金価格は4,000ドル突破 今後の展開を徹底解説<田中 純平>|ポラリス 2025.10

皆さん、こんにちは。ビッグテャパンの 田中じ平です。本日はポラリスマンスリー アップデートご視聴いただきまして誠に ありがとうございます。え、本日のテーマ は金価格。これ4000ドル突破したわけ ですけれども、今後の展開について、え、 ご説明したいと思います。え、まずは こちらをご覧ください。え、冗談にお示し したのが米ドル指数、そして下段にお示し したのが、え、ゴールドのスポット価格の 水移、え、いずれも年所となっております 。で、こちら見ていただきますと、ドル 指数が下落した中、金価格が上昇していた ということがご確認いただけるかと思い ます。これベードル指数が低下するという ことはこれ米ドル安ということになります 。え、つまり、え、米ドル安だったから こそ金価格は上がっていたということに なるわけです。ではなぜベードル安になっ てしまったのかと言ったらですね、え、1 つはFRBの利下げ観測がありましたと。 で、さらには、え、トランプ政策の不透明 感、ま、こういったところをけする動きが あり、え、結果ですね、米国離れが起こっ たという風に解釈できるかと思います。え 、ただですね、足元見ていただきますと 米ドル指数は横ば、え、つまり米ドルと なっていない中でも金価格は上がっており ます。で、これなぜかということなんです けども、1つ目はまずFRBの独立性へ。 これに対して疑問がついてしまったという ことが挙げられるかと思います。で、また アメリカの制府機関の一部閉鎖、え、こう いったところも、え、金需要を高める要因 になっております。え、さらには米中対率 の再年ですね。え、こういったところも金 価格を押し上げる材料になってるという ことで、え、ございます。では、今足元で これ10月8日地点では4000ドルと なっております。で、本日のですね、 収録日は10月の14日、火曜日となって おります。昨日の金のスポット価格は 4100ドルを超えておりましたので、 この10月8日時点のスポット価格から さらに続進する展開となっていたという ことがお分かりいただけるかと思います。 え、では、え、今のですね、この金価格、 これピークなのかということなんです けれども、ま、もちろんですね、え、この ように足元ではモメンタムが非常に強いと いうことで、いつその反動が出ても おかしくない状況ではあるんですけども、 長い目で見て金価格というのはですね、え 、上昇する傾向があるということなんです 。これどういうことかということなんです が、こちらベドルの供給量と金の生産量 ですね。これを比較してみたいと思います 。え、1959年末から2024年末まで 計測いたしますと、金の生産量の累計に 対してその金という気少価値の高いものを 図る尺度である米ドルの供給量というもの が、え、このようにですね、大きく増加し てるということがお分かりいただけるかと 思います。で、これなぜかということなん ですけれども、ま、そもそもですね、 米ドルというのはですね、え、経済が成長 していればおつ供給量も増える。ま、そう いった構造になってるわけです。さらに FRBアメリカの中央銀行というのは景気 交代に差しかかると意図的にですね、この 通貨供給料を増やすことによって景気を 不要させてきたということをこれまで何度 も繰り返してきたわけなんですね。だから こそこのようにですね、長期で見れば米国 の通貨供給料というのは増える一方なん です。ということはですね、これだけ通貨 供給量が増えるということはその分ドルの 価値も低下してしまってるということなん です。で、この米ドルの価値が低下して しまってるということはこの価値が下がっ てしまった米ドルから見れば金価格という のは上がってるように見えるということな んです。え、どういうことか。え、これ金 をですね、100とした場合の価値がどれ ぐらい下がってしまったのかというものを 1901年1月末まで遡って皆さんにご覧 いただいております。で、これ見て いただきますと当初100だったものが 2025年8月末時点で0.55に下がっ てしまってるということなんです。つまり 米ドルの価値は金の約 1/1に下がってしまってるということな んですね。え、ということで先ほどお伝え しました通り米ドルの供給量というのは 増える一方なんです。え、しかし金の生産 量というのはそもそも限定的だからこそ 気象価値が高いということなんです。この 結果ですね幅 に下がってしまったがゆえに金の価値と いうものはこれ上がってるように見える。 金額が上がってるように見えるということ なんです。ではなぜですね、これ供給量が 増えるということもあるわけなんですが、 このようにですね、2段階で大幅に下がっ てしまってるわけなんです。