【米金利とゴールドの関係に変化?| 金融・貴金属アナリスト 亀井 幸一郎氏】中央銀行の揺らぎとインフレ懸念──今年2回の急伸の理由と今後の展望を解説/投資家サーベイの結果を公開!【金曜日のゴールド】
[音楽] この番組はステイトストリート インベストメントマネジメントの提供でお 送りします。 こんにちは。 今週も始まりました。金曜日のゴールド キャスターの佐藤きです。近年安全資産と して注目を集めている金、ゴールドへの 投資にスポットを当てて様々な視点から その戦略的な価値を探ります。ゲストをご 紹介しましょう。 マーケットストラテジインスティチュート 代表取締まり役金融危金属アナリストの 亀井孝一郎さんです。よろしくお願いし ます。よろしくお願いします。 ではまず年所からの金の価格の水見てみましょう。 はい。 最高値をつけてから今週大きく下げました。 はい。 亀井さん、この動きどうご覧になりましたか? そうですね、これ、ま、あの、先週の動きなんですけど、直近でアメリカの地方銀行がですね、 2 個有資に絡むちょっとこう問題があったという話が伝えられた時にでね、え、このわゆる信用連鎖って言うんですけど、いやもしかしたらそういうその危機的な動きがあるんじゃないかということで禁止場で短期筋が一気に回を増やしたんですよね。 これが先物市場とか、ま、金のETF もありましたけども、 それがですね、ところが、ま、それはもうそれの一家税の話であって、そんなに広がりはないんだよって分かった時からですね、一気に逆に うん、 利益確定の売りが出始めまして、それが売りを売りを呼ぶというような形で急落したということではっきり言ってこの禁止の取り巻く環境はあまり変わってないんですよね。え、従がって、ま、あの、相番を落ち着くと思います。はい。 はい。 では、ここからはテーマに沿ってたっぷりと亀井さんの話伺ってまいります。 金曜日のゴールド。今回のテーマはこちらです。米国金利とゴールド逆総感の今ということで一般的に長期金利が上昇しますとゴールドから資金流出が起きて価格が下がる。 はい。 いわゆる逆層感のこの関係があるという風に言われていますが はい。 近年そうした関係が崩れているそうですね。 そうなんですね。 元々金は利息を見ませんので、まあ、金利、アメリカの金利等はですね、利の動きをするということなんですけども、これのようにですね、ちょうどその、ま、この、こういったこの逆の動きが見られますが、 ちょうどその2024年ですね、このその 金利も上がるし金も同時に上がるなんていうことが起きてきたわけですよね。 ま、これがそのこれまでないその、ま、シナリオの中のその、ま、逆發戦が崩れたんじゃないかという話なんですけども、 どういった要因があるんですか? そうですね。 一言で言うと、その金用の構造が変わってきたっていうことは言えると思うんですけど、もし大きいのは 新国の主銀行の会ってのが、ま、近年間にこの指摘されてるわけですけども、やっぱり中央銀行っていうのはそういう金利水準の云々と関係なくて、その外貨準備のポート不料の比率を変えるっていう話になるんですよね。 え、それとその元々その新興国の個人、 特にインドですか中国とかその公配力を つけて経済成長の中であに金を買い始める んですけども、その人たちはアメリカの 長期金利だとかそういうのあまり関係なく ね、やっぱり私は金を現物欲しいんだ みたいな買いってくるもんですから、あの 、元々その金利を気にして金の売り返し てるのはどちらかというとヘッジファンド だとかプロの投資家が多いんですよね。 ま、そういうそのプロの投資化の影響力っていうのが近年ちょっとやっぱり以前に比べて落ちてきてるですよね。それがそういう風に逆関性が少し崩れた背景になってると思います。 なるほど。そして今こちらのグラフ赤枠で 2 箇所を示していますが、この前半と後半で要因に違いがあるといました。 そうですね。