【最高の日本映画】 女たちの庭 🎬🎌🅷🅾️🆃🎌🎬 【ドラマ フル】

[音楽] ご [音楽] [拍手] [拍手] [音楽] [音楽] おい、ほら、一方通だぞ。 ごめんなさい。見えなかったんです。 困っちゃうな。気をつけてくださいね。 [音楽] お帰りなさい。 お帰りなさい。 お帰り。 お帰りなさい。 お帰り。 いらっしゃいませ。 丸木屋さんに秋物の展示会の招待中届けといた。 あ、すいません。 ただいま。おさん。 あ、お帰り。 はい。店票えっと山 商店に相宮にまるっちゃんに一村ご服ね。 うん。 これが相模の手型。 いいですか? はい。ご苦労さん ちょっと待って。あなた横浜まで行ってもらうんでしょ? ああ、いみちゃん一っぱしり頼むよ。 だめ。本日のノルマいっぱいよ。ボーリングに行くんだから。 冷たいこと言うなよ。急ぎなんだ。 だからお兄さんも早く免許取ればいいのよ。 今度こそはきっと取るよ。 当てんなになんないわ。お兄さんって天が鈍いんだから。泉 いらっしゃいませ。いらっしゃいませ。 あなた舐められちゃだめよ。 うん。 いらっしゃいませ。 フルさんのおじさんよ。 いらっしゃい。 いやあ、 熱くなってきたね。 いらっしゃいませ。 石がいる。 え、竿上がりになって。どう 君?ここじゃ遠慮しなくていいんだ。 あ、 お土産。 あ、 お母さんさんが見えたのよ。 まあ、随分久しぶりね。 九州を出張してらっしゃんですって。 とっても珍しい方と会ってらっしゃよ。長崎で誰だと思う? さあ、 ま山さん。 ほら、お父さんと一で同窓のま山さんが親があるみたいに世話してらっしゃるって若い方もご一緒なの。 おじさん、またゆネス見ったのよ。 またかい。 うん。 写真じゃしこねりだけども実物はボップなんだって。若いくせに二重顎して。 泉やめなさい。それに将来性がないのよね。 私立大学出身じゃ大倉じゃ派閥がないからせぜ課長いだろうって。 なんとでもケチつけられるな。ゆうちゃん 全く親の心知らずさ。 お姉さんお見合楽しんでんだもんね。そうよ。男の人の顔が見られて結構面白いんだって。 [笑い] でもそのうちゆうちゃんの勘をさっき立つことがあるさ。好きな人でもめっかるとね。 そうかしら。信じられないな。姉さんが先立つなんて。 もういい。やめなさい。そんな話。 お前たちは真面目に結婚のことを考えてくれんのだから困ったもんな。 あ、沢さんあ、 いらっしゃいませ。お久しぶりでございます。 して。 おい、こいつ前に会ってきたんださ。長崎の帰りに今へ回って。 奥さん、あいつ入院してましたよ。 それが相当悪いんだなあ。 ああ、胃岸で去年の 5 月に入院したんですが、また再発しまして。 あ、奥さん、香川孝志君。前山が大変面倒見てる青年でね、ま、東京に出てきてるのが分かったんで、ここのうちへも連れてこないと。そう思ってね。 香川です。よろしく。 初めまして。まさんって誰? パパやおさんの学さ。 あ、そうか。この子だけ知らないんだ。山は。 そうだったな。うん。 前山研究士と言ったら焼き物の方じゃちょっと知られてる人だよ。 私上野のビジス館連れてってもらったの覚えてる? 5 つぐらいか、その自分じゃ動物園だろう。 うん。美術館よ、絶対。そうそう。そん時とんかつごしそうになった。 やっぱり食の方だ ね。本目の裏辺りじゃなかったかしら。お母さんも一緒だったじゃない。そうだったかしら。 テニスやってたな、ま。 うん。うまかった。 便も立つんだ。なかなか内弁論大会じゃ文化一塁の言だった。 そんなことあったかな? ああ、正義官でさ、一本着でパッションショナとこあってなあ。 想像できませんな。僕にはとても静かな、どちらかと言うと内光的な人だと思っていました。 私も信じられないな。お父さんやおじさんの友達にそんなパッショナルな人がいるなんて。 おいおい。僕だってだいぶパッショナルなんだぜ。 アルコールについてだったらでしょ。 