【国内ドラマ】 秘密 | 第4話 – 第6話 【ドラマフル】

[音楽] [拍手] [音楽] 平穏だった僕らの暮らしが一変する出来事が起きた。最愛の妻の死。 [音楽] しかし僕は妻を失ったわけではなかった。 本当に私はもみじゃないの子なのよ。 もみの体をしたな子との生活。 ああ、 これの中に入れておくね。 このはへちゃんと私だけの秘密ね。 へっちゃんしお君 中ごめん。みごめん。 触らないで。 慣れるというより 触らない。 その歪は次第に大きくなっていった。 お父さんのためとか家のためとか専業主婦みたいな生き方は嫌だって。お母さんみたいな生き方は嫌だって言ってただろ。なお子は僕の知らないところで [音楽] 1人悩み。 私もなみが戻ってきた時に困らないように勉強頑張ろうと思う。 [音楽] え、 もみは私みたいな選挙にはなりたくなかったみたいだから。 一方で僕はバス運転手のジ川がなぜ事故を起こすほど無理をしていたのか、その秘密に近づいていた。 調べてもらえませんか?この女の子。 [音楽] 札幌に住む沢田美か子という女に毎月10 万以上の金を3年半にも渡り送金していた のだ。その女は一体カジ川の何なのかなぜ 金を送らねばならなかったのか メールだ。 お母さんのことありがとう。 それだけ伝えたくてみ 何 来てくれて嬉しかった。さよなら。 [音楽] ただいま。 どうしたんだ? え? 髪ボサボサだぞ。 走ってきたからかな? ご飯にしよっか。 [音楽] 気分悪くなったらいいかしたくなったらすぐいいよ。 大丈夫よ、ちゃん。それより安全運転のお願いね。 家族3 人谷底なんて冗談にならないから。あ、一緒のことをみんなであっちに行った方が楽しいのかしら。まだ見とも会えるし。 よくそういうこと言えんな。 冗談よ。じゃ、なんか CD リかけようよ。私色々持ってきたのよ。懐かしいの。 その電話がかかってきたのは何する? 10 月に入ったある日のことだった。 はい。はい。はい。はい。はい。はい。ただいま。 はい、杉田です。ああ、お姉さんほぶ沙汰してます。お母さん。あそか、もうそんなになりますか? [音楽] なお子のこともあるしどうしようかと思ったんだけど、もしよかったらへ介さんともなみちゃんも顔出してくれないかしら? お母さんの七 どうする?もう行きづらかったら断るけど。 [音楽] その時僕は なお子の明るさの裏にある孤独に気づいていなかった。 おはようまく。 [音楽] [音楽] いや、分かっているつもりではいたのだ。 杉田さん。 あ、 どうされました? すいません。遅くなりました。明日ですよ。 [音楽] え、あれ?あ、今日木曜じゃ。 [音楽] これどうぞ。汗を。あ、すいません。 [音楽] 私た。あ、すいません。ちょっとだったんで。それの すいません。これすいません。 [音楽] あ、いいや。 しかしそれは僕がいくら理解しようとしても仕きれるものではなかったのかもしれない。あ、 へいちゃん。 あ、 私やっぱり行く。 久しぶりにお姉ちゃんやお父さんに会いたいし。やっぱり行く ねえ。あの時以来じゃない? 2人だけで長野にドライブなんて。 あの時 恨みができちゃってお父さんに結婚の許しをもらいに行ったじゃない。小坂君の車りて。 そうそうそうそうそうだよ。 ちゃん緊張しすぎてお腹壊しちゃってパーキングエリアごとに車止めて そしたら着くのが遅くなってお父さん余計感になって なんか覚えてんなそういうことち 忘れたくても忘れられないもん私たちの結婚生活って結局何年だったんだろうね。 何言ってるんだ?今だって結婚してんだろ。 そして僕らは自己現場に立ち寄った。 [音楽] バAh. ねえ、信じてくれる? 何を? あの時私思ったのよね。ああ、私はこのまま死ぬんだなって。 不思議だけど、どんな風に死ぬのかもとさに頭に浮かんだ。全身にいろんなものが突き刺さって、それから頭がスカみたいに。 やめろよ。 ごめん。でもね、それはそれでいいと思ったの。私が死ぬのは全然平気。 [音楽] 嫌だったのは おみを死なせること。 そんなことになったら ちゃんに合わせる顔がないと思った。 だから絶対も波を守らなくちゃって [音楽] それだけ考えてた。 ちゃんはあれからもと話した。 え、 私はね、夢にも出てこないの。 [音楽] あの子のこともう忘れちゃったのかな? それとも 私に遠慮してどこかに隠れてるのかな? [音楽] ここに来れば お波に会えるかなって [音楽] ちょっと期待してたんだだ 気配もない。 [音楽] もなみ もまなみ もなみ も せいちゃんもなんか言ってよ。 [音楽] いいよ。俺は どうしてもの姿をした直の前で正直僕は何と叫んだらいいのかわからなかった。行こう。お父さんが首を長くして待ってるぞ。 [音楽] [音楽] [音楽] そうだね。お父さんせっかちだからまた 機嫌が悪くなったら困るもんね。 こんにちは。遅くなりました。 こんにちは。よく来たわね。もなみちゃん。 [音楽] こんにちは。ごしてます。 おばちゃん 元気になってよかった。よかった。さささがってね。車飛んでたんじゃない?疲れたでしょう。 お邪魔します。 上がって。 お邪魔します。 あれ?おじいちゃんは? え?あ、どこ行ったんだ? あれ?さっきまでいたんだけど。 お父さん、どうも。その説は よく来てくれました。 お宮や。 もういいのか、体は? うん。 そっか。 父さん、どこ行くの? やることあるから。 全くもうつもあの調子朝からそワそわ楽しみにしてたくせにさ。中え、中。 どうぞ。どうぞ。 はい。 おばちゃん何か手伝うことある? そうね。じゃあそこの煮物をお皿にってもらえる? うん。お皿はこの大きいのでいいんだよね。 うん。そうそう。あとお箸も並べてね。 はい。私ね、もなみちゃんなんだか実感ないのよね。 なお子が死んだ。 今でもその辺から顔出してお姉ちゃん ただいまって出てきそうな気がすんの。 お葬式にもおつ夜にも出てるのに変えよね 。 お母さんがいなくなって今度は何個までい なくなって いい気なもんよね。2 人ともあの頑光屋私に押し付けて。 今頃2人で結構楽しくやってたりして。 え、 いくらそば打ちが好きだからっていきなり役場やめてそば職人になりたいなんて言い出して。 こっちはやっと子供の手が離れてほっとしたと思ったら今度は蕎麦屋の手伝いだもんやんなっちゃん。 でもそういながらできちゃうのがおばちゃんなんじゃない? [音楽] やあね、その言い方。 なんかそっくり。 いやあ、しかしあん時はびっくりしたな。式上場できなり結婚がないって言うんだから。 これからお式時に平さん真っさな顔した私のとこ来て。 そうでしたっけ? そうよ。お姉さん、お姉さん、お姉さん、どうしましょうって。ま、それでしょうがないから私たちの指輪越してあげてね。 お前の指輪がなかなか抜けなくて必死にそう石鹸を当ててな。 ねえ。で、やっと抜けたと思ったら今度はなお子の指には大きすぎてもうなお子泣くそうな顔になっちゃってねえ。ねえ、まぶちゃん知ってた?この話も聞いてるよ、おばちゃんから。 [音楽] やだそうだった。 お前ちょっと飲みすぎなんじゃないのか。 いいじゃない。こんな時ぐらい。つも人とお父さんと 3人で新臭くって。な んで人のこと新気臭いって。 何この顔の何こが明るいっていうほらね見てもみちゃん見ても 首が痛いのこれちゃ お父さんどこ行ったんですかね いいのいいのいいのつものことだから そういえばさあん時お父さん控返せでこっそり 1人で泣たんだよ 本当にですか? いやあいつ一発殴ってればよかったって悔しいなき またもう執年深いんだから [笑い] あ、どこ行ったの?お父さん。 そば売ってきた。 