京都画報『美の殿堂・京都迎賓館 ー次代へつなぐ伝統技能ー』第49回 出演:常盤貴子【BS11/KBS京都/TOKYO MX】(BS11にて2025年10月22日放送分)

歴史都市京都のシンボル京都 その東隣に立つのが日本の表なしを象徴 する京都品官です。会館のは2005年の 4月17日 2025年に会館20周年を迎えました。 海外からの貧客を表なしするために立て られた京都。その場所がかつて子の中心 だった京都5章のすぐ隣ということに意味 を感じます。 今回の京都画法の舞台は京都品官。世界の 貧客を迎える特別な空間です。京都品官が 持つもう1つの使命。これは日本の伝統的 技能を継承していく役割です。スキア大工 を始め11種類の伝統工芸の技が京都の 空間に集結しています。 樹霊700年の欅きの1枚板で作られた 正面玄関の扉を開けると京都の匠たちが 成痕を傾けた美の空間が広がります。 誕生から20年という経てますます輝きを 放つ京都に生きる伝統的技能の推移をご 紹介します。 [音楽] [音楽] [音楽] 2005年海外からのお客様を和の文化で 表なしをする場として1000年の都に 誕生した京都 日本文化を体感できる施設として2016 年から一般公開もしています。 20 周年を迎えた京都芸品官について内閣府芸品官京都事務所長高野淳さんにお話を伺います。 国の芸品施設には明治時代東京に立てられた芸品官赤坂理球があると思いますけれども京都に景品官を立てられた目的は何になるんですか? はい。きっかけとなったのは、え、 1994年、ま、京都はちょうど平安件 1200年、ま、そういった大きな節目を 迎えるにあたって、え、京都に和風原品を という、ま、地元の京都からの、え、ご 要望がございました。京都は日本の歴史、 それから文化の象徴として国際的にも広く 知られております。京都はした京都の地で 、え、海外の貧局の皆様を心を込めてお 迎えし、理解と有効を深めていただく、ま 、そういった目的で2005年に開会 いたしました。 [音楽] 京都品のコンセプトは日本建築の伝統日と 現代建築の先端技術を融合させた現代和風 京都の空間体験を通じて日本の歴史と文化 を伝えるため建築や失にはスキア大工など 11の伝統的技能を活用しています。 [音楽] 建物の外観は日本の伝統的な建築様式で ある入りモや屋根とス屋作りの外観を 生かした和風の佇まいとしています。 今回館内を案内してくださるのは内閣 府芸品京都事事務所の渡辺誠一さんです。 建物の中に入った途端木の質感に圧倒されました。シンプルな中にもとっても上品差が感じられて、海外からの品客の方々に日本を印象付けるのにとってもいい空間だなと思いました。 え、こちらですね、天井にはですね、え、大変肌の美しいの杉を使用しています。で、玄関それに続くカの床材はですね、え、欅きを使用しております。 [音楽] え、で、また貧客をお迎えする際ですけど も、玄関のよ隅にお炊き、で、こちら正面 には病部を立て、え、池を失らいます。 それによって、え、歓迎の心を表しており ます。 本当に生事の光がとても優しくて美しい ですね。 壁は伝統的なしっ壁で、華やかな装飾を 施す西王の宮電とは対象的な感素な佇まい です。 回廊を進むと左手の視界がふと開けます。 窓越に広がるのは大きな池が広がる庭園 です。 池の水命に緑が映って美しいですね。 そうですね。 京都品館は敷地中央に提、それを取り囲むように主要な施設が配置されています。庭と建物が融合し、自然と調和する低欲女という日本の伝統的な考え方に基づくものです。 [音楽] 庭園の主役は清らかで豊かな水。京都魚園 の緑を借形に池を中心に草や石組が廃され ています。 日本の原風景水電をイメージしています。 からの貧を持てなす京都には様々な公式 行事の用途に合わせて部屋が用意されてい ます。 玄関を入ってすぐの空間が樹の馬、招待さ れた貧客や随行する方々の待ち合いなどに 用いられます。 花が飾られる竹光原の花かは人間国報の子 5早川証子祭の作品。 飾り台にもう電など伝統工芸の技が贅沢に 散りばめられています。 