株価をみれば金もわかる AI相場が今後の金価格を左右?【NIKKEI NEWS NEXT】
大谷翔平を こちらは都内で開かれたとあるイベントの一幕。 登場したのは [音楽] 黄金に輝く大谷翔平選手の等身台の像。 さすがに準金性とはいかず金迫を張ったものですがそれでも参考価格は 5500 万円。その大谷人気も去ることながら投資家が注目するのは金です。 国内の金の現物価格も昨日1g2 万3383 円とおよそ1ヶ月ぶりに最高値を更新し ました。この流れは今後も続くのか専と 考えます。 はい。ということで今日は金について 取り上げますがまずは価格から見ていき ましょう。こちらは金の国際指標の1つで あるロンドンの金現物市場の価格です。 去年から上昇基地を強めていた金価格ですが、今年の 10月に1 度大きく下げました。ただ足元再び上昇してきています。新村さん、国内では昨日現物価格が最高値更新したということですが、この金の値動きどうご覧になってますか? はい。あの、ま、ちょっとペースがだいぶ早いなっていうのは、ま、正直なとこではありますね。ま、国内の価格上がってるのは、ま、円安なんだろうなと いうところはあるんだろうとは思います。 はい。 で、ま、ただその多分ここまで急速に上がるっていう感じでは皆さん想定はしてなかったんじゃないのかなっていうところなので、ちょっと個人的にもびっくりしてるかなっていうとこではありますね。 うん。2025 年は、え、前の年の末に比べて最大 7 割上昇しているということなんですが、ではこの上昇ペースの先も続いていくのかということで大手金融期間の来年の予想というのを見てみましょう。 アメリカのJPモルガンは来年10月から 12月期の平均を5055ドル、 5000ドル乗せということですね。え、 これは現在の値から800ドルほど高い 水準と見ています。そしてイギリスの HSBCも5000ドルまで上昇する局面 があると予想。ゴールドマンサックスは 来年末には4900ドルとこちらも今より 大幅な上昇を予想しているということです 。 こうした強気の予想の景にあるのが各国の中央銀行による金の購入です。 外貨準備をドル以外の資産に分散する動きが続いていてご覧のように今の高値でも金が買われている状況です。村さんやはりここが金価格の上昇の原因ということなんでしょうか? あ、もうだと思います。ま、これはきっかけですよね。 ま、でもじゃあ逆になんで中央銀行が こんなに金買ってるんでしたっけって話に なった時にやっぱりきっかけになったのが あのロシアのウクライナに対する軍事進行 でそれに対するえっとスイフトから排除と いうことでドルの決済ができないようにし ようっていうことをこれアメリカがやった わけですよね。これ元々そのあのイランと 2013 年にアメリカが揉めてた時に使ってた手法ででもこうなっちゃうとその決済にドル使えないよねって話になると代わりのものを何か求めなければならないよという話になってくるとじゃあユロなんですかなんですかって言った時にまあ元々準備通貨で必ず監禁ができるよねっていうあんま価値が担保されてるって意味では金を買おうまどちらかというとそのアメリカがどれを武器に使ってきている中での防 衛集団として金を買うっていう、そういうのが、えっと、動きが出て、それを皆さんが理解し、あ、そういう仕組みになっているんだっていうことが、ま、広く浸透したってところが 1番大きいんだと思うんですよね。1 番目立って動いたのは中国の中央銀行って考えています。 あ、もうまさにそうです。あの、現実持ってるあの米国祭を売却をしてで、その分金を買ってたりっていうことはありますので、ま、実際そのポートリオの中身を入れ替ってきているっていうことなんですよね。うん。 うん。 ただ中国だけではなくて他のま、いわゆるグローバルサウスの国とかもやはりドルだけだと外貨準備はちょっと危ないという認識が広がってると もうだんだんそのそうですね、あの金は持っとかないけないっていうことで、ま、いろんな国がやっぱり金は有する。ま、特にブリックス諸国なんていうのはやっぱり あの時刻の通貨の価値の担保でもないんですけどもやっぱりその金は持っとかなきゃっていうことで勝ってるっていう感じですね。 これインフレも金が買われている要因の 1つなんでしょうか? うん。 で、もちろんそれはそうなんですけれども、あの、すごい長期で見てみるとですね、あんまりあの、インフレ、必ずしもインフレだけで説明がつかなくなってきてるっていうとこなんですよね。 うん。 で、現実2020 年ぐらいまではそのインフレト連動してっていう感じでオッケーだったんですけども、やっぱりそれ以降は全然そういう動きにはなってないと。 で、特にですね、やっぱりニクソンショック以降っていうのが、あの、いろんなイベントがあった時に金の価格が大きく動いてるってことがあるんですよね。 ええ。 はい。 うん。 ちょっとグラフを出しましょうかね。そうですね。 そうですね。 てますでしょうか?これですね。え、株価と金の動きが似ているということをですね。 うん。ま、そうですよね。ま、あの、これやっぱりあの肉ショック以降、ま、その金の価格って、ま、上がってった。あの、逆にドルの価格が下がってったっていうことなんですけど、ま、もうそもそもその投資家さんってあのファンドの人たちっていうのは株を持ってて同時に金をポートフォリオに入れるってのは、ま、結構普通のことなんですよね。 