メガソーラー開発で森林伐採 批判受けても開発進むワケは?【NIKKEI NEWS NEXT】

ここからは追跡ニュースのリアル。今回 取り上げるのはこちら。メガソーラーです 。全国で開発が進んでいますが、その中に は議論が巻き起施設もあります。一体なぜ 議論が巻き起こるメガソーラー事業が増え ているのか、そこにどんなビジネスモデル があるのか現場を取材してみました。 取材が向かったのは千葉県鴨川市。 ここから現場に向かって山道を走っていきます。道幅としては車が 1 台分通るくらいの狭い道ではありますね。 そこにあったのは メガソーラーの工事をしているという看板。増ってます。 ま、この先通行止めになっているようなんですけれども、ま、この橋から先には入ってはいけないようです。 その現場で1 人の人物と待ち合わせたでしょ。 よろしくお願いいたします。トラウデンと申します。 ありがとうございます。素材に来ていただいて よろしくお願いいたします。 本当に住民としてはですね、あの不安でいっぱいです。 どこから どこら辺ですかね。 あ、今あそこに見えてますね。 はい。 重機がね。 ね、重機が動いて今作業中ですね。 じゃあドローンを飛ばして上空からどうなっているか見てみたいと思います。 そうですね。 はい。 [音楽] ドローンでメガソーラーの工事現場を見てみると後範囲にわって森林が切り開かれているのが分かる。 およそ146ヘクタル。東京ドーム 32個分の敷地をさらちにし、そこに 47 万枚のソーラーパネルを設置する計画だという。切り崩された山の斜面には大量の木が散乱。 [音楽] 36万本もの目が伐採されるというのだ。 があちらの そんなメガソーラー建設に反対する市民団体の克さんの今年ですね新法で災害の帽子土砂災害ですよね。この台風シーズンで そうですね。 どうなるんだ。 うん。 私たちが不安に思うのはね。 で、そういうことを問題に今してまして 本当にね、容できないです。 現在全国各地で作られているメガソーラー 。その中には物議を醸しているものも多い 。 北海道釧出現の周辺で行われている計画も その1つだ。 絶滅種である単長の生息地からわずか 500mほどの距離だという。 北海道は一部工事の中止を勧告するも業者 は中断はするが計画は続行するつもりだと いう。 この状況に危機感を抱き現地の視殺にやっ てきたアルピニストの野口健さん あま なかなかこのメガソーラの問題のは各地域 ではあってもそれがこう全体の話題として 関心として注目されなかったんですよね。 で、その中で、ま、今回がね、これだけ注目されてますんでね、え、ここをちゃんと解決できなければ、ま、僕はこれ最初で最後のチャンスかなと思っているぐらいなんですよね。 一方、千葉県鴨川の業者に対しても県は土砂防止対策のために樹目の仮置場を作るようになど これまで58 回の行政指導を繰り返しているが 県としては許可ししちゃっている政指導レベルですね。お願いレベルの指導を 58回してると うん。うん。 でもあのやりますやりますって事業者は見直しますよって言うだけで言っている間にこれ始めてるんです。うん。 [音楽] もう山がなくなるんです。平にするわけですから。それが止められないというね、 その思いで、え、ありますので、今本当に期間を うん。 行ってますね。 はい。 はい。 実はこの土地元住民の共有地だった。 1970年代に遊園地にする開発計画が あり、数千万円で売却。 しかしその計画はざ数々の持ち主に渡る中 でゴルフ場やリゾートマンションなど プランも浮かんでは消え、 メガソーラー建設を進める企業が買い取っ たという。 開発事業者のホームページがこちら。至っ てシンプルだ。 今回取材を申し込んだのだが返答がなかった。公開されている住所に行ってみるとあります。ここに TS 鴨川ソーラーパワー報道会社遠くからはなかなか見えない感じの表に表になっています。はい。ちょっとピンポン押してみますね。いらっしゃるのか。 あったのかな?押したんですけど音がしません。 事業者はなぜ反対を押し切り建設を進めるのか。そもそもメガソーラー建設が広まったきっかけは福島の原発事故景気に作られた制度。 [音楽] 2012年7月、1KWあたり40円前後 で20年間再生可能エネルギーの買い取り が保証されたのだ。ソフトバンクなど様々 な企業が参入し、太陽光ビジネスは格境を 停していた。 しかしその買い取り価格は今では1/4 程度。ビジネスとして成立させるのは かなり厳しくなったように思えるが、今 なぜ巨大メガソーラーが全国で作られるの か。 同じ業界の企業にその内幕を聞いてみた。 太陽光発施設の開発と販売を手掛ける グリーンエナジー&カンパニーの鈴社長。 ま、当社がやっている取り組みなんですけれども、ま、先ほの大型のものではなくて、我々は本当に 小口型、 小型のですね、分散型の電源をこういう形で地方中心ですね。 はい。 地域の工作法放棄地などを有効に使って再生可能エネルギーを生み出そうという企業だ。 買い取り価格が下がる中でも巨大メガソーラーが乱立しているのには理由があるという。 それでも最取れてるってことなんですか? おおしゃれです。 え、買いやすくなってコストが下がってることは間違いないんですけどね。 うん。 やっぱメガソラは規模を大きくした方がコストは安くしやすいじゃないですか。例えばこれ 1億円で売るのと1000 万で売る同じような手間なんですよね。 土地見つけてきて住民の方説明して現場作業してそれこっちの方がソ的にはやりやすいですよね。 うん。 太陽光パネルは世界シェアの多く中国。その過剰供給も言える生産によって価格は 7 割近く下がり、初期投資費が大幅に減ったのだ。また大きな施設とすることでスケールメリットも出るという。 さらに、 えっと、太陽光発電は設備なので償却資産税ということで地方税が 税収で入りますので はい。 結構それはそれで大きなものだとはい。 税収インパクトはあると思います。 自然環境を破壊する恐れもある現状の開発。メガソーラーに対しては規制強化が必要だと指摘する。 僕はやっぱ再生可能エネルギー同じ太陽光って言っても、ま、その山を切り崩して環境破壊しながらするアプローチと僕らのもう退避して全く違うものだと思ってイメージがやっぱり悪いっていう風に言われることもある。それ悔しいし うん。 あのそれは変えていかないと僕らがやっぱり努力して変えていかないといけないなって思ってますのでうん。 やっぱり新規三入とか新しいものを生み出すために規制規制っていうの良くない点なんですが、最低限の何かですね、ものは必要なこれだけあると必要なのかもしれないですね。 はい。 解説は再生可能エネルギーや環境問題を数多く取材している日本経済新聞の青木新一編集です。よろしくお願いします。 はい、よろしくお願いします。 トロデさん、今回取材してみてどうでしたか? はい。 そうですね。あの、やっぱり個人的な思いとしてはやはり環境をあの、保全していく意味合いで自然エネルギーはどんどん進めていって欲しいと思うんですけれども、やはり山を切り崩してであったりっていうことだと、ま、本末点灯になってしまう。 何のための自然エネルギーなんだっていう ことになってしまうなと思うので、やはり やり方は考えていかないと、あの、いけ ないと思いますし、今全国でこういった 問題が出てきているのは今いい、とても いいきっかけだと思うので、進んできて いる中でどういうところの規制が必要なの か、ま、業界団体の中で組み合いみたいな ものを作るべきなのか、そういう段階に あるんじゃないかなという風に取材を通し て感じました。 で、改めてになるんですけれども、全国でこうしたメガソーラーに、ま、関する問題が 増えているのはどうしてなんでしょうか? はい。 え、まずですね、あの、日本では、ま、太陽光発電っていうのは導入非常に先に進んでいて、え、今もはい。 大体ですね、日本のもう平置の大体、え、 0.5から1%ぐらい、国度の0.5から 1% ぐらいが対応コパネルが設置されてると言われてます。 で、このグラフを見ていただければ分かるように、ま、平置あたりの太陽発電の設備容量っていうのは、ま、日本は世界でトップクラスでして、ま、ドイツ、ま、環境先進国と言われるドイツの 2 倍以上、アメリカ、国土の広いアメリカと比べるともう 20倍以上 違うわけですね。 