山口智子「素晴らしい映画に久しぶりに出会った」 映画「CROSSING 心の交差点」インタビュー収録特別映像
いやあ、素晴らしい映画に久しぶりに久しぶりに出会った。感動しました。 私は旅を愛してますけど、その旅の意味を深く考えさせられたというか うん。うん。 本当に大切なものは何かということを本当に自分自身に問い続けること。 それが旅なんだよな。なんてことを改めて考えさせられた。 [音楽] これあのこうロードムービー的なジョージやから トルコへと旅しながらその出会い の中で自分の心もこう変化したり成長したり色々変わってくるんですけど旅のその変化ねあれ出会いによる自分を変えていくきっかけになるし うんうん でその中でこう表面的な対面的な出会いもあるけど結局は自分自身に問い続ける質問を 問いを自分自身に問い続けながら本当の自分のう なるところへ深く深く深く降りていくて いうことがこのクロッシングでは描かれて いたので旅の本当の親髄というか本質に 触れていただいた気がしてすごく刺さり ましたね。文化に触れた時に うん。 その時初めてその自分の故郷とっていうルーツを考え始めたりとか異なるものに出会うことによって日常あの見逃していたこととかをあえて外側から教えてもらうってことがたくさんあるんですよ。 で、特に今回の映画はジョージアから イスタンブルトルクへの道乗りなんです けども、両国とも心からは私が尊敬し 愛する国であり、私はリスンという音楽を 追うプロジェクトでジョージアの ポリフォニーの声を重ねていく、あの、 スプラというこう乾杯の儀式の宴の儀式が あるんですけども、その文化を心から尊敬 してるので、そんな常事やからやは もう人類発症に関わる 歴史に関わる鍵を握っているとコといううちのイスタンブルールでしょ。そしてイスタンブルはアジアと ヨーロッパがまさにクロス出会ってその駆けとなるボスポラス海峡に駆けがかかっている地図ですから うん。その異文化大文化を本当に歴史の上 でも散り散理場の上でも結びつけてきて くれたイスタンブルという土地で繰り広げ られるその物語がものすごく 深いですし意味がありますよね。 で、まず私この1 番ジョージアのこの女優さん はい。 すっばしい。こんな強さと繊細な気持ちをうちうちに秘めた。ただ黙ってそこに写っているだけで、そこに存在するだけでこんなに いろんなことをこう伝えてきてくれるそんなことができる俳優さんって数少ないと思うんですけど女優さんが素晴らしかった。 違うけど感じるのは共通性の方ですね。あ、繋がっているんだ。お互い やはり旅をし合って出会い合って うん。 すごく結びつき合ってきたんだということの方が強く 感じますね。 違うっつうかね。 その時が走してるっていうか、こう時間と歴史と人の思いが走ってそれが重厚な分厚さの文化になってるっていうのはジョージアもしかり子もしっかりな感じなんですよね。 うん。 だからイスタンブールってのは特に出会いの都ですよね。 うん。うん。 イニシエよりもちろんあの東洋と西洋が出会ってきた場所であり、それでだから文化がそこでどういうバランスでどう折り合いをつけていくかっていうのがいつもこう [音楽] うん。繰り広げられてて、でもそのそこに よってむちゃくちゃ面白い文化と文化の 融合で面白いものも出ればまたその裏の こういうお互い異なるもの同士のあの葛藤 というかこう秘めたる部門のうん、今回 そこまで入り込んで裏裏路地までちゃんと 入り込んで撮影しているこの 普通の人の裏側の裏路地の一 っていうことを丁寧に描かれていて、それがあの、 ただちょっと辛いとか悲しいっていうだけじゃなくて、その本当のそこの土地の素敵な音楽と共に うん。 あの、本当に踊り出したくなるような気持ちになれるようなシーン、 素敵なシーンとしてその庶民の苦労や歴史もこう映し出して描き出してくれてたっていうのがすごく面白かったです。
第74回ベルリン国際映画祭でテディ賞審査員特別賞を受賞した「CROSSING 心の交差点」(レヴァン・アキン監督)で、予告編のナレーションを担当した廃油の山口智子さんの特別映像が11月21日、公開された。山口さんの収録後のインタビュー映像が収められている。
「CROSSING 心の交差点」は、言葉も世代も文化的背景も異なる人々が、ときにすれ違いながらも、互いを分かり合おうと寄り添う姿をあたたかく描き出すロードムービー。第74回ベルリン国際映画祭では、LGBTQ+をテーマにした作品に贈られる最も歴史のある映画賞であるテディ賞の審査員特別賞を受賞した。「ダンサー そして私たちは踊った」などのアキン監督の最新作。
2026年1月9日公開。
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