【国内ドラマ】 てるてるあした | 第9話 – 第11話 【ドラマフル】
 
 [音楽] おはようちゃん。おはようございます。 [音楽] おはよう。 おはようございます。 ゆ坊。今日はたまちゃんと一緒にあぼうね。 よろしくお願いします。 [音楽] さんは病院定期原献なの。 平気なんでしょうか?体の具合はもうすっかり。今日も張り切って出かけたのよ。お、 [音楽] 頑張れ1本。頑張れ1本。頑張れ1本。 アルデキパングタク私行ってきます。行ってらっしゃい。行ってらっしゃい。 行ってらっしゃい。 [拍手] 薬は忘れずに飲んでますか?ま、変わったことがあったらいつでも連絡してくださいよ。 はい。はい。毎回言わなくても大丈夫。 はい。どうぞ。 よろしく。 歩けるよ。 それじゃあまた お気をつけて。 はい。 よいしょ。はい。先生、どうぞ。 大丈夫だよ。 え、安子の曲だ。 はい。 水ひ君、この先でいいよ。 いや、でもま、随分ありますよ。 大丈夫だよ。 いや、まだでも随分あるから。 あと早くもう仕事に来なさい。 はい。 え、ありがとう。 はい、 行ってきます。 行ってらっしゃい。 お母さん。お母さん。お母さん。 [音楽] かすこちゃん。 どうしてこの人のために死ぬの?邪魔なんだよ。 [音楽] お母さん、なんで私のために生きてくれないの?いてよ。 お母さん。お母さん。 [音楽] どうかしたのかい? で、 ヤす子ちゃんが亡くなったのはお母さんを止めようとしたからなんですか? それを聞いてどうするつもりだ? 何か私にできることはないかと思って。 あんたが何かやれば安子が成仏するっていうのかい?それは確かに安子はかわいそうな子だ。冷蔵庫が母親が代わりだなんていくら同場したって足りないくらいだよ。でもそれはもう 30 年も前の話だろ。今更あの子に何がしてやれるって言うんだ。 じゃあどうして何度も私の前に現れるんですか? あの子のことは忘れるんだ。これ以上過去を保じ繰り返すんじゃない。いいね。 でも ほら早く行きなさい。遅刻するよ。あ、いさよさんなんか隠してるね。 やっぱ偉ら子もそう思う。 だって変えんじゃん。僕に説明もしないで忘れるなんて。大人がさ、隠し事する時によく使う手だよ。子ちゃんと何があったんだろう [音楽] [音楽] ね。ヤこちゃんっていくつなの? [音楽] 6 年生だから 12歳じゃないかな。 30 年前に12 歳ってことは今でも生きてたらえっと 42歳か。 お待たせ。できたよ。暑いよ。エルちゃん立ってないで座れば [音楽] すいません。触っちゃっていいよ。暇だし。ついでに休憩にしちゃいな。あ、 ありがとうございます。 あのさゆりさん。 うん。 久さゆさんが さゆりさんの担任になったのって何年生の時でしたっけ? 6 年生だよ。私は 1年間学級でさ。 失礼ですけど。おいくつですか? え、18 歳。やだ、レイディに年を聞かないでよ。大丈夫? でもさ、懐かしいよね。鈴木先生。他よくオルガン引いてくれた。 オルガン知らない。鈴木先生得意なのよ。毎年クラスごとにテーマソングを決めてさ。私の時は 365本のマーチ。ソング。 同級生に うん。 騒いやす子って女の子いませんでしたか? さあなかったと思うけどさ。休まないで歩け。 [音楽] どの花だな。 [音楽] 私のピアノ。おばあちゃんまだ持ってたの? [音楽] そりゃ簡単に捨てられないよ。大事な孫が使ってたんだもの。 さんは え、あ、お天気がいいからお散歩に行くって出かけた。 テルちゃんも引いてみる。 私はいいです。 うん。じゃ、今度卵が低くなっちゃって。 あ、はいはい はい はい はい。 どんぐりコロコロドんぐりんでオペラけりはまってさん道が出てきて [音楽] [音楽] はい 先生 あとさあります 元 元気先生も元気ですか? 今日はちょっと色々とお世話になります。 お、とんでもないです。先生のたですから。どうぞ。どうぞ。どうぞ。 はい。 え、バイト雇をう。 おお。 ママりんがさ、 ちょっと座りがはいはいはいはい。座りがひどすぎてさな。うん。 はいよ。 ありがとうパ。うん。 だから代わりの人来てもらおうと思って。 ああ、なるほど。あ、だったら照りオなんかどうですか?あいつほらあんまり役に立たないかもしれないですけど。 もう、もう頼んじゃった。火。あ、火。そうなんすか。 どんな人来るんすか? もうすぐ顔出すって言ってた。え、う、 [音楽] こんにちは。 あ、いらっしゃい。あ、 いらっしゃい。 ささん、こっち来て。 えっと、紹介します。え、バイトを頼みました。水野さやさんです。 う、 よろしくお願いします。 大丈夫? 社長。 うん。 どうしてさやさんなんですか?さやさんさ、遊一緒にいられる仕事探してたじゃん。うちほらマーマリンがいるから面倒見るじゃん。だから。 [音楽] ああ、そっか。 あ、でもなんで決める前に一言ってくれなかったんですか? ま、さやさんと仕事するの嫌なの? いや、そんなんじゃないけど、ただ心の準備ってものがあ、人生つのは何が起きるかこのわかんないところが面白いんでしょう。はあ。な、ちょっと、ま、ちょっとよく聞けよ。 [音楽] はい。 振られたからってさ、何が変わるんだ?今までと同じように力貸してやればいいじゃねえか。んうん。また。 [音楽] はい。 よっしゃ。さ、 [音楽] チルちゃん引いて。 ごめん。私ピアノは苦手なの。 引いて引いて引いて引いて引いて。 分かった。 下手くそでも分かんないでよ。 うん。 [音楽] どう?中から引いたわね。最後まで聞けよ。 何今の? よししゃ。 今日からあんたの仕事を増やすからね。 よいし。 はい。まずはアイロンかけ。 でも私ゆ介君とルリちゃんの面倒を見ないと。 それは私がやるから気にしなくていい。 ほら、開いてる時間は勉強しないと。 つべくこ言わないで。ほら、さっさと始めなさい。 はい。 [音楽] 違う、違う、違う。ほら、生地をきちんと広げてから開けるんだ。はち、 危ない。 不器用なんです。 次は夕食の準備をしてもらうよ。 え、私料理なとできない。 大丈夫だよ。 1 から教えるから。ああ、研汁は捨てないで取っときなさい。洗うものに使うんだから。 [音楽] はい。 あ、それからこれも はい。 ああ、危なっか。死んね。 包丁が切れないんです。 なら包丁なさい。 こんなんで切れるようになるのかよ。 [音楽] おお。 早く作っとくれ。お腹ペコペコだよ。 分かってます。 お待たせしました。 あ、時間はかかりすぎるし、見た目もひどいもんだね。 ではいただきます。うん。初めてにしては上だ。 [音楽] 嘘。鬼バが褒めた。 明日から朝食も作るんだ。 そう来たか。 [音楽] おお。 早くやりなさい。 やってます。お、 [音楽] いつまでやってるんだい? 分かってます。 時間があ、 分かってます。 [音楽] よし。じゃ、次。 はい。 切られなくなったもんでも考えれば他の使い道があるんだ。無駄なものなんて何ひつないんだよ。全くあんたってこい仕事が本当に苦手だね。 生まれつけ武器をみたいです。母からの遺伝で。 私はそうは思わないけどね。 