【堺雅人✕井川遥✕朝倉かすみ】特別鼎談 後篇|『平場の月』大ヒット上映中
[音楽] 生き止まりの2人を月きたけ 見ていた と 人はほけく 幕は閉じる 先生の中でのはあの後どうなったっての は想定としてんですかもうちょっと元気に なるの時間かかるだろうなと思っ だ、まさかね、次の日あんなにあんなに明るくあんなにわけじゃない。俺の中です。だからびっくりしちゃうよね。 [笑い] 相当打ちのめされると思うんです。 そうですよね。 先生の本の中ではいつどうしてそれは気づかなかったんだろうってずっと食いてますもん。 そうですね。本当ずっと食いてますね。 あれはちょっとね、辛いよね。 辛いですよ。 辛いですね。私も本当に辛いと思った。 私もあの結局私はシーン 100を超えたところにいないので その後の みんながどうそうか私が行かなくなったけど撮影の次の日はこの後の続きを取っているんだって言うと撮影期間中ずっと落ち着かないんですよね。 うん。 それで初めて見たらやっぱり何も言わずにさって言っちゃだめだよ。 本当そう思う。 あ、そっか。 どっちも言うのもどうかと思うけどすごい最後頑張ったじゃないですか。 がすごい頑張ったじゃん。 あの、あんなに頑張ってるのにさ、ありがとうの一言も言わないとこの人が まあね、そうなのか。 そこでありがとうが言える人だったら そう、そうなん、そうなんだけど、 引っ張りなところが可いいところ。 最後のね、最後まで いや、そっか。そうですよね。あれは辛、辛いでしょうね。 [音楽] 辛かった。本当に頑張ったと思ったあん時。 なんかね、あの取材昨日受けたんですけど、あの時の青がちょっとコメディに見えたっていう人すらたんですよ。 ああ、 つまり須藤の状態を知った時の 青の挙動が ああ、 あまりにも 不審すぎて うん。 だ、それぐらいなんかちょっとアワアわしてたってことなのかな。うん。うん。 あの、 顎がゴリッとなるじゃないですか。 原作。 うん。 あそこがあのゴリっていうのがすっごく大事に持ってたんですね。 [音楽] うん。 そこまでこうずっとここに力が入る感じ があのこうと書きにはなかったんですけど原作のあのゴリっと音が立つっていうあの描写ですごく表現されて されたうん。そういうことが結構書きには多いですよね。 そこの中で声が思わず出てしまった時のこととか私たちはそれを何でしょう?あの手がかりにすにしてやるよね。 こうてやった時の手がすっげえ冷たかったとかね。あったじゃないですか。 うん。またはい。 ね。あれもなんかす すごいね。 すっごいだからヒントがいっぱいある。 あと後ろ乗せたよ。 え? はい。 そう、自転車も良かったですね。あの、自転車です。 すごい良かったですね。 自転車ね、なんか気持ちいいもんですね。 ねえ、自転車ってやっぱり中学時代、中学時代で距離が、ま、ほとほじゃないですけど、すごく体が密日密着するから、そのなんかこう、 青春のしね、すごく象徴的なものをまたもう 1回やるっていうのがね、 また朝のあの橋がすごく良かったですね。 そうですね。良かったですね。本当ね。うん。 うん。 この不思議なデザインのあの橋は朝市に感謝ですね。 うん。 朝って町が本当に好きになってうん。 いい町でした。 ガジもすごい良かったですしね。 どんだけ喜ぶかわかんないですね。それは朝の人がね、 朝図書館にあの平場の月マップって元々原作の時あったでしょ? はい。はい。作ってくださったんです。 そう。それ見てなんかこう時めいて で、それにまたね、映画でまたちょっと 盛り上がっ つくのかなと思うと 嬉しかったし、成功者ってすごく伝統ある印刷会社 にで働くことができて また 本当にあの職なくやってましたよね。 いやいや、色はありました。やっぱね、プロの動きはね、こたちにしてみたらあ、すごい。すごい。それ、それ嬉しい。これ、これ、これでね、 教えてくれた人が美月さんって言うんです。 すごい すごいですね。 イ月さんですよ。平場の月やってて教えてくれたとか月が出るってことか。 