の間は大会議室として大臣会などの会議や 式点に使用されます。 壁面の一方を飾る鶴れおり。 優勝は京都の西にある熱山に沈む夕日 もう一方の比営月英は京都の東にある山に 月が生える様を描き、京都の東西の光の 時間を表現しています。 景品で最も拡張の高い部屋とされる水命の 間は首脳会談が行われる階段室 水命という名前の通り天井を船底とし床の 団通椅子の生地まで水をテーマにデザイン されています。 [音楽] 京都品官最大の 180 条の空間。それが藤です。こちらのお部屋はどういったお部屋になりますか? [音楽] はい。え、主に散会や、え、歓迎行事などに使用されております。テーブルを串の歯のように並べたいわゆる中餐スタイルですと約 [音楽] 60 名まで。え、円卓を使えますと、え、約 120 名までの解食が可能となっております。 壁面装飾は日本画の鹿清道の原画をもに 崩れ折りの技法でおられています。 39種類の草鼻が折り込まれています。 床のの柄は壁面装飾に描かれたフの花びが 舞い散った様子を表しています。 [音楽] およそ5.7mの高さがある光天井の照明 は身足と共差し物の伝統的技能を使い作ら れています。 和子の連打のような3段の傘は高さが調節 でき、15通りにパターンが変化します。 室内正面に設けられた舞台。マイヤのこと 画など日本の伝統芸能が披露されます。 舞台を仕切る6枚の日の木の扉に描かれた 金や銀の有な装飾はキという伝統的な装飾 技法です。 糸のように細く切った金迫や銀白を 貼り重ね、美しい紋用を表現します。 この作品に使用されているのは金迫と銀色 のプラチナ。金と銀が互いの美しさを 引き立て合うように輪のイメージを重ねて います。 この作品に特別な思いを寄せる女性がい ます。切りか作家のえ子さん。 この作品を手掛けた人間国報の切り作家 子えさ子さんはと子さんの母親です。 改めてお母様の切り作品をご覧になってどういうお気持ちですか? 出来上がって完成してから20 年経つんですけれども、あの、ま、金や銀色プラチナの輝きはそのままに日の木の板がですね、あの完成当時よりだんだんとこう年月が経って色が落ち着いてきました。そうすると近銀とのコントラストがついてまたより美しくあの綺麗に向いてきたのではないかなという風に思います。 ベリさんも同じ はい。 お仕事をされていると伺ってるんですけども、 同じ職人から見て どういうところが大変だと思われますか? ま、ま、金迫っていうのは1 枚の大きさが決まってるんですよね。ま、大体ほぼ 10cm近くのものなんです。ま、それを 細く切って1本1本張りついでいくんです けど、本当にたくさんの金迫を用意して、 ま、それをこれだけ大きなものとして構成 していくっていうのは大変だったのでは ないかなという風に思います。 塚時代仏教と共に仏像や仏の装飾技法とし て伝した切りかね 1/mmとも言われる薄さの金迫を扱うに は高度な技と波々みならぬ集中力が求め られます。 藤間の作品は何千時の達中に特された攻防 で制作されました。 死であり母でもあるさ子さんの政策当時の様子をと子さんと共に拝見しました。 和風建築とかとか日本っていう、え、表現としてよく使います。名みとかそのを持つ本当の皆源っていうのはどういうことだろうかっていうところから考えたんですね。 [音楽] その時にやはりオンっていうか人の声とか 思いとかが1つになる場所、そういうとこ であるからこそその名みが表現できるじゃ ないかという風に思ってるんですね。です から本当にその集まられた時にできること なら互感に響くって言いますか、そういう 人と人の出会いによってですね、より 輝き合うっていうか、私のされます 切りかねっていうのは金の金の色と プラチナの銀色っていうものが両方相って のデザインなんですけれども、それはイン と用だという風に考えまして、え、金には 、え、プラチナのその銀色がとても大切で 、その金のそばに来ることによって金の 温かみを感じます。そしてプラチナのそば にあの金が来ることによってよりその銀色 であるプラチナが強さっていうかそういう ものが出るしごいがあってこう輝き合うっ ていうような表現がその場でえできたら いいなっていうことで今回はわっという ことを考えたデザインにさせていただき ました。 