これちょうどあの大きく進してた部分がこうま春とこの夏以降にあるわけですけども春そちらですね。 [音楽] そちらは3000ドル割れから4000、 あ、3500 ドルまで上がったわけですけど、一言で表現して中国の会はい。 うん。 なんですよね。あの、ちょうど 4月2 日にトランプ大統領がアメリカ放の日と消して完税の発表しましてね。 はい。 あの時にま、単なる脅じゃないか本当に完全てきたんだなってことでマーケット騒ぎになって、え、アメリカではベドルも下がる、株も下がる、アメリカ国債も売られるっていうのはいわゆるトリプリアスの状態になってだその時に金がまあ上がり始めるんですけどその時の会能死体になったのが中国税だったんですよ。で、近 ETF のチャート見ていただくとそれがま、明らかなんですけども、 この、 これ地域別に、え、出てるわけです。 これ2月3月4 月なんですけどね。このグランドのピンクの部分っていうのがですね、アジアなんですが、ほぼ中国なんですね。ま、日本も入ってますけど、一部はね。 で、特にその4 月なんてのはもうももうほとんどこれ 100そうですね、15tのうち70t 近くが中国生かかってきたっていうの話でね、これがもう入ら表してまして、この時の上海の取のこれ先物だとか現物あるんですけど、出来高く本当急激に上がってですね、あの、ま、その時が本当にこう中国税っていうのが、ま、ちょうどそのドル話みたいなことは指摘されてましたけども、ちょうどやっぱりトリプルアースなんて話の時 [音楽] にそれが中国税買ってきて 俺しもその中国人民銀行が 国内の生命保険会社に対して 1%資産の1% を上限に金買ってもオケって出したんですよ。 で当然間投資化ですからあ ETFを買うていうね2 月だったんですけどこれはここに 休的にそこも増えてますね。前半は中国税の会ということですがそれ以降 9 月以降はまた予想が変わっているということですね。 そうです。これちょうどここにま出てますが はい。ジャクソンホール合っていうのが8 月の下旬にあって、そこでそのパウエル議長がですね、あの利下げの再開、 これを出するということがありまして、これがま、金利を生まない金ですから、これが、ま、アメリカの金が下がるってことで会能少し浮上し始めるとその直後にトランプ大統領がリサクックの一方的な会認と発表しましたね。 あれでどちらかとその独立性も FRB はあの独立性が侵害されるということはトランプ大統領は以前から利下げを要求してたじゃないですか となるとこの中央銀行の独立性が失われてこれは政権の言等通りになるとこれはもうインフレの可能性も出てきますよね。そういうことで欧米税が一斉に買い始めたんですよ。 だからこの9月入って以降の特に 8月以降は 逆に欧米の会なんですよね。 で、ちょうどその 9 月に入りますと、ウクライナの問題、今度は性格リスクですけども、 あの、 ま、トランプ大統領が荒プーチン大統領読んで会談を行いましてね、 あの後に、ま、結局はその何も決まらなかったんですけど、その後にですね、プーチン大統領がその教的なスタンスで 欧州に対して、 例えば緑空審判とかですね、え、例えば、ま、ルーマニアだ、ポーランドだとか、あ、軍事ドローンだとか、戦闘機を飛ばしてう はい。 え、なりましたね。そうするとこれまでのそのロシア対ウクライナの戦いっていう構図がですね、ロシア対北大制洋条約機構ナトの戦いっていう展じる可能性が出てきた時にこれはやはり欧米勢を刺激しましてやっぱり海を刺激したと。 で、もう1つあるんですけどもこれは10 月1 日からあの始まりましたアメリカの政府期間の 閉鎖。 閉鎖。 これはあの予算が決まらないで 結局今も続いてますよね。 で、この辺のわゆるアメリカの政治分断 うん。 というのがこれもやっぱり性格リスクの 1 つなんですよね。で、それも入ってきたと。