すごいですね。 で、初恋の人と結婚してやって。 え、すごい。なんでそこまで聞いたん? 一緒に飲んだの? ああ、そう。なるほど。 監督と プロデューサーと僕と三日月さんとあと工場のセ沢さんと ああ、本ん当 セ沢さんもいい人なんですよ。 本当にいい人。 小の人が多かったのでちょっといですね。 ドッキドキしてたんですけどすごく物柔らかに丁寧に 段もね危なくないように全部手配してくださってあの切るところも刃波刃物ですからね。すごく気を使っていただいて。 [音楽] うん。そういう職場にいる時と全く違う顔をされてるんですね。だからやっぱり。 そうそう。うん。 みんな愛かな。 うん。それもまた あ、そうなの?あ、そうなの? 奥さんにもご挨拶して。 ええ、ちはつって、 それはもうずっと語り継がれるだろうね。今のと挨拶したよって。 同世代の同じくらいの 50 代の、えっと、司性の人の役っていうのはどうなんですか?ご経験があるのか? 今回原作から7つ下がってるんですよね。 うん。 原作はその 50歳の主人公ですけど 7年前なので、今回。 あ、そっか。そっか。うん。 下がってるので うん。 すごくやりやすかったんです。 うん。 なんか都に優しくしやすかった。 ああ。7 年前の男の人はもうちょっと優しくするのに抵抗は。そう、そう、そう、そう、そう、そう、そう。 少しマブルの私たちかなりご期にいる実世代なので私たちそのままやればいいっていうところが 良かったですね。うん。お前呼びは 7年前の方がしやすかったかもしれない。 そうですね。うん。 うん。 そこら辺の距離感っていうか難しかったったのかな。 でも ま、でも音がね、いや、俺みんなあ、お前だわっていうのがすごいいいなと思って。 やっぱり私たちの世代の時職業者だったりとか私で言うなら [音楽] お母さん役がすごい思うで何者でもないこうありのままのこう [音楽] 1 人の自分としての役っていうのがなかなかこの年代になってくるとないんですよね。 それは酒井さんとね、今回も色々お話しし ていて、そういう意味ではお互いに基盤が あって、その生活の過ごしてきた時間を今 のこの役に落とし込めるっていう生活の リアリティみたいなところが表現できる場 がああるっていうのも なんかこう理屈とか何役をどういう風にし なくちゃいけないんだとかっていうよりは ね、実態があるからていう感じでうん。 こうね、すっと入り込める感じです。 ああ、良かったです。 苗字で呼び合うのいいですよね。 ああ、そうですね。 お母さんでもなく、女でもなく 須藤っていう人と青って 693円です。 須藤。あれ?青 なんだ?青か。 苗字で呼び合うってのどの辺で思決まったんですか?お互いを いやわかんないけど恥ずかしかったですね。下の名前で呼び合わせるのが ああ なんとなくだけど ま中学校時代だから余計ですよね。そこから急に名前変えられないですね。 私の勝手なあれなんだけど、男の人が割と簡単に女の人の下の名前呼びするのってちょっとなっていう ライトさんはこちゃんって 普通に行けるタイプじゃないですか?でも音は違うでしょっていう あの呼び方がすごく素敵だなと 妹にびっくりされるんですよね。本当に呼び合ってんなってね。あれもそう思った。 あん時嬉しそうですよね。 あの、青がみっちゃんから聞いた時に、あの、 お姉ちゃんのね、初この人うん。 あそこでなんかこう 1個確信を持つですよね。 良かったと思うんで。 で、幻にね。 そう、幻だけどね。 ね、しみしみしますね。ね、あの人も良かったな。 うん。予村地の洗濯物とか自分の掛けとか空の感じとか可愛い。 チーブを見てるとちょうどよく幸せなんだ。そうだ。いや、単純に素藤のことをどう思ってらっしゃるのかっていうのはどんな人だと思いますかっていう 2人の意見は聞いてみたいですね。 どんな人ですか?先生太いっていうね言葉ーワードとしては うん。そうですね。それはま、同時ないというかシンがあるっていうようなあと画が強いみたいなはい。 