弘中綾香アナの夫・岡田祥吾氏が『The BEST Wellbeings』で特別賞 さわやかな笑顔で受賞のスピーチ
 
 本日はこのような素晴らしい場にお招き いただき誠にありがとうございます。 まさか自分がこのような特別賞を いただけるとは思っておらず、今も少し 信じられない気持ちでここに立っています 。まず初めにこのような栄養ある賞を授け てくださったベストウェルベイングス の関係者の皆様に心から感謝申し上げます 。この賞は個人としてだけでなく私の周囲 で支えてくださった多くの方々に捧げたい と思っています。会社の仲間たち、家族、 そして日々私を応援してくださる皆様がい なければこのような機会は決して訪れ なかったと思います。私はいつも人が幸せ でいられる時間を少しでも増やすという 信念を胸に仕事に取り組んできました。 ベルビーという言葉が日本社会で広がり 始めている。今こそ1人1人が自分らしく 生きるための環境を整えることが私たちの 使命だと思っています。この受賞は私個人 の成果ではなく多くの仲間たちと共に 気づいてきた小さな挑戦の積み重ねです。 私たちはまだまだ未熟で理想には遠い ところにいます。それでも社会をよりよく 変えたいという情熱を持ち続けてきた結果 が今日この瞬間につがったのだと思います 。そしてここで改めて家族への感謝を伝え たいと思います。いつも明るく支え続けて くれる妻の存在が私の言動力になってい ます。どんなに忙しい日々でも笑顔で 頑張ってと送り出してくれるその一言が どれほど大きな力をくれたかり知れません 。また私たちが手掛けてきた取り組みは 単なるビジネスではなく心の健康や繋がり を重視したものです。現代社会では情報や 責任が溢れ人々が知らず知らずのうちに 疲弊してしまうことも多い。しかしその中 でも人が自分を大切にできる時間を持つ ことは何よりも価値のあることだと感じて います。この理念を形にするために多くの 困難がありました。理想を掲げても現実と のギャップに苦しむことは多々ありました ですが、その度に仲間たちと議論を重ね、 方向性を見つけ出し、小さな成功を 積み上げてきました。その努力の全てが 今日という日に報われた気がします。私に とってウェルビーとは他人と比べることで はなく自分が自分らしくいられる状態を 作ることです。誰かを幸せにするためには まず自分が満たされていなければならない 。これは単純なようでいてとても難しい テーマです。だからこそ私たちは働く人の 心の健康、社会との関係性、そして未来へ の希望をどう育むかという問いに紳摯に 向き合ってきました。働くことは人生の 大きな一部です。だからこそその時間を どう意味のあるものにできるかを考える ことが私たちの挑戦でした。今日のこの 受賞はその挑戦が社会に少しでも認められ た証だと思います。そしてそれは私にとっ て何よりの励みです。この場を借りて社員 1人1人にも感謝を伝えたいと思います。 皆さんが日々の業務の中で思考錯誤を 繰り返しながらも誠実にそして情熱を持っ て仕事に向き合ってくれていることが私に とって最大の誇りです。皆さんの努力が この賞の本当の意味を形づくってくれまし た。社会の価値観が大きく変化する。今 私たちは新しい幸せの定義を模索し続け なければなりません。経済的な成功だけで なく心の重速、家族とのつがり、そして 社会全体の調和、それら全てを含めた豊か さがこれからの時代に求められるもの でしょう。この受賞を通じて私自身も新た な責任を感じています。ベルビーングを 語る立場として実践者として社会に良い 影響を広げていく覚悟があります。私の 目標は企業や個人がより自然体で働ける 社会を作ること。そのためには制度だけで なく文化を変えていく必要があると感じて います。未来を担う若い世代に伝えたいの は自分の幸せを他人に委ねないで欲しいと いうことです。誰かが用意した幸せの形に 合わせるのではなく、自分の中でこれが 幸せだと感じられる瞬間を大切にして ほしい。人生は長いようで短くその中で 自分らしさを失わずに生きることこそが 最も価値ある挑戦だと思います。そして 私自身もまだ学びの途中です。これからも 多くの失敗を重ねるでしょう。しかしそれ を恐れず前に進みたい。なぜなら失敗の中 にこそ成長の種があり、それを乗り越える たびに人は強く優しくなれると信じている からです。この賞を頂いたことで私の中の 責任感がさらに大きくなりました。 ウェルビーイングを言葉だけで終わらせる のではなく、実際の行動で示していく。 それが今日この場で誓いたいことです。私 が理想とする社会は誰もが自分を誇りに 思える社会です。どんな職業、どんな環境 にあっても人が自分の存在を肯定できる 世界を作りたい。そのために私はこれから も挑戦を続けます。改めてここにいる全て の方々に心から感謝を申し上げます。皆 さんがそれぞれの立場で努力を重ねている 姿が私の言動力になっています。 この賞は私1人のものではなく皆さんと共 に気づいた希望の証です。最後にこの賞が これからの社会にとって人の幸せを中心に 考える時代が来たというメッセージとなる ことを願っています。そして今日この瞬間 をきっかけにより多くの人が自分の幸せを 見つめ直す時間を持ってくれることを心 から祈っています。
 