で、そこで、ま、 4000ドル、4100、4200 と来た時に、ま、冒頭で話した知銀の 2 項の問題が起きてきて、最終的に駆け上がってって、それが、ま、その、それは連鎖はないよって話で旧楽とい、 1 つね、あの、 ま、表層の辺たりが起きたみたいなイメージなんです。 そう、積み上がってった買てロングが上の部分上の部分親設が崩れちゃって久が残ってるんですね。中長期の会はそういうイメージです。 なるほど。ま、これまでの逆走感などのセオリーだけではない。本当に様々な要因が金の相場の動きを左右しているということですけれども、やはり直近のあの下落も心配されている方いらっしゃると思います。 この現状どのように捉えてどういう風にこう上井さんはお考えでしょうか? はい。 あの、ま、その禁止を取り巻く環境ってのは僕変わってませんよね。だから、あの、しばらくこれは今回落しましたけども、ま、驚かれた方が多かったと思うんですけど、ま、おそらく相番落ち着いてですね、また上昇トレント復活って話になるんですけど、大きな基盤はですね、ちょっとこれご覧になっていただきたいんですけど、 中央銀行 はい。 の会ってですね、この中央近の会というのが近年、ま、あの、ここで、え、話題なんですけども、ま、この辺がその中央銀行自体はその投資化ではありませんのでポートの見直しをやってるわけで、値上がりが規目的じゃないので、ま、これはあ、う、あの、拝するということは、ま、考えくいもんですから一定的なこの水準は維持されるんであろうという風に思いますね。 はい。え、ここまで亀井さんに投資対象と してのゴールドの変化について解説をして いただきました。ではここで一旦CMです 。 ここからは金に関する様々な情報をご紹介 するコーナー。今回は金にまつわる話。 日本人と金の関わりを探るためある場所を 尋ねました。ご覧ください。 [音楽] 東京日本橋。ここに我が国の金融政策を 決定実行し、菩薩を発行する日本銀行が あります。 遡ること江戸時代。 この場所には金の中造と発行を行う金座が 置かれていたと言います。 江戸地主 時代の金座と金の歴史について日銀の迎にある火幣博物館を尋ねてお話を聞きました。皆さん銀座というのはご存じだと思うんですけども銀座というのは江戸時代にえっと銀貨が作られていた、ま、銀貨製造工場のような場所になりまして金山も同様にですね、江戸時代に金貨と、ま、特に古盤とかですね、そういったものをえっと作っていた場所ということになります。 [音楽] で、その場所が今の日本銀行の場所にあっ たということとなります。 江戸時代はですね、金、銀、ゼニの3種類 の下幣が、え、ございました。その中でも 金貨はですね、ま、コ番があの有名かと 思うんですけれども、えっと、コ番は江戸 時代、ま、順番20種類のコ盤が発行され まして、またその下には、えっと、小学の 金貨というのも発行されていました。5番 につきましてはですね、ま、なかなか日々 の買い物で使うにはちょっと高額すぎる ようなものになりまして、工程相場でいき ますと1両っていうのは4000問という のがある時期決まっていたんですね。で、 えっと、そばが大体こう16問と言われ ますので、ま、そうすると250杯分 ぐらいですかね。あの、かなりあの量に なりますので、ま、どちらかというとその コ番は、あの、ま、それを両替して、あの 、細かいお金に崩していくとか、あるいは 、ま、消化などでは、あの、クラに入って 、ま、占量箱に入ってクラで収められて いるとか、ま、そういった形での、え、 使われ方っていうのが多かったかなと思い ます。江戸時代のその金貨の、ま、懐中と いうのはですね、あの、基本的には重さと かその含まれているあの金の割合とかを こう変えていって、ま、大体はその、え、 金の割合が減っていくという懐中があの、 多かったです。目的としては、あの、財政 の保典ですとか、あるいはその、ま、古く なったこう傷んだコ番を、新しい火に変え ていく、ま、あるいは、あの、特に江戸 時代の後半になってくると経済が発展して いく中で、ま、そのできるだけ広くお金を 行き渡させるためめって、ま、そういった ことも、え、言われていたりします。