おいおい。 ずっと付き合ったらしたのお父さん。 うん。大学は別になったからちょっと遠いだけどつかず離れずね。でも戦後のめちゃめちゃ時は俺んとこも随分助けてもらった。奄美大島の折り元を紹介してもらったり米なんか届けてもらったり。 ああ、俺んとこも食料時は随分助けてもらった。 突然九州へ引っ込んじゃったな。 あれは泉が生まれる頃だから 20 年になるさ。俺も今度会ったのが 15 年ぶりなんだからな。でもかわいそうだな。の再発じゃどうもな。ちょっとお母さんかさんって方めしやがる。さあ、お母さん聞いてよ。あなた伺ってらっしゃい。 [音楽] [音楽] まあまいっぱいあどうぞ。 おきさん、もうおつもりにしよう。いいようだもん。 まあそう分かりじゃまだ正気のようですわ。 あ、ちゃんと見られてるか。お役君なって。 カ君って年はいくつだよ。 確か28だ。大学どこ出てんだ? 東大の土木家だよ。 ほお。優秀じゃないか。 うん。うちが貧しいもんだから。山のやつがずっと学習を出してやってたんだ。 どこ務めてるんだ? 建設会社だよ。三島建設儀士なんだ。 じゃあダムなんか作ってんのか? ああ、ダムもやるらしいけど、今霞ヶ関の高層ビルを立てとるよ。 どうだろうね え?何が? 香川君子にさ、俺は気に入った。なかなかしっかりしてる。 うーん。そうか。そういうことか。これいいかもわからんな だろ。 うん。 でもちょっとお仕事が駆け離れすぎてなんだか心配ですわ。 動じゃ嫌だってんだろ。裕子。そんなのなんだって女じゃないか。あ、前々に挨拶しなきゃまずいか。 そんなことはない。 あいつ喜ぶぞ、きっと。うん。これ案外うまくいくぞ。 でも裕子はあの通りですし、もしお断りするようなことにでもなってさんにご迷惑でもかけたら そんなことは僕は気にしませんよ。 でもあの本人がまだそのつもりになっておりませんから。 お前は何も反対することないじゃないか。今までなって何度も見合をさせたくせに変なやつだな。 じゃあこうすりゃどうだ? 2 人を黙って付き合わしたら我々は何も工作しないでさ。 そうか。ほっといてか。だがあいつさっぱり色気がないからな。あいつ恋愛の経験あんのか? 頼りない親父だな。全く。ゆうちゃんがそんな気を起こさんのはここの家庭が理想的で、つまり居心地がいい感だぞね。奥さん。 さあ、 そうか。そういうことかな。 どうだよ、俺のアイデア。ま、こういう話はね、周りで干渉しなくったって案外まとまる時はまとまるんだよ。 そりそうだ。男と女だもんな。おい、ハ子、何してる?君、 [笑い] お食事住んでうちのと野球の話。 2 人ともあれね、こと野球となるとまるで夢中なんですよ。 そうですか。精成功ですか。スラガーのようですね。 ガイアで5 番なんですがね。見かけ倒しです。 僕は桐校でピッチャーでした。 あ、あら、お兄さんのピッチャーはリリーフ専門じゃない。 バカえ。その昔北関東のキリジって新聞に書かれたんだぞ。 へえ。 そう。地方新聞にね。 こらうちでチーム作ってるんですよ。僕はプレイイングマネージャーで。 成績かがです。 結構やるんです。ま、守備の方はいいんですがね。打撃のはちょっとね。 ピッチャーも落としですからスタミナがなくってきし やっと10勝8 敗まなんとか星を残したってところね。 あ、そうそう。応援下やってみせる。 応援家ですか? 6段悪なんです。バリっとしたのがな。 作が私で選曲がなんですの。 なるほど。 よし。やろやろ。 え、歌うの?嫌だっては いちゃん。 みなる。 みる君も一緒に歌いなさい。一緒に歌。はい。 さあ、元気で行こうぜ。菊くまる野球部応援化さ。 ジャイアンツは強すぎてつまらないチーム。 [音楽] キクまるは弱いけどファイトのチーム [音楽] ご あとよさんあなたお運びしてねる いいじゃないのグッドアイデアだわさんのこと [音楽] お父さんもうお話になったの絶好のチャンスだわ今度こそなんとかホームさせなきゃみでブロック [音楽] うまくやりましょうよ。 