昼まっからお店でゴソゴソしてると思ったらこれだったのね。しばらく食べてなかったら食べなさい。 はい。ただきます。 いただきます。 どうだい? うまいです。 どうしたんだ? どうしたの?もなみちゃんなんだか君お母さんのこと思い出しちゃって。お母さんおじいちゃんの空が大好きだったから。 [音楽] 東京のどこで食べてもおじいちゃんのおには叶わないって。だからお母さんに食べさせてあげたいなと思ったらなんだかごめんなさい。 なんか [音楽] [音楽] 失敗しちゃった。 [音楽] おば食べるまでは全然平気だったのに。お姉ちゃんと一緒にいても、みんなと話してても [音楽] [音楽] あのそばお父さんの味だった。 [音楽] 小さい頃からずっと食べてきた味。 そう思ったら [音楽] いろんなことが頭に浮かんできて、 急に涙が止まらなくなっちゃった。 [音楽] へいちゃんごめんね。 来たいなんて言って早く東京に帰ろう。私にはやっぱりここは辛すぎる。 [音楽] ブちゃん、 へ介君、 [音楽] どうだ?一緒にいいですね。いただきます 。 それじゃどうも。おはもう寝たかい? 部屋にます。さっきは閉まなかったな。 いえ、もみのお父さんの気持ちは十分かってるんです。 ただ 急に色々思い出してしまったようで。 うん。 骨はどうなってるんだ? あれ の骨はもう住んだのか?家に置いており ます。うちにはまだ墓もないし。 九州の僕の実家の墓に1 人入れるのも忍びなくて。それに今は少しでもそばに置いときたくて。 それかな。 へ? それじゃなお子が安心して眠れんよ。君だってそばにあればなお子のことが気になるだろう。忘れることだ。 冷た言い方だが、それが直子のためでも あり、へ介君のためでもある。 君はまだ若い。この先1人で無理して生き ていく必要はないよ。 お父さん、 僕にはそんなことはまだとても 君は君自身の人生を大臣しなさい。死んだ 人間はいつか生きてる人間の記憶の中で 薄れていく。 それでいいんだ。 それでいい。 [音楽] [音楽] 心配なのよ、 あなたたちのことが。 おばあちゃん。おそばだってもむみちゃんに食べさしたくて一生懸命用意してたのよ。ごめんね。あ、そうだね。これ見て。何? [音楽] こないだ度の整理が出てきたの。なお子が子供の頃に作った片たき。あの子年中も作っては配ってたのよ。 [音楽] 使ってるのを見たことなかったけどね。 [音楽] お母さん。 お母さん。 おみ、 どうしたの?あなた。 戻ってきてくれたの? でも そろそろ 戻ってきてくれないかな?お母さんね。 色々大変なの。 お母さんね、もびと話したいことが たくさんあるの。さよなら、お母さん。 も波 ありがとう。 今日はあの場所に来てくれて [音楽] も 行かないで。もみ [音楽] どうしたんだ。 ちゃん夢、私夢見てたの? 今もなみがここにもなみ私にさよならって。 なんか大丈夫か?もう帰っちゃうの?もう 1晩止まってけばいいのに。 あ、そうだよ。うちは別に構わないんだよ。 すいません。ちょっと容ができたもんで。 おじいちゃん。 ん?どうした? うん。 ちょっと待ってろ。これ土産にと思ってな。 え、 乙さんに備えてやってくれ。 分かった。 ありがとう。 おじいちゃん。 うん。 それ終わったら少し時間ある。 なんだよこりゃ。 片たき。お母さんが子供の頃作ったみたい。 代わりにやってあげる。 そうか。じゃあ頼んかな。 うん。 昨日は悪かったな。 え、 お母さんのことを思い出させて。うん。いいの?思い出せてよかった。たくさんいろんなこと思い出せた。今まで忘れてたことも。 そうか。 おそばも美味しかったよ。 うん。やっぱり最高だね。お父さんのおそばは。 え、 ああ、気持ちいいな。 うん。 もなみちゃん気をつけてね。また遊びにいらっしゃい。はい。おばちゃんもおじちゃんも元気で。おじいちゃんも。 あ、それじゃ失礼します。色々ごになりました。 さよなら。 さよなら。 [拍手] [音楽] ちょっと止めて。 お願い止めて。 [音楽] なか、 もう2 度とここには来ないと思ったらちょっと悲しくなってきちゃって。 [音楽] どうして来たくなったらまたくればいいじゃないか。 [音楽] もう来ない。 どうして [音楽] あの人たちに会うのが辛いから。お父さんやお姉ちゃんにとって私はもう死んだ人間なのよ。みんな私が死んだものとして私のない世界で生きてる。 [音楽] [音楽] [音楽] そんなところに行っても 私は幽霊みたいに漂ってるしかないの。 そのことがよくわかった。 かもう大丈夫。もう落ち着いた。帰ろう。 [音楽] なお子を隣に乗せ、車を走らせながら僕は 思った。 自分だけがなお子の本当の家族なんだ。 この世で僕たちは2人ぼっちだ。 心の底からそう思った。 休みが終わり、自己遺族とバス会社との 賠償金の最終交渉が行われた。 それでは始めさせていただきます。運転 手川の過失は認められましたが、我々と いたしましてもご遺族の方々にできる限り の賠償をさせていただきたいという思い から以下の金額を本日発表させていただき ます。え、賠償金額 はお1人につき 3600万円と決定いたしました。 誠に申し訳ございませんでした。 この謝罪がどれほど心のこもったものかは分からない。ただ [音楽] 1 つ。これで交渉が終わったことだけは事実だった。 それではこの後自談所にサインをしていただきますので遺族の方は名前呼ばれるまでここでしばらくお待ちください。 うまく逃げたもんだな。 8000万のところ3600万。 運転手に責任を合わせて半額以下で住ん だってことだ。 あの女は結局逃げたんじゃないのか。姿も 見せしない。 あんたそうだったじゃないか。 なんか知らないのか? 知りませんよ。 ああ、これでおしまいか。しいね。重速感は何もなかった。 [音楽] ただ虚しさだけが体中を覆っていた。 [音楽] あの人あんなに働いていたのにうちには 全然お金がなかったんです。調べてもらえ ませんか?この女の子と。 あのメモは封印したつもりだった。 今更カジ川が事故を起こした理由を知って 何になるというのだろう。 なのに気がつくと僕は電話を手にしていた 。 [音楽] はい。 お母さんは今電話に出られません。 あ、そうですか。それじゃあまたこちらから。 お母さんは病院に入院しました。 え、 でも大丈夫です。前からこういうことあったから。 [音楽] そう。それじゃあお大事にと伝えてください。 [音楽] 君は 1人で大丈夫なのかい? はい。慣れてますから。 そう。 はい。 それじゃあ追症状もないし、今は大きな問題もない。これで安心して高校生活を送れるぞ。 ありがとうございます。先生のおかげです。先生、少しだけ聞いてもいいですか? 何? 例えば何か大きなきっかけがあって、他の人の人格がその人に多重人格みたいに乗り移っちゃうことって医学的には考えられるんですか? うん。脅威か。 そう、威。 まあ、接にはあるようだけど、残念ながら実際にその少礼は見たことないな。じゃあもしも仮にその脅威みたいなものがあったとして、それが元に戻るってことあるのかしら。乗り移った人の人格が消えて元の人に戻るなんてこと。な んでそんなこと聞くの? 学校で友達とそういう話が出て。 ええ。なあ。 ちょっと真面目な話してもいいか。 俺さ、 まなみちゃんと話してるとさ、なんか時々 本当になおちゃんと話てるみたいな気に なるんだよね。そうそう。まさにみたいな 感じ。 こういう風に話ても なんか俺懐かしいんだよ。 懐かしい うん。 見てるとさ、なんかあの頃のなおちゃんを思い出すんだよな。青春時代の俺さ、マジで平介のことがちょっと心配なんだよ。 