24時間365日「絶対に断らない救命救急」 受け入れ数日本一を誇る病院 なぜ可能?【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2025年2月1日)

神奈川県にある救命救急センターには次々 と患者 がをげるようなお薬も使ってげていきます の で男性は38.5°の熱インフルエンザ じゃないかなと思って ます全的にが拡 このセンターでも多い時には1日100人 以上の患者 がこちらの80代の女性 は今お腹痛くはないです か症状は咳と鼻水熱は微熱でした がちょっと痛いですよウイルス検査を行う と やっぱり インフルエンザそうです熱がない インフルエンザも実はあっ てそれは隠れインフルエンザと呼ばれ高齢 者に多く放置すると容大が悪化するケース もあると言い ます休憩車入ります東戸救急15分後46 歳の女性意識 障害重賞から継承まで次々と搬送される 患者実はセンターには大きな特徴 が断ったことないです ね救急搬送の受け入れ数は日本一多い実に 年間でおよそ2万2000人しかも いかなる場合でも絶対に断らないと言い ますなぜそんなことが可能なのか 追跡し ます神奈川県鎌倉市にある湘南鎌倉総合 病院救命救急 センター24時間365日29人の意志が 断らない救急を続けてい ます現場をまとめるリーダーの1人関根 一郎40歳 いうのは専門外がないっていうのが専門性 でもありますのでどんな症状でもどんな 怪我でもお力になれることがないかを 考えるこういう姿勢でやってい ます午前11 [音楽] 時分されてきたのは70代の女 のどこ ですハンドルが当たった感じあのあれん です かば一体何が救急隊から事故の状況を聞き ます駐場から自宅の駐車から出ようとした 踏みて 突女性はブレーキとアクセルを踏み間違え 5m先の壁に衝突したというの です動揺する女性に関根石が話しかけ ます大変でした ねや 新しいそうなんですかでもほら事故って何 があるかわかんないでしょ命落とす人も いるしだから本当に高中の災害で大変は 大変でしたけど良かったなと思いまし た女性は肋骨を3本折る怪 が幸い大事には至りませんでし たよろしくお願いしますひっきりなしに 患者がやってくる救命救急センター 取材中も受け入れ要請が重なりわずか8 分間に5人 が12室ある処置室が埋まることもそれで も患者は断りませ ん多い時には処置室が埋まっていても通路 にベッドを置いて 対応センターの中でおよそ100人の患者 がいたことも医師たちは 診察と治療を急いだと言い ますます40分 後深夜11時搬送されてきたのは腰の痛み を訴える80代の 女性 たく てベッド起します実はその女性これでの患 と状況が違いまし たここに来るまでに4つの病院に搬送を 断わられていたの です救急車に道場してきた娘から事情を 聞く と病院も 満だしあと整の先生が多分直で いらっしゃるとこが 少ない深夜で痛を見られるがないなどの 理由で4つの病院に受け入れてもらえ なかったと言い ます痛み和らげる治療もすぐ始めて星の 状態も診察していきますはいよろしくお 願いよろしくお願いします関根医師たちは 女性を突然襲った腰痛の原因を探り ます検査を行い細かく確認していくと さこれがやっぱりうん新規だね両水の圧迫 はいでどうでしょう はい背骨の一部が潰れるように骨折してい まし た高齢女性に多い症状で咳やくみなど何気 ない動作でも骨折することがあると言い ます女性はその後入院して治療することに 去年患者を運ぶ先がなかなか見つからない 救急搬送混乱事案は全国で年間およそ 16万7000 件いわゆるたらい回しが今もついでい ますまさにこちらの90代の女性 も4040何件かこられてからこちら見て くれるって言われた時にはあああ良かっ た見てもらえるんだという感じでなんと 40件以上病院に受け入れを断られ 100km以上離れた千葉県から搬送され てきましたどこをかけてもなんもう何時間 1時間2時間3時間4時間5時間ぐらい