絶対絶対フレフれきくまる。フレキくまる。 [音楽] [拍手] [音楽] ああ、いらっしゃい。あなたでしたか? あら、私じゃ悪いた。 いや、すいません。突然なもんでね。何のです? 深川さんに建築現場を案内してもらおうと思って。 おお。建築に興味があるんですか? このビル東京タワーの展望台より高いんでしょ? ええ、1 番先に登って友達に話をしなくっちゃ。 うん。 私して何でも新しいもの見ておきたいの。 [音楽] なるほどね。 こらこら。叱られるわよ。お母さんに何探してんの? ね、ちょっとこれ見て。 へえ。 活かすじゃない。ちょっと焼き物ね。渋すぎるかな?知らなかった。お母さんこんなの持ってたなんて。 [音楽] ずるいわ。お母さん行かすのちゃんと奥の方にしまっとくんだから。でも渋いな。あ、お客さん見えてるわよ。 そう?誰? この前見えた香川さん。 本当?ちょっと行ってみる。 泉だめ。ちゃんと片付けてから行きました。 さん好き。お願い。だめ。こら。いらっしゃいませ。 ああ、 この間ごちそうさでした。い や、 ドン。お腹壊しませんでしたか? うん。あれからもう一度お友達連れて食べに行ったのよ。 ああ、 ナムると美味しいわね。 ああ、あれ、あそこじゃ一番うまいんですよ。 何?食べるもの? 挑鮮料理よ。安くて美味しいところ案内してもらったのね。 いつ行ったの? 先週よ。香川さんが立ててるビル見せてもらいに。高いのよ。 36回でね、地上147m、容数が 1万2000人、エレベーターが35 台もついてんの。でも私たちが登ったのは 1番上じゃなかったわね。 ああ、えっとこれね。 サンキュー。何よそれ。ランプ避けよ。香川さんにく約束したの。 シートの後ろの見えるところに置いとくと大底の車が避けて通るの。どけ屋と間違えのね。怖いのね。あ、あら、香川さんは別よ。怖くないわ。 [笑い] いや、どう? 泉みちゃん。お茶の稽古に行くんだろ? うん。 じゃ、もう行かないと遅くなるぜ。 本当よ。 うん。 でもやめちゃっと。 ダめよ。サボっちゃだめよ。 うん。 だって泉さんちょっと何よ。どうして言わなかったのよ。香川さんと外で会ってたこと。 あら、そんなこといちいち言わなきゃいけないの? いけないわよ。みんな大変なんだから。何が? 香川さんね。裕子にどうだろうっておっしゃってるのよ、お父さん。 あ、フルサーさんとも相談して自然に付き合っていただいてうまくいったらってだって。 そうでもしなきゃ。あの子もうお見合い釣れしてるから。 どうしたの?まだ出かけないの? あなたどこ行くのよ? やっこんとこ 行けません。あなたうちにいなきゃ。 どうしてよん。 どうしてもよ。 どうぞ。 あ ねえねえねえね。 話があんのよ。 何? ちょっと来てよ さ。どうぞ。 あ。 ま山さん、奥様、お変わりはございませんか? なくなりました。昨年で 7年期に当たります。 そう、も知らなかったわ。それで今は [音楽] み冬さんお嬢さんと 2人だけです。 そう。その方おいくつ? 降参っていうと18ですか? そう。お寂しいわね。 [音楽] 正直なところ山さんもう行けないんです。僕も覚悟しているんです。 の最手術ってこと自体がもう僕も言ができないうちに亡くなられるのが辛くてみふ冬さんも先生の妹さんからそれとなく聞かされているんじゃないでしょうか。 妹さんと言うとのり子さんとかおっしゃる そうです。家をついでいらっしゃる。 ああ、すまん、すまん。お構ができなくって。 あの市でも食べてゆっくりしてってくれ。 いや、そろそろ失礼します。今夜友人の創会があるものですから。 いや、君、もうちょっと言ってくれ。前子は呼びなさい。 それが出かけたんですよ、今。泉みっと。 え、どこ行ったんだ、一体。 いらっしゃいませ。 何する?グリーンティー。いいわね。 うん。2つ。 はい。 