何がですか? いや、もなみちゃんと2 人で暮らしてると介がもなみちゃんになおちゃんの影を追い求めちゃうんじゃないかと思ってさ。いや、それが悪いって言ってるわけじゃないんだよ。 でもな、そうやってずっとなおちゃんの ことを引きずってると 平介っても前進めないだろう。 それじゃまずいと思うんだよ。そういう男 がすぐに死んじゃったりするからさ。 男ってもろいからさ。ほら、奥さんが 亡くなるとすぐに追うようにして死ん じゃったりするだろう。 ヘスって。 あ、えってそういうタイプなんじゃないかなって気がするんだよね。 [音楽] ま、そうならないようにまみちゃん、あいつのことを励ましてやってくれよ。小坂先生。 [音楽] ん? 誰にも言わないって約束してくれます? あ。 私ね、 [音楽] 私本当はごめんなさい [音楽] 。 ちゃんからだ。もしもし。あ、もしもし。 なんかあれだけど。 今ね、小坂先生のところにいるの。定期剣士。 どうだった?結果は? うん。問題なしだって。 そうか。あのさ、今さ、あの家の近くまで来てんだけど、なんか買って帰るもんとかある? おいおい。 お前娘や相手に帰るコールがよ。 お前ら夫婦か。ていうか若い愛人。 うるさいよ。 いや、うるさいはないだろう。今お前の将来について [音楽] こんなしないと早く返してくれよ。 いや、だからカンファレンスだよ、お前の。 吉本さん みーちゃんですか? 違うのよ。ちょうど良かった。今日はご主人にちょっと 何でしょうか? それでね、ちょっとお切かなとは思ったんだけど、これ行ってみたよ、私。 ほら、こないだからもなみちゃんがな子さんに思えたりして心配だったから自分が。 [音楽] はい。 全然大丈夫だって。どこも異常ないって。むしろものすごく状態は安定してるって。 ああ。 てことはってことじゃないかなと思って。 あ、私 ご主人を疲れたと思うの色々。 だから悪いこと言わないからとってもいい先生だからね。 吉本さん [音楽] 違うのよみちゃん。そうじゃないのだっておばちゃん全然どこも異常ないんだから行けない。兄ちゃんにご飯あげなきゃ。 [音楽] 兄ちゃんみちゃん [音楽] 3600万 うん。共産してきた。これで全て終わったな。 そうだね。 あの人はどうなったの? え? 運転手の奥さん責任は取らないの?会社に内緒でトラックのバイトしてたんでしょ? あの人には無理だろう。自分が生きていくだけで手いっぱいだろうな。 そうよね。 そっか。 それが私の命の値段か。 中 お墓っちゃおっか。 え、 なお子さんのお墓。たくさんお花が飾れて綺麗で日当たりが良くて明るいところがいいな。こ [音楽] ld骨してあげようよ。この機械にな子さんを。 いつまでもここにあると私もなんだか落ち着かないしね。そうしよう。 [音楽] いいのかよ。 うん。いいよ。 本当かよ。 いいよ。 そうするのが普通でしょ。だって直さんはもうこのように [音楽] へちゃん。 その時僕の中に言いよのない悲しみと 拒絶感が押し寄せたな子の笑顔。そのそばにいつも置いてあった白い箱。 [音楽] その中に収まっていたな子の体の一部。 それを目の前から消し去ることがこんなに苦しいとは思わなかった。その時初めて僕はなお子を本当に失ってしまう気したのだ。 [音楽] それから1月も立たないうちに僕らは墓を 手に入れた。 それでは収めさせていただきます。 [音楽] [音楽] お [音楽] 僕らは直子を葬った。 [音楽] さよなら。 なお子はいるけれど、な子の体はもうない 。 本当にもうない。 [音楽] 綺麗な花ね。 そうだな。 ここならいいな。ここなら安心しておいておける。 うん。 ね、へちゃん、 これから私へちゃんのことお父さんって呼ぶことにする。 え、 私もみとして生きることにする。 お父さん早く早く家帰ろ。 医学部に来たっていうんですか?は 自立した女になりたいわけ。 それが医者になることな一体どこへ行ってしまったんだろう。 あなたに甘えてしまいました。妊娠してるかもしれないの?相手は [音楽] [拍手] 平穏だった僕らの暮事が起きた。最愛の妻の死。 しかし僕は妻を失ったわけではなかった。 本当に私はもなみじゃないの?な子なのよ。 [音楽] もなみの体をしたなお子との生活。あ、 [音楽] これの中に入れておくね。 あったのだ。名は人殺しだ。 事故から数ヶ月経った秋の日、僕らは事でなお子の実家へ出かけた。どうしたんだ? [音楽] お母さん。おじいちゃんの空が大好きだったから。 だからお母さんに食べきさせてあげたいなと思ったらなんだ? [音楽] 実家には すでになく子の居場所はなく やっぱりここは辛すぎる。 一方事故の賠償問題は時段という形で一応の決着がついた。 [音楽] 3600 万。それが私の命の値段か。お墓買っちゃおっか。 [音楽] 脳骨してあげようよ。この機会にな子さんを。 [音楽] 僕らはな子の体の一部が入った白い壺を地中に葬った。 [音楽] さよならねえ。へいちゃん。 何? これから私へいちゃんのことお父さんって呼ぶことにする。 [音楽] え、 私もみとして生きることにする。 [音楽] [笑い] [拍手] お父さん、テレビ消してご飯でしよ。 うん。 夢中だし簡単にしたよ。 お酒は飲む? やめとくよ。 さ、お雑煮は一応作ったから後で食べるならどうぞ。 うん。 それじゃあだきます。 いただきます。あ、これうまいな。 そう。 うん。寂しい元端だった僕は。 親子3 人で過ごした去年までの正月を思い出していた。 あけましておめでとうございます。ございます。 ではい。も ありがとうじゃん。 [音楽] あげすぎでしょ な。あれいつだっけ?ほらむが餅ち食べすぎて正月から腹痛くなって。 [音楽] ん?何? いや ね、見てこれ。ちゃんとモ中はき出したのにこんなに年賀状来てる。 ダイレクトメルだろ。 うん。うん。そうじゃないのもあるわよ。すっごい人から来てる。誰だと思う? [音楽] 小坂か? 女の人。 分かった。太子先生。 [音楽] いつから太子先生とか呼ぶようになったわけ? BTAのお母さんとそう呼んでるから。 誰だよ。 おはようございます。朝からごめんなさい。あけましておめで。あ、ごめんなさい。私行ったら夢中ですもん。おめでとうけないわよね。いるのよね。時々も中なのに。 [音楽] 平気でおめでとうなんて言ったり念願状を出したりするき物が。あ、これね、おばちゃんからの差し入れ。これね、ほら、紅白ナマスとかまぼと喜ぶにめでたい。 [音楽] どうもすいません。だきます。 いつもすいません。 私なんか気に触ること言った? いえ、そんなことは。 はい。 そうよね。 そんなことないわよね。あ、そうだ。私これからみーちゃんと初に行かなきゃならないんだった。それじゃあね。いいな。吉本さんはいつもみーちゃんと一緒で幸せそうで。 [音楽] さてと。そろそろ勉強しよっかな。 いや、正月ぐらいのんびりすればいいじゃないか。 思い立ったが吉と言うでしょ。お父さん。 お父さんでそのままでいいからね。 [音楽] 僕はな子がな子で亡くなるような気がした。 [音楽] そま君面接に来てるよ。珍しい。太鼓先生に呼び出されたんじゃないの?ついに大学。 まさかやばくない? モナ、そろそろ順番だよ。 うん。ありがとう。はく、まが来てるよ。 [音楽] ごめんね、まみ。私はるき君と 付き合ってるんだ。 [音楽] 杉田さん。 どうぞ。入って。 はい。 [音楽] 橋本先生、 どうも。 こんにちは。どうされたんですか? え、実は今図書館に来たものですからついでにと思ってオタクに伺ってみたんです。急にお父様にお会いしたくなっちゃって。 [音楽] え、 なんて冗談です。 やだな。脅かさないでくださいよ。 え、何ですか話って? ええ、PTA の候補師のことともなみさんのことでちょっとちょっと待ってくださいね。今はコーヒー入れますんで。 どうぞ。お構いなく。 はい。僕もね、ちょうどコーヒーでも飲みたいなって思ったとこなんですよ。 素敵なオタクですね。ああ、綺麗なお庭。 妻の趣味でなんだかもう色々飾り立てて 私ね結婚したらこういうお家に住むのが夢なんです。 先生ならいくらでも湧いているでしょう。 いえ、私全然持てないんです。そろそろ本気で婚しないとダめかもって。 じゃあ僕立候行しようかな。 冗談ですよ。さっきの仕返しです。た、そうだ。私ちょっと本気にしちゃいました。そんな [笑い] 医学部に行きたいっていうんですか?は、 え、初めて聞きました。 私もちょっとびっくりしてしまって。 おさんは確かに今成績もトップクラスです 。でも医学部となると本格的な準備も必要 になりますし、私立の医学部ですと こんなこと言うのは失礼かもしれませんが 、 それなりに学費もかかります。 一応お父様にもお伝えした方がいいかなと 思いまして。 ただいま。ごめんね。勝つで遅くなっちゃって。 先生、お帰りなさい。 おかり。 [音楽] アポなしなんて常識ないわね。 今時の若い先生は 図書館に来たからついでに寄ったって言ってたぞ。 そんな言葉信じてるの?家にま来るなんて。へてへお父さんに気があるんじゃない? 何言ってんだよ。そんなことあるわけないだろ。 何投してんだろ? うっそ。何これ? 何? 1 番いいコーヒー豆使っちゃっていつも豆引くのめんどくさいとか言ってるのに若い女の子にはサービスいいんだから。 お客様を表なしするのは当然だろ。 じゃあ、吉本さんだったら、 ん、 吉本さんはつ100g1200 円のコーヒーミるで引いて。 [音楽] もちろんお出しするよ。 あ、そう。 そんなことよりさ、俺初めて聞いたぞ。なくは医学を目指してるなんて。 全く口が軽いんだから は 一応だし早めにシを話した方がいいかなと思ったんだけどまさかお父さんに話しちゃうとはね。 そういう言い方はないんだろう。心配してわざわざ来てくれてんのに。 あ、かうんだ。なんで隠して? 隠してたわけじゃないわ。いずれ話そうと思ってたけどなんでそれが医学部なんだよ。自分の体のことが知りたいのか? [音楽] [音楽] もちろんそれもあるわ。でもそれだけじゃない。考えてみたよ。 もみとしての人生をどう生きるのが 1 番いいのか私なりに私ね、お父さん今までと同じような後悔はしたくないの。 どういうことだよ。 私はもとしての人生は自分自身の足で歩いてみたいの。つまり自立した女になりたいわけ。 自立した女。 今までみたいな専業主婦じゃなくて仕事も きちんとできる経済力のある女に おみもそれを望んでたみたいだし 別に専業主婦が悪いって言ってるわけじゃ ないのよ。自立した女性が主婦になっても 構わないと思う。でも自立できなくて男の 人にしがみついてるしかない人生なんて 見しめよう な 今までの人生を惨じめだと思ったことは あるのか 全くないって言ったら 嘘になるわ。 誤解しないでね。今までの人生が不幸だっ たってことじゃないの。ただ私は運が 良かったのよ。相手があなただったから。 もしも相手がひどい男だったらどんな 暮らしをしてたと思う? 結局私の幸せだってあなた任せだったって ことでしょ。 もみの能力ってすごいのよ。ちょっと勉強 しただけで面白いくらいに成績は上がるし 。 今まで私にできなかったことができるの。 [音楽] 私はも実の中にある能力を最大限に生かしてやりたいの。もしもなみがこの体に戻ってきた時に後悔のしないような女の子にしといてあげたい。だから努力して自分の力で人生を切り開ける女になりたいのよ。それが私の新年の目標でありの目標。 お父さん聞いてるの?じゃあなんかにとってはそれが医者になることなのか。 今のところはね。それじゃあ夕飯作ろっか。ああ、お腹空いたと思ったらこんな時間になっちゃった。 [音楽] 今日から私2 階で寝るから布団しかなくていいよ。 何して だっていつも上で勉強して夜中に降りてくる時必ず起こしちゃうでしょ。 別に俺大丈夫だよ。 うん。私もそのが気が楽だから。それじゃおやすみなさい。 [音楽] [音楽] なお子は一体どこへ行ってしまったん だろう。 [音楽] 素材のサンプルとこれまでの耐久試験結果を提示してみます。 はい。 合わせてキーの押し心地もアイデア求められているんですけど 違うそのサンプル出して一度デザイン部に投げてみ はい。 あ、悪いと じゃあ僕らこれで はい。 その電話は遺族会で何度か顔を合わせたことのある男からだった。 [音楽] 裁判。 裁判を起こすんですか? 会社側の提示した金額にも謝罪にも誠意というものが感じられません。私はこのまま事件を風化させたくはないんです。結局カジ川という運転手がなぜを起こしたのか、そのことすらうやむやになったままじゃないですか。こんなことでは納得できません。納得できないんです。 [音楽] 運転手の事故の原因 お願いがあるんです。 調べてもらえませんか?この女のこと。 あのメモも通帳も預かったままだった。お母さんは病院に入院しました。 [音楽] 杉田君。 ああ、 ちょっといいかな。 あ、はい。実はね、 それってさ、低のいい格なんじゃないの?やっぱりそう思う。 普通はそう思うよな。 いや、でも部長が言うにゃだよ。俺もなんかいなくなって大変だろうから。ま、少しの間楽な部署に映っててな。家庭と仕事を両立できる日本じって。 いや、すごくいい人なんだよ。部長。だから俺のことも そうやってな、無理やり自分慰めるのやめた方がいいよ。たくな。なお子は医者になりたいとか言いたし。 医者医学ぶけたいって本当かよ。 あ、もしかしてさ、俺に憧れてんじゃないの? あ、ほか。な子に限ってそんなことあるわけないだろ。お前ちょっと大丈夫か?いや、さっきからもなみちゃんのことなお子なお子って。よし。ま、こんな時はコンパだ。合コンは男 40。まだまだこれからじゃねえか。 お前さ、最近あっちの方ちょっとあの ゴブサ気味じゃないのだからダメなんだよ お前は。よし、ここで1発。男としての 楽器とよく取り戻せ。分かった。じゃあ俺 がさ、ナーさ集めるから合コンしよう。 だってお前も俺も独身なんだし。胸張って 合んじゃんなあ。 な、何なんだよ。 人生が終わったみたいな顔しやがっていいな。これから人生始まるみたいで。 バイバイ。 バイバイ。 お願いします。 願いします。願いします。ゆ りえ。 ゆりえちゃん、ゆりえちゃん、どうしたの?ゆりえちゃん来ないでよ。もうほっといて。 なんかあったの? 笑いなさいよ。笑いたければ笑いなさいよ。どうしても波はそんなに偉そうなのよ。私がどんなこと言っても何やっても全然気にしてないような顔しちゃって。 [音楽] 自分ばっかりどんどん勉強して成績上がっ て。私が相馬君と付き合っても知らん顔で わそ馬君が好きだったんじゃないの?そう じゃないの?ゆりちゃんちょっと落ち着い て。何のことだかさっぱり。 私 したかもしれない。 え、 [音楽] 整理が来ないの?もう一月以上も まさか そま君、 [音楽] ゆりちゃん、 [音楽] どうして それは確かなの?ちゃんと調べたの?お 医者さんには [音楽] そ君は知ってるの? だって誰にも言ってないもん。言ったら まなみが初めてだし。 大丈夫よ。 私だって誰にも言ったりしないから。 とにかくまず ちゃんと調べなきゃ。 1番大事なのはあなたの体なんだから。 [音楽] お前さ、最近あっちの方ちょっとあ もう気味じゃないの?