かかったか ななぜ搬送先が決まらなかったのか 深夜で対応が難しいという説明が多かった と言いますそしてま恒例ということと頭を 打ったのと熱があるというそのなんか3つ あ3あじゃないけどあるんでみんな断られ てしまってで最後にいや実はあの神奈川に うんあの受けてくれる病院があるんです けど遠いですけどいいですかって言うんで それで入ってってきました なぜこの病院では24時間365日断ら ない救命救急が実現できているのでしょう か取材を続けると病院の全体会議である ヒントがありまし た気を断らないというノーリフューズ ポリシーというのは絶対に支していただか ないといけないんですでこれがERの現場 だけの対応ではなく各 がバックアップしてるということで 成り立ってます救命救急センターに 駆けつけてきたの は小児の意最近感染の疑いがある10歳の 女の子元 へが痛いそこそこ痛いかうん 海の患者が送れる この病院では以上の分野の専門員も24 時間スタンバイ病院全体が救命救急を バックアップする体制 です意思の意識改革を行い断らない救急を 実現今も改善を続けてい ますそしてもう1つらない が完全参考体制にするま8時間から9時間 ごとに完全に入れしてえ自分が勤務じゃ ない時オフタイムは呼び出しは なし24時間勤務が多いという救命救急で 8時間の参考体制を導入オンオフの 切り替えによって集中力がアップ医療の質 効率が段に上がったと しかしそうなると意の数が確保できるの でしょう か足の付け根から採決します よ肺炎の患者に話しかける串本石29 歳午後3時を過ぎる と終わったはい終わりましありがとう ございましりました今日も元気に帰ります はいお疲れ様ござます 実は彼女の働き方はちょっと今あの子供が まだ9ヶ月とかでちょっとはい夕方の時間 を大事にしたいなと思って9時から15時 までの6時間勤務で働いて ます時短勤務も取り入れAIでシフト管理 働きやすい環境を作ったことで意思の確保 にもつがってい ますリーダーの責も5年前に 3ヶ月の級を 取得自分たちの働き方をよくするて とっても大事で医療の救急医療の質を 高めようと思ったら自分たちがまず元気で 幸せじゃないといけないなと思ってます そんな絶対に断らない救命救急に深夜直接 やってきたのは3歳の男の子と 母親ちょっと見てもいいかな 医師が診察するのは男の子の花の中一体何 がお姉ちゃんが学校で育てた大豆を持って きて鼻に入れてしまったというでした家で 取ろうとしてもなんかどんどん奥に入っ てってしまってあもう危ないと思って来て はいでま先生があの異物の出し方を教えて くれてでやってたら取れて 無事豆も取れ診察でも異常なし親子は安心 して自宅に帰りまし た搬送されてくる患者の中には一刻を争う 人 も胸の痛みを訴える70代1人暮らしの 男性てく私たちの休店の方でえっととえ爆 分かりましたはい救急車の中で1度心配 停止になったと言い ますその理由は新金 高速循環器の専門員も駆けつけますりまし たちょっとお話あの後で伺いますね新金 梗塞っていう状況で心臓の結果詰まっ ちゃってるんですねでこれあの緊急で家庭 てる治療しないとまた心臓止まっちゃうの で 意識は戻った男性ですがいつ再び心臓が 停止してもおかしくない 状態緊急治療を行う部屋へ移動し心臓の 血管を確認し ますこの部分でつまり一部の血流がえてい まし た家庭テル治療は直径およそ2mmの細い をに 挿入狭くなった血管を医療用の小さな風船 で拡張し ます 外 外は外もう一声 もう1時間に及ぶ 治療詰まっていた血管の血流が回復しまし た お疲れ様ですうく終わりましたま流れがね 良くなった状態なのではいあの治療として ねうまくいって ます翌日集中治療室に入院する男性の様子 は痛みとか大痛みは大事です ね胸の痛みも消え順調に回復 なと思ったらすぐにうんうん駆けつける そういう感じが1番いいんじゃないのかね うん年には勝てませ ん絶対に断らない救命 救急まさに今も患者の命と向き合ってい ます