何の話? 1 人でプリしてさっぱりわけがわかんないわよ。今話すわよ。困っちゃうな。 ねえ、最初に聞くけど、お姉さんどう思う?香川さんのこと? え?川さん?どうって? うん。 好き、嫌い、旦那様の校舎として 何言ってんの?私まだかさんと 2 度しか合ってないのよ。どうかしてんじゃない? そのどうかしてるっていうのは舞台裏で始まってんのよ。みんなで凶暴してお姉さんと香川さんを一緒にさせるんだって。 [音楽] まさか 本当よ。今んとこ香川さんは知らないけど 2 人を自然にこうしちゃおうって。そういう風にし向けるんだって。まあこ互期待ってとこね。 [音楽] 本当? 本当よ。初お姉さんから聞いたんだからみんなで協力してるんだって。お母さんもそうらしいわね。でも内心嬉しいんじゃない? [音楽] [音楽] 何言ってんの?悪趣味もいいとこだわ。最低だわ。怒かった。 そうよ。怒かるわよ。人権住林よ。そんなイカ様私絶対引っかからないから。 そうよ。絶対引っかかっちゃだめよ。 ばっかにしてる。 グ裂だわ。応募、反動だわ。こ戦うべきよ。ひどいわ。お母様ね。 ねえねえねえ。私がピンチになってもいいわよ。お姉さんが香川さんのこと嫌いだって言うんだったら私が好きになっても関係ないんでしょ。 [音楽] [音楽] そう。そりゃやしないけど。 そう、よかったわ。お姉さんありがとう。 私ほっとしたわ。もしお姉さんと勝ち合っ たらどうしようかと思ってたの。 よかったわ。 あなたあんなの趣味なの。あんな プリミティブな感じ。うん。ちょっと内部 な。 へえ。 の 退屈しないかしらね。うん。私好きよ。 ふん。 お姉さん、ホームランコースの球見逃した のかもしれないわよ。何言ってんの? わざと見送りよ。へえ、 どうぞ。 ああ、俺だ。なんかよか。 え、バレた。バレちゃったのかい?もう君んとこ秘密保持はダメなんだな。 え、泉ちゃんの方がはあ。それはそれはだからこっちも弱っちゃってんだ。ま、こうなら強気で行くより仕方がないだろう。 うん。だからさ、科学の確かめてくれよ。え、もちろん裕子の方をさ、どう思うかって。 分かった。 なるべく。うん。あ、もしもし。もしもだぜ。泉ちゃんの方がいいとなったらどうするんだ?いや、それはわからんぜ。男と女のことだから。 [笑い] バカね。すっきりしないのはね、ゆちんがその人のこと好きだからよ。 そうかしら。 そうかしらじゃないわよ。その感情のモヤモヤっていうのがね、ジェラシーっていうのよ。わかる? ジェラシーなんかじゃないわ。 どうかしらね。だけどもったいないことしたわね。 泉ちゃんにうまいこと出し抜かれちゃってさ。 出し抜かれたりなんかしないわよ。こっちにその気がないんだもん。 あんた条件が難しすぎんのよ。出身公で寄り好みして食業で茶もつけてお面が良くなきゃいけなくて趣味で評価して両親が揃ってなきゃ性格が円満々満じゃなくてそのくせ家つきつきバ抜きで そんなこといいやしないわ。 でもさ、あんた7回もお見合いしてて男の 人のどこ見てたの?男の人のいいところ ってのはね、パーと派手に目につくのは王 にしてこれイカ様。そうじゃなくて じっくり観察してくうちにじわりじわりと こう味が出てくる。これが本物よ。私の 旦那様みたいに。もういいわよ。それに男 は女の体当たりに弱いんだから。関係ない わ。やっ そんなつまらないおしりしてるんだったら 私帰える。 なんだ?本気で開いてんの?裕子 いらっしゃいませ。 これどう? うん。2万5000。 25万よ。 え、 1万2000円ね。 [音楽] これどう買って え、 2万8000円。 2800円よ。 [音楽] ねえ、これからドライブしない?江の島の夕方って綺麗よ。 これからですか? 3時にフルサさんと会う約束があるんだ。 フルサのおじ様と。 そう。 何の話かしら。 ああ、すまないね。忙しいの。 いえ、 おじ様ってここで見ると貫禄ね。 こいつそれじゃつも貫禄がないみたいだ。 