金価格2025年の熱狂:強気相場か、バブルか?【金】【10月26日】

いや、2025年の禁止場すごいことに なってますよね。まさに熱狂って感じです けども、これってこのまま続く強い相場の 始まりなんでしょうか?それともちょっと 危ないバブルなんでしょうか?今回はこの 資料を元にその確信に迫っていきたいと 思います。まず見てください。この数字 2万3000円。これ日本国内の金1g あたりの小売り価格なんですけど市場 初めてこの値段をつけたんです。いや、 衝撃的ですよね。この数字1つ見ても今の 状況がいかに特別かが分かると思います。 2025年に入ってから金価格って ものすごい勢いで上がってたんですよ。年 からなんと55%から62%っていう歴史 的な上がり方だったんですけど、ここに来 て急にガクンと落ちたんですね。だから 市場ではみんな、え、もうお祭り 終わりってことを飲んで見守ってるそんな 状況なんです。でもですね、ほとんどの アナリストはこれを暴落だとは見てないん ですね。健全な調整だって言うんです。 これどういうことかって言うと、ずっと 上がりったなしだったトレンドの途中で1 回ちょっと休憩するみたいな感じ。むしろ 加熱しすぎてた市場が少し冷えることで もっと長く安定して上がっていくための、 ま、良いサインなんだと。じゃあ、なんで そんなに強気でいられるんでしょうか。 さあ、ここからが本題です。じゃあ、なん でこんなに金が上がっているのか。この とんでもない上昇を支えている3つの 大きな力。いわばエンジンについて見て いきましょう。これ短期的な話じゃなくて 市場の構造そのものを変えるような大きな 話なんです。その3つのエンジンっていう のがまず1つ目。世界中の中央銀行がもう とんでもない勢いで金を買ってることで、 2つ目がアメリカの中央銀行FRBの金融 政策がガラっと変わったこと。そして3つ 目、今の世界情勢やっぱり不安定ですよね 。だから安全資産として金が求められてる 。この3つです。特にね、この中央銀行の 動き半端じゃないんですよ。なんと3年 連続で毎年1000t以上。先ですよ。 とんでもない量ですよね。これを買い続け てる。これってもうただの投資とか登期 じゃないんです。国としてのはっきりとし た戦略があるんですよね。その戦略の背景 にあるのがこの脱ドルかっていう大きな 流れです。ま、簡単に言うと中国とか トルコみたいな国がもうアメリカのドル ばっかりに頼ってられないよねってことで ドルの代わりに金をどんどん買ってるわけ です。これが金価格のすごく強力な下えに なってるんですね。で、2025年すごく 面白いというか、ちょっと奇妙な現象が 起きてるんです。アメリカの株価S&P 500が市場最高値を更新してる絶好調 ですよね。なのに普通なら逆の動きをする はずの安全資産の金も同じく最高値を更新 してるんです。これってつまり投資家は株 で設けたいって思いながらも心のどこかで でもなんかやばいことが起きるかもって いう不安を抱えててその保険として金も 買ってるっていうことなんですよ。市場の 奥底にある深い不安の現れとも言えますよ ね。でももちろん良い話ばっかりじゃあり ません。このまま1本調子で上がり続ける わけでもない。この上昇トレンドを終わら せてしまうかもしれない結構シリアスな リスク、つまり逆風についてもちゃんと見 ておきましょう。世界ゴールドカウンセル が警告してるのがこの需要破壊っていう 言葉。これこういうことかと言うと値段が 上がりすぎちゃって例えばジュエリーとか 普通の消費者が高すぎて買えないよって 買うのをやめちゃってる状態のことなん です。で、このスライドがその現実を はっきりと示してますよね。殖品の需要前 の年と比べて-14%ってすごい落ち込み ですよ。これコロナのパンデミックで世界 が止まった2020年と同じくらいの レベルまで下がっちゃってるんです。工業 用の需要も2%減ってますね。他にも考え られる下落リスクはいくつかあります。 例えばなかなかインフレが収まらなくて FRBがやっぱりもう1回利上げしますっ て言い出すパターン。あるいは逆に アメリカと中国の関係がすごく良くなって もう安全資産いらないよねってなる パターン。あとは短期で設けようとしてた トレーダーたちが一斉に利益確定で売りに 走るとかですね。でもなんですけどここに すごく面白い逆張りの強きサインが隠れ てるんですよ。普通これだけ金の値段が 上がったらよし、家にある古いネックレス とか売っちゃおうって人が増えるはずです よね。なのにそういうリサイクルで市場に 出てくる金の量が驚くほど少ないんです。 これって金を持ってる人たちがいやいや、 まだまだ上がるでしょう。今売るのは もったいないって考えてるってことかも しれないんですよね。さて、じゃあ視点を ちょっと変えて他の基金属はどうなってる んでしょうか?金だけが特別なのか、それ とも危金属全体が盛り上がってるのか比べ てみましょう。これって基金属全体の ブームなんでしょうか?この問を考える ことで今の禁止がいかに特殊な状況にある かがよくわかるんです。はい。この表が もう答えそのものですね。金はやっぱり 金融政策とか安全資産っていうお金に近い 役割で買われてる。一方で例えば パラジウム、これは主に車の部品に使わ れる工業用の金属なので電気自動車が増え て需要が減るっていう全く違う理由で価格 が下がる見通しになってるんです。そう、 ここが1番大事なポイントです。投資家は 今の金をただの商品として見てない。通貨 とかいざという時のための安全資産として 扱ってるんです。だから自動車産業の同向 に左右されるパラジウムとは価値の基準が もう根本的に違うんですよね。じゃあこの 状況を踏まえて私たち投資家はどう動けば いいのか。ここからは専門家が示している 具体的な戦略について解説していきます。 専門家が言っているのは焦って飛びつくん じゃなくて大きく分けて2つの買い方が あるよねということです。1つは下がった ところで買う押しめ。もう1つは高値を 更新した勢いに乗るブレイクアウトです。 まずシナリオAの押しめ買。これは価格が 1度調整して1ドロ4あたり4000ドル から4200ドル。この辺りまで下がって きたらそこが買のチャンスだと見る戦略 です。この価格帯は多くの人が意識して いるサポートラインだと考えられています 。で、もう1つのシナリオBが ブレイクアウト買。こっちは逆に直近の 市場最高値だった4300ドルをもう1度 力強く上に突き抜けたのを確認してから買 うっていうやり方ですね。上昇の勢いが 本物だと確認してからその波に乗っていく イメージです。そしてもしこの強気の シナリオが本当に続いた場合、バンクオブ アメリカみたいな大手金融機間は1年後か 2年後には価格が5000ドルっていう 横台に乗ってもおかしくないと見ています 。さて、最後にこの問いを皆さんと一緒に 考えて今回の解説を終わりにしたいと思い ます。あれだけ強気な株式市場にいる投資 家たちでさえ、わざわざ金を保険として 買っている。この事実って彼らが口では 言わないけれど、本当はこの先どんな リスクが待ち受けていると考えているのか 、その本音を静かに映し出しているのかも しれないですね。

※本動画は一般的な経済・市場情報に基づくものであり、特定銘柄や投資商品の推奨を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。