当時のお母様の政策の様子をご覧になっていかがでしたか? あ、そうですね。も大変懐かしく拝見をさ せていただきましたけれども、母はもうね 、やっぱ人の命よりもやっぱ作品っていう のは長い時を生きるんだなっていうのを 改めて感じさせていただいたのと、こう いう切りかねってね、あの、今の人が ほとんどご存知ない技法なんですけれども 、ま、その技法をこの景品の建設にあたっ てこの技法を採用していただいたっていう ことをすごく母は喜んで、ま、そういう こう母の喜びの 姿っていうのも改めてこうちょっと思い出しながら拝見してました。 現在切りか作家として伝統的な仏像の装飾から現代的な工芸作品まで幅広く手がけると智子さん。先人から受け継がれてきた切りかの技術を構成に伝えるため現代における切りかねの表現を追求しています。 [音楽] [音楽] ご自身が切りかね作家としてお母様から受け継いたものっていうのはどういうものでしょうか?技術 は元よりなんですけれども、やはりこう母はま、伝統っていうのは精神の継承だという風にあの申してました。 この 切りかねっていう法がどういう風にこうみ出されてう風に高められてきたかいこうい歴史の中でこう携わった人々の思いっていうのも継承していかないといけないと少しずつこう法とか技術っていうのはあのこうその時代をいて新しい [音楽] 形を持って次に繋がっていくんですけれども共にこう大切なこう感と言いますか精 [音楽] 的なもの、ま、そういうものをこう大事にしなさいという風なことを姿勢として見してくれていたなという風に思います。 うん。 京都芸品感という輪和の日を極めたモテなしの空間で見る人の心に静かに語りかける切りかねの作品。母から娘へと受け継がれる伝統のへの熱い思いに心を打たれました。 [音楽] [拍手] [音楽] 京都品館できや建築の技と水を凝しているのが若い食頭です。それまでの空間とは打って変わり、ほのぐらい通路が非日常の世界へいます。 [音楽] ここからまたガラっと雰囲気が変わりますね。 はい。そうですね。えー、ここからは若食頭と申しまして、え、ま、輪和の空間になります。 [音楽] この先はですね、あの、海外からのお客様 も靴を脱いで畳みの上に上がっていただく というな形になります。ただ海外の方って あの靴を縫がないので、ま、うっかりその まま畳に上がってしまわれたり、え、遠く 離れたところで靴を抜いてそのまま剥して 歩いてきたりとかそんなことがあったり いたします。 赤い食頭の中心になるのは霧の間です。 [音楽] こちらのお部屋はどういったお部屋でしょうか? はい。え、こちらはですね、輪の晩餐室となっております。お客様にお出しするテーブルセットを [音楽] 1 セットだけちょっと用意させていただきました。 へえ。こういうセットで出されるんですね。しっかりと切りのも入っておりますね。 そうですね。え、お出しするのは今料理です。 お品きの大体3品目が出し終わった後です ね。え、ゲ子さんや舞子さんによる舞や、 え、ことの演奏が行われます。 [音楽] 霧の間のランマにも切りか作家襟リさ子 さんの切りかされています。 壁は伝統の土壁仕上げ。近年都の影響で 入手困難ですが、京都の建設地からは良質 な強が見つかり、壁に採用されました。 畳には中継表という技法が用いられてい ます。 現在の畳は品種改良された長い異草でおられますが、京都芸品館の畳は異草の良いところのみを使うという伝統的技法でおられています。 [音楽] [音楽] 座宅の足元は堀た式になってるんですね。 はい。 海外のお客様も過ごしやすいでしょうね。 そうですね。はい。 で、こちらのお部屋なんですけども、え、 このように座った状態で、え、鬼が最も 美しく見えるような形で作られております 。通常はですね、2本間の生事の高さと いうのは約173cmなんですけども、 こちらは外国人の対格に合わせまして、え 、2mという高さになっております。