嘘、嘘。月王子様って。 長さ。 あ、何でしょうか話って。 うん。 どうぞ。お話しなさったらご用が終わりなんでしょ。私かマナーはよ。 うん。ま、急がないんだろ、君。ええ。 別に 私が一ちゃ邪魔。ま、 なんだか邪魔そうね。じゃ、私帰る。 そうか。 バイ。 まっすぐ帰るんだよ。 さよなら。何のお話でしょう? うん。 香川さん、今度の日曜日のドライブいいわね。 いや、それはまだ分かりませんよ。僕の仕事の方が だめだめ。約束したわよ。おじ様ご機げよ。 はい。 じゃ君たちいつも会ってんのか?泉ちゃんと。 [音楽] いつもって3 回ぐらいです。今日も昼前に両の方に見えましてね。買い物に付き合いって強引に拉致されたんですよ。愉快な人ですね。 うん。それそれそれが困るんだよ。それが あ、 ただいま。 どこほつき歩たんだ。 娘のくせにこんな時間まで セットして峰村さんの初動に行って仮縫いしてやっことしゃぶしゃぶ食べてそれだけよ。 そんな風だから遠どくなるんだ。 あなたいきなりそんなことおっしゃったって。さっきまでねさんが見えてらしたのよ。ここにフルサーさんもご一緒にあなたのことどう思うかって聞いてくださったのよ。泉のこともでしょ。 裕子、まあまあ、お父さん、ゆうちゃん、ま、そうなんだがね。こいつはこのなり上そういうことになったんで気を悪くすんないな。 そうよ。かさん円談のことしばらく考えさせて欲しいって。私たちはもちろんよりあなたの方が先だと思ってるんだし。まだ話が始まったばっかりなんだから気にすることなんかちっともう私自分のことは自分で責任持ちます。 どういうことだ、それは? 世話なんか焼いて欲しくないの?誰でも年頃の男の人さ見るとすぐっつけられて考えられちゃ叶わないわ。私お姉さんたちとは違います。 裕子な何ていうこと言うの?裕子さん、そんな言い方ってありますか? お母さんだってひどいわ。私に何も相談なさらないであんまり。うん。 困ったやつだ。全く 私もう嫌。あんなのと一緒にいるの嫌だわ。 おい、お前までフィス起こすなよ。 あなたこそどうしていからないのよ。バカにされてんのよ、なったん? いや、そらまう俺だって面白がないさ。いや、しかし [音楽] ただいま。あら、スイカ美味しそうね。 どこうずいしたんだ?お前も どこって?ドライブ香川さんとよ。行けなかった? 香川さんと。 うん。江の島から鎌倉も回って。あ、そうそう。鎌倉でもうセミが泣いてたわよ。 そう。セミがね。 うん。江の島の夕方って綺麗よ。 それから 初さん。 それからそれから香川さん両まで送っててあげたのよ。 バカ。いい加減にしろ。 泉ちゃん。さんさっきここへスたんだよ。さささんと一緒に しおやすみ。 泉川さん来たんですってね。何しに教えてよね。考えさせてくれってしばらくの間。 考えるって何を? どっちを選ぶかってことよ。私とあなたの。 ふ、そういうこと。スケットしない感じやだな でしょ。だから私田舎なかってってだっ嫌い。ふん。そういうことか。 [音楽] 引きようよ。男らしくないわ。九州男事のくせに。どうしてやろうかな。両亭見かけるなんてよ。 え、そう。これから呼び出してと 2 人で吊し上げるとこ。うん。まだよ。敵は いい。じゃんじゃんのよ。メート上げさせて空気入れてやるの。そしたらほん音履くわよ。男って女よりは正直なんだからちょろいもんよ。 ええ、うちではしょっちゅその手でそう生態済みなんだから保証するわ。 いつもお父様にご引きになってお母様お変わりございませんか? え、うちじゃん少し変わりなさすぎるみたいよ。お母さんなんか錆びついちまいそうよ。 お母様にたまにはお出かけくださいませ。お料理はもう一方お見えになってから。 そうね。ガさんって方が見えたら通してちょうだ。 そうですか。今日はお茶の会の うん。革命よ。文化大革命。 あら、さよ。まあまあわかんの。 はあ。なんとなく自己批判を求めるのよ、香川さんって方に。 