あんたはね、自分の可能性に気がついてないだけだ。 可能性? 人間の手ってのはね、なかなかよくできてるんだよ。練習さえすればどんなことだってこなせるようになる。最初から不器用だなんて決めつけちゃう。あんたの手がかわいそうだ。ほら、続けて。うん。 はい。 ほら、ほら、ほら。ちょっと縫い目が広すぎる。 分かってます。 分かってるよ。のよさん。 ああ、疲れた。 は 何やんの? こんなところで。 残業中でやるとうるさいからさ。 なんか似合わないね。ヨ太とオルゴールって うるさいな。このオルゴールさ、社長が仕入れてきたんだけど何でも好きな曲が聞けるんだぜ。 またまた。 本当だって。疑うんだったら試してみろよ。ちょうど治ったからほら。 [音楽] 本当だ。 え、 私の曲大好きなんだ。お母さんが好きでよく聞いてたから。 [音楽] マジでごめん。 あの好きな曲が聞けるっていうのは冗談。 え、 [音楽] 何を信じてたのに。 あ、ごめん、ごめん、ごめん。あの、お詫びにこれ、これやるよ。あの、あげますから許して。 3次方程式2×3 [音楽] [音楽] 誰? 誰かいるの [音楽] 安すこちゃんが引いてたの [音楽] [音楽] ね。 言いたいことがあるなら ちゃんと言って。 いただきます。 あの夕べピアノの音しませんでした。 [音楽] ピアノ はい。 聞こえなかったね。 うん。 全く。 そうですか。だきます。 これが昨日頼まれた書類です。 あ、すまないね。わざわざ来てもらって。 いやいやいやいや鈴木先生のためじゃないですか?あ、じゃあご説明いたします。え、こちらが佐原市の小学金制度について、そしてこちらが佐原高校の返入手続きについて。 [笑い] ありがとよ、根本君。 いや、めてくださいよ。全然僕は正だ仕事しただけですよ。 あとね、ついでに頼みたいことがあるんだけどね。 何でしょう?何でも言ってください。 そろそろ作っておこうかと思うんだよ。 音そうですか。それはなかなかいい心がけです。残される人のことを考えたらそれ絶対作っといた方がいいです。 [音楽] ああ、私もそう思ってね。 鬼ば、鬼ば、鬼ば、もう働きたくないよ。 [音楽] 大きくなったな。ゆ顔なんかな。年彦の小さい頃にそっくりだよ。んうん。 いらっしゃいませ。 この子は、 あ、私の親戚でてるよと言います。 事情があってうちに下宿してるんですよ。 U望の面倒も見てくれてます。 そうですか。 テレオさん、ゆ介、いつもありがとう。 いえ、てるよ。向こう行ってアイロンかけしてなさい。 はい。 う、静かね。 はい。 あの人がさやさんの昨日のお父さん。 たまこさんみんな盗み聞きなんて言っちゃ だめですよ。たまたち盗み聞き なんてしてないのよ。視線に聞こえてくる ものは仕方がないでしょう。そっか。そう ですよね。 話は全部正から聞いた。あんたから無理やり裕介を引き剥がそうとしたんだってな。 お父さんはご存知なかったんですか? 全くとんでもない話だ。ま駅に変わって謝る。本当につまなかった。 そんな頭上げてください。もう大丈夫ですから。 さやさん、あんたは裕介を手放すもりはないんだな。 はい。 再婚するにも 1人身になった方がいいと思うんだが。 再婚はしません。年子さんは今でも私たちを見守ってくれてるはずですから。 そうか。そうか。分かった。裕介を正幸の用姿にって話はこれで終わりだ。っぱり諦める。 本当ですか? その代わりと言ってはなんだが頼みがある。俺と一緒に暮らしてほしい。 せっかくでかい家を立てたのに正も彦も出ていっただろう。 おかげで今はニと2人暮らしだ。寂しくて いけない。 それにも 俺も残り時間が少ない。できるだけ長い 時間裕介と過ごしたい。 何しろ?俺のたった1人の孫だから。 申し訳ありません。 お断りさせてください。 ちょっとさや。あんた本気言ってんの? エリカさん口出しないの だって。よく考えなよ。こんなどい中で暮らすより金持ちのうちで暮らした方がいいに決まってんじゃん。私は私はここにいたいんです。その館に。 呆れた。そやさんたらお父さんのでっかいうちよりもこのおぼの下宿の方がいいなんて。 [音楽] あまちゃんおぼは余計だよ。 さサさには他の場所にはないものがあると思うんです。 は何があるっての? ここには久さゆさんがいて、たまこさんがいて、夏さんがいて、エリカさんに、ルリちゃんに、よ太さんに、テルちゃんがみんなですてくれてる。 [音楽] 裕介にとってこんな幸せな場所はないと思います。だから私はここで暮らしたいんです。 さよ。 お父さん本当にすみません。 そうか。 あんたがそう思うならそうしたらいい。 ありがとうございます。バカだよ。あんた本当救いようのないバカだね。 素直じゃないね。嬉しいくせに。 [音楽] [音楽] すっかり長いをしてしまって申し訳ない。 遠いところわざわざありがとうございました。 あのお父さん。 ん、 今度裕介を連れて遊びに行ってもいいでしょうか? いつでも連絡してくれ。 はい。 ゆ介、また。え、いい子だ。いい子だ。それじゃ失礼します。 はい。 またどうぞ。 ごきげにゃ。 じゃ、私はもう帰ります。 も帰る。 あ、じゃ、私も帰る。行こう。 じゃあね、じゃあね。 [音楽] たよ。バイ。 バイバイ。 バイバイ。 お茶入れますね。 うん。ありがとう。 久さん。 ヤす子ちゃんのテーマソングは何だったん ですか? テーマソング? さよさんは担任してたクラスごとに決めた 曲をオルガンで引いてたんです。 ヤ子ちゃんはたった1人のクラスでしたよ ね。 ってことはさんはヤ子ちゃんのためだけに 引いてたんですよね。 過去をほじくるのはやめろって言ったはずだよ。ヤす子ちゃんはさっきまでここにいたんです。ここでこのピアノを見つめてた夕べもきっとさよさんにテーマソングを引いて欲しいんですよ。 久やさんはしてあげられることは何もな いって言いましたよね。私はそうは思わ ない。 できることはしてあげたい。 お願いします。 ヤす子ちゃんのために ピアノを引いてあげてください。 勝手なこと言うんじゃないよ。あの子の本当の気持ちなんて誰にも分からしね。私にもあんたにも。 それは分かろうとしないから。 なんだって 分かろうともしないのに分かるわけないじゃない。久さんはただ逃げようとしてるだけじゃない。 [音楽] テルちゃん、 昔何があったか知らないけど、 ヤ子ちゃんが今私の前に出てきてるのは 事実なの。 ピアノを見てたのも 例えそれがヤす子ちゃんのして欲しいこと じゃなくても1度くらい引いてあげても いいじゃない。 [音楽] 私には何でもやれやれって。私のお願い 1度ぐらい聞いてよ。お断りだ。 [音楽] テルちゃん。 さやさんあんたに話があるんだ。 [音楽] 私の部屋へ来てくれるかい? [音楽] はい。てるちゃん。ここは入れてきた。一緒に飲まない?はい。 どうぞ。テルちゃんってさんのことが大好きなのね。 どうしてそうなるの?私は怒ってるんだよ。 さよさんがちゃんと話してくれないからでしょ。それはさやさんのことが好きだからよ。 [音楽] テルちゃんってまだまだ世話が焼ける。やっぱり残ることにしてよかった。 [音楽] ポ扱いしないでください。 大人だったらちいち怒らないの。 [音楽] でも ピアノを引いてあげるぐらい さんは 安子ちゃんのことを思い出すのが 辛いのかもしれないわ。 何もできなかったって 後悔してらっしゃるのかも。 だから ずっとしといてあげるわけにはいかない。 [音楽] 大丈夫。 テルちゃんの気持ちはヤ子ちゃんにも 伝わってるはずだから。 あ。 [音楽] [音楽] はい、稽古です。 今海が旅行中ですのでお電話に出られます。 [音楽] どれくらい声聞いてないんだろう。テルはした。優しさに形はない。 [音楽] [音楽] [音楽] [音楽] [音楽] おはよう。 あ、おはようございます。夢はすみませんでした。 ああ、それで早起きしたってわけか。てるよ。お身をつけはね、煮立てんじゃないよ。風味が落ちるから。 はい、分かってます から。 お魚は焼く前に網をあっためておくんだよ。 今やってます。 あんたわざと言ってるね。 てるよですから。 潜入試験と小学金の書類を取り寄せたからね。後で目通しときなさい。 私のために。 他に誰がいるんだよ。ここ置いとくからね。 ありがとうございます。 しっかり勉強すんだよ。 分かってます。 分かってます。 どうですか?末昼屋のお仕事は とっても楽しい。珍しいものがいっぱいあってるよ。見てみて。何? 30 年前の新聞基地図書館で見つけたんだ。この子がやす子ちゃんだよね。 うん。 間違いないだよね。ん ん。 助けようと飛び込んだ母死亡。私が見たのと違うな。え、よす子ちゃんは お母さんが飛び込もうとするのを 必死で止めてた。 お母さん じゃあ2人で一緒に落ちたってこと? うん。多分 落ちてすぐに亡くなったわけじゃないんだね。ヤこちゃんは。 え? え?何 これ?お母さんと同じ時だ。 マジで?テレアのお母さんも安子って言うの? うん。稽古 だよね。なんかこれでヤ子って読むらしいんだよ。 [音楽] 珍しいよね。私調べたんだ。 この橋ってどこにあるんだろう? テルちゃん、これを見ちゃったのね。 ごめん、ひさゆちゃん。うちのより子が余計なことして。 気にすることないわよ。ゆり子ちゃん照りオのために調べてくれたんだから話した方いいかしらね。より子に。 うん。その必要ないよ。 そろそろ病院行かないと。 あ、そうか。じゃ、ちょっと待ってね。準備してくるから。 はい。 ただいま。 違う、違う。木の板を拭く時は雑巾をもっと硬く絞らなくちゃ。 分かってる。 いい加減に吹いてるとね、時間の無駄だよ。きちっと板の目に沿って [音楽] 分かってるよ。 今やってるよ。 全くあんたは本当にてるよだね。 どういう意味? 分かってるよ。やってるよの予さんだ。 [音楽] [音楽] なんでもないよ。ごちそうさでした。 ああ、なんとかやっと食べられるものを作れるようになったね。お料理ってのは慣れだからね。 ヤ子ちゃんにも料理を教えたんですか? またその話か。 テレオって呼んでたんですね。ヤす子ちゃんのこと。ヤす子ちゃんが見せてくれたんです。 久さんがそう呼んでるところ で安子ちゃんは怒ったような顔してでも本当は心の中ではさんに感謝してたと思うんです。 なぜそう思うんだ? 今の私がそうだから。久さんは厳しくて怖いけど、全部私のためなんだって分かったから。 [音楽] 私はただあんたが自立してさっさと出てってもらいたいだけだよ。 どんな理由でも関係ありません。 ここに置いてくれたことも、面倒を見て もらったことも 私は感謝してるんです。 もし 俺礼を言えないまま久さんと会えなくなっ たりしたら きっと 後悔すると思います。 [音楽] ヤ子は私に会いに来てるって言うんだね。そうです。私じゃなくてるよ。 [音楽] ヤ子を呼んでおくれ。 え、 あんたに言われた通りにするって言ってんだよ。 ピアノ引いてあげるんですか? 安ちゃん いるならここに来て お願い。 伊さんが あなたに会いたいって言ってるの。 あなただって 本当会いたかったんでしょ。 [音楽] やこちゃん。 [音楽] いるのかい?そこに見えないんですか? 残念だけどね。 でもあんたを信じるよ。悪いけど [音楽] 2人にしておくれ。ジャスコと 2人だけで話がしたいんだ。 [音楽] 分かりました。 [音楽] ヤ子 聞いてるかい? 私は ずっとあんたに会いたかったんだよ。会っ て謝りたかったんだ。 私には何もできなかったからね。 私は教師失格だね。 30年前も今もあんたが何を訴えたいんだ かさっぱりわかんないんだから。 もしあのまんま一緒に暮らしていても あんたは何にも変わらなかったかもしれ ない。 だけど 私はあんたに伝えたかったんだ。 あんたには誰かに愛される比較があるん だって。だって 私はあんたが好きだった。 今の照りよに負けないくらいあんたが好き だった。 今更こんなこと言っても言い訳にしかなら ないのは分かってる だけどあの子には照るよにだけは本当の ことを伝えるのはやめておくれね。この 通りだ。 私はもう長くない。 残された時間はほとんどないんだよ。 その間照るようにはできるだけのことをし てやりたいんだ。 [音楽] [音楽] あんたは喜ぶかどうかわからないけど、 あの曲引いてみるよ。 腕が落ちてても怒らないでおくれ。 久さよさん [音楽] [音楽] [音楽] が 安こちゃんのテーマソング。 私の曲大好きなんだ。お母さんが好きでよく聞いてたから。 [音楽] 分かってるよ。やってるよのテる予さんだ。稽古が絶対にするって言いは張って。 [音楽] お前が生まれる前から [音楽] 安ちゃんって [音楽] お母さんだったの [音楽] [拍手] [音楽] 時間を超えてきたんです。 30年前の魂だけが。 テルテル明日。今日は泣いても明日は笑うん。 [音楽] だって死んじゃいます。久さんが死ぬなんて。 [音楽] お願い。お母さんを連れてきて。 安すこちゃんってお母さんだったの。 [音楽] お母さん。 [音楽] え、デールちゃん何やってんの?こんなとこでおはようございます。 [音楽] す。 ただいま。 あ、まだいや。 ひさゆちゃんどこ行ってたの?大変よ。あれからまたしさやちゃん倒れちゃったのね。 はい、終わりました。さやちゃん大丈夫? そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。疲労が溜まって貧血を起こしただけです。ま、栄養あるもの食べてゆっくり休めば治ります。 本当ですか? ええ、ま、落としだけに回復には少し時間がかかるかもしれませんけど。 [音楽] おいや。 自分の腕が悪いのを私の年のせいにする機会。 もう勘弁してくださいよ。本当あんたもこれからも勉強しなさいよ。 はい。はい。わかりました。 要するに過ろってことね。慌ててすっ飛んできて損しちゃったわ。 たまちゃん残念そうに言わないの。 はい。 でさ入院はしなくても大丈夫なの? うん。江藤先生が1 ヶ月もすれば元気になるだろうって。うん。 1 ヶ月か。テルちゃんまた忙しくなるわねえ。何よ?テルちゃんたら聞いてないの? すみません。 テルちゃん先生呼んでる。 はい。 何? 