万博・閉幕後に新たな危惧 「解体工事」めぐる”未払い”…業界団体が「絶対起きる」と指摘するワケは? 博覧会協会が発注の工事で”費用の未払い”発覚 協会に相談するも「立ち入れるものではない」との返答

たった1 年でもこんな状況になってしまうっていうのがもう本当に悔しくて残念で仕方ないです。 [音楽] こう嘆くのは京都府内で建設業を営む Aさん。 万博で地中海の島丸田共和国のパビリオン工事を一時下受けとして担当しました。 参加する国が独自に立てるパビリオンの中 で最後に着行した丸田官。 Aさんはなんとか開幕に間に合わせようと 中夜を問わず作業を続け開幕ギリギリで 完成させました。 工事のやってる時はすごく寒かったんです よ。で、あの、ベンチでとこ声ながら みんなでこう力合わせてこうやりましたね 。本当に。 しかし元受け業者のGLイベンツジャパン から工事費用の一部が支払われていないと 言います。理由は後期の遅れなどによる ペナルティが発生していて、支払える金額 は残らないなどと説明されました。 AさんはGLイベンツJAPANに対し 不合理な苦情を述べて工事費用を支払わ ないなどとして契約の一部と追加工事費用 合わせておよそ1億2000万円の支払い を求めて東京地裁に訴えをしました。 低からおよそ4ヶ月。 苦しい経営状態が続く中、従業員が 1人また1 人とやめていき、これまでと同じ規模で工事を受注することも難しくなっています。 我々にとってはこれってもう本当に災害と同じもう大きな事故にもう巻き込まれた。最低限今を乗り越えるための力を貸していただきたい。 [音楽] 今月6日Aさんは見払い問題の調査で大阪 にやってきた与党の国会議員に対しを直接 訴えました。 ご自身の実情など率直なところでお聞きをさせていただきましたので、あの、今の度合が高いということについては、あの、理解をしたところで、え、あります。 これはものすごく大きな社会問題として、で、これからのやっぱり日本の建設業を守っていくためにもお金ももちろん大事ですけれども、それ以外にやっぱり根本的なことを解決していくこれに全力を注いで欲しいという風に、あの、改めて思います。 [拍手] 白覧会協会はこうした見払い問題について 民間同士のトラブルだとして立替え払いや 資金繰りの支援などをすることはできない としています。 そんな中、その白覧会協会が発注した工事 でも見払いを訴える声が上がっていること がわかりました。 山口県内で建設業を営むBさん。白覧会 協会が発注した2箇所の休憩所の工事を3 次下受けとして担当しました。 しかし壁面の仕上げが変更になったことに 伴う追加などの費用が見払いになっている と訴えます。 400万ぐらいです。うん。人のいい下に すいませんて言って待ってもらってますよ 。 Bさんは追加工事の費用を 2 次下受けを通じて一次下うけに請求しましたが支払いはできないと伝えられました。 工事の発注元である白覧会協会にも相談しましたが、教会が立ち入れるものではないと言われたということです。 Bさんは今年7月追加工事費用など 400 万円あ余りの支払いを求めて一時下受けなどを相手取り山口地裁に低しました。 結局税金使った仕事じゃないですか、この部分。で、それでどういう使い割れ方してるかっていうのやっぱりあの皆さんに知ってもらいたい。 MBSの取材に対し一時下受けの会社は 不当な見払いはしておらず工事費用は全て 支払ったと認識しているとしています。 一方教会は訴訟になっていることから個別 の案件には答えられないとコメントしてい ます。 さらに平幕木前の今新たな見払い問題が 起きる可能性が取り沙汰されています。 それは 白覧会協会は来年4月までの半年間で海外 パビリオンの解体を終える計画を立ててい て、すでに複数の事業者がパビリオン側と 解体工事の契約手続きに入っていると見 られています。 こんにちは。よろしくお願いします。 お願いします。 大阪府内のC さんの会社にもいくつかの海外パビリオンの解体工事以来が来ましたが、 提示された費用の見積もりや想定する行の短さなどに不安を感じ、契約は踏みとまっている状況です。 して、 どの海外の方も一緒なんですけども、まずコストが優先的に、え、出てくる形。 