東証が注意喚起:金(ゴールド)ETFの市場価格と基準価額の乖離とは?(吉田 哲)【楽天証券 トウシル】
今回は金のETFの市場価格と基準価格の 借りについてお話をいたします。東京証券 取引上が注意換期を出しました。複数の ETFが対象になっています。なぜ注意 換期が出たのか、その背景について考えて いきます。そしてその帰りが生じている ことを確認をする方法とその帰りが縮小し ていくための対策について考えていきます 。動画で詳しく述べています。どうぞ最後 までご覧ください。よろしくお願いします 。 こんにちは。 楽天証券経済研究所の吉田里と申します。 どうぞよろしくお願いします。今回は金 ゴールドETFの市場価格と基準価格の 借りについてお話をいたします。こちらを ご覧ください。 まずは東京証券取引場が一部のETFに ついて注意換気をしています。 こちらを見ていただきますと 対象は複数ありますが、ここでは1つ代表 例としまして1540という準金上場信託 現物国内保管型というものについてお話を いたします。現在市場価格と基準価格の間 が大きくなっています。帰りが大きくなっ ています。どのような帰りかと言いますと 、市場価格が基準価格に対して割高になっ ているという状態です。 ま、このような、ま、様々な関連する価格 があるんですけれども、最もですね、え、 お客様、個人投資家、様々な投資家の皆様 が目にする市場価格、この価格が想定さ れる基準価格を大きく超えている、高い 状態になっていて、想定を超えた価格で 取引されていますので、その価格で買うと なった場合はそれは想定を超えた価格です よと。ま、これを、ま、割高ですとか、ま 、そのような表現になるわけなんですが、 このようなことになっていますので、え、 東京証券取引は注意換期を出しました。 1540につきましては先週の金曜日です 。1541のプラチナですね。え、金だけ ではなく準プラチナ上場信託の件も同じ 理由で注意換期が出ていました。で、今週 に入ってですね、え、また別のETF金 関連のETFなんですけれども、価格の 急編が関わっている事象が発生したという ことでの告知がありました。ま、それ くらい日本国内のETFの価格のブレ幅が 大きくなっているという状況なんですね。 で、確認なんですけれども市場価格につい ては市場の受給等で変動します。ですので 、東京証券取引所で買いたい、買う圧力が どんどんとどんどんと大きくなった場合は やはり、ま、それに釣られて上がるいう ことが起きえます。 そして基準価格なんですが、これは一口 あたりの純資産額です。純資産総額を口数 で割った値なんですね。で、これは指標 価格を元に一部ですね、え、算出されてい ます。その指標価格と言いますのが、大阪 の金先物を元に算出された理論地なんです ね。ですので、準金上場信託と言いますと 、目に見えやすいのは、え、市場価格なん ですけれども、それなりに関連しています 基準価格、使用価格があるということです ね。え、そしてその指標価格になってい ます。大阪の金先物の 、え、件なんですが、これは日本の金価格 の1つなんですね。単位はNgです。1g あたり円Nです。今ですと2万2000円 、2万000円前後ですね。で、推移して います。で、この日本の金価格なんです けれども、円の金価格の一部です。そして この円立ての金額につきましてはドル円と いうブレ幅をもたらす存在がいて基本的に は主重関係ですね。海外が動いて日本が 動く。海外が上がると2本が上がると、ま 、このような関係にあるわけです。ま、 このような全体像がある中でですね、え、 市場価格が基準価格を大きく上回っている 状態が発生しているということですね。で は次なんですけれども、市場価格と基準 価格なんですが、こちらの通りですね。 これは利率です。どれくらい市場価格が 基準価格を上回っているかということなん ですね。で、これは直近ですと16% くらいなんですね。大変にこう高い水準 です。このような状況というのは、ま、 過去にもですね、え、1度ありまして、 この時には短期期間で、え、帰りが収まっ たんですが、今のところですね、少し前回 より2024年の4月ですが、よりも長い 期間、帰りが、え、生じている期間が長く なっているという状況ですね。で、具体的 な2つの推移なんですけれども、こちらの 通りですね。これが前回ですね。で、今な んですけれども基準価格の水移を大きく 市場価格が上回っているという状況ですね 。市場での売買が活発化している買な状態 が続いていて大きく上がっているんだと いうことなんですけれども、この帰りが 生まれる要因として大きく2つ上げられ ます。1つ目は市場の行き過ぎた加熱感。 まさに当初で売買されていますけれども、 この売買が活発化し、加熱感を帯び、価格 が大きく上がっているということですね。 で、加えて追加設定遅延などもあります。 これは基準価格が市上価格に追いつかない という意味ですね。ま、どちらが正しいの かというその正しさということではなくて ですね、この帰りがとりあえずこう生まれ ている要因とするとこちらが一方的に 上がっているのか、こちらが追いついてい ないのかと、ま、このような話なんですね 。え、では、え、どちらが原因なのかと、 帰りを大きくしている原因なのかという話 なんですが、私はもちろん両方ということ もあろうかと思いますけれども、どちらか と言うと全社、え、市場の加熱感が原因で あると考えています。と言いますのは足元 なんですけれども市場価格なんですが大体 今 2万2525円 ぐらいなんですね。え、これは10月20 日の終わり値なんですけれども 2万2525円 でした。で、え、その大元になっている 指標価格なんですけれども、これは大阪の 金先物を元にした理論値なんですけれども 、こちらが2万682円 なんですね。で、大阪の先物につきまして は1gあたりなんです。この1gあたりと いうのが2万682円 。これを指標価格にして、え、基準価格が 生まれて、え、市場価格があるという状況 なんですけれども、では一方でこの 2万2525円と言います市場価格なん ですが、これは実はですね、このETFの 仕組み上足元なんですけれども 0.937g ぐらいなんですね。1gではないわけです 。ですので、この2万2525円というの を1gあたりに換算しますと地標になって いる大阪の金先と単位が合いますのでこれ を合わせてみますと2万4000 飛び40円ぐらいなんですね。 