話は末ひ君から聞いた。 ヤ子のことはあんたが思ってる通りだよ。 30年前 ここに住んでいたのは間違いなくあんたの お母さんだ。 名前が違うのは あの子は母親が亡くなった後親戚のうちに引き取られたんだ。それで苗字が変わった。多分その時名前の読み方も安子から稽古に変えたんだろう。な んで今まで教えてくれなかったの? あんたが聞かなかったからさ。 お母さんはどうして私を久さんに預けたんでしょうか? そんなことを知るもんかね。最初はてっきり嫌がらせかと思ったくらいだ。 そうなの? ヤ子はあんたの母さんは筋入りの問題時だったからね。学校へ来ても授業なんて聞いちゃいない。嫌なことは一切しない。気に入らないことがあれば暴れ出す。 [音楽] [音楽] 私が見てきた生徒の中でも あんな豪情な子はいなかったよ。 でも 久屋さんのことは好きだったんじゃないの ? そうじゃなかったら学校にも来なくなる はずでしょ。 うん。いい場所がなかったからだろ。 別に私のことなんか何とも思っちゃい なかっただろう。 久さんは なんとか話を聞いて欲しいとは思っていた よ。 私には力が足りなかった。 [音楽] それはもう情けないくらいね。 安子の話はこれで終わりだ。 てるよ。 私はもう長くない。 明日なのか1ヶ月後なのか、それは分から ないけれど。だからあんたにはもう ちょっと頑張ってもらいたいんだよ。 さの感がある間はしっかり働いてもらいたいんだ。私の代わりに。嘘でしょ?そんなの嘘ですよね? 私は事実を言っているんだよ。病気はあんたがここへ来る前から分かってたことなんだ。 だからあんたもそろそろ考えておきなさい 。 その後どうやって生活していくか。 [音楽] たるちゃん会入るわよ。 テルちゃん だめです。 今 私何するかわかんない。 さやさん殴っちゃうかも。 私 もうすっごく今頭に来てるんです。 もう人生。 どうして だってだって信じられます。 もうすぐ下のさんが死ぬなんて。 そんなに悪い病気だったなんて。 冗談でしょって感じ。超迷惑。ふざけんなって思う。 テルちゃん私の代わりにしっかり働けだって何?何?急に弱けになっちゃってんのねえ。鬼わがだよ。なんでなんで私が久々の香りができると思うの?久々の香りなんて誰もいないのに。 [音楽] [音楽] [音楽] あんなに怖くてさ、そこが悪くて闇な 世界中探してもいないのに。 [音楽] 死ぬなんて 絶対許さない。 認めない。 絶対。 てちゃん、 テルちゃんの気持ちよくわかる。 ほ少前まで私もそうだったから 年彦さんがいなくなって どうしていいかわからなかった。 あんまり急だったから何もしてあげられなかったからすぐには無理でもこれから一緒に考えましょう。 [音楽] さんに何が やめてください。そんな話聞きたくない。 [音楽] 私は 絶対認めない。 [音楽] テクテオ、 ゆ介、何見てるの?さやさん。はい。これさやさんに持ってってくれる?失礼します。ただいま、てるちゃん。お帰りなさい。 [音楽] 出るよ。見てごらん。さやさんがお見舞いにくれたんだ。 すみません。 なんだかすごく気に入ってしまって。 うん。てるよにそっくりだ。ですよね。 さやさんありがとう。私も気に入ったよ。 ごめんください。 あら、てるよ。 はい。 んだ。どうした?かいいおかいぞ。痛いよ。お前ら。 [音楽] 雨。 あ、いや。あ、あの、こちら鈴木久さんのオタでしょうか。 [音楽] そうですけど。 だよね。ああ、良かった。 ちょっと 良かった。 何なんですか? いや、いさんに頼まれて届け物に来たんです。直接生さんに渡してくれって。 [音楽] あの前にさ、どっかで会わなかった?え、 ほら、あの家族ぐるみでさ、食事とかしてたじゃん。覚えてない? うん。 おかしいな。おお。あ、バカ。喧嘩すんなって。何やってんの?お、ブーちゃん。よし。失礼します。 [音楽] うーん。 く サマートリフです。この香りをかけば絶対元気出ますから。 本当に 本当です。どうぞ開けてみてください。 え、 サマートリフ 知らないトリフ。要はキノコなんだけど黒い宝石って呼ばれててさ。 知ってますよ、それくらい。 あ、そう。 ああ。ああ。ゆ、ゆゆゆ。あ、いや。あ、あき。いや、あの、ま、前にどっかでお会いしませんでした。 ええ。 あ、ですよね。いや、すいません。いや、あなたみたいな素敵な人忘れるわけないもんな。すいません。 私はこゆき。あ、いや、すいません。じゃあ私はこれで失礼します。ご苦労様です。失礼します。いやあ、みんな頑張ってるから俺もボートで頑張るかな。がった、かった。はあ、びっくりした。今の人さ、末ひ君の若いとそっこいだね。 [笑い] [音楽] ふえ。 なんか色々大変だね。うん。私もまだ頭が追いついてない。でもさ、すごいよね。久さよおよさんって親戚じゃないのにずっとテリオの面土見てくれたわけでしょ。うん。 よっぽのテリオのお母さんのこと好きだったんだね。そう思う。思うよ。じゃなきゃ引き受けないって。でもさんは怒ってるみたいだった。 [音楽] お母さんに。 うん。自分自身に 力が足りなかったって。 どういうこと?いや、それ以上は何も話し てくれなかったからさ。 デリオのお母さんがさ、ここにいればね。 本人が目の前にいればさ、伊勢おさんも 色々話してくれるんじゃないかななんて。 あ、ごめん。無神経なこと言っちゃって。 ありがとう。 え、 え、 いさやさん食欲ないって。ええ、せめて スープだけで持って行ったんですけど。 そう。 明日は野菜ジュース作ろっか。 さやさん。 や当たりしてすいませんでした。うん。私の方こそれから考えたんです。私にできることは何だろって。それで 1 つだけやりたいことが見つかったんです。 何? 久さんと 私のお母さんを合わせたいんです。 今のや子ちゃんを。 今のヤ子ちゃん。 [音楽] 2人とも 本当は会いたいはずなんです。 きっと。 やば遅に申し訳ありません。ウィズのさや です。 中津川さんにお願いしたいことがありまし て。 お母さん、私 これを聞いたらすぐに連絡してほしいの。 久さんが、 鈴木先生が病気なの。 夜中でもいつでもいいから連絡して お願い。 [音楽] 分かってるよ。やってるよろてるよさん。 [音楽] テルちゃん、朝よ。起きて、起きてこ。モーニン。今日からね、なっちゃんと交代でひさやちゃんのお世話をすることにしたの。だからテルちゃんもつものようにアルバイトに行って、そして勉強の方もしっかり頑張るのよ。朝ごはご飯はね、カリカリベーコンにこがりトーストにさんおはよう。 [拍手] [音楽] [音楽] おはようございます。 朝ごはの前に体を拭いてお会えしましょう。 あ、さっぱらキンキもやかましいも だってたま元気なんだもの。誰かちゃんと違って日頃のいいのいいから。あ、てるちゃん、ここま 1 人で大丈夫だから。あなた表の掃除してちょうだい。分かりました。うん。さあさあ。え、ちょっと よいしょと。う たまちゃん お手柔らかに頼むよ。任せといてよ。 破壊石になっても丁寧に拭いてあげるわよ。 私は破壊石じゃなくて中へ入んだよ。 分かってるわよ。 叶わない。 