 今も続く救急患者の搬送先がなかなか見つからない「救急搬送困難事案」、去年は16万件超に。そんななか、受け入れ数日本一を誇り、24時間365日「絶対に断らない救命救急」を続けている病院があります。なぜ可能なのか?その秘密を追跡します。

■車で衝突事故を起こした70代女性「胸が痛い」

 神奈川県鎌倉市にある、湘南鎌倉総合病院「救命救急センター」。24時間365日、29人の医師が「断らない救急」を続けています。

 現場をまとめるリーダーのひとり、関根一朗医師(40)は、「救急医というのは、専門外がないというのが専門性。どんな症状でもけがでも力になれることを考える」と話します。

 午前11時、搬送されてきたのは、70代女性。車で衝突事故を起こしたといいます。

看護師
「痛いのどこです?」

70代女性
「痛いの胸」

看護師
「右側のこっちね」
「ハンドルが当たった?」

70代女性
「あの、あれなんですか。あれは」

医師
「エアバック?」

 一体、何が?救急隊から事故の状況を聞きます。

救急隊
「自宅の駐車場から出ようとした際にアクセルとブレーキを踏み間違えて衝突」

 女性は、ブレーキとアクセルを踏み間違え、5メートル先の壁に衝突したというのです。

 動揺する女性に、関根医師が話しかけます。

関根医師
「大変でしたね」

70代女性
「もうなさけなくて。息子の新しい車だったの」

関根医師
「そうなんですか。でも、事故って何があるか分からない。命を落とす人もいるし、不幸中の幸い」

 女性は、肋骨(ろっこつ)を3本折るけが。幸い大事には至りませんでした。

■「腰の痛み」を訴える80代女性 原因は?

 ひっきりなしに患者がやってくる救命救急センター。取材中も受け入れ要請が重なり、わずか8分間に5人が。12室ある処置室が埋まることもありますが、それでも患者は断りません。

 多い時には、処置室が埋まっていても通路にベッドを置いて対応します。センターの中で、およそ100人の患者がいたこともあるといいます。医師たちは、診察と治療を急いだといいます。

 午後11時すぎ、搬送されてきたのは、「腰の痛み」を訴える80代女性です。

80代女性
「朝起きたら腰が動かなくなっちゃって」

 実は、その女性、他の患者と状況が違いました。ここに来るまでに4つの病院に搬送を断られていたのです。救急車に同乗してきた娘から事情を聴きました。

搬送された80代女性の娘
「(他の)病院は満床。整形外科の先生が当直でいるところが少ない」

 「深夜で腰痛を診られる医師がいない」などの理由で、4つの病院に受け入れてもらえなかったといいます。

関根医師
「痛みを和らげる治療を始めて、腰の診察もしていきます」

 関根医師たちは、女性を突然襲った腰痛の原因を探ります。検査を行い、細かく確認していくと…。

関根医師
「これが新規だと思うね。腰椎(ようつい)の圧迫骨折」

 背骨の一部が、つぶれるように骨折していました。高齢女性に多い症状で、せきやくしゃみなど何気ない動作でも「骨折」することがあるといいます。女性は、その後、入院して治療することになりました。

■40以上の病院に断られた90代女性

 去年、患者を運ぶ先がなかなか見つからない「救急搬送困難事案」は、全国で年間およそ16万7000件。いわゆる「たらいまわし」が、今も相次いでいます。

 まさに、こちらの90代女性も…。

搬送された90代女性の息子
「四十何件、断られて。こちらで診てくれるって言われた時には、あー良かった」

 なんと40件以上病院に受け入れを断られ、100キロ以上離れた千葉県から搬送されてきました。

搬送された90代女性の息子
「(救急隊が)どこにかけても1時間、2時間、3時間、4時間、5時間くらいかかったかな」

 なぜ搬送先が決まらなかったのか?「深夜で対応が難しい」という説明が多かったといいます。そして…。

搬送された90代女性の息子
「高齢ということと、頭を打ったのと、熱がある。3つ重なったので断られてしまった。神奈川に受け入れてくれる病院がある。遠いですけどいいですかと」