どんどんお酒飲みたい。 [音楽] 甘いお酒が飲みたい。 え、甘いやつ?いやつやだな。甘いやつやめよう。 [音楽] [音楽] 次お待ちの方、こちらどうぞ。 [音楽] どうぞ。 はい。 [音楽] [音楽] [音楽] 1955円になります。 [音楽] ちょっとや、高校生じゃない。高校生。 [音楽] あ、ちょっと待って。ポイントカードあったから。 ああ、それ行きますわ。 あ、そのままで結構です。 あ、そうすか。すいません。 え、670円になります。 [音楽] 私したかもしれない。まさか相馬君。もう [音楽] 1月以上も整理が来ないの? [音楽] これお母さんに お母さんのことありがとう。 [音楽] 来てくれて 嬉しかった。 [音楽] さよなら。 [音楽] ああ。 やめとくか。 捨てようか。 は 何してるの?こそこそ。 ああ、あの子。 起きてたのか。 なんだか眠れなくて。 そっか。俺もなんだよ。今日はなんだか眠れなくてさ。 どうしよっかな。根酒け飲むわけにもいかないし。 いいんじゃないか。ちょっとぐらいならなんか飲むか。そっか。よし。何飲む?ビールかワインか。 [音楽] 確か梅 何それ? え? 何隠してるのさっきから? いや、別に何も隠してないけど。 見せてお父さん。えいちゃん。 もうやだ。最低。 お、あ、そんな怒ることないじゃないか。 おい、直生じゃないんだから。こんな本ぐらいでそんな怒らなくてもいいじゃないよ。確かにその時のなお子の反応はまるで [音楽] [音楽] 16歳の少女のようだった。 もしかしたらなお子は体だけでなく心も もみに近づいているのではないか。いや、 一瞬本当にもが戻ってきたのではないか。 そんな気がした。 [音楽] ああ、ごめん、ごめん。今日会議やるの知らなくて。 あ、課長。 うん。 引き継ぎはもうできてますんで大丈夫です。課長が残してくれた資料で十分かりますので。 本当に長い間お疲れ様でした。 あ、 あとは僕らで頑張りますんで。 はい。 あ、分かった。なんかやったらすぐ行って同じ会社にいるわけだからありがとうございます。 うん。 じゃ、続きしようか。 はい。 はい。 はい。 はい。 部下に丁寧に挨拶をさればされるほど虚しさが突き上げた。 いらっしゃいませ。 会社からの帰り道。 このショート劇 子に土産でも買おうと気屋へ立ち寄った。 お待たせいたしました。 ありがとうございました。 ありがとうございます。 ケーキは直とものために買ったはずだった。 大丈夫よ。まずはこれで検査してみて。それでもしももしも妖精だったら一緒にお医者さんに行こう。 1人で悩んでても何も始まらないからでも 1つだけ約束して。え、 そマ君には気持ちが落ち着いたらこのことはちゃんと話すのよ。ゆりえちゃん 1人の問題じゃないんだから。 そマ君にだって責任はまだんどういうこと?ゆえちゃん。 さん妊娠してるかもしれないの? [音楽] 本人はそう言ってます。 先生、相手はそ君、カー部さんと相馬君、そういう関係だったの?杉田さん知ってたの?そのこと先 [音楽] [音楽] 先生、とにかく私、カー部さんを説得して一度病院へ連れて行きます。私も行くわ。私も一緒に行きます。 [音楽] それは待っていただけませんか?どうして?もしかしたら妊娠はゆりえちゃんえ、カー部さんの勘違いかもしれないし。 [音楽] それに先生が突き添ったりしたらすぐに 大けのことになってしまいます。 もしもこのことがみんなに知られたら 1番傷つくのはちゃんです。 だってあの子はまだ 16なんですから。 [音楽] とにかく先生、あの子のことを本気で考え てくださるなら、今ここでことを大きくし ないでください。まずは妊娠してるかどう かをきちんと調べること全てはそこからだ と思います。 [音楽] 分かったわ。 あなたの言う通りね。 でも本当に2人だけで大丈夫?大丈夫です 。もしも妊娠の可能性がある場合は信頼の おける不人家の先生に連れて行こうと思っ てますから。 なんだか変な気分。 あなたと話してると まるで年上の女の人に悟されてるみたい。 [音楽] なぜそこに立っているのか。 自分自身よくわからなかった。 [音楽] はい、どうぞ。開いてますから。 すみません。突然お願いしちゃって早かっ たんです。 どうも すみません。引っ越し屋さんに見積もりを 頼んでいたものですから。し、 ここを引き払おうかと思っていまして。 [音楽] あ、そうですか。お忙しいようでしたら僕はこれで そんなことを知らずにどうぞ。 あ、じゃあああ、そうだ。これ伊さんに [音楽] すみません。だきます。 [音楽] お体の具合はもういいんですか? え、 以前お電話した時に入院中だと伊さんからあなたの携帯電話に出られて あ、すみません。いつものことなのでみも気にしていなかったのかも。 寿病があるので入院はもう慣れっこであの何か分かったんでしょうか?あの女の人のこと? え? 通帳とメモをお渡ししたままだったので。 いえ、あのことはまだ僕の方もあれから忙しかったもので変なことをお願いして本当に申し訳ありませんでした。 いえ、 あの通帳とメモを返していただけますか? え、 いずれ私が自分で調べます。あなたに言われた通りそうすべきだと思います。 そうですか。 その人に会って報告しなければいけませんから。 [音楽] 何をですか? カジ川が亡くなったこと。それからカジ川が私と泉と 3 人の家族を作って暮らしていたことも私たんです。 [音楽] もしもその沢田みか子という女がカチカと 何か関わりがあって、それでお金を送って いたとしてもその人にはカジ川がなくなっ たということを 私から伝えるべきじゃないかと。 そうしないと 何も終わらないような気がして [音楽] 私ね。杉田さん、 これでも少しは強くなったつもりなんです よ。 あなたにはカジ川の悪いことばかり伝えて しまいましたけど、 あの人本当は とても優しい人だったんです。 優 だから。ただいま。お帰り。 こんにちは。 いや、 杉田さん、あなたにケーキ買ってきてくださったわよ。 どうもありがとうございます。 紅茶でも入れましょうか? それから僕と川の妻とその娘の逸の [音楽] 3 人で僕の買っていったショートケーキを食べた。 あ、一番嫌いだった。 大好きだから最後に取っておくの とても不思議なことだが 常識でしょ。 僕は事故以来初めて 家族と一緒にいるような錯覚に陥っていた。 お母さんは途中に食べるかな? 僕はただ あの頃を思い出していただけなのかもしれない。 なお子ともと3人で過ごした日のことを それはもしかしたらカジ川の妻にとっても 同じだったのではないか。 カジ川正ま子もまた事故で家族を失った 1人に違いないのだから。 [音楽] はい。もしもし。なんかあれ、 [音楽] お父さんどこにいるの?全然帰ってこないから心配してたのよ。 ごめん。ちょっと寄り道してた。 寄り道? うん。小坂の病院。小坂と会ってた。 そう。 今から帰るから。 分かった。じゃあね。どこにいるって? うん。小坂先生と会ってたって。 じゃあ俺帰るわ。もなみちゃん。 え?一緒にご飯食べてったらいいのに。 いやいやいやいやいや。やめてよ。そんな恐ろしいことお願いだから。あ、医学部の話はまた今度ね。お父さんによろしく。じゃあね。 [音楽] あ、あまりお父さんのことを攻めたり疑ったりしちゃだめだぞ。 男ってのはね、なんて言うのかな、こう生物学的にも色々な女性とは違う色々があるから色々な色々。ま、いいか。じゃあね。 [音楽] ただいま。 お帰り。 あ、ただいま。 あ、そうだ。さっき聞き忘れちゃったんだけどご飯ってどうした? あ、ごめん。