ところなんですけども、やっぱり友人とか周りの人とか見ると、えっと、 50 過ぎて、えっと、プルーポーズされて断る意外に多いんですよ、女の人が。 なんでそれはあの、 ペースがもう変えられない。 あ、自分の自っていうのが大きいのかな。 [音楽] それともうもう人となんかこうこれから気づいていくっていうのがだるいのかなとか 自分の時間は欲しいですね。そう。う ん。江川さんはもし都でプロポーズされたらどうする? この距離のままがいいかなっていう感じはありますね。 [音楽] うん。感じますよ。 なんか原作のそれもそう思う思ってる青もいるんだけどここで 1 つ形にしときたいんだよなっていう思わせる理由を一緒いっぱい入ってますよね。 入ってます。入ってます。はい。 俺はなんかこう席は入れたいんだよな。形にしたいんだよな。 だってそっちの方があのちゃんとあの世話お世話もできるしなんかあった時にとかいろんな言い訳を自分にしてだから 一緒にならないかって。 そうそうです。最初のからそうなんですよ。藤戸藤が私はお金がないんだからうちで思った時にいやでもそれはってあるんじゃないですか。そのちゃそのそのちゃんとした感の男の人の方がもしかしたらあるのかなって。 うん。 じゃあプロポーズ拒否 はい。 難しいかもしれ。あ あ、面白いですね。ありがとうございます。 うん。私はあの月を見ながらベランダで、ま、夢みたいなことだよって言いますけど、夢みたいなことだよ。 [音楽] え、 夢みたいなことをね、ちょっとあれはオは どんな風に受け止めたんですね。私はなんかこう夢を見てしまったみたいな。 [音楽] うん。そう、そうです。そうですね。ですよね。 うん。 だからこう悟られてはいけないと思いながら 青はどう思うんだろうって。 うん。そのどせも単純よね。 そうですね。 きっとそうそ い受け止めて うん。そのね、押し引きはあるけれども横道はないですよね。 うん。うん。 うん。そこは一図ですよね。なんでダメなんだろうとかどういう言い方したらいいんだろうっていう思いはすごくあるけれども 違う可能性って考えてみないってのが あ、そうだと思いますよ。 青の面白いとこですよね。 私は割に最初の方にでも置いてたんですけど、あのセリフっていうのは あれはあの書く時にスーって見通せる時と見通せない時とあってこれはいつもすって見とせたタイプの小説だったんですけどスーって見通せた時にドフのあのセリフを思いついてあれ書いた時にあもう絶対いけると思ってそして 絶対これは比例になっちゃうぞって思ったんですね。 あの、あのセリフのおかげで うん。 各省のタイトルがセリフになってますよね。で、そのセリフはやっぱり各のキーになる。 そうです。そうです。セリフ。 素直にこれを言わせたらこの賞は完成っていう感じで。 あ、そういうルールというかあれだったんだ。 あ、夢みたいな。あ、先に夢みたいなことをね、ちょっとっていうのが出てきたんだこと。 そうです。そうです。はい。 で、もうその時点で比例が約束されて、もう約束されてんですね。うん。 ちょうど良いこう幸せとかそうですよね。 そうね。ちょうど良い幸せってのも 素割に一直線に別れに向かってる感じがしますね。うん。思えばね。うん。 どう絶するか。うん。そうですね。 うん。 それは噛合わないね。 かわいそうにね。あの、あ、本当映画見てて、あ、かわいそうだなと思って、あの、こんなに頑張ってさ、あの、ドンがさ、ワンピースで切ってきたてみーって顔する。 うん。 あれはね、ちょっと思ってた。うん。 ひょっとしたら うん。そう、そう、 そんなことね。 ひょっとしたらいい知らせなのかもって一瞬思っちゃったらどうかと思ったんだ。 うん。うん。 で、ドの部屋でその同じワンピースを見つけた時のあの感じとかね。 うん。なんか鼻やぐ女の人のその服装とかね、やっぱなんかいろんなこと考えましたね。なんかね、こうとても素敵でしたね。 [音楽] いや、贅沢な時間を過ごさせていただきました。 