはもう大事件だからさ、 めちゃくちゃ興奮しってさ、しばらの池 たらさ、驚いたね。ボートの家で女の子が ボケとつったっての よ。 [拍手] あれ?兄さんどうしたの?こんなさっぱから。 さあ、に返事を聞かしてもらおうか。父さんかさん僕の一生の目的はね、レ子の父の後をついで大学教授になることです。日本一流の英文学者にね。 要するにこのうちに戻るのか戻らないのかどっちなんてはっきりしてくれよ。 そのためには研究が大事だ。子の実家にいたら自由に本も読めるし、静かに現稿だってかけるけど、こんな下ちに住んでたらうるさって何もできやしない。 つまりこのうちには戻らない。父さんや母さんの面倒は見れない。そういうわけだな。 そうだ。僕は本当の学者になりたい。エゴリズムかもしれないけど許してください。 そうか。兄貴が者になりたいんなら俺は外国の達者の広みと結婚して日本一の勝者マになりたいんだ。 日本の親を売りまくって石油をどしどし買い込むために俺は世界中をかけ回るつもりだからね。とても父さんや母さんの面倒は見てらんないよ。たね、 2 人ともどうのこうのって格つけてるけどさ、本音を言ったらどうなんだよ。本音を初一兄さんは尿房の実家の言いなり。エジ兄貴はナウナ人に引きずり回されてまるで電気掃除機に吸い込まれるゴミたいなもんじゃないか。 ゴミ、女に負けて父さんと母さん放り出そ うってんだろう。それでも男。てめえ。 よし、それじゃお前がうちに帰れ。警察官 なんて仕事は危険だって。母さん毎日心配 してるんだよ。さっさとお巡りをやめて うちに帰って親護しろよ。そうだな。警官 なんて世間の反を買う職業だ。早くやめて 投票の後ついた方がいい。父さんや母さん 安心させてやれ。冗談じゃないよ。 俺生まれつき豆腐なんて大嫌いなんだから 。うちには済まないよ。 警察の量でもっともっと青春をエンジョイするんだ。 あの野郎。それがわがまだって言うんだよ。お前つまでガキのつもりでいるんだ?もっと大人になれ大人に。どっちがわがままだよ。 2 人とも付きったのことばっかりやって。俺がそれ真似して何が悪いんだよ。俺だって警察官だぞ。うぜえ。どいつもこいつも勝手なこと言がって。親なんかどうなってもいいってのか。おめたちの顔なんだ見ていたくねえんだよ。 1人残らず出てけ。 お父さん。 エジに荷物みんなまとめてマンションへ引っ越せグツブツしてやったら叩き立つぞ。 でもお父さん 爆藤 はい。 お前は今日は判だろ。 は 引っ越しを手伝って維持の荷物をみんなうちから放り出せ。逃げ出したりしやったら 2度と宇宙寄せつけねえぞ。 は 全くあんたって気が短いんだから。 初一、お前には大事な英文学の研究ってのがあるんだろ。さっさと尿房の実家帰れ。何をしてはり出すぞ。 [拍手] お父さん何もみんな運び出さなくたって。ま、英ジのマンションってそんなに広くないんでしょ。荷物が入りきらなかったら困るもの。あ あ、すげえちっぽきなマンションだからさ。やら運び込まない方がいいよ。 お父さん、このぐらい置いときましょうよ。 エジの持ち物なんか何ひ見ていたくねんだよ。 ま、1つ残らずトラックにい込べ。 [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] これで全部男の人の持ち物案外少ないのね。 [音楽] さっさと車に乗ってくれ。 [拍手] [音楽] お母様、私たちのマンションはここから目 と鼻の先ですから、いつでもお遊びに いらしてくださいね。 [音楽] [拍手] [音楽] さ、ジお嫁さんもらうんじゃなかったの?どうして引っ越すんの? [音楽] しんちゃん、これには色々わけがあるんだけどね。今日は黙って店引っ込んでていずれ詳しく話をするからさ。お願いよさ。あんたたちもお願いだからさね。 [拍手] [音楽] [拍手] お母さんごめんよ。 [音楽] 水臭いね。子供が親に謝るなんて。 父さんにはちゃんと詫びにくるよ。 いいから何も言わないで。 なんか言ったらさ、処置しないよ。さ、乗って早く行きなさい。 [音楽] [拍手] 行ったか? へ、お父さん、とっと [拍手] 2人っきりになりましたね。 これからずっとお父さんと2 人っきりで豆腐作っていくんですか?そのうちに年取って動けなくなって死んでしまうんですかね? 違う。うちを言ったてどうにもなんねえよ。 どうしてこんな一体何のために息子さんにも産んだんですか?次々次々に男の子が [拍手] 3人も生まれたんだもの。 近所の人から羨ましがれましたよね。 父さ、私もそんな息子たちが自慢だった から。天後のバラックで一生懸命夢中に 働いてこの子たちさえ立派に育てあげたら きっと私たちを幸せにしてくれる。そう 信じたから 毎日朝3時起きてなりかず先生と作ってき たんでしょ。あいつらがガキだった頃、 あの頃が一番良かった。 30年も苦労して育ててきた息子たちが みんな嫁に取られてみんなたち見捨てて出 てってしまうんですよ。 あせ一体何のために生きてきたんです。 これからどうやって生きていけばいいん です。 男の子なんて産んで損しましたよ。こんな こんなことなら娘でおけばよかった。本当 娘の方が良かった。でしょ。お父さん。 し、どうしよう。こうしようもね。死ぬまで俺たちは豆腐作るんだよ。それしかねえだろ。 そうですか。それしかないんですね。 [音楽] [音楽] てめえ ごめんなさい。勝手に来て交番でここを聞いたの。 [音楽] ホームセンター抜け出してきたのか。 だって私とっても我慢ができなくてあなたは来てくれないし。 [音楽] ごめん。俺ちょっと揉め事があった。忘れてたよ。 [音楽] 私、あなたしか頼る人がいないの。本当にあなたしか知ってる人がいないんだもん。君さ、豆腐嫌いかな?好きだといいんだけどな。そんなことも忘れしまったかい?い [音楽] いえ、好きよ。きっと大好きだわさん。さん。 [音楽] 突然だけどさ、しばらくこの子ここで当たってくれないから。この子、この子だけどさ。 [音楽] ま、まさかの誠でお父さんや母さんに隠れてこの娘さんと いや、そんなんじゃないよ。この子さ、上野駅でカバントバックかかっちまってさ、それにほら家で娘をたぶらかすちンペラがいるだろう。そんな連中に引っかかりそうになってたから俺が本護したんだ。 娘か。 だったら親元へ返してやるんだな。 それがさ、話聞いたらかわいそうなんだよ。両親が死んじゃっておばさんとこに引き取られたんだけど、そのおばさんってやつがまたひどい女でさ、この子やたら小き使っていじめたんだ。 まあ、そうなんの。 それで我慢できなくなって家を飛び出してさ、とにかく東京で働こうと思って出てきたんだけれどそこはそれおそれと仕事は見つからない。 そりゃそうさ。 みよりも知り合いもなかったら誰も雇わないよ。 そうだろ。と言っておばさんとこに返したんじゃかわいそうだし。どうしようもなくってここに連れてきたんだけど父さんと母さんならこの子の面倒を見てくれるよね。なしろどんな仕事でも一生懸命になって働くって言ってるし。 あんた名前は名前名前何だっけな。あ、小池小池しぶさん。 小池しぶ まるでしバの池みてな。しバの池か。全然気つかなかったな。とさんかさん、この子預かったよ。 頼みます。お願いします。ちゃん、あんたどう思う?その娘さうちで雇った方がいいかしら? さんたちのやつに飛び出されて今がっくり来てんだろ。若い娘と一緒に暮らした方がきった気が紛れると思うな。 そうね。 それもそうだけど そうしないよ姉さん。そしたら 分かったよ。しんちゃん1晩だけ止めて。 どんな娘か見届けるわ。 気に入ったら雇ったらいいんだし。じゃ、面からのね。 いやあ、奥さんの話を聞いたらつい手が滑ってね。しかし昔からよくある話だ。子供はなくて寂しく暮らしてる夫婦のところへ。 [音楽] ある日突然ひょっと可愛い娘が舞い込んでくる。 [音楽] そういえや。そういう音晴らしがいっぱいありますね。北手が優しくて働き物の娘が来たおかげで夫婦はとても幸せになる。 [音楽] それならいが大抵はそうはいがその娘の正体ってのは問題だ。雪女つるキね。とにかく恐ろしい化け物でね。取り憑かれた夫婦はひどい目に合わされる。 [音楽] おはずですがご近所ですか? 最近くへ越してきたんだがここの寿司は安くてうまい。これからもちょくちょくよらしてもらうよ。 ごそさん [音楽] all lingerslong after [音楽] Shadowsinthe knowmyname everydrugremers everytearthesame lovethat refesshadowsof Theynever we thepricewe the [音楽] me I theshadowsofthehe [音楽] [拍手] なんだ?非常か。 関係ありません。眠い。 [音楽] [拍手] った。 はい。 [拍手] お父さん、年々バケツが重くなりますね。 そうか。ちっとも感じねえけど。 [音楽] 君、君、君 何するの? [音楽] ごめん、ごめん。驚かしまって。俺、俺だよ。 あなただったの? 君はさ、今日からこの店の店員なんだから。 [音楽] 朝早くて辛いだろうけど、もう起きて働かなきゃ。 はい。すぐ支 だけどさ、君は記憶喪失でどこの誰だか自分の名前さえわからない娘盗むだって知ったら親父とのやつびっくりしちゃうけどさ。それだけは絶対ないだよ。群馬県群馬県生まれの小池の小池ので押しすんいいね。 [音楽] [音楽] はい。あ。

“赤いシリーズ”第8弾。3人の息子を持つ豆腐屋一家に、ある日突然、記憶喪失で正体不明の美しい娘が現れ、物語がミステリアスに展開していく。