 なぜ、この病院では24時間365日「断らない救命救急」が実現できているのでしょうか。取材を続けると、病院の全体会議で、あるヒントがありました。

■「3交代シフト」医師の負担減も

湘南鎌倉総合病院 小林修三院長
「救急を断らないというポリシーは、絶対に死守していかないとならない。ER(救命救急)の現場対応だけでなく、各診療科がバックアップして成り立っています」

 救命救急センターに駆けつけてきたのは小児科の医師。細菌感染の疑いがある10歳の女の子の元へ。

 十二指腸潰瘍(かいよう)の患者が搬送されると、「消化器」の専門医が加わり、その場で内視鏡治療。

 この病院では、10以上の分野の専門医も24時間スタンバイ。病院全体が救命救急をバックアップする体制です。

 医師の意識改革を行い、「断らない救急」を実現。今も改善を続けています。

 そしてもう1つ「断らない」秘密があります。

関根医師
「完全3交代制。8時間ごとに入れ替えをして、自分が勤務ではない時、オフタイムは呼び出しなし」

 24時間勤務が多いという救命救急で、8時間の3交代制を導入。オン・オフの切り替えによって、集中力がアップ。医療の質・効率が格段に上がったといいます。

 しかし、そうなると、医師の数が確保できるのでしょうか?

 肺炎の患者に話しかける久志本愛莉医師(29)。午後3時を過ぎると…。

久志本医師
「はい、終わりました。きょうも元気に帰ります」

 実は、彼女の働き方は…。

久志本医師
「子どもがまだ生後9カ月で、夕方の時間を大事にしたい。9時から15時の6時間勤務で働いています」

 時短勤務も取り入れ、AIでシフト管理。働きやすい環境をつくったことで医師の確保にもつながっています。

 リーダーの関根医師も、5年前に3カ月の育休を取得しました。

関根医師
「自分たちの働き方を良くするのはとても大事。救急医療の質を高めようと思ったら、自分たちが元気で幸せでなければいけない」

■一時、心肺停止となった70代男性 緊急治療

 そんな“絶対に断らない”救命救急に、3歳の男の子と母親が深夜に直接やってきました。

医師
「ちょっと見てもいいかな」

 医師が診察するのは、男の子の鼻の中!?一体、何が?

救急外来に来た男児の母親
「お姉ちゃんが学校で育てた大豆を鼻に入れてしまった。取ろうとしても、どんどん奥に入ってしまって危ないと思って来て。先生に異物の出し方を教えてもらった」

 無事、豆もとれ、診察でも異常なし。親子は安心して自宅に帰りました。

 搬送されてくる患者のなかには、一刻を争う人もいます。

 「胸の痛み」を訴える70代、一人暮らしの男性。救急車の中で、一度、心肺停止になったといいます。その理由は心筋梗塞(こうそく)。循環器の専門医も駆け付けます。

循環器の専門医
「心筋梗塞という症状で心臓の血管がつまっている。緊急でカテーテル治療をしないと、また心臓が止まってしまう」

 意識は戻った男性ですが、いつ再び心臓が停止してもおかしくない状態です。緊急治療を行う部屋へ移動し、心臓の血管を確認します。

 この部分でつまり、一部の血流が途絶えていました。

 カテーテル治療は、直径およそ2ミリの細い管を血管内に挿入。狭くなった血管を医療用の小さな風船で拡張します。

医師
「そっとそっと。位置決めはそっと、もうひとこえ」

 1時間に及ぶ治療で、つまっていた血管の血流が回復しました。

医師
「お疲れ様です。(血管の)流れが良くなったので、治療はうまくいっています」

 翌日、集中治療室に入院する男性は、胸の痛みも消え、順調に回復していました。

心筋梗塞で搬送された70代男性
「ちょっとおかしいと思ったら、すぐに病院に駆け付けるのがいい。年には勝てません」

 絶対に断らない救命救急。まさに今も、患者の命と向き合っています。
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