そう しますとですね、逆にこう座った時外が 見えすぎてしまうので、日差しをですね、 深くして見え方のバランスを取るような、 そういった工夫がされております。 部屋の中央で圧倒的な存在感を放つのは幅 1.2m、長さおよそ12mのうし塗りの 座宅。最大24名の解食が可能です。 区と同じ塗りの材スは背に日本政府の紋章 57の霧が牧江で描かれています。 京都品では縦具からちょうど品まで幅広く 売しが活用され、空間に品格と赴きを与え ています。 そんな中でも対策といえば霧の間の座宅 うし塗りの1枚仕上げで作られています。 20年前このうし塗りを手掛けたのが 光芸者の島幸さんです。 曇り1つなく20 年も経過してるとは思えないんですけれども、メンテナンスはやっぱりされているんでしょうか? はい。えっと、毎回ですね、終わった後は、ま、必ず私どもが綺麗にあのメンテナンスをさせていただいております。 毎回毎回メンテナンスされるんですか? はい。はい。 光工芸者は建造物などの大物を得意とする 京都では唯一国内でも数少ないうしの攻防 そんな島さんにとっても京都の仕事は未だ かつて経験のないスケールの大きさでした 。 実はこの宅、当初の設計は 4m板の3 枚継ぎでしたが、島さんの提案により 1枚板で制作されることになりました。 [音楽] これを提案されたのはなぜだったんでしょう? あの、やはり、え、このお部屋に 1番ふさわしい机ということで 1 枚の仕上げ方をした方がいいんじゃないか。やっぱり 1枚が絶対合うだろうと。 私どももしたことのない経験だったんです けど、ま、京都ってのは昔からそういう 先人たちは新しいもんに挑戦していくって いうのが常識っていうんですか。そういう 心をたくさん持ってられるので、うしも そういう新しいものを挑戦していくという 気持ちで作りました。 うし塗りならでは独特の艶は塗り、乾燥、 何度も繰り返すことで生まれます。 塗りのつやかな仕上がりを支えるのがです 。用いるのは研磨用の隅。何層にも 重ね塗りされるうしのわずかな凹凸を丁寧 に削り取ることで次の塗りが美しく定着し 深みのある光沢を生み出します。 [音楽] 座宅と共に担当した藤間のとか町は長さが 16.6m。こちらも3分割の予定から1 本物に変更。 完成までに時間も手間もかかる塗り。 座宅は熟連の職人が 8人係かりで1年の月費を費やしました。 ザ君の政策で1 番印象に残っていることはどんなことでしょうか? ま、あの、うるし塗りということで塗るのも大変だったんですが、え、磨くのは油と磨き粉を、ま、あの、天につけてで、一生懸こを磨くわけなんですけど、やはりこれだけの大きな面積を磨くとなると、ま、職人さんのはやっぱりちょっと火傷状態って言うんですか、そういう状態でかなりみんな苦労してやった、仕上げたと思ってます。 改めてこの座宅をご覧になってお感じになられることは何ですか? もうこれ仕上げてですね、 20 年経つわけなんですけれども、芸品されてあのお客様に喜んでいただいたという喜びで、ま、いっぱいなんですけれども、芸品感でこういう大きな机を作る経験ができた職人さんたちもあの育ていったなと思います。 いくにも塗り重ねられたうしの奥に感じ られる職人たちの手業の記憶。 京都という特別な場所で輝き続けている ことに胸が熱くなる思いがしました。 [音楽] [音楽] 京都品に用いられたスキア建築は茶室を 期限とする日本の伝統的な建築様式。自然 素材の美しさや繊細さ、品格のある感素さ が特徴です。 スキや建築の美を対現した若い食島の 削除自を指揮したのは安い目公務店の古 斎藤光領です。 当時斎藤のもで景品の仕事に携わった川井 さんにお話を伺います。 工事の当時と比べて変わったところはありますか? そうですね。本当変わってないですね。 ええ、 全然やっぱ気が焼けていなってるのは思いますけども、実はここの解食の中に入らしてもらうのが作業してた時ぶりなんで 20年ぶりなんですよ。 だから考え深いですね。 ええ、現場での斎藤投領はどのような方だったんでしょうか? そうですね。親方は、ま、多くを語らず ほんで見て覚えろ、自分で考えろという 厳しいタイプの方でしたが、若手に どんどん仕事を任せてくれる方でしたね。 一般のスきア建築よりもはるかにスケール の大きな京都品感。工事は企画の大きさと の戦いでした。 例えば の竿天井に貼られているのは長さ12mの 吉野杉の1枚板。 [音楽] やしの長さも8mと企画です。 空間に柔らかな影と奥行きを加え、輪の美 を引き立てるドび差し スき屋大工の腕の見せどです。 牛品の完成当時斎藤は携わった仕事の難し さを語っています。 僕たちは木造の工事が多かったんですけど も、今回は鉄筋の中のその増作でそのいつ も使ってる部材よりもずっと長いもの ドび差しでしたら北山の16mのそのもの を使って作業すると、ま、それを使って いく時にそのどのぐらいむくらして使うの がいいのか、また取り付けて一体何m ぐらい進縮するんやろうとかそういう部分 がまずいつも使ってるようにもずっと長い もん使ってましたんで、え、苦労しました 。 それと今のその和食との建物は伝統技能 活用部分であるということで昔から僕たち が僕たちは僕たちのその親方から受け継い でまたその僕の親方は前の親方から 受け継いたようなあの仕事ですね。それを 使っていくと、それをまあね、その鉄筋の 中でどこに使っていくかと北山杉の辺は そのネジ組というその昔からあのある候補 がありますんで、ま、それは1つやらもう あとどういうもんをやっていこうかとか そんな点も苦労しました。 [音楽] このネジ組の合部の刻みを斎藤から任され たのが当時20代の川さんでした。 選び抜かれた北山丸田失敗 してもありません。 こちらに見えているのがネジ組というもの ですか?そうです。ここに本があるので ちょっと解体したいと思います。はい。 まずはこの柱から はい。 おお。 これが柱です。で、これが桁ですね。 そういう風に取れるんですか? はい。で、ここがねじ組という由来と言いますか、じって差し込む うわあっ ていうことですね。こういう仕事があそこでも ええ してあります。 これは昔からあるなんですか? そうです。釘かもを使わずキだけで このような伝統的な技法をまだ当時お若かったと思うんですけれども、ま、失敗が許されないお仕事を任された時のお気持ちってどういうものでしたんね。 それやっぱりむちゃくちゃ緊張したと言い たいとこなんですけども、正直あの当時は その勢いで仕事をしていた時だったんで、 だから今振り返ると本当に親方が重要な ものすごい重要な仕事を任せてくれて、 もう感謝の気持ちしかないですね、親方に は。はい。うん。経験をさせるという はい。すごい土僚。 常に空調が稼働する館内木がのびしてもいいように見えないところにも匠の知恵が凝らされています。その [音楽] 1 つ精路組という後法を模型を使って教えていただきました。 精路組っていうのはどういったものなんでしょうか? え、この下の材料がこのカいです。 で、こちらが釣り塚。この塚ですね。で、これが周り。その天井板が乗ってくるところの下の材料ですね。ここに天井板が乗ってきます。 はい。はい。 で、この精路組はその見えないところの仕組みですね。 あ、もうじゃあ天井部分ですね。こちらは はい。木造の場合だと、え、長年の過重でのカイが やっぱり下がってくるんですよね。垂れてくる。 おお。 で、縦具が動かなくなったり、それを上げるためにここ今釣り塚の上に隙間をもげてます。 はい。 それはこの分上がるように天井裏からこういう風に線を打ち込むことによってここの隙間がだんだん上がっていきます。 こちらのと上がっていくことによってこのカイが一緒に上がっていく。また縦具が走るように そういう仕組みがこの中にもう昔しながらの技法としてあるということです。 そうです。はい。 現在安木公務店の昨区長を務める川井さん 20 年前の斎藤と同じ立場で現場を指揮しています。 ご自身が京都景品官のお仕事を通じて斎藤から学ばれたことで若い皆さんにお伝えしたいことは何かありますか? やはりあの隙大工の伝統の技術を親方先輩たちから教わったように自分も若い職人たちに教えていきたいですし自分が分かった時に親方がチャンスをくれたように自分 も若い職人たちにどんどんチャンスを上げれたらいいなと思います。 