でも改めてこれ見終わった後になんかこう男女関係なく年も関係なく語れる映画だな。語れる物語なんだなっていうのがやっぱりそう思いました。なんかそれぞれの立場であの時取ったそれぞれの行動をどう思うかて [音楽] [音楽] 自分だったらとかね。うん。 うん。うん。 プロポーズしたとかね、受けたとかね、なんかいろんなあの語り口がある。酒のつまみにぴったりというか、 2000 年の方でもね、なんかこうちゃんと見話して おしり できるお話なんだなってのは分かりました。 なんか私たち終わった後にやっぱり酒井さんとも昨日もあ、そうだった、そうだったってあのひコロフさんが昨日は番組ナビリエートしてくださったんですけど 全然違う視点で私はね、あのシーンが気になったのとかあの奥さんと 3 人で あそこのスリーショットがものすごくひコロヒーさんはうんうん はあの 良かったみたい うん その時のね そう原作にな 部分をどういう顔してスど気持ちで持っていこうかとか色々思ってたんですけどうん。 逆にあのなんだとってすごい怒ってましたね。 そうそうそうそうそう。 ス今1人じゃないかきっとみたいな。 あ、そう。なんでスを 1人にするんだ?アって怒ってた。 そういうとこなんだよね。 そういうとこだよね。うん。 いつも寄り添ってるつもりがちょっとそういうところがね。うん。 なんかそうやってやっぱり全然違う視点で見てくださる方がいいっていうのもこの映画の面白いところだなと思うて、また新しい発見でどんどんどんどん映画の見方が広がるといいなと思いますね。 あ、私も昨日はやっぱり私者見たばっかりだったので本当にそのお 2 人にこうやってお近くでえっとお話ができるっていうのが大変幸せな本当に幸せな体験をさせていただいてるなって思って笑っちゃって申し訳ないと思います。 [笑い] それできた時に自分の本を読んでそれでもう忘れてたからなんか泣いちゃったりしてすごい恥ずかしい感じで来て映画見てまた泣いちゃってまた今日も泣いちゃってみたいな本当になんか普通に楽しんでる感じで本当にありがたいと思ってます。ありがとうございます。 [音楽] [笑い] [音楽] ありがとうございます。 [音楽] 平場の月是非劇場でお楽しみください。 お前あの時何考えてたの? それはあまりにも青春だ。 初恋いから始まるアルで切ないラブストーリー。 [音楽]
堺雅人✕井川遥✕朝倉かすみの特別鼎談が実現!
前篇・後篇にわけてお送りいたします。
【Story】
妻と別れ、地元に戻って印刷会社に再就職し、慎ましく、平穏に日々を生活する、主人公・青砥健将(あおと けんしょう)。
その青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子(すどう ようこ)は、夫と死別し今はパートで生計を立てている。
お互いに独り身となり、様々な人生経験を積んだ二人は意気投合し、
中学生以来、離れていた時を埋めていく――。
ある日、アパートの部屋から月を眺めていた須藤。
「お前、あのとき何考えてたの?」
青砥にそう問われ、
「夢みたいなことだよ。夢みたいなことをね、ちょっと」
そう答えた須藤。
再び、自然に惹かれ合うようになった二人。
やがて未来のことも話すようになるのだが…。
【作品情報】
☽⁺。公式サイト:https://hirabanotsuki.jp/
☽⁺。公式X:https://x.com/hirabanotsuki
☽⁺。公式Instagram: / hirabanotsuki
キャスト:
堺雅人 井川遥
坂元愛登 一色香澄
中村ゆり でんでん 安藤玉恵 椿鬼奴 柳俊太郎 倉悠貴
吉瀬美智子 宇野祥平 吉岡睦雄 黒田大輔 松岡依都美 前野朋哉
成田凌 塩見三省 大森南朋
監督:土井裕泰
脚本:向井康介
音楽:出羽良彰
主題歌:星野源「いきどまり」(スピードスターレコーズ)
原作:朝倉かすみ『平場の月』(光文社文庫)
配給:東宝
公開日:2025年11月14日(金)
©2025 映画『平場の月』製作委員会