そう。それお楽しみでございますわね。じゃあどうぞごゆっくり。そろそろお料理運んでいただいていいわ。それからお酒もね。はい。はい。 あら、あの人飲めないっつってたわよ。 だから面白いのよ。生体実験ちょろいんだって男なんて 何それ? お見えになりました。 遅い遅い 遅いわよ。 何してたのよ? あれ?2人だけですか? そこ座なさい。 あ、 お酒どんどん運んでね。 それともこれになさる。 いや、僕は後で 飲みなさい。実験なんだから。 実験 いいの?なんでもちろいんだからね。 さ飲んでよ。 あ、お父さんまだお見えにならないんですか? 来ないわよ。 しかし石静かさんから来るようにってこ付けがあったんですけどね。 あ、私たちだって静かよね。 あ、 お飲みなさいよ。さあ、 なるほどね。かさん、あなた男でしょ? 九州男事だってね。 まあ、そういうことです。 じゃあ伺いますけど。考えさせてくれってどういうこと? ああ、あのことですか? 笑いごっじゃないわよ。怒ってんのよ、私たち。 あ、 それど ドムじゃないわよね。 さあ、お開けなさいよさ。 ああ、 はっきり石表示すべき考えさせてくれなんて。そんな逃えきらな。スカットしなさいよ。スカット。 弱ったな。 弱ることないですよ。つまり私とお姉さんと 2人のうちどっちが好きかってことよ。 つまりどういう困るな。 困ることなんかないじゃないのよさ。はい。はっきりして。 よし、じゃあはっきりしましょう。つまりですね、好きなことはどっちも好きなんです。そんなのないわよ。そんなずるい。 そうよ。とぶけたそは行かないわよさ。おっしゃいよさ。 あ、困ったな。 はっきりしなさいよ。絶対はね。大丈夫ですか? 人のこと心配するよ。自分の心配したらどうなんのよ。はい。お釈しても。はい。 へえ。行けるんだね。はい。え? あらあら。どうしたのよ、 2人とも。 あ、いただ。大丈夫よ。 生体実験なんだからすごいわ。大変だこれ。 おいおい こんばんは。 ジャイアンツは強すぎてつまらない。やばい。やばい。あ、ほら。なんだ? [音楽] お父さん。 私またこれらかと思っちゃった。 バカ。 どうもすいません。あんまり飲みっぷりがいいもんだから油断しちまって。 ああ。お父さんかさんが運転してきてくださったのよ。 どうも。はい。はい。 はいはいはいはい。行きます。 [音楽] お父さん かさん何か話があるそうです。 あ、そう。 じゃどうぞ。 あ、しっかりしてよ。あ、も苦しい。 香川さんってたらしがないのよ。お酒進めたってね。僕は飲めません。飲ませんの一張り。あんなのダめよね。お母さん わかった。わかった。うまいこと言って。お母さんが住めたんでしょ。嫌。もうキラキラ。うん。 こないだ考えさせてくれと申し上げたんですがはっきりお断りをしたいと思います。 うん。しかし君の問題はそう慌てて結論も出さなくても はあ。 僕は貧乏なのうちに生まれました。ま山さんに拾っていただいたおかげで今こんな風に仕事をしていられるわけなんですが。 そんな君環境だとか育ちだとか僕とかそんなことにこだわるうちじゃないんだから。 いや、こだわってるわけじゃないんですよ。裕子さんにしても泉さんにしても素直で円満で明るくってとてもいい人だと思います。 しかし僕とは世界が違いすぎるような気がするんです。 うん。 皮肉に取られては困るんですが、僕にも時々ついていけない時があります。それはおそらくお 2 人の方にも僕を理解できないってことがあるんじゃないでしょうか。それに今年の後半東南アジアの方へ仕事で飛ぶことになりそうなんですよ。まだまだ仕事じゃやりたいことがいっぱいありますしね。なるべく身軽でいたいんです。 そうですか。 ダめですかね。残念だな。申し訳ありません。大変手前勝手なことを申し上げて。 いや、そんなことあんない。どうした?寝かしたか? ええ、すいませんね。お手数かけまして。 いや、それじゃあ僕はこれでそう。 