次の世代に伝統を継承した斎藤成し遂げた仕事を前にある思いが込み上げたと言います。 みんなの顔とか要するに現場へ来なかった人倉庫でずっと加工してくれた人みんなの顔がバッと深ましたね。で、またそれあの夕方やったんですけどもね。 [音楽] あの、帰ってこう昼間よりも夕方の方がね 、あの、外の庭とこの建物がマッチして やったんやと。 俺はやったと思いましたです。 師匠の背中を追い続けてきた弟子に託され た技と誇り。 京都品という特別な場所で育まれた匠の絆 が未来へと繋がっていることを感じました 。 [音楽] 京都品にはまだまだ語り尽くせない美の 空間があります。テレビ初公開の部屋は 番組の最後で。 ここで京都品館に訪れたら立ち寄りたい 名天をご紹介します。 京都魚園の東側にあるイタリア料理 。 [音楽] 京都のイタリアンシーンを長年牽引している一軒屋レストランです。あ、 店長が高くて解放感がありますね。立派な針に歴史を感じます。 [音楽] 建物は100 年以上前に立てられた京町屋の米倉をリノベーション。 [音楽] メインホールの入り口は倉の扉をそのまま活用。年月を重ねた木の針や柱が独特の艶を帯びています。 [音楽] オーナーシェフのナさん。調理師専門学校を卒業後、イタリアンの道を心し、イタリア北部で修行。 帰国後の1995 年この店をオープンしました。 [音楽] 京都イタリア料理研究会の第 5 台会長を務めるなど長年にわってイタリア料理の文化を広く知らしめた鉱石が認められ、イタリア共和国からカバリエレを授与されています。 [音楽] 同点で味わえるのはナさの修行経験を 生かしたオーセンティックな北イタリアの 共同料理。本日はおすすめの料理を いただきます。 まずあの本日の全菜ですね。あのサマを 使いまして直家製でスモークをしてえ、 フルーツとお野菜をふ段に使ったサラダで 全です。一軸と一緒にいただきます。 [音楽] うーん。口の中に香りが広がって。 [音楽] そうですね。今召し上がられたのはサンまとあの京都の女の一宿なんです。 ああ、京都の一宿なんですね。 すごく甘みもあってすごく美味しいです。 はい。あと中央の方に色々今日野菜紫好きですね。 へえ。 隠し味に少しあの苦上ネギが入ってると。 はい。うん。 で、京都のさがたくさん使われていたですね。 はい。 2 し目はオープンした当時からのスペシャリテ製手内パスタの北タンラです。 今日はあのタコのトマトソースなんですけど、ちょっとピリット辛いあのソースで絡めてありますので はい。 はい。 キタラはナずさんが修行した北イタリア。 アブルット集の強料理。 ギターのような細い金属を張った疑惑に 伸ばした生地を乗せ綿棒で押し切るという 独特な製方で作られます。 うーん。 もちもち食感のパスタにソースがすごく酔っ絡んで美味しいです。 はい。それがやっぱりあのフレッシュの手内の生面っていうの特徴ですね。缶面でもあるんですけど当点ではもう生面として手打ちで売ってますので [音楽] へえ。 あの1 日に作られる量がもう限られてくるんですね。機械打ちじゃないんで。 期タンを京都で最初に紹介するなど本場の調理法や味わいを大切にしているナスさん。選び抜いた京都の旬の食材も積極的に取り入れています。 [音楽] [音楽] では本日のメインディッシュですね。腰子のフィレ すごく柔らかいですし、ヨーロッパの方から入ったフィレす。 う、 柔らかい。 柔らかいですね。 はい。 [音楽] うーん、本当にワインともすごくありますね、お肉が。 そうですね。やはりあのお料理にはワインっていうマリア味は素晴らしいですね。 はい。 一緒に添えてますのがフィレンツナスっていう種類なんです。カナが原産で丸なんですけど、これはオ春の方が作られてるフィレンスです。 [音楽] 結構しっかりしてるんですね。 しっかりした歯があります。 へえ。 うん。うーん。いい。 [音楽] コリコリですね。いい食感でしょ。 へえ。 で、こちらにあるのが宝しで是ひ、あの、ポルチーニも召し上がってください。美味しいです。 嬉しい。 はい。 うーん。あき。 [音楽] そうですね。 