あんだ ばあちゃん。みたいに硬いからだね。私さ、考えてみたらお母さんが結婚する前のことをほとんど知らないんだよね。マジで。 [音楽] うん。全然話してくれなかったし。 うん。 私も興味なかったし。うわ、東京の親子ってさ、みんなそんなにクールなの?もっとちゃんと話しておけばよかった。な、 [音楽] ありがとう。失礼します。 [音楽] 大丈夫ですか?み物なんかして疲れませんか?急に優しくなったね。 これさやさんと作った特性メニューです。食べてください。 うん。まあ後でくよ。そこ置いといてくれ。 ダめです。今食べてください。 うん。じゃあせめてはい。ジュースだけでも はい。はい。あ、ちょっとそこにあろう。ハンドバック取っとくれ。 ここね。 私の教え語にね、根本っていう弁護士がいるんだよ。実はね、小学金なんかのこの書類も揃えてくれたのもその人なんだ。 もし来年までにお父さんの自己破散が間に合わなくてもサ高校ではね、仮入学っていう制度があるんだそうだね。これが根本君の名刺だ。近いうちに会っておいで。 あかついでにね、あんたのご両親のことも頼んでおいたよ。なんとか探す方法はないかって。 久さよさん。 うん。なんで 本当にありがとうございます。テルテル明日。今日は泣いても明日は笑う。ヤこが作ったよ。 短いけど悪くないだろう。 テルテル明日。 今日は泣いても明日は笑う。 [音楽] この メール子ちゃんだったの?社長は明日午前 [音楽] 11 時にご自宅でお会いになるそうです。こちらから迎えの車をお送りしますので ありがとうございます。よろしくお願いします。 [音楽] ああ、 ああ。 まだまだ 私にはやらなきゃなんないことがあるんだ 。 ああ 。 まさか嘘だと思ってるの?違うからね。 本当に久さんは 電話の1分ぐらいしてくれてもいいのに。 [音楽] 今日はありがとうございます。 タネミとの件です。 あ、見つかったんですか? 残念ながら現時点では 1 ヶ月前までの足取りしかつめていません。 そうですか。 ささん、なぜこのような依頼をなさるんですか?よりって私なんかに。 ご迷惑でしたか? いや、そういうことではなくてですね。 中津さんならお任せできると思ったからです。お父さんが心霊されてる方ですから。 引き続き調査は続行します。 料金は結構ですので、 え、 行きましょう。社長がお持ちです。お、ゆ介、よ来たな。え、 [笑い] お父さん、 お前と遊ぶのがな、おじいちゃん夢だったんだよ。え、さやさん、あのな、 30分でいい。ゆけ貸してくれないから。 喜んで。そう。ありがとう。さあ、ゆつ おいで。え、ゆ、どれで遊んでみたい? うん。 車。よし、じゃな。さ、おいよ。はい。 ハンドル持って。ちょ、くのペタ踏んで。 お、そう、そう、そう。おお、うまいな。 え、うま。お上手、お上手。 私は事実を言っているんだ。だからあんた も冷静に聞いておくれ。 私が死んだらここは息子のものになる。 息子は銀行員だ。下宿屋なんて必要ない。 だからすぐに売りに出すだろう。 売り物になるならこんなボロ屋は邪魔だ。 当然取り壊すだろう。 あんたお父さんの家に行くよりここにいる ことを選んでくれたね。 嬉しかったよと。でも でもね、あんたやっぱりお父さんの家に 行った方がいいよ。だってここはなくなる んだから。 金を風だと。 はい。 驚いたな。俺はあんたの気が変わったのかと思った。俺の申し出通りここに住んでくれるのかと。 すみません。 あんたは顔に似合わず肝が太いな。同居断ったと思ったら今度は金を稼だなんて。 涼しいだということは分かってます。でもこんなことを頼めるのはお父さんだけなんです。 一体何に使うつもりなんだ? 私たちが住んでいる野が近いうちに売りに出されるんです。それを買い取りたいんです。 あのばさん下宿屋を畳んでどうするつもりなんだ?久さんは今重い病気なんです。もうそうか。 あのおばあさんが近いのか? 私はさんに言葉では言えないぐらいお世話になったんです。初めて会った時からずっと裕介と 2 人で東京から逃げ出して当てのかった私たちを丸ごと 引き受けてくださったんです。 あんた確かに切符は買ったんだね。 はい。 だったら通んなさい。構わないだろ。 え、もう全然どうぞ。 すいません。 家賃だけど今月分は負けとくよ。 え、でも で、家賃が欲しくて連れてきたわけじゃないんだから仕事を見つけてちゃんと稼げるようになってからでいい。 佐のになかったら、さやさんに会えなかったら私はどうなってたか分かりません。俊彦さんがいないことに押しつされてたかもしれないんです。 [音楽] つまりあのばあさんに恩返しをしたいわけだな。どんなことをしてでもよさんに頂いたのもお返しできないかもしれないけどすみません。 ごめんね。ゆすなんでもないの。 さやさん申し訳ないがあんたに金を貸すつもりはない。 そうですか。 さは俺が買う。 俺が死んだら遺産の一部は裕介に行く。その一部を前もっと渡しとく。 お父さん 例はいらない。あんたにやるんじゃなくてゆ介にやるんだから。裕介、また自動車なろうかな。さあ、おいで。さあ、おいで。はい。こっちおいで。さあ、さあ、さあ。うん。 今度もうまくいくかな。 あの時のガラスはもう違うものになったでしょうか? いや、実はあんたが来るのを待ってたんだ。 え、 どうせならあんたの意見を聞こうと思って何か希望があれば言ってくれ。グラスとか花カ瓶とか できれば屋に飾っておけるものがいいです。見たい時につでも見れるような。 それで今更なんですけど、私に売って欲しいんです。 ほお。 そのガラスで作ったものをあげたい人がいるんです。 もしかして彼氏かい? いえ、おばあさんです。て言っても本当に私のおばあさんってわけじゃなくて一緒に暮らしてはいるんですけど。 どんな人なんだ、そのおばあさんが。 うん。 一言で言えば鬼みたいな人です。 鬼 最初はそう思ってたんです。だってめちゃくちゃ怖くて口を開けばすぐよ。説教で掃除とか洗濯とか朝から晩まで働かされて それ大変だ。 私絶対に嫌われてると思ってました。なんとかして追い出そうとしてるんじゃないかって。 でも 違ってたんです。 本当は 誰よりも私のことを思ってくれてたんです 。 私が何にもできなかったから 必死で教えてくれてたんです。 鍛えてくれてたんです。 私が1 人になっても困らないように。そっか。 [音楽] なのに私はずっと自分のことしか考えてなかった。 [音楽] 俺は世の中に絶対と言いきれることなんかないと思っている。 [音楽] ただ1つだけどうしても動かせないことが ある。それは死だ。人間はいつか必ず死ぬ 。こればっかりは避けられないんだ。 すまない。分かりきったこと言っちまった ね。 お詫びに最優先で作らせてもらうよ。 あんたはその人を安心させてああげなさい 。もう1人になっても大丈夫だって。 はい。だいま。 [音楽] [音楽] この後誰?誰ちゃん?ちょっとこの人ね、さゆちゃんのお孫さんなの。 よし。 2 時間くらいまでにいきなり来てずっとあれやってるのよ。 [音楽] 1人で来たんですか? お父さんは海外視長なんですって。 