あ、 泉。え、ね、かさん、もう一度釣りし上げてくれ。うるせえ。 あ、ならないぞ。 よし、私1 人でとっちめてくる。川さんどこにいんの?あ、行ってやんない。な んだ、その格好は ねえ、どこにいんのよ。あ、でもっさり お帰りになったわよ。もうあなたあの円談られたのよ。え、だらしのないやつだ。 しかしお仕事しましたね。うちのチームの 5番バッターに良かったんだ。 あなた野球じゃないわよ。 [音楽] [拍手] やだわん。顔見れないわ。 何言ってんの?今まで散々見合いことあってきたくせに。 でもやだ。絶対にや。ただいま。泉に行ってもらってよ、私。やだ。もっと後で行く。何揉めてんの?フルサさんが見えてんのよ。この人お茶運ぶの嫌だって。 子供みたい。 へえ。 ほら。しょうがないわね。泉さん運んであげて。 [音楽] オッケー。 おい。伊さんのお相手しててくれないかな?店せで。 フルサさん、どうなったんですか? ちょっと待っててもらってる。おい、ま山が亡くなった。そうだ。 [音楽] いつです? うん。もう一つにもなるらしい。か君がお葬式に行ってきて、沢も昨い聞いたそうだ。 あ、嫌だな。俺も友達の死んだ知らせを聞くようになったか。あ、じゃ、店の方頼むよ。俺見本取ってくるか。 はい。ああ、親父も年を切りすようになったか。お母さん、私も残しといて。 [音楽] お母さん、どうしたの?わかんない。どうしたのよ、お母さん。どうかしてた? どうかしてたもないもんよ。幽霊みたいになっちゃって。そう、気がつかなかった。 ご質想考えなくっちゃ。いらっしゃい。 お、限界。 振られちゃって元気なはずないわよ。 [笑い] まあいいし、たまには。 今日はごゆっくりでしょ。 いや、今日は俺もそうしちゃおれないんだ。まずこれを香川君がかってきた。 あら、いい感じね。 これ山んところから片分けだそうだ。 そう。 これいいもんよ。 なんだみちゃん分かるのかい? 私習ってんのよ。これくらいの目は聞かなきゃ。でも本当にいい感じね、これ。 こんな結構なもんもらっちゃ黙ってるわけにもいかんだろう。公電を送るのも今更形式メるし。 そうね。 急の先行を送って差し上げたらも々しくなくていいんじゃないかしら。 うん。そうするか。 じゃ、とりあえずお礼嬢と奥闇の手が目指出しといてくれないか? はい。これ触っちゃだめよ。これ高いんだからね。でもいいわね。瀬戸物って。 瀬戸物じゃないわよ。有田なんだから。 いや、これは今りさ。 そうでもいいものがいいわよ。分かったみたいなこと言ってるわ。 [笑い] あ、そうそう。お前のもんで止め持ってたな。 帯止めですか? ほら、使ってたじゃないか。昔どんな形だったかな。 さあ、覚えていませんわ。 うん。そうだったかな?あれは前のじゃなかったのか。 あら、もうこんな時間よ。学校遅れちゃうわ。行ってきます。 あ、行ってで。 いってらっしゃい。 兄さん行ってきます。 あ、ちょっと 泉ちゃん 書き止め。 どっから? えっと、ま山美冬。 ま山さんのなんかか 知らないわ。 [音楽] まやみふ冬。 このように突然初めてのお手紙を差し上げ さず驚きのことと存じます。 風の品は亡くなった父の大切にしていた ものです。是非ぜひあなたのお手元に置い ていただきたいのです。 [音楽] 是非 私と2人だけの秘密にしてください。 [音楽] 学校行かなかったの?気分が悪いからやめちゃったわ。 そうね。お母さん変だと思わない? [音楽] 変って何が? 気がつかなかった?変よ。 帯び止めだってちゃんと閉まってあるくせに。うん。でも忘れてるんでしょ。もう年だから。気分が悪いから [音楽] 1 人にしといてよ。ごめんなさい。変な子。 [音楽] その自分山はまだ独身でね。俺たち 羨ましかったな。 も子供もなくってさ、綺麗さっぱりしてて、ま、戦争終わって 12、2 年の生活の苦しさってのはなかったからね。 どこ住んでらしