★チャンネル登録:
今なお愛され続ける世界的アーティスト 葛飾北斎。この度、そんな北斎の知られざる生涯を初めて描く映画「HOKUSAI」が28日に全国公開を迎える。本作は、その人生に関する資料がほとんど残されていない北斎の生涯を、現存する資料や史実、作品が生まれた年代などを繋ぎ合わせて生まれたオリジナル・ストーリーで、今までほとんど語られる事のなかった青年時代の北斎も描かれている。
今回解禁されたシーンは、まだ“葛飾北斎”という名を持たず勝川春朗という名で絵師をしていた北斎(柳楽優弥)が、江戸中に名を馳せた美人画の大家・喜多川歌麿(玉木宏)と初対面を果たしたシーンを切り取ったもの。北斎は数々の名絵師を世に送り出した希代の版元、蔦屋重三郎(阿部寛)を尋ね吉原遊郭へ向かうと、そこには遊郭一の花魁・麻雪(芋生悠)を描く喜多川歌麿の姿が。「上手い魚があるぜ、お前さんも食っていけや!」と迎え入れる歌麿に、北斎は「贅沢な物は口に合わん。」と反発すると、「まるで坊さんみてえな野郎だな!だから女に色気がねえんだよ。」と歌麿に切り捨てられてしまいます。「おめえの描く女には色気がねえ。下手だとは言わねえよ、ただそうだな、てめえの絵は目の前にあるものを似せて描いただけの絵だ。上っ面だけで、命が見えねえ。」と核心を突かれ、言葉を失いその場から逃げ出そうとする北斎。蔦屋の「逃げるのか。お前だけじゃねえぞ、絵師など他にいくらでもいる。」という言葉に踏みとどまり、歌麿が描くモデルの魅力や命が宿った絵を目の当たりにした北斎は、絵師としての魂が奮い立ち、周囲に認められるべく闘志を燃やします!蔦屋の言葉を聞いた歌麿もまた、才能を秘めた若い芽に危機感を募らせ、誰にも負けないという強い意志とプライドがぶつかり合う二人。ライバルとして互いを刺激し、切磋琢磨しながら常に高みを目指す向上心の強い彼等からは、投げやりに毎日を過ごす私達をも奮い立たせるシーンとなっている。