うん。 で、あの、コディズっていうどちらかというとやっぱり通貨であるっていうそういう位置付けなんですよね。で、その中でやっぱりポートリオに入れておこうということで買ってきたわけですけども、ま、そうするとあの株に投資して株が上がると同じだけ金買うかって形にはなるのでやっぱりつ随して上がりやすくなると。 で、ここで結構大事なのが一緒のグラフに原油を入れているんですけれども原油は見てみるとある一定程度上がるともう上がんなくなってるんですよね。 うん。 ま、消費が落ちちゃうんですよね、やっぱり。で、それに対して金はそれほど工業向けに使われてるわけではないというところもあるので、ま、あの、上がっても困る人が少ないということでやっぱり上がってってるって、ま、そういう話なんだと思うんですね。ですけども、やっぱりその株がやっぱりファンドの人たちは戦上ですから、株が崩れるよねって話になると、やっぱり金をそのまま持ってていいのかって話になって、それは監換金売りは出るよと いうことなんですね。 うん。 これ、あの、金はその昔から安全資産という風に言われていたかと思うんですけれども、先ほどのその株との連動というグラフを見てみますと、もう安全資産ではないということなんでしょうか? いや、あの、安全資産です。 あの、安全資産の定義をちょっとこれちゃんと整理しとくと、 コストを払えば、いくらかのコストを払えば必ず監禁ができますっていうものが安全資産っていう位置付けなんですね。元本が保証されてますっていうものではないということです。 うん。 で、見てみるとやっぱり株の連動性は極めて高いよねということだと思いますね。 うん。そして、ま、足元の株との連動性が高いということは AI 相場との連動も高いということですよね。 あ、そうなります。結局株価が今AIが 手導して動いてるというところなんで、ま 、これグラフで見てみるとなるほどなと いうことなんですけども、あの今年あの のグラフを見てみるとその解放の日の時に は軍と価格は下がってるんですけど それ以降結局株は戻っていって金もついて いて特に9月以降は あの株の連動性が高くなるよというところ が分かります。で実際この時の投資の 打ち訳を見てみるとかなりETFを通じて 入ってきてるんですね。ETFって市場に 上場されてる商品です。 ですから、ま、結局あの株のお金が結構金のマーケットに入ってきてますよということですね。 で、入ってきてる理由はさっき言ったこういう仕組みになってるんでしょってのが分かってきたのでみんな買ってきてると ポートフォリオの中に組み込まれているということをみんな知ってということですよね。ただまその株と同じような動きをするということは監禁売りも出る可能性がある。そこはリスクとして 考えとかなくてはいけないということです。 ただその辺りを踏まえてですね。 金はまだ買えるのか?これに関してはいかがでしょうか? うん。えっと、なかなか難しい問題なんですけども、これあのグラフを見てみると横軸にえっとアメリカの株 SP500 を取ってでその時に対応する金の価格を持ってきてるんですね。 うん。 で、えっと、見てみると過去にぐンと帰りしてる時があるんですけど、これリーマンショックの時なんですよ。 はい。 で、やっぱりその株持ってていいのかなみたいな話になったんで、あ、じゃあ換金できる安全資産で金買おうって言ってやっぱ株に対してパフォーマンスが金が上がった時なんですね。 で、同じ理屈でいくと今見てみると現在ってほとんど過去と同じ水準まで帰りして上がってきてるんですよ。 リーマンショックあたりぐらいのはい。 はい。そうなんですね。で、実際そこまで行ったらもうあの上がらずにもう落ちてきてるんですよね。 てことは何かというと株が上がるんだったらまだ金上がる余地があるっていうそういうことなんですよね。 ということはこの青い点線がこのまま上がっていくとすると 金の、ま、上のレンジというのも上がっていくけれも ジリじり上がっていくけども 逆にこう下がってなるとこうなるということなんでしょう? そういうことですね。はい。はい。 はい。 ま、なので、ま、ちょっとそこは考えておかなければいけないかなというとこだと思いますね。はい。 兄さを使って様々な金属に投資ができるようになった。今の他どんな金属に注目すればいいのかこの後聞いていきます。
2025年12月2日放送のBSテレ東「NIKKEI NEWS NEXT」より、特集の一部をYouTubeで配信します。
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金価格の高値更新に期待が高まっている。主要金融機関の2026年の価格見通しでは、1トロイオンス4381ドルの最高値を上回り、5000ドルを突破するとの予想も。中央銀行の購入が加速するとの見立てだが、金はまだ買い時なのか?マーケット・リスク・アドバイザリーの新村直弘共同代表をゲストに迎え、金をはじめ銀や銅、白金(プラチナ)など非鉄金属の価格動向を予測する。
【ゲスト】新村直弘(マーケット・リスク・アドバイザリー 共同代表)
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