お母様もご一緒に。 ひさんが倒れたって聞いたから来たんですよね。 それであの態度ですか? たく本当どうかしてるよ。久さんには挨拶したんですか? [音楽] それがさんずっと眠られてて ねえ。喉乾いたんだけど。 くそ。 どうぞ。 あ、どうもどうも。え、お茶?俺炭酸が飲みたかったんだけどな。 それならご自分で買ってきてください。 何?あんた偉そうに。 あんたこそ何なんですか?自分のおばあさんが病気だっていうのにゲームなんかしておばあちゃんつってもよく知らないしほとんど会ったことないし 心配だから来たんじゃないんですか? 別に親が小遣いくれるっつうから。 あのさ、 こんにちは。 あ あてちゃん。 江藤先生よ。 よく寝てますね。もう少し待つかな。めじゃん。久さよさん。 こんなことしてちゃ ん。いえ、なんでもないです。てるよかい。 ごめんなさい。起こしちゃって。てるよ。 あんたお母さんに会いたいかい?はい。 そのうちひょひょっこり現れるんじゃないかって期待してたんだけどね。 ま、全くどこフラフラしてんのか。 相変わらず 豪情な子だね。 あの子は ずっと迷子のままかもしれないね。 久やさん 安す。 どこにいるん?おさん、 先生、鈴木先生くそ さん 委員長の許可。そんなの後回しだ。分かってる責任は全部俺が取るから。 グダグダ抜かすいいから持ってこい。 ルート確保して昆布80で開始。 はい。ました。はい。 はい。 サチュレーション低かったら行って。 はい。分かりました。 おニターつけてケツかろ。 はい。 ねえ、病院に連れていかなくても大丈夫なの?ゆちゃんこうしてくれって言ったのよ。 先生、最後まで笹野にいるつもりなんだ?ヤす子、お願い。お母さんに合わせて。さよさんが会えてがってるの。 [音楽] お願いす。 いてます。 [音楽] あの、外にみんながいっぱいすごいんです。 はあ。 おい、ドアだ。先生の具合。 大きさん 仕事になんなくてよ。お前もうじっと捨てられないよな。 おいおいおいおい。何の騒ぎだこりゃ? 私たち先生に会いたいんだけど。 うちは言うな。こんな人数で うん。 みんなさ、あの、こんなに日に来てもさ、しょうがないから今日のとこ帰ってくれないかな。先生には安静が必要です。お願いだから帰ってくれ。この通り。 あ、ちょっとどこ行くんですか? ここにいてもしょうがないんで。 駅前のホテルに泊まってるんで、なんかあったら呼んでください。 ちょっとなんすか? いいからこっち行きなさい。よく見て。みんなさよさんの生徒さんよ。みんなさよさんが心配で来てくれたの。おさんはけがええのない人なの。 ここに集まってる全員にとって 分かる? あなたのおばあさんは そういう人なの。 そのぼっと した脳みそにしっかり叩き込みなさい。 ねえ、みんな帰ってくれ ないか? 先生 頑張れ。 お願いくなって。 先生、中に負けないでください。 頑張れ、鈴木先生。 先生、早く行くなってください。 先生、頑張れ。 [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] 風の子、山の子、さの子、 優しく強く元気な子。 [音楽] おおはよう。こんにちは。さようならありがとう。さっさらさっさら。 [音楽] ささ小学校風の子山の子さの子優しく強く元気な子はちゃん こんにちは 聞いてる ありがとうさ小学 [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [拍手] お願い、ヤす子ちゃん。 お母さんを連れてきて [音楽] すこちゃん。 [音楽] お母さん。 それまで私には特別なことなんて絶対に 怒らないと思っていた。 特別なことは特別な 1 人だけ起こるんだと思っていた。お母さん来てくださったんですね。 [音楽] [拍手] ねえ、鈴木先生は お部屋にいらっしゃいます。 今お医者さんが治療をなんだ。まだ生きてたんだ。お母さんてるよ。元気そうじゃない?いいから早く来て。久さん待ってるから。 [音楽] 待ってるって私よ。冗談でしょ。 いいから久さんに会ってお願い。 お願いされなくても会うわよ。せっかく来たんだから。 今のところひとまず落ち着きました。 しかし、まだ油断はできない状態です。 はい。 答えでどなたか1 人そばについててもらえますか? わかりました。 なんかあったらすぐ呼んでください。 はい。 ありがとうございました。 ありがとうございました。 あら、どちら様? はあです。私の よかった。連絡ついたのね。 俺たち外しましょうか。大勢いてもしょうがないすから。 あ、それもそうね。ではご挨拶は後ほどいいから行きましょう。あちゃんね。 [音楽] 昔は怖かったけど、 今でも怖いよ。やっぱり子とか選択とかやらされた。 最近は料理もお再放も。 へえ。あんたが料理をね。ああ、これ全部あんたが作ったの? [音楽] 全部じゃないよ。 半分ぐらいはさやさんがうこの煮物は それは私おり [音楽] なんか明るいですね。 本当逃げした人とは思えないわ。 たまちゃん 思い出した。 末ひ君ってあの末ひ君がここにいた頃中学生だった [音楽] 覚えていてくれたんですか? そりゃ覚えてるわよ。何度か一緒にここで食事したでしょ?バカみたいに食べる人だなって思ってた。 [音楽] 安すこ 大丈夫ですよ。 いさよさん、ヤす子来てくれましたよ。 もういいでしょ。あたんだから。 ちゃんと話をしてないじゃない。 だから話すことなんか何もないんだって。 待ってください。久屋さんがあなたを呼んでるんです。 さやちゃん目が覚めたの? いえ、上事ですけど。 たった今ヤこって何それ?私の名前はけ子よ。本当はヤこなんでしょ?どうだったかしら?忘れたわ。 お母さん、 とにかく私の用事は住んだの?今日は帰るわ。 帰るってどこに? 東京の友達のところよ。 おちには来るから連絡して。 ああ、もう電車終わっちゃったなあ。 [音楽] じゃあホテルに泊まるわ。駅前日記あるわよね。 あ、あのホテルね、門言があるの。今からだと多分もう閉まってると思うね。 [音楽] 嘘でしょ?そらはね、夜が早いの。 [音楽] いいじゃないですか。1 日ぐらい止まっていけば。 何何な?何なの?あんた。あ、てるちゃん、お母さん怒らないであげて。だってあんまりじゃないですか?あの態度。 素直に心配だって言えないだけなのよ。テルちゃんにも覚えがあるでしょ。 でも 待ちましょう。お母さんが落ち着くまで。 テルちゃんもさやさんも今夜はゆっくり休んでね。あなたも早く寝るのよ。 すいません。 いいの?いいの。おやちみなさい。 おやすみなさい。 おやすみなさい。 これ送っていきますよ。 あ、嬉しい。助かる。 気をつけてな。じゃあ、 私を布団に引いてきます。 うん。 寝てるよ。 あんたが寝てるのって。奥の狭い部屋。 そう。お母さんの時と同じ。 私そこには寝たくない。このサファーでいいわ。 どうして? 嫌いなの?あの部屋狭いし新臭いし。 ほい。 お母さんはさやさんの部屋で寝れそうです。私の部屋には入りたくないって。 うーん。そっか。色々と思い出すのが辛いんだろうな。 