食ってきちゃった。 そう。ちょうど良かった。私も食べちゃったから。 [音楽] [音楽] よし。 [音楽] [音楽] お父さん、 何? ちょっと話したいことがあって。 話? うん。何隠してるの? え? また変な本? いや、違うよ。そうじゃなくて。 一体何やってるの?お父さんは。 影でこそこそ、こ 違うよ。やめろ。 いいから。 おい、 何これ?いいから。 カジ川ってあのバズの運転手。 どうしてお父さんはこんなもの持ってるの? どうして あの人から助かったんだ? あの人 カジ川の奥さん 合ってるの? その奥さんと もう合わないってさない。 頼れたんだ。 その サダっていう女の子と調べてもらえないかってカジ川がずっと送金してたみたいなんだ。だからカジ川が塾を起こした原因はこのサダっていう女と関係あるんじゃないかってこの女に金を送るためにあの運転手は それをどうしてお父さんが調べなきゃならないの? だからそれはもう もう終わったことじゃない。 時弾も住んでお金ももらって脳骨もして私たちの中ではあの事故はもう終わったことなのになのに通してな んでそんなことが言えるんだ。なんで終わったなんて簡単に言えるんだよ。 俺は 俺は 本当は 全く納得できないよ。 俺たち夫婦の歴史を そんな風に簡単に封印なんかできないよ。 お父さん お父さんなんて呼ぶ な。なんだお父さんて。俺は な子のお父さんじゃない。 な子はどうしてそんなに簡単に何でもあり きれるんだ。もとして生きるなお子はもに いるだけで直子じゃないか。 それを それ何でもスパスパあり割りきって 医学部目指すのはいいよ。 学校行くのも構わないよ。勉強するのも 構わないよ。でも [音楽] 俺を 俺がいるのに 無視するみたいな 俺たちは夫婦なのに そういう そんなのって [音楽] ちゃんこんなこと思ってるの? 私が何でもスパケ割り切ってるなって思っ てたの? 私がどんな思いで吹っけたと思ってるのよ 。 どんな前で毎日学校へ通ってると思ってる の? 私だってえちゃんのことお父さんなんて 呼びたくない。 でもそうしないとうまく生きていけない から。 自分の中で折り合いがつかないから だから呼んでるのよ。どうせそんなことも 分かってくれないの? 分からないよ。 俺には全くわかんないよ。分からないの私 の方よ。あっち裏こっちへフラフラ。なん だか変なことばっかりしてる。えいちゃん のことなんて? Aちゃんのことなんて? [音楽] 出 いや、出ないよ。なくはそういうなら出ない。もう関わらないよ。それでいいんだろう。 はい。 そうですけど、 給何 でした? お母さんは 死にました。 お母さん 最後におじさんに電話したかったみたい だったので 息子の運転 あの男を投げ出しまったんです から父親としての義務 もう少しだけこコミティ そんなやとこれ以上関わるんじゃないぞ。 私ってあの人の妻なのかな?娘なのかな? [音楽] 平穏なと僕らの暮らしは一変する出来事が起きた。最愛の妻の死。 [音楽] しかし僕は妻を失ったわけではなかった。 本当に私はもなみじゃないの。なお子なのよ。 [音楽] もみの体をしたな子との生活。あ、 [音楽] これの中に入れておくね。 あんたの旦那は人殺しだ。 カジ川が事故を起こした原因が分かりました。調べてもらえませんか?この女の子と。 一方でなお子は僕の知らないところで [音楽] 1人悩み。 今までと同じような後悔はしたくないの。 どういうことだよ。 私はもとしての人生は自分自身の足で歩いてみたいの。つまり自立した女になりたいわけ。私妊娠したかもしれない。 [音楽] まさかそま君。これから私へいちゃんのことをお父さんって呼ぶことにする。もみとして生きることにする。 [音楽] お父さんなんて呼ぶな。な どうしてそんなに簡単に何でもやりきれるんだ。 私がどんなお前で受けったと思ってるのよ 。私だってえちゃんのことをお父さん なんて呼びたくないかない。 はい。あのおじさんに伝えてもらいたいん ですけど お母さんは死まし た。 ま子の死因は 真金梗速だった。 正義前風前理 [音楽] 銀大欲 [音楽] 世大銀歩山け元王 [音楽] [音楽] 陸陸大王ざ事故を起こした運転手川の妻はあの日の深夜突然胸が苦しいと言って倒れそのまま息を引き取った。最後にかけた僕当ての電話。 [音楽] [音楽] お母さん、最後におじさんに電話したかったみたいだったので、 あの人は最後に僕に何を伝えたかったのだろう?人が女勝連 [音楽] いご お茶でも入れようか。 うん。 はい。 あの、川です。今日はおつに来てくれてありがとうございました。 いや、僕らも気になってね。 こないだもりがとうございました。 お母さんがあんなに嬉しそうに笑っているのを見たのも久しぶりだったし。私おじさんに渡したいものがあるんです。 [音楽] 渡したいもの? どうしてもおじさんに渡したいんです。 [音楽] ぼうと言い出したのは直の方だった。な子は朝から台所に立ち、懸命に料理を作っていた。 へいちゃん、これちょっと運んでくれる? おい。 だめよ。それ夜ご飯用に作ったんだから。それはもなみが好きだった食べ物ばかりだった。 [音楽] おこの唐揚げうまそう。 だめよ。つまみ長いやろ。 1個ぐらい。 ダめ。 俺出るよ。 うん。 どうぞ。入って。こんにちは。いらっしゃい。さあ、どうぞ。召し上がれ。 はい。 私ね、今お料理の練習してるの。試作品だから味見してもらえると嬉しいんだけど。 そうなんだよ。もう2 人じゃ食べき食べきれないから手伝っていらると嬉しいんだけど。どうしたの? そんなに気を使ってくれなくても大丈夫です。 そう。引っ越すの? はい。来週埼玉の親戚の家に。あ、 これ美味しいです。 そう。良かった。 たくさん食べてね。はい。 親戚のうちに行って寂しくないかい? 私慣れてるから小さい時もおばあちゃんのところに預けられてたし。そうなの?私がお母さんと一緒に暮らしたのは今のお父さんと結婚してからなんです。お母さんお父さんのことサンタさんみたいな人だって言ってました。 サンタさん、私たちのこと作ってくれた からって。 [音楽] ありがとう お父さんのおかげでみんなで一緒に 暮らせるんだって。 最後の方はイライラして怒ってばかりたけどお疲れ様。 [音楽] そこにはお疲れ様だよ。 今までぐ寝たんだろう。お疲れだ。 [音楽] これ もらってもらえませんか? [音楽] これ お父さんの時計です。 が壊れちゃったみたいなんです。 そうだね。 お父さんいつもそれを思ってたんです。事故の時も持っていて、それで壊れたみたいで。 [拍手] どうか。 うん。今お茶入れようかと思って。 あの私ごめんなさい。 いや、 私はただおじさんにお礼がしたかったんです。お父さんはその時計は自分の持っているものの中で [音楽] 1番価値があるものだって言ってました。 そんなに大切なものだったら君が持っていなさい。お父さんの片なんだろう。 [音楽] でもお父さんのものだと分かったら きっと捨てられちゃうから。 本当に捨てられちゃうから。 だからおじさんにもらってもらいたかった んです。 ここで大丈夫です。ありがとうございまし た。頑張るんだよ。はい。それじゃあ ちゃん 見てあの [音楽] さよなら。さよなら。 [音楽] 開いた。 え、だめだ。 [音楽] あの子本当に 1人ぼっちになっちゃったのね。 うん。 おみとほとんど年も変わらないのに。 [音楽] 何もかもあの事故からね。 え、 事故さえ起きなければまさ子さんって人も命を落とすことはなかっただろうし、あの子だって [音楽] 1 人ぼっちにならなくて済んだ。私とも波だって。人生っていろんなことが起こるよね。 [音楽] [音楽] 普通に生きてるつもりでもなか [音楽] [音楽] ちょっとい うん。妖精だった。え、検査試してみたの?赤ちゃんいるみたい。 [音楽] どうしよう。 どうしたらいい? [音楽] 札幌者ですか?別 別に俺が言っても買わないんだけど、どうだ?死人の挨拶も兼ねて一度行ってきちゃ。 これお願いします。 いいぞ。冬の札幌もうまい物もたくさんあるし。札幌っていや、あそこもな。 あそこ 好きのだよ。 奥さんな亡くなって君も寂しいだろう。たまには羽を伸ばしてこいよ。 好きのが人が多いっていうぞ。 出張は気が進まなかったが札幌と聞いて気になることが 1つあった。こんにちは。 おいよ。す君しばらくだな。 ちょっと近くまで来たもんですから。 あ、そう。ちょっと触ってけば その説はなお子のことで色々ありがとうございました。あ、そうだったな。でもなんかあってまでさ、どうなの?それで元気にしてんの なんとか。おじさん、今日はちょっと見てもらいたいものが貼ってきたんですよ。 うん。 うわ、懐中時計なんて珍しくね、また ある人からもらったんです。どれぐらいの価値があるのか調べてもらいたくて。よし。 見てみよ。具壊れてんな。 できればそれも直して欲しくて。しかし儀な男だね え。 いつまでしてんだ?その指輪。あ、 作った俺としては嬉しくはなくはないが。 あの時はおさんなって。あ、開いた。開いた。どうです?さあ、どうだろうな。え、 ま、あえて値段をつければ 3000円。3000円。 うん。骨董的価値は全くないね。 そうですか。 ただし別な意味での価値はあるかもしれないよ。この時計じゃなきゃダメだって人がいるかも。 どういうことですか?おまけがついてたんだ。ほら、あの運転手の そう思わないか。 確かにそうかもしれないわね。こんなに大事に取っておくんだから。 だとしたらカジ川が毎月送金していたサーダミカ子って女はこの男の子の母親なんじゃないかな。 運転手の前の奥さんってこと? いや、前の奥さんとは別の人だって言ってた。 誰が? いつみちゃんの母親? じゃあ愛人、愛人にお金送ってたってわけか。 [音楽] [音楽] [音楽] あ、なんこ、俺今度札幌の出張があるんだけど、そん時この人のとこ行ってこようかと思うんだ。 え、 佐田美子って女にあってカジ川が事故を起こして死んだことを伝えた方がいいんじゃないかと思って。この人はどんな人であれカジ川がなくなったこと伝えないと。 [音楽] そうしないと何も終わらない気がしてさ。よかったらなも一緒に行かないか。 2人で一緒にって本当に優しいよね。 え、 その人に会いに行くのは自分のためってより亡くなった運転手の奥さんのためでしょ。でも なんだよ。 言わない。 なんだよ。いかけたら言えよ。 なんだよ。 その優しさが妻としては複雑な時もあ るってこと。 それだけよ。 [音楽] ねえ、もなみ、 私ってあの人の妻なのかな? 娘なのかな [音楽] [音楽] ねえもな。え、もしも本当に妊娠してたらどうしよう。 [音楽] 今はとにかく ちゃんと見てもらおう。 そうしないと。 メール見たから。 そう 大丈夫。 藤沢さん。今時の高校生はどう々としたもんね。 [音楽] ゆりえちゃん。 ゆりえ。 ゆりえちゃん、 落ち着けよ。 そうよ。気にすることないよ。やめてよ、 2人とも。そんなに優しくしないで。 [音楽] 本当私本当はゆりやちゃん [音楽] 橋本先生のクラスのある男子生徒のことで不刑から苦情が出ておりまして 何でしょうか その生徒さちゃん2 学期からほとんど学校に来ていないそうですね。 それだけではなく実は変な噂が立っていまして同じクラスの女子生徒を妊娠させたというんです。 橋本先生、何かご存知ですか?確かに休みがちの男性とはおります。ただそのことについては先日も面談を行いまして本人と親御さんの意向行を確認しているところです。 [音楽] [音楽] 朝生徒との噂についてはどうなんですか? 女の子を持つ親としてそんな心配なことは ありませんよ。はい。 それは 女性とのそういった噂は あの子のことを本気で考えてくださるなら 今ここでことを大きくしないでください。 もしもこのことがみんなに知られたら 1 番傷つくのはよちゃんです。私は全く知りません。 [音楽] 橋本先生本当に何もご存知ないんですか? 相馬君のことは以前から不刑の間でも問題になっているんですよ。 神を染めたり勝手な行動を取ったり。そ君 [音楽] 山下さん名しはちょっと 担人が何も知らないというのはおかしいんじゃないでしょうか。 でも本当に無断欠席を目認しているというのも問題だと思いますよ。 そうよ。信じらんないよ。 のような人に子供預けられないわ。 親御さんには私から連絡しときましたから 、間もなく迎えに来てくれるでしょう。 ありがとうございました。 まなみちゃん、 私は親でもないし、教師でもないから、 これ以上立ちったことは言えないけど、 なお子さんが知ったら 悲しみますよ。 はい。 私 りさんしたの? うん。 まナ ごめんね。迷惑かけて。 もう何も言わないで。 少し休んだ方がいいって先生も言ってたよ 。 そうじゃないの。 私 嘘をついてたの。え、 赤ちゃんの父親は 相馬君じゃない。ただの知り合いの大学生 。そま君に私振られて ごめん。ね、 [音楽] ごめんなさい。 [音楽] もういいから。 ゆりえちゃんの気持ちはよくわかった。だ、 [音楽] でも1 つだけ。これだけは忘れないで。ゆりえちゃんのお腹の中で [音楽] 1つの命がなくなったってこと。 その痛みだけは ちゃんと覚えていて。 もう2度とこんなことしない。 でもな、 私ママに何て言えばいい? 私ママを悲しませたくない。 大丈夫。 今の気持ちを正直に話せばお母さんは きっと分かってくれるわよ。 最後に娘を守ってくれるのは お母さんしかいないんだから。 [音楽] お疲れ様でした。 [音楽] 先生、足先生。 [音楽] はい。すみません。何か え、さっき役員会で出てた相馬は樹という生徒のことなんですが はい。 その生徒のなんと言いますか?あの、その違います。もさんではありません。 は、そうですか。 お父様、今夜お時間ありますか? え?ああ。 [音楽] いや、 付き合っていただけませんか?そま君、どうして嘘だって言わなかった [音楽] たの? え、 自分じゃないって。黙ってたらゆえちゃんの相手があなただと思われてもおかしくないのに。 だってゆり絵が本当の相手が誰なのか言わないってことは言いたくない相手だってことでしょ。だったら身代わりになってやろうかなって。 別に俺人にどう生まれてもいいし。 本当は俺 今日ちょっと泣きそうになった。 え、 今日のユ輪見てて なんかかわいそうだった。 なんであいつあんなバカなことしたんだろう?そまない。 そう思う。 [音楽] み、医学を目指すって本当? [音楽] うん。 俺も考えなきゃ。 何を? これからのこと送るよ。 [音楽] もう少しだけここにいていい? 俺はいいけどいいの? 家に帰る前に気持ちを整理したいの。 お父さんに会う前にじゃあ先生は相馬は樹という生徒の相手の女の子のことをご存知なんですね。 私彼女たちが話してるところに偶然合わせてしまって。やっぱりこれ以上言うのやめときます。その子のプライバシーに関わるので。 知ってるのにどうしてあの場で言わなかったんですか? 実はね、お父さんのみさんに怒られちゃったんです。 怒られた。 教師なんだから警察な行動はしないで欲しいって。 もうなびそんなこと 難しいです。教師って。 生徒たちが自分よりずっと大人に思える時 もあればどうしてそんなかなことするん だろうって思える時もあっ 勝った。 