で、このくらいもうあの設置する場所が少なくなってきているっていうところがあります。 で、それともに、あの、今問題になってる、え、メガソーラの建設地っていうのは大体山の中なんですけれども、これバブルバブルキニア商法っていう、え、ま、間の うん、 え、商売がありまして、ま、それに騙された人たちがですね、 え、ま、このその後に、ま、ご足が相続して、ま、困ってるっていう状況があるんですね。 それで、ま、安く買え売ってしまった方がいいというところもあって、ま、問題が広がってることもあります。 で、またあのツのように、ま、非常に厳しい規制を作る、ま、木を切ったらですね、その分の 6 倍の木を植えるというような作ってるんですけど、ま、日本はそこまで厳しくなくて、ま、大規模な開発の場合、え、切った場合ですね、ま、増臨すると食をしなきゃいけないという義務はあるんですけれども、ま、規模の小さいものとかですね、ま、結構あの甘い部分がいっぱいあるんですね。そういうところが影響してると思います。 うん。VTR と今の映像にもありましたけれども、やはり三輪をこう切り崩していくって言うと、その増勢の段階でかなりコストがかかりそうなんですけれども、それでもあの、ま、買り価格も同時に下がっている中で利益にはなるんでしょうか? はい。あの、まず、ま、手間はかかるんですけれど、ま、土地台がものすごく安いう ていうのはやっぱり大きいと思う。 はい。 で、都市部ですと、やっぱりこの値段では買えない 1000、先ほど鴨川の場合も 1000、 数千万でしたっけ?え、で、ま、買ったっていうようなレベルなので、ま、それだけの土地の広さをですね、ま、年部に近いところで買おうと思ったらそれはなかなか難しいあります。うん。 で、それと共にあのコスっていうのは、ま、これだけ下がってるんですけども、太発電のコストっていうのも非常に下がっていまして、 え、これはあの日本の例なんですけれども、まあ、今ここの国水準まで下がってきているで、世界的に見るとですね、この半分ぐらいなんですね。 うん。 もうものすごい勢いで下がってきてまして、え、世界的に見るともう太陽光がやっぱり最年の中心という風なところにまでなってきてます。 なので、ま、価格が下がってきてるパネルも含めていんな商品、え、部品が下がってきているっていうことがいいと思います。 うん。それ自体は、ま、明るい話だと思うんですけれども、ある意味その再炎ネを推進していくために規制がちょっと緩たことで今こういった問題が起きてしまって。 そう。はい。それはあると思います。 え、特にまだ日本の場合福島第 1 原発の事故を受けて、ま、とにかく電力が足りない。 で、それでてっ取り増やせるのがやっぱり 太陽光っていう部分はあったのでフィット 制度も高く 作っと設定しました。で、それ以外にです ね、やっぱりあの規制緩和とにかく参入し てもらっていろんな、え、事業者に参入し てもらった方が電力が増えるということで 、ま、ま、この辺の設計が甘かったって いう部分があると思います。はい。この後 は再生可能エネルギーの今後を考えます。

2025年10月17日放送のBSテレ東「NIKKEI NEWS NEXT」より、特集の一部をYouTubeで配信します。
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メガソーラーを巡るトラブルが各地で絶えません。北海道の釧路湿原国立公園の周辺では建設地で希少生物が見つかり、北海道庁は森林法違反で一部工事の中止を勧告しました。一方、千葉県の鴨川市では、大規模な太陽光発電施設の建設が進められ、東京ドーム32個分の146ヘクタールに約36万の樹木を伐採し、47万枚のパネルを設置する計画があるという。県は事業者に対し、水質検査や土砂流出防止などで58回の行政指導を行っており、住民は土砂崩れや安全性を懸念して強く反発している。地球温暖化対策を進めるために普及が不可欠な再生可能エネルギーについて、環境問題と地域活性化を含めて考える。

【解説】青木慎一(日本経済新聞 編集委員)

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