ここに来ること自体そりゃ度胸が必要だったはずだろうから。 全部知ってたんですね。お母さんのこと。 ごめんな。黙ってて。 頼まれたんですよね。久さよさんに。私には言うなって。 うん。 どんな子だったんですか?ヤこちゃんは。うーん。ないつも会うとむっせとしてて挨拶もできない。ま、こんな感じ。あ、だ。 先生に言ってないんだけど、何回か靴隠されたことあったな。 靴? うん。俺が先生と仲良くしてて、それがどうも聞きに食わないらしくて。うん。なんだろう。こうちょっと意地悪したいみたいなさ。 だからそれお母さんの うん。 眠れないんですか?静かすぎるんだも。 だから田舎は嫌。 今のあなたを見てると 最初に会った時のテルチを思い出します。 うん。 イライラしてトゲトゲして私が何を言って も反発して でも 起る気にはならなかった。うん。 分かったから テルちゃんが心から寂しい思いしてるん だってことが 理屈とかじゃなくて 私も同じだったから 主人をなくしたばっかりだった私とる [音楽] ちゃんここに来て から強くなりました。マヨリーずっとなぜだか分かりますか?悪るババーに鍛えられたからでしょう。 [音楽] 邪かさないで聞いてください。テルちゃんは自分の寂しさと向き合うこと覚えたんです。正面から戦おうとしてるんです。 伊勢さんがいなくなることを [音楽] 意思で受け止めようとしてる。 たった16歳の女の子が [音楽] 勇気を出して [音楽] いよさんと話をしてください。 せいちゃんも精一杯頑張ってるんですから 。 本当 お切かね。 [音楽] あ、もう起きたんだ。 うん。そこ。 私は毎日この時間に起きてるの。ふ、ちょうど良かった。一晩止まったんだから働いて。 [音楽] へえ。 甘えと声でしてもめ お疲れ様でした。交代します。 さあ、洋た、今日は店は休むかなって伝えといてくれる。 わかりました。 先生、頑張って。 さん、 気のせいかね。末ひ君の声が聞こえたよ。 いいえ、たった今までここにいました。一晩中久さやさんのそばに。 ここは 私の部屋だね。 江藤君 言う通りにしてくれたんだね。 はい。 夢を見たよ。 教え子たちが私に会いに来てくれたんだ。 いろんな子たちがたくさんえ、安子もいたよ。さすがに夢だね。 夢じゃありません。本当に来てくれたんです。 あの違う違う。干す前にちゃんとシを伸ばすの。 今やってるでしょ [音楽] ねえ。どうして私に照りってつけたの?さあね。 [音楽] 久さんがつけてくれたあだったからでしょ。 分かってるなら聞かないで。お母さん久さよさんとちゃんと話をして。 [音楽] そのうちね。 テルちゃん、お母さん早く来て。 生さんがさよさ あ。 おや、テルオさんが2人揃ったね。 平気なの?喋ってて苦しくない? ああ、大丈夫だ。 お水は いただくよ。はい。 ああ、美味しいね。生き返るよ。大きい方の照る予さん。 はい。 今のあんたの娘を見たかい?随分優しい子になったじゃないか。そう思わないかい。 この子を変えたきっかけはあんただよ。 30年前のあんた ヤ子が照りの前に現れたんだ。 [音楽] 照りは私に会いに来たって言うけど私は 違うと思う。違わないよ。 や子ちゃんは久さんにお礼が言いたくて [音楽] 私には感謝される言われはないんだよ。そんなことない。そうでしょ。お母さん [音楽] 出るよ。ヤこはあんたを助けに来たんだ。 自分と同じ 1 人ぽっちのあんたは私をあ、でもでもそれだけじゃない。ヤこちゃんはどうしても久さよさんに会いたかったの。久さよさんが好きだから。大切な人だから。 [音楽] [音楽] そうでしょ、 お母さん だから私をここに預けたんでしょ。 伊勢さんなら きっとなんとかしてくれるって思ったん でしょ。 お母さん、私は嬉しかったよ。てるよと暮らせて。ヤこ、あんたは自分のことを好きにならなきゃいけない。 もっと自信を持ちなさい。 だって こんないい子を育てたんだから。 分かってるよ。 分かってるよ。 洗濯の途中なんだろう。続きをやりなさい 。 相変わらず 1 つライかせるよ。根本君に電話しておくれ。あの弁護士のこないだ名刺をもらった人ですか? [音楽] ああ、今のうちに済ませておきたいことがあるんだ。 [音楽] 血圧門脈 よ。昨日はもうダメだと思いましたけど。 お相肉様、 そう簡単にくばりゃしないよ。 はいさん 根本さんがいらっしゃいました。ああ、 通れ。はい。じゃ、僕はここでおく。 はい。 ありがとう。私の我がまいくて。 やめてくださいよ。先生にそんな俺礼言われちゃし来ちゃいますよ。先生。 ご気分はいかがですか? うん。さやさん悪いけどちょっと外してくれるかい? あの、少しいいでしょうか?お願いしたいことがあるんです。 お願い。 さの感を 売って欲しいんです。 建物も土地も丸ごと全部 お願いします。 私は 笹の家をなくしたくないんです。 お金は主人の父が出すと約束してくれまし た。 裕介のためにこのまま下宿を続けさせていただきたいんです。根本君。 はい。 手続きの相談に乗ってあげておくれ。 分かりました。 ありがとうございます。 これ お母さん手伝ってよ。呼んでますよ、お母さん。 あ、ちょっと待って。あね、ルリちゃん、これここじゃないよ。これはさ、くも どっちが子供なんだか。 はい。さん、お昼ですよ。 あ、はい。 リチぎなことだね。敵で栄養は十分取れてるんだよ。 食べられるなら食べた方がいいって江藤先生も言ってました。 ああ、そうかい。 これ私からのお見舞いです。 へえ。 さっき届いたんです。 せやさんも見てください。何?ああ、可愛いね。 [音楽] もしかして私のりんごを生まれ変わらせてもらったんです。さんつけてもいいですか? ああ、 お願いします。 ありがとう、てぐよ。 じゃあご飯にしましょうね。久さん出るよ。しっかり勉強するんだよ。 分かってるよ。 私がなくなっても掃除も洗濯も毎日やりなさい。手抜きなんかしないで。 分かってるってば。 そうじゃない。木の床を拭く時は雑巾は固く絞ることるよ。 おかずは後だよ。はい。だめだめ。お身をつけは煮立てるものじゃない。 はい。分かってます。 違う。脱い目はもっと狭く。 はい。今やってます。 [音楽] あんた 本当に照る予算だ さよさん。 [音楽] さん [音楽] 。 よまれっこ世にかかるって言うけど嘘ね。 [音楽] 1 番の肉まれっこが先に行っちゃった。じゃ次はどっちかしら。 こは最後よ。だってみんなに愛されてる 可いらしいばあちゃんなんだもの。 そう思ったのたまちゃんだけよ。 2人だけだと なんだかいまいね。 さちゃんいないと ピンっとしないのよね。でも 60年分の思い出があるから これからは 久の悪口で盛り上げろ。そうね。 この人の悪口なら100年かかっても 終わらないもんね。 泣かない。 [音楽] 両親は連絡取れたの? まだ明日にならないと帰ってこないんです。 そうでも良かったじゃん。 え、 最後の最後に おばあちゃんに挨拶できてさ。 入るよ。偉ら子。あ、それ前の学校のだよね。 これくらいしかまともな服もなくて 似合ってるよ。 なんか東京の人って感じ。