2万4000円なんです。ということは ですね、え、指標価格の大阪の金差物に つきましては2万682円 。そして足元 市場で、え、売買されています価格につい ては2万4000円を超えてますので、 大体3000円、3500円ぐらい想定を 上回っていると、ま、こういう計算が できるわけなんですね。それくらい市場が 加熱感を帯びているということです。これ がですね、今のこの1540というETF 市場において容認されていることなんです ね。ま、認められているというかですね。 がそのようになっているということなわけ です。それくらいこう加熱感があるので ですね、少しあの、ま、行きすぎた加熱感 があってそれによって帰りが大きくなって いるんだと私は考えています。もちろん もう1つの理由ですね、追加の設定が遅延 している可能性なんですが、こちらの通り ですね、その追加の設定が行われること かつ、え、価格が上がること、この2つを ですね、加した純資産総額なんですけども 、急上昇しているんですね。元々は 2020年の新型コロナショックで、え、 上がり始めてアメリカリサゲなどによって なお上がり、そこに円安が追い打ちをかけ たと。ま、こういう状況なんですね。で、 今1兆円を超えている1兆2000億円 ぐらいなんですけれども、この半年間で ですね、倍になってるんですね。 ものすごく 、え、これ増えてるわけですね。で、価格 が上がっていることももちろんなんです けれども、口数も増えているんですね。で 、こちらなんですけども、これがですね、 え、このETFを管理している会社が、ま 、様々な、あ、その資金ですね、え、資金 を動かし、え、現物をこうですね、調達を して増やしている口数なんですね。これも きちんとこれ増えているんですよね。そう 考えますと、ま、しばしばですね、この 帰りが生じている件について、え、ま、 現物の調達が遅れているからではないかと 、ま、このようなその指摘を見たり聞い たりするわけなんですけれども、 ま、このですね、え、その口数の推移を見 ていくと管理をしている会社については その口数の発行というのはどんどん行って いると いう風には見えるわけなんですね。やはり そのお今回の代りについてですね、どちら かというとですね、やはりその市場の加熱 感というものの方が要因としては大きいん ではないかなと思います。 では、帰りを確認する手段と対策なんです けれども、こちらの通りですね、今どれ くらいしているんですかということについ て、え、確認をする、ま、目安なんです けれども確認をする方法があります。楽天 証券のマーケットスピード2をご覧 いただきますとですね、ま、こういった 画面があります。これは指数化チャートと いう機能なんですけども、この機能でです ね、銘柄1に国内株式1540と入れて 銘柄2に先物オプション金中心減月と入れ ます。ま、これによってですね、ま、 とある時点を100にするわけなんですが 、この場合はですね、この左端が100に なっているんですけれども、このような形 ですね。え、これが1回目のお帰りが 大きなったタイミングですね。昨年4月 だったわけなんですけども、その後、ま、 こような形になっていて、今に至ってると いうことですね。なので、え、大阪の金 先物についてはですね、え、これは、え、 1540のですね、その指標価格の元に なっている価格なので、え、全くの同一と いうわけではありませんが、目安にはなり ます。ですので、この図で言うとですね、 このオレンジ色が大阪の金先物ですね、 緑色が1540なわけですので、やはり この部分で帰りが生まれているということ が分かるわけであります。で、今後なん ですけれども、例えば会りがなくなると いうことはこの差分がですね、なくなると いう状況になっていけばですね、会議が なくなっていって、え、1540の価格が 、え、その想定される価格に近くなると いうことが分かるわけであります。この 取引ツールをご覧いただければですね、え 、ほぼ随時、え、帰りの状況を確認する ことができると思います。で、その今後の その対策なんですけれども、やはり、え、 想定される価格よりも3000円以上高い 価格が容認されている状態と、これは本当 に加熱感を帯びていると言えます。ですの で、ある意味ですよ、ある意味冷静な金 投資が重要になってきていると思います。 私自身、え、以前のレポートであったり、 その動画であったりでですね、え、7つの テーマということを申し上げてきました。 半中期、中長期、長期に分けて7つ、合計 7つのテーマがあって、その7つのテーマ に基づいて金層の分析をするという方法 ですね。これを私は現代の自動という風に 呼んでいるんですけれども、この自動をに 基づいたマーケットの分析と言いますのは 、ある意味冷静なんですね。少なくとも7 つの視点からマーケットを見ている、え、 わけですので、そう考えていきますと、 やはり不安を感じて、え、不安金額外と いうですね、少しこう感情と動作が近い 状態のままこの金のETFが買われている んではないかなと私は感じています。です ので、そこは冷静にですね、7つテーマが あると、少なくとも単中期的には3つある んだと。この3つの側面から金の マーケットを冷静に分析をしていって買う か売るか待つかと、ま、こういったですね 、判断をしていくことがですね、引いては 1540のマーケットの加熱感が新化に 向かって帰りがなくなっていく1つの、ま 、言動力容易になっていくと思っています 。 では今回は金ゴールドETFの市場価格と 基準価格の変りについてと題してお話させ ていただきました。また次回もどうぞ よろしくお願いします。
※こちらの動画は2025年10月21日(火)に収録しております。
👇トウシルの記事はこちら
東証が注意喚起:金(ゴールド)ETFの市場価格と基準価額の乖離とは?
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/50429
🕒タイムスケジュール
00:00 オープニング
01:01 東京証券取引所、注意喚起を行う
05:09 市場価格と基準価額について
06:56 乖離が生じる二つの要因
11:02 乖離を確認する手段と対策
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