ショートストーリー「行ってきます」

知恵と勇気と志
拓殖大学 【千尋】私の将来の夢は日本と世界が繋がるような仕事をすること。 そんなことが学べる大学が東京にあった。 しかし古い考えで頑固な父が理解してくれるかが心配だった。 【父】若い女の子が東京で
1人暮らしなんてもってのほかだろう。 【千尋】大学の寮なんだから 【父】1人暮らしには変わりない。
もうここからでも通える大学だってあるだろう。 【千尋】ここから通える大学なんて
私の通いたい大学じゃないもん。 それに今時1人暮らしなんて誰でもしてるよ。 【父】お父さんはお前の心配をして言っとるんだ。 【千尋】もう、子供じゃないよ。 【母】千尋の行きたい大学なんだから
行かしてあげればいいじゃない。 【父】俺は反対だ。 【千尋】もう願書出したから。 【千尋】やっぱり父には反対された。 【千尋】私は父の反対を押し切ってでも
東京の大学へ行くことに決めた。 私の将来の夢のために 【母】合格おめでとう。頑張ったね。 【千尋】お父さんは? 【母】もう帰ってくるんじゃない? 【母】千尋が東京の大学に合格したのよ。 【父】俺は認めてないぞ。 【母】意地張ってるだけだから 【千尋 】一緒に祝って欲しかった。 【千尋】うん。
この時から父とは口を聞いていない。 【母】明日から東京に行って1人暮らししたら
すき焼きなんて食べられないんだから 今夜はいっぱい食べときなさい。 【母】休みになったら帰ってくるんだよ。
そしたらまたすき焼き作るから。 【千尋】うん。 【父】そっちの都合で帰ってこられても迷惑だ。 【母】そういう言い方しなくても 【千尋】帰るなんて言ってないから。 【母】千尋 【母】忘れもんない。 【千尋】うん大丈夫。 【母】お父さんも見送ってあげればいいのに。 【千尋】じゃ、行ってきます。 【千尋】本当はお父さんに行ってきますと言いたかった。 【父】頑張れよ。 【千尋】行ってきます。

東京の大学に進学するため地元を出る受験生と父とのショートストーリーを作りました。

あらすじ:地方都市に住む受験生千尋は東京にある大学を受験し、一人住まいをすることを決意したが、古い考えの父は東京に行くことに反対をしている。しかし千尋の決意は変わらず出発当日を迎えた。家を出る千尋を父は見送らなかったが、列車に乗った千尋が見たものは・・・・

出演 なぎしほ、松坂龍 おかみちえこ
撮影・編集:土持幸三
プロデューサー:菅沼公明
音楽:MOKU
監督・脚本:香月秀之
企画:拓殖大学広報室

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