じゃあそのコストはどこで調べたんかと いうと、ま、一般的なもうネットで、え、 もう調べた形で予算組をしてしまってる 関係上、今からこれ以上の金額はもう年出 できないので、木造の買体でできるはずだ から、あ、この解体できるはずですと同じ 価値観で、え、できる国を探すのが、ま、 先結なんでしょうけれども、リスクがある 限り、やっぱし、え、積極的に行こうとも 正直思わないです 解体工事の業界団体もトラブルを起遇しています。お願いします。 今日はよろしくお願いします。 解体費用の見払いの問題っていうのはやっぱ起きると思いますか? あ、もう絶対起きると思いますね。 大きな理由としてあげるのが解体で出る産業廃棄物を処分する場所の不足です。 [音楽] 土木屋さんから 今あの参拝がもうほ和状態で持っていっても受け取れない。ま、そうなってくるとだんだんだんだん現場の現場が進まないのでそれで後期が遅れるで遅れたら、ま、後期守ってないからお金払いませんよとか、ま、そういう問題があるのではないかっていうのは疑しておりますね。 [音楽] また解体工事で見払いが発生すれば費用の 回収は建設工事よりさらに困難になると 懸念しています。 建築であればもうそのまま立ってそれがま 、担保的なものになるんですけどもう解体 はもう終わってしまえば何もなくなるので もうそのまま例えばま逃げられたりとかっ てするともうもう負えないですよね。 業界団体は先月 26 日白覧会協会に対し廃棄物の処理場が満杯になっている現状を説明し海外各国と解体工事を行う会社との協議が円滑に進むよう支援することなどを要望しました。 万博の成功というのは、あの、解体工事が あの、完了するまでだと、え、東京会は 思っているので、ま、あの、今ある問題で ある、え、見払い問題であるとか、あと その施工条件の明確化など懸念が、え、 ないようなことを、え、お願いしたと。 工事でも見払いが起きると指摘する声が出ていることに対し白覧会協会は三角に対して、え、法令巡視を徹底してあの求めてきています。 どういう方にあの発注をしてるのかということについてしっかりあのチェックのはその三国の役割でもありますのでしっかりやってくれというようなことは、え、機会で捉えてあの、え、発信をしております。 建設時の問題を抱えたまま 6ヶ月間の会機を終える万。 解体でさらなる問題が起きないよう教会や 国、大阪府などは適切に対応することが 求められます。各パビリオンの建設で 見払い問題が発生し、今度は解体でもそう いったトラブルが起きるのではないかと。 え、今回の取材は清水記者です。清水さん 、その辺りの万博協会の対応みたいな ところはどう見てますか?はい。 ま、白覧会協会というのはもうこの問題に関してはもうスタンスは一貫していて民間同士のトラブルです。ていう風にもう割り切っています。なので白覧会協会の方から何かこう支援するであったりとか何かをするであったりとかそういった動きっていうのは正直ない状態ですね。 [音楽] はい。 レラさんどう思われます? 残念ですよね。で、やっぱ哲さん おっしゃったように万博ってこう未来社会 の象徴であって、で、ま、国作 プロジェクトとしてもこう歌われていて、 その万博においてま端にあるその建設業者 の一部がこう犠牲になってしまっていると いう構図になってしまっていると思うん ですよね。そう見えてしまっているなので 、こう国もそうですし、教会としても、ま 、民間企業の問題だよねってのはいかがの ものかと思います。そういうことですね。 え、平幕後も万見払いが起きるのではない か。これからの話になるわけなんですけど も、え、海外パビリオンの解体期限です けども、タイプ、え、いわゆる、ま、地前 で建設されたものに関しては、来年の4月 13日まで、ま、半年間ということになり ます。え、懸念1はしさん、あの、解体は 間に合うのかというところですね。まずは 、え、ま、解体は、ま、来年の4月13日 、つまり半年後なんですね。この半年の間 にこのリングの中のパビリオンは全て解体 してさちしにしてくださいという中身に なってるんですね。ということは一斉に ここの解体が行われるということなので 当然何かしらこうゴミいわゆる産業廃棄物 が出てくるタイミングもみんな一緒になっ てきます。