まさかまた飽きることになるなんてね。うん。私まだ何にもしてないのに。さよさんの役に立ててないのに。 そんなことない。テリオは頑張ったよ。 私は知ってる。 ひさおさんだってきっとそう思ってるから 元気出して。 ああ、あち。 これ あのテリオのお母さんは あ、さっきまでそこにいたんだけど [音楽] テーマソングだったんだよね、 お母さんの 教室で いつも引いてくれた 毎日 必ず 私だけのため ねえ、お寿司来てるって一緒に食べようよ 。ない 。 [音楽] どこ行くの ねえ。 [音楽] [音楽] お母さん、 この部 2度と入りたくないと思ってた。 私のお母さんはね、 冷蔵庫だったの。 本当のお母さんはしょっちゅ私をいてどっ かに行ってた。 何日も何日も 食べ物もお金も取ってくれなかった。 だから私は 喉が乾いたら水道の水飲んで お腹が空いたら 冷蔵庫 とかマヨネーズとか そんなものばっかり舐めて過ごしたの さんが私預かってくれるまで 久々のうちは私にとって天国だった。 あの人が作ってくれるものは 何もかもご馳そだった。 昨日あんたが作った煮物 あの人と同じがじごしてびっくりした。 くに忘れたと思ってたのに 忘れたかったの お母さんが死んで 苗字が食わって その時生まれ変わるって思ったの こう全部切り捨てて地雷思い出なんか1つ もなかったことにしてだって 私は お母さんに捨てられたんだもの。 嫌われてたんだもの。 お母さん 私のことなんか見てくれなかった。 私を見捨ててた。川に飛び込んだ。 私には何の価値もないの。誰かに愛される 資格なんてないのだって 分からないんだもの。 人を好きになるってことがどういう ことか。 お母さん さんきっとそれ私に教えてくれようとした のよ。私何も受け取れなかった。 受け取ろうとしなかった。私は 私が許せない。 さヨさんね。俺を許しなんてないのよ。 そんなことない。 だって必死にお母さんを止めようとしてた じゃない。助けようとしてたじゃない。 私には分かる。 それは お母さんのことが好きだったのよ。 久さんのことだって大好きだったのよ。 私は 何度もよす子ちゃんに会ったもの。 私が1人で不安な時 そばにいてくれた。 す子ちゃんは とっても優しい子だよ。 お母さんが思ってるよりずっと 私は 本当の安子ちゃんを知ってる。 本当のお母さんを久さんだって。そうだよ 。 私は お母さんの全部を許してあげる。 もっともっと好きになる。 そばにいて お母さんを守ってあげるから。 だから 配信して 約束してくれる。 約束する。 お母さんを 絶対に1人になんかしない。 [音楽] ありがとう。 [音楽] それから何日か経って私の手元に久さん からの手紙が届いた。 江藤先生が久さんの香りにポストに入れてくれたらしい。読んでみなさい。あみやてりお様。あなたがこの手紙を受け取った頃には私はこの世にいないはず。 3ヶ月でしたが、 あなたと過ごした日々は思い出深いものになりました。なんてあんた相手に片苦しい書き方をすると肩が来るね。ここから先はいつも通りで行こう。 あ、卵 初めて会った時は腰を抜かすかと思ったよ。挨拶もできないし。 [音楽] 言葉遣いも乱暴だし、 こっちの 私は神様を呪ったよ。 人生の最後の最後になってどうしてこれほどの困難をお与えになるんでしょうかって。 [音楽] 去年のくれに病気が見つかってね、 もう手の施しよがなかった。 江藤君にはあと半年って言われたよ。 あんたが来た時はあと 3ヶ月。 たったの3ヶ月でこの子に何を教えよう。 それからは毎日が戦いだったよ。 でもね、 おかげで私は幸せだった。これほど充実した日々は久しぶりだったからね。 [音楽] てる。 え、ちょ、なんか行った。 うんち。 おお。ゆボ。お前喋れるようになったのか。 [音楽] あ、さ、早くトイレ。 よかった。 よかったね。早く。 [音楽] あ、そう。 出るんだって。 [音楽] 出た。 [音楽] これさの荷物から出てきたの。あなたが持ってる方がいいと思って。 でも はい。 やり残したことはいっぱいある。 料理はほとんど教えられなかったし、 言葉遣いだってまだまだだ。 残念ながら私は時間。 あとはあんたが1人で頑張るんだ。 勉強しなさい。目上の人を敬いなさい。 自分のためでなく人のために何ができるか 考えなさい。 他にもあるけどこれくらいにしておきます か。 年寄りのお説教は嫌われるからね。 それではあらあらか子 鈴木久 [音楽] お母さん。 [音楽] あ、ありがとう。ありがとう、先生。ごめんなさい。先生。ごめんなさい。 [音楽] お母さんの涙はなかなか止まらなかった。無理もないと思う。 [音楽] 30年分の涙だから。 [音楽] した。 私じゃないよ。さんだよ。 [音楽] バイバイ。バイバイ。 [音楽] 次の日の朝、お母さんは一足先に東京へ 行った。 私と2人で暮らすアパートと仕事を探す ために お世話になりました。 本当にいいの?見送りに行かなくて。 はい。 それじゃ、 あ、 うん。 あ、りさん、ちょ、ちょっと待って、ちょっと待って。あんた、あんた。 うん。 セルちゃん来てくれたよ。 ああ、世話になりました。あ。 きさん。 あ、もう見送りないからな。な、見送りになりました。送り、見送りじゃないと。 食べて食べて。 覚えたよ。 村か いと 気をつけて。 はい。 [音楽] [音楽] それまで私には特別なことなんて絶対に 怒らないと思っていた。 特別なことは特別な1人だけ怒るんだと 思っていた。 でもこの町で過ごした時間は この町でいろんな人に出会えたってことは なんだか特別なことだって気がしてなら ない。 [音楽] 行ってらっしゃい。行ってきます。 [音楽] [音楽]
 
 てるてるあした – 黒川智花&木村多江が共演したファンタジックなミステリードラマ.
 見どころ – 加納朋子の人気小説をドラマ化。佐々良という架空の町を舞台に、さまざまな人間模様をファンタジーやホラーの要素を交えて描く。主人公の少女の成長ぶりがまぶしい。
 ストーリー – 高校生の照代は裕福な生活を送っていたが、突然、両親が多額の借金を抱えて夜逃げ。照代は単身、母の遠い親戚だという久代の住む田舎町・佐々良に引っ越す。久代の営む下宿・笹乃館で新生活を始めた照代の周辺では、不思議な出来事が次々と起こり…。
 ここがポイント!
 加納朋子の小説「てるてるあした」と「ささら さや」を組み合わせた物語。「ささら さや」は14年に「トワイライト ささらさや」として新垣結衣主演で映画化された。
 第9話 – 照代はまたしても遠い過去の光景を目撃する。それは、やす子が男のために橋から飛び降り自殺をしようとする母親を必死に止める姿だった。やす子のために何かしてやりたいと思った照代は…!?
 第11話 – 慶子がようやく笹乃館を訪れた。ところが、危篤状態の久代を心配する様子などなく、照代が止めるのも聞かずにすぐ帰ろうとする。結局、サヤたちの計らいで、慶子は笹乃館に宿泊することになった。
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