これはなぜか ということなんですけども、こちらはです ね、通過制度が変わったからなんですね。 これ1929年から1930年代後半世界 教皇がございましたと。で、この時はです ね、金本一性だったわけなんですが、これ 停止国が相ついだということで、米国は ですね、1933年に停止したんですね。 で、この結果自国通貨の切り下げ競争と いうものが激化したということで、通貨 供給量が大幅に増え、通貨の価値が下落し てしまったということがあったわけなん です。え、ただですね、戦後は米国におけ る金本性が復活し、各国通貨と米ドルとの 固定制度が導入されたということがあり ましたので、え、このようにしばらく 米ドルの価値は安定的に推移したわけなん です。え、しかしここですね、再び米ドル の価値が大幅に下落する局面がありました 。これは1971年のニクソンショック。 これがきっかけだったんですね。米国の 財政と形状赤字、いわゆる双子の赤字です ね。え、こういったものが膨れ上がって しまったがゆえに、え、金本性をですね、 維持することができなくなってしまったと いうことで、え、これをやめてしまったん ですね。え、これがニクソンショックだっ たわけなんです。え、この結果ですね、 米ドルの供給料が大幅に増えたということ がありましたので、え、このように米ドル の価値が大幅に、え、低下してしまったと いうことがあったわけなんです。え、と いうことでこのように長い歴史をですね、 紐解いていただきますと米ドルの価値と いうものは下落し続けていたということが お分かりいただけるかと思います。ま、 ですのでやはり通貨の分散というものが いかに重要かというのがこちらからお 分かりいただけるかと思います。では 改めて金の変動要因についておさいをして みたいと思います。主な変動要因は4つ ございます。1つ目は金利が低下すると ですね、金価格は上がりやすいという特徴 です。え、もう1つは米ドル安局面で金 価格は上がりやすいという特徴があります 。そして3つ目、特にアメリカのインフレ 率が上がる局面で金価格は上がりやすいと いう特徴があります。そして最後、致性額 リスクが拡大する局面で金価格は上がり やすい。ま、そういった特徴があるわけな んです。で、今足元ではですね、先ほどお 伝えいたしました通りドル 安となってるということで金価格が上がり やすい、ま、そういった、あ、ま、状況に なってるということなんですが、もう1つ はやはりFRBの独立性、え、これに対し て疑問風がついていますねということ。 それから、え、アメリカの政府機関が一部 閉鎖になってるということがございますの で、え、これ、ま、米ドルの価値の低下と いうよりはどちらかというと有時の金です ね、安全資産としての金というものが 見直されてるということが挙げられるかと 思います。で、さらにですね、この金と いうのはやはり株式とは異なる値動きをし てくれるということで、え、資産分散効果 も高いという特徴がございます。で、 こちら右側にお示ししておりますが、過去 ですね、え、ま、起こりました、え、ま、 経済職で、え、その時にですね、株式と、 え、国際それから金の、ま、到落率がどう なっていたのかというのをお示ししたもの なんですが、ま、ご覧のように濃い緑でお 示しした世界株ですね、どの局面も急落し ているわけなんですが、その一方で金、 ヘッジなしあるいはヘッジありの場合でも 、え、このようにプラスになっていたと いうことがお分かりいただけるかと思い ます。え、ということで株式とは異なる 値動きをしてくれる金、え、だからこそ 分散効果も高いということが言えるかと 思います。まだですので、単純に値上がり 効果が期待できるということではなく、 やはりリスクを抑える効果も同時にあると いうことなんですね。で、こちらがですね 、え、過去10年の金と世界株式、それ から世界国債、そして金50%、世界株 50%の組み合わせ、そして世界株50% と世界国際50%の組み合わせの シミュレーションをお示ししております。 で、これ見ていただきますと、赤でお示し した金50%世界株50%の組み合わせ。 これが実は最もパフォーマンスが良かった んですね。ま、これなぜかと言ったら、ま 、当選ですね、月のリバランス効果もある わけなんですけれども、世界株も金も どちらも大きく値上がりしていた。だから こそ、ま、この組み合わせがですね、最も パフォーマンスは良かったということなん ですね。で、よくですね、ま、従来のです ね、バランスファンドの典型例であります 。世界株50%と世界国債50%。これ青 でお示ししてるんですけども、え、これが 232、つまり100でスタートしたもの が232なんで2.3倍に過ぎないという ことなんです。パフォーマンス面で見ると ですね、これ金50%、え、それから世界 額50%はですね、4.3倍になっており ますので、もうパフォーマンスは歴前とし てるわけなんですね。