一方で受け入れる場所というの は不足をしているので、ま、そこが詰まっ ていて結局この中の解体も進まなくなって しまうというところがこのえっと業界団体 の懸念の1つですね。はい。 ですから、ま、考えられるのは、ま、その後期がちゃんと進むのかどうかっていうところですよね。 そうですね。やっぱり受け入れが進まなければ、そう、当然その分後期も後に後に伸びていってしまうので、果たしてこの半年で間に合うのか。うんうん。 そして懸念には解体ならではの事情があるということですね、新さん。 はい。 え、今回の、え、この見払いのように何かしらこう金銭的なトラブルが起きた際に建設の場合であればパビリオンなり建物を丸み担保として、ま、こちらがあるから、えっと、ちゃんとお金払ってくださいねっていう交渉ができるあるの 1 つの材料があるんですけども、解体の場合は、ま、言うたらゼロにする、何もさちにしてしまうということなので、この担保となるものが残らない。 うん。 者の方とするとうに非常に交渉に時間がかかってしまうていうところがもう 1つの懸念のポイントですね。 はい。 ですから、ま、国を上げての大きな 1 台イベントさん、ま、今こういうことになってしまってるのは非常に残念だなという風に思いますね。 非常に残点ですね。だから白覧会協会としても僕はやっぱ望みたいのはその解体の期限っていうのが来年の 4月13 日までっていう風に決まってしまってるわけですよね。 ただそこっていうのは、ま、今回こういう 例えばね、その解体したその産業廃棄物を 置く場所の件で、ま、それはもう日本の 敷地の話ですから、その件でどうしても 遅れてしまう場合は例えば事前に申請を することによってそこを伸ばすことができ ないのかっていうことですよね。あとは その白覧会協会がその法令純を徹底して くって話をしましたけれども、法令って いうルールとあともう1つ、ま、モラルが ありますよね。今回その海外の企業との 交渉なわけですから、その海外企業との モラルの差っていうところが今回の、え、 問題の下にあるわけですから、そのモラル に対してどう向き合っていくのかっていう のを教会側がなんかこうね、その下受けを しようとしている企業に対して何かしら こう横展開ノーハウを伝えるってのは 少なくともやってほしいなと思いますね。 そうですね。はい。え、今後飲み通しです けどもどうなってますか?はい。 先ほど清水さんからもありましたよう、ま、白覧会協会はですね、ま、事務トップの石事務省庁は昨日の会見の中でですね、ま、 3 加国に対して働きかけをしています。呼びかけをしていますと、ちゃんと法律法令守ってくださいという風に呼びかけしているんですと。で、え、国土交通省も、え、例えば書面での契約を徹底するようにということで通達も出しているっていう風な、ま、話はあったんですけども、白覧会協会どこまで行っても民間同士のトラブルだ。民間同士の契約の延長ですよね。 というスタンスを崩していないというところで、やはり今回こういう風に解体の業界団体からも指摘があるのであればですね、やはり解体の期限をもうちょっと柔軟に送らせる、ちょっとこうトラブルになりそうなところはもう少しこう待ってあげるといったそういう柔軟な対応であったり踏み込んだ対応そういったものが求められると思います。 はい。 あの我々の取材に業界団体の方が先、え、万博の成功は解体工事が無事に終わるまでだと話していましたけども本当にその通りだと思います。 できる対策はじるべきだと思います。今回の材は清水記者でした。 ありがとうございました。 [音楽] [音楽]

大阪・万博をめぐっては海外パビリオンの建設工事費の未払いが問題となっています。工事費については、11の海外パビリオンで30以上の建設業者が未払いを訴えていて、中には裁判に発展しているケースも。
 
 そんな中、「閉幕後にも問題は絶対に起きると思う」と業界関係者が指摘。“新たな未払い問題”を取材しました。

(2025年10月8日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より) 

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