“兄”オダギリジョーの知られざる姿に涙 柴咲コウ&満島ひかり&青山姫乃が見つけたものとは… 映画「兄を持ち運べるサイズに」本編映像

どうしたの? 私がいる。 自分で壊したくせに でもちゃんと幸せだった時も あったよ。車の鍵だめだ。開かない。 じゃあこっちじゃないの? うん。この中にあるはずよね。 かなこちゃんこれかも。 え、こちンゴはあちゃ 大嫌いだった兄がダメ兄の人生の後始末に集まった 4人。 この度は奥闇に申し上げます。 え、私、 ええ、 ここを片付けるの私たち。とにかく全部見とかないと。 兄は身で落ち着きがなく、 1人では生きられない人だった。 あの人知らないうちに他額の借金作ってて、やっぱり兄は嘘つきだよね。 自分で壊したくせに。 もしかしたらこちゃんにはあの人の知らないところがあるのかなって思っちゃった。 じゃあ教えてよ。 もう1度家族をやり直す 4日間が始まる。 覚えてます?私 兄は何か言ってたんですか? お母さん一緒にお家に帰りますか? ねえ、兄ちゃん、最後に 1つだけ聞いていい? 兄を持ち運べるサイズに。 リコはこの先も生きてくんだから自分で答え出さないと。

俳優の柴咲コウさん、オダギリジョーさん、満島ひかりさんらが出演する映画「兄を持ち運べるサイズに」(中野量太監督、11月28日公開)の本編映像の一部が11月20日、公開された。兄(オダギリさん)の遺品整理のため、兄の妹・理子(柴咲さん)と兄の元妻・加奈子(満島さん)、そして兄の娘・満里奈(青山姫乃さん)の3人が、宮城県・多賀城市にある兄のアパートを訪れるシーンだ。

映画は、作家・村井理子さんのノンフィクションエッセー「兄の終い」をもとに、「湯を沸かすほどの熱い愛」「浅田家!」などで知られる中野監督が脚本を手掛けた。絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる家族のてんてこまいな4日間の物語。

マイペースで自分勝手な兄に幼い頃から振り回されてきた主人公・村井理子を柴咲さん、家族を振り回すダメな兄をオダギリさん、兄の元嫁・加奈子を満島さんが演じる。