ということでやはり 、え、パフォーマンス面で見れば、え、 このように金と世界株の組み合わせという のは非常に有効だったということがお 分かりいただけるかと思います。で、 さらに特徴的なのはこの値動きの低さん ですね。と言いますのも、ま、世界稼働が ですね、リスク高いというのは皆さんご 存知かと思います。これ16.3%の リスク値があるわけなんです。一方ですね 、安全資産と言われております金につき ましてもこれ単品で見ると実はリスク高い んです。12.3%もリスク値があるん ですね。え、しかしこの世界株と金を 50%ずつ組み入れた場合ですね、え、 なんとリスクを10.6% まで抑えることができるということで、 これはですね、先ほどご説明いたしました 通り、株と金とそもそも異なる値動きをし てくれるので、だからこそ組み合わせると リスク値を下げることができるということ なんです。さらに特徴的なのは世界株 50%と世界国債50%の場合ですね。 これ実はリスク値ほとんど買わないです。 リスク値は10.2%なんですね。こちら 10.6%です。変わらないでもですね、 リターンは大幅に異なるということなんで 、ま、やはりですね、こういった側面から も、え、金50%、世界株50%の 組み合わせというものは、え、過去有効 だったんだなということがお分かり いただけるかと思います。ま、ですので、 え、金、え、注目する理由といたしまして は通過分散だけでなく、え、資産分散と いうですね、え、観点でもやはり、え、 注目すべき、ま、そういったですね、資産 ではないかということなんです。え、では ここからはポラリスの運用実績レビューに なります。え、ファンドの特色です。え、 1つ目は主に世界の様々な資産クラスに 投資をしますということですね。そして2 つ目、世界の市場環境に応じて魅力的な リスクプレミアムが期待できる資産を選定 し、配分比率の決定を行いますということ です。で、このリスクプレミアムという ワードですけれども、これ、ま、専門用語 でございまして、ま、ざっくり言ってです ね、投資という風に置き換えていただけれ ばと思います。ま、投資要味のある資産を 選定し配分比率決定を行いますという意味 でございます。そして3つ目、年決算を 行いますということになります。 で、具体的にどういった投資対象になるの かということなんですが、え、株式、金、 債権、リト、え、こういったところが主な 投資対象となってまいります。そしてこの 資産配ブのイメージなんですけれども、ま 、あくまで金利水準のみでリスク プレミアムを図ると仮定した場合の イメージをこちらでお示ししております。 縦軸がこれ金利水準となってるわけなん ですが、え、この金利水準が極端に低い 場合は債権の投資がないということになり ますので、ま、株式と金だけでいいんだと 、ま、そういう発想で運用を行うという ことなんですが、え、これ金利水準が 上がってくると今度は逆にですね、債権の 投資が高まるということになりますので、 金利水準が高い局面では債権を中心とした ポート法をするということなんです。え、 ということでこちらのポラリスというのは 固定的にですね、資産配部を決めるわけで はなく、市場環境に応じて柔軟にですね、 この資産配部の中身を変えることができる 。ま、それがですね、魅力の1つだという 風にお考えいただければと思います。で、 そしてこちらが実際の、え、この投資配分 比率の推移となっております。ま、当初は 金利水準が低かったので、え、株式と金、 え、のみのですね、え、3範囲分比率と なっておりました。しかし2022年12 月に債権の組了を開しております。え、 金利水準が上がってきたゆえに、え、債権 の投資も高まってきたということで、債権 の組を開始したということでございます。 そしてこの青で過去と部分ですね、ご覧 いただきたいんですけども、これはですね 、え、市場の不透明感が高まった局面を 指しております。こういった時にポラリス はどういった対応を行っていたのかという ことなんですけども、債権の比率をですね 、一時的に引き上げることによって ポートフォリオ全体のリスクを下げる、ま 、そういった対応をですね、行っていたと いうことなんですね。え、さらにこの赤で 、え、お示しした円算比率の推移なんです けども、こちらはですね、川せヘッ置比率 という風にお考えいただければと思います 。え、青で囲った局面、え、つまり市場の 不透明感が高い局面では得てして円高に なりやすい、ま、そういった特徴がござい ますので一時的にですね、この円酸比率、 川わせ置比率を引き上げているということ が、え、こちらのグラフからお分かり いただけるかと思います。で、足元はどう かと言ったらですね、もう既でにそういっ た不透明感交代しております。