はい。 貸してください。本当はそんな綺麗いことじゃないのよ。 [音楽] 私があの場で何も言えなかったのは自分の保針のため。 先生、 私担人として責任取らされるのが怖くてですからあらゆる意味で私は教師失格なんです。 [音楽] そんなことないですよ。 先生は一生懸命 [音楽] 気持ちいい。 [音楽] 今日はありがとう。 じゃ、 じゃ [音楽] ただいま。よかった。まだ帰ってなかったんだ。 随分遅かったんだな。 お帰り。 ただいま。 あれ?お酒飲んでる? うん。ちょっとPTUの仮にね。 そう。 な子は、今日どこ行ったんだ? え、 朝から出かけてこんな時間までさ。 うん。 遅くなんなら連絡ぐらい入れろよ。 したよ、メール。 あ、そっか。あ、気づかなかった。 お茶置いとくね。 うん。 なんだか疲れた。もう寝るね。そマはきって生徒のこと問題になってんぞ。 [音楽] え、 PTAの会で なんて なお子も知ってるようなことでだよ。 そんなやつとこれ以上関わるんじゃないぞ。医学を目指して勉強してんじゃなかったのか。 Aちゃんなんだか変。 え、 まるでもみに怒ってるみたい。そ君はお父さんの思ってるような子じゃないよ。大人からしたら問題ある子かもしれないけど。 [音楽] 本当はすごく優しくて純粋ないい子よ。 なおか、お前 肩になんかついてるよ。お父さん。 あ、なんだこれ? ファンデーションじゃない? おい。 [音楽] だよ。 [音楽] 俺やっぱり出張のついでにサーダミこって人のとこ行ってくる。 そうすればい ちゃんがそうしたい ありがとうございまし この女に送金するためにあんなに働いていたんです。この 3年半。 はい、いらっしゃい。 いらっしゃいませ。 どうぞ相手の席座ってください。 [音楽] あ、すいません。 はい。 こちらにサ田みた子さんて私 悪いんですが書いてもらえませんか? いや、しかし い。お帰りください。あの人は私たちをもう関係ない人間ですから。 カ川さんが昨年の夏バス事故で亡くなられたことはご存知ですか? テレビで見ました。 ご存知だったんですね。 あんた一体誰なの? 私もあの事故で家族をなくしたものです。過ぎたと申します。 それはご注賞様でした。でも私たちはもうあの人とは あなたに恨み事を言うつもりありません。そういうことではないんです。実はカジ川さんの奥さんが先日亡くなられました。 あの人再婚してたんですか? カジ川さんの奥さんはすごくあなたのことを気にされていました。 おい、何してんだ? あ、はい。 あの、お店がありますので、これで さん、 いや、本当にお話すること何もありませんのでさんの息子さんですか? [音楽] いえ、僕は親戚のものです [音楽] 君川幸弘って人のこと知ってる? [音楽] わざわざ東京からいらしたんですか? カ川さんのことが気になりましてなぜそんなにその人のことにこだわるんですか?なぜでしょう?自分でもよくわからな ないんです。 ただ 何が原因で彼があんな事故を起こしたのか 。 それによって 周囲のいろんな人たちが いろんな思いをしました。 その大事を多分僕は知りたいんだと思い ます。 これ見ていただけませんか? この写真 あなたじゃありませんか 確かに あなたの想像通り 僕は幸弘の息子です。 でも今は全くの赤の他人だと思ってます から。え、8歳の時に別れた霧りですから 、 あの男は僕と母を捨てて他の女と逃げたん です。ある日突然僕らの前からいなくなり ました。 それから1度待っていません。 あの男が出ていった後の母の苦労は波底の ものじゃありませんでした。 母は工事現場で働いたこともあるんですね 。 そして 亡くなりました。 その後僕はおばの家へ育ちました。 あの通りのラーメン屋でおば夫婦には苦労 をかけました。 高校出たら働くつもりがおばたちは僕を 大学にまで行かせてくれたんです。 だから 今更そんな僕を捨てた父親のこと言われて も話すことなんて何もありません。 正直 僕はあの男を憎んでます。 あなたの気持ちは分かりました。 もしかしたらカジ川さんがおばさんに毎月の仕送りをしていたのはせめてもの罪滅ぼしだったのかもしれませんね。 [音楽] [音楽] 主送り何ですかそれ?あなたのお父さんはあなたのために仕送りしていたんじゃないでしょうか。 [音楽] 例え話が本当だとしても、 だからと言ってあの男を許すにはなれませ ん。 もっと大きな義務を あの男は投げ出してしまったんですから。 父親としての義務を 頭の中でネ岸文というあの青年との やり取りを何度も反数していた。 彼に言うべきことはもっとたくさんあった はずだ が、結局 時計の中の写真だけを無理やり渡し、帰っ てきてしまった。 モヤモヤとした気持ちだけが心に残った。 カジ川がどういうつもりでサー田美味子に 送金していたのか結局分からなかった。 食材ということなのか。 かつて自分が捨てた子供のために金を送る 。だがなぜそれをサー田美子は文やに伝え なかったのだろう。 父親と質問。 [音楽] 鹿川幸にとって正子と伊泉は何だったのか。 あの人本当はとても優しい人だったんです。 残りの反省を送るためのただの同居人だったのか。 [音楽] 過去に捨てた実の息子と現在面倒を見 なければならない義の娘に対しどう気持ち のバランスを取っていたのだろう。父親と して僕はあの男を憎んでます。もっと 大きな義務を あの男は投げ出してしまったんですから。 お父さんのことサントさんみたいな人だっ て言ってました。私たちのことを救って くれたからって。 [音楽] ボルスサービスに接続します。 ちょっと、ちょっといい子いるよ。絶対後悔しないから。 あ、俺そういうのいいから。 ちょっと寄ってきなよ。たまには息抜かなきゃ。お父さん。 お父さんという言葉がお父さんとってね。 せっかくここまで来たんだから楽しまなきゃね。お父さんさ入ります。 [音楽] 分かった。じゃあね。 [音楽] いいのって。寒いでしょ。いいわよ。入って。 お父さん。 お父さんは今日はいない。 出張なの? いいよ。上がって。 私にだってものがあるな。 自分の将来のことも考えろ。 僕の知らないところで何をしているのだろう? そんな寂しい。こんな裂こす恥ずかしくないの?これ以上私を苦しめない。

秘密 – 運命のいたずらが家族に“秘密”を作る。志田未来&佐々木蔵之介共演で贈るミステリー.
見どころ – 娘の体に妻の魂が宿るという奇抜な設定と人間ドラマ、ミステリー要素が絡みあう東野圭吾の原作を映像化。“心は38歳、体は16歳”という難役を演じた志田未来の演技に注目。
ストーリー – 2007年、夏。電機メーカーに勤務する杉田平介は、バスが崖から転落する事故で愛する妻・直子を失う。同じバスに乗っていた娘・藻奈美は奇跡的に助かるが、藻奈美の体には妻の魂が宿っていた。 その日から、家族の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まり…。
第4話 – バス事故により娘・藻奈美の魂と妻・直子の体は奪われた。あの事故を引き起こした亡き運転手・梶川幸広は、札幌に住むサワダミカコという女性に毎月10万以上の金を3年半にもわたり送金していたことが発覚する。
第6話 – バス事故を引き起こした運転手・梶川幸広の妻・征子が心筋梗塞により息を引き取った。平介と藻奈美として生きる直子は通夜に参列する。その後、自宅に戻った平介に、征子の娘・逸美から電話がかかってきた。
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