特に 後期になると金本意的な、え、下幣制度に 変わっていきますので、ま、金というのは 、ま、下幣そのものだったっていうことか なと思います。 はい。ちなみに18世紀の工程相場で金1 両と同じ価値の銀と同を並べてみますと こんな感じになるそうです。いや、4巻も すごいですよね。改めてこう金の普遍的な 価値を感じます。以上金にまつわる話お 届けしました。 さて、金曜日のゴールドですが、今週旧楽もありまして、え、大変心配されている方もいらっしゃると思います。亀井さん、ゴールドへの投資を始める方に何かこうアドバイスだけますか? はい。はい。 あの、特に、ま、国内ではですね、その金を買うっていう風となんとなくこの実物資産に買えるみたいなイメージなんですけども、 ま、通貨のポートリオの組み合わせていうことで円をゴールドという基術通貨に、あ、無国籍通貨に変えるっていうイメージを持っていただいて、あ、無理のない範囲でポートに組み入れるというスタンスですね。ですから、無理のない範囲ですから、あ、ま、積み立てだとか金の ET だとか告知から買えるものから始めると入りやすいと思います。 はい。 はい。ありがとうございます。え、ここ まで亀井さんにお話をお伺いしました。 ありがとうございました。 さて、金曜日のゴールド。今週はこの辺り で失礼します。また来週お会いしましょう 。 この番組はステートストリート インベストメントマネジメントの提供でお 送りしました。
【画面に表示されている株価や指数等の数値は2025年10月24日収録時点のものです】
「金曜日のゴールド」(毎週金曜12時05分放送)
【提供:ステート・ストリート・インベストメント・マネジメント】
※本動画はPR・プロモーションを含みます
✨世界経済の不透明感が高まる中、安全資産としての「金(ゴールド)」が改めて注目を集めています。
日経CNBCの投資家サーベイでも、日本株に次ぐ人気投資先として「ゴールド」が浮上。
『金曜日のゴールド』では、金投資の基礎知識から価格動向、経済・地政学リスクまで、投資家にとっての戦略的価値を探ります✨
〈テーマ〉
「米国金利とゴールド 逆相関の今」
〈ゲスト〉
解説:マーケット・ストラテジィ・インスティチュート 代表取締役 亀井 幸一郎 氏
進行:佐藤 美樹
〈目次〉
【ゲストトーク】亀井 幸一郎 氏
02:00 テーマ「米国金利とゴールド 逆相関の今」
01:33 NY金と米10年債利回りの比較
・金と利回りは逆相関の関係にあるが、2024年金と利回りが同時に上昇
→これまでの常識が揺らぎ、逆相関の構図が崩れつつある
03:53 NY金価格 過去2回急伸した理由
①【2025年春】中国勢の買い
・関税発表に伴うトリプル安
・中国が約70トンを買い占め、価格を押し上げ
②【2025年秋】クックFRB理事の解任
・中央銀行の独立性が揺らぎ、インフレ懸念が高まる
・欧米勢がリスクヘッジとして金を買いに走る
08:31 急落の中今後の展望は?
・一時的な調整を経て、再び上昇トレンドへ
・中長期的には金価格は堅調に推移する可能性
10:05 金にまつわる話
13:13 ゴールド投資をする方へのメッセージ
#亀井幸一郎 #佐藤美樹 #金投資
#地政学リスク #ゴールド #金価格 #安全資産 #投資戦略 #国際秩序 #ブリックス #ドル離れ #米離れ #米ドル制裁 #中央銀行 #金備蓄 #希少資源 #生産コスト #国際政治 #世界経済 #資源価格 #インフレ対策 #安全保障 #脱アメリカ #多極化 #新興国 #国際決済 #金市場 #資産防衛 #金融リスク #戦争リスク #市場動向 #金の価値 #普遍的価値 #希少性 #金鉱山 #金投資 #資産運用 #地政学的緊張 #国際ニュース #経済ニュース #マーケット分析 #国際関係 #世界情勢 #金高騰 #国際金融 #脱ドル #ウクライナ侵攻