え、ですの で、今はですね、債権の比率をですね、 再び圧縮しております。え、その一方で 株式と金の割合を高めました。さらに、え 、この円算比率もですね、え、足元では 3%まで引き裂下げてる、ま、そういった 対応を行ってるということでございます。 そしてこちらが2025年9月末時点の 資産配分比率となっております。え、 先ほどお伝えいたしました通り金につき ましては足元46.5%ということで、え 、かなり、え、高い比率になってるという ことがお分かりいただけるかと思います。 え、このようにですね、金に大胆に積極的 に投資をする、え、バランスファウンドと いうのは、え、他でもあまり見られない、 え、そういったですね、特徴ではないかな という風に思います。で、また株式につき ましては42.9%となっております。 中身ですけれども、世界株式ですね、 こちら高い競争有意性を持つグローバル 有料企業の株式に投資するファンドとなっ ておりますが、え、こちらが13.0%。 そして世界高配当公株式、え、こちらは 14.1%なんですけども、世界の高配と 利回りの公益株、これは、ま、電力株が 中心になってくるわけなんですが、ま、 こういったとこに投資するファンドに投資 を行っております。で、また新広告後配当 株式ですね、組数15.8%になっており ますが、え、こちらも文字通り新広告の 後輩当回りの株式に投資をするファンド、 ま、こういったとこに投資を行ってると いうことでございます。え、最後債権です ね。こちら7.6%となっております。 前月を比較して3.2%ポイント低下して おります。中身ですけども、今現時点では 米ドル申告債権のみに投資を行っており ます。ま、様々な債権があるわけなんです が、え、こちらのファンドマネージャーは 特に米ドル建て申告債権に投資があると いう風に判断している。だからこそ、え、 このアセットクラスのみの、え、投資と なっております。 え、こちら基準価格の推移をご覧いただき たいと思います。設定日は2020年6月 26日です。え、ということでおかげ様で 5周年を迎えたわけなんですが9月30日 の足元の基準価格は2211円 となっております。ということでこのよう に綺麗に身上がりになってるということが お分かりいただけるかと思います。さらに ご注目いただきたいのが設定来の年立の リターンです。こちらは14.3% になっております。ということで一般的な インフレ率ですね、大体2から3%と言わ れておりますけれども、そのインフレ率を 上回るペースで基準価格が、え、過去上昇 していたんだなということがお分かり いただけるかと思います。ま、ですので、 え、資産保全インフレからですね、資産を 守る手段としてこのポラリスというのは、 え、ご注目いただけるのではないかという 風に考えております。え、それでは以上 申しまして、本日のポラリスマンスリー アップデート終了とさせていただきたいと 思います。え、最後までご視聴いただき まして誠にありがとうございました。え、 どうぞ今後ともピクテパンよろしくお願い いたします。ありがとうございました。

00:00 金価格は4,000ドル突破 今後の展開を徹底解説
11:20 ポラリスの運用実績レビュー

過去のパフォーマンスや詳しい情報について
ピクテ・ゴールデン・リスクプレミアム・ファンド
愛称: ポラリス
https://www.pictet.co.jp/fund/polaris.html
愛称:ポラリス特集ページ
https://www.pictet.co.jp/featured/catalog/polaris.html
ピクテ・ジャパン株式会社のホームページ
https://www.pictet.co.jp/

田中 純平
ピクテ・ジャパン株式会社
投資戦略部長
日系運用会社に入社後、主に世界株式を対象としたファンドのアクティブ・ファンドマネージャーとして約14年間運用に従事。北米株式部門でリッパー・ファンド・アワードの受賞経験を誇る。ピクテ入社後はストラテジストとして主に世界株式市場の投資戦略等を担う。ピクテのハウス・ビューを策定するピクテ・ストラテジー・ユニット(PSU)の参加メンバー。2019年より日経CNBC「朝エクスプレス」に出演、2023年よりテレビ東京「Newsモーニングサテライト」に出演。さらに、2023年からは週刊エコノミスト「THE MARKET」で連載。日本経済新聞やブルームバーグではコメントが多数引用されるなど、メディアでの情報発信も積極的に行う。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)

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最新の内容ではない場合がありますので、予めご了承ください。

審査番号:20251020-5EBA4D