京都の食材とイタリアをついでいて本当に夢のような時間でした。あ、ありがとうございます。 ありがとうございます。 私も30 年やってますけど、お皿でイタリアを表現したいんですよね。あの、だからイタリア人も満足していただいて、あの、帰っていただけるような料理を目指して、え、今後も頑張ってやっていきたいと思います。 [音楽] はい。 はい。 なんか食で元気になれそうです。 はい。ありがとうございます。ボのグラ [音楽] 京都魚のほど近く時の重みを感じる空間で頂いた丁寧な手仕事が感じられる料理の数々。その味わいは心に深く刻まれました。 [音楽] [音楽] 若食東の廊下の奥。この先にあるのは通常 和非公海の滝の間です。 [音楽] え、こちらの部屋は滝の間と呼ばれており ます。先ほどの霧の間に比べまして、より 小人数での親密な解食を行う場所として 使われております。 ご夫婦人がいらっしゃる場合はこちらの 部屋で池や、え、着など日本文化を体験 するのに、え、利用することができる部屋 となっております。 岩組の迫力がすごいですね。はい。まるで 1枚の絵画を拝見しているような気持ちに なります。 月や建築の水を尽くした座敷の窓一面に 広がるのは大滝の庭。ガラス越しに水音が 心地よく部屋に響きます。 石組は瀬戸内海産の加工癌の籍で構成。 中央の1番大きな石はおよそ47tあり ます。 [音楽] 東西の建物をつぐ老京。 庭と建物を1つにする低 [音楽] 効果的に深めています。 北川の池に放たれた西 橋の多元の船つ場に軽流された和線 海外からのお客様に和の赴きを楽しんで いただこうという心配りです。 日本文化の心が生きづく特別な地に立つ 京都感。そこには伝統を未来へつげたいと 願う匠たちの技と美式が惜しみなく注がれ ています。 日本の美の電動でその魅力を改めて感じて みてはいかがでしょうか [音楽]

歴史都市・京都のシンボル、京都御苑に京都迎賓館が開館したのは、2005(平成17)年4月。内外の賓客を迎える迎賓施設に相応しい外観はもちろん、内装や調度品に至るまで京の匠の粋が凝らされています。
数奇屋大工、左官、建具、表具、畳、錺 (かざり) 、漆、截金 (きりかね) 、作庭、石造工芸、竹垣の11分野において、京都を代表する伝統技能者が携わっていました。開館後20年を経た京都迎賓館を、常盤貴子が訪れ、その意匠、手業などに触れます。施工に携わった職人たちに、世紀のプロジェクトに携わった当時の想い、次世代に受け継いでいきたい伝統技能などについて聞きました。施工時の知られざるエピソードも!
年月を経て輝きを増す”京都迎賓館に活きる至高の技”を紹介します。グルメコーナーは、京都迎賓館から歩いてすぐ、老舗イタリアンをご紹介。北イタリアの郷土料理を京都で初めて紹介するなど、王道をいくオーセンティック・イタリアンを常盤貴子が満喫!大規模京町家を改装したインテリアも必見!

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【出演】
高野 厚(迎賓館京都事務所長)
渡辺誠一(迎賓館京都事務所 庶務課長)
河井智企(安井杢工務店)
島 博行(光工芸社)
江里朋子(截金作家)
那須 昇・恵(カーサビアンカ)

【ナレーター】重塚利弘

【協力】
内閣府 迎賓館京都事務所、公益財団法人 京都文化交流コンベンションビューロー、安井杢工務店、光工芸社、平安仏所、カーサビアンカ

【製作著作】
KBS京都/TOKYO MX/BS11

【配信期間】
2025年10月22日~2025年11月5日まで

【番組情報】
全国無料放送BS11「京都画報」
📺毎月第2水曜日 よる8時00分~8時53分
※放送週は変更になる場合がございます。
番組公式HP:https://www.bs11.jp/education/kyoto-gaho/

【番組概要】
クオリティーライフを送る方々に最新で上質な京都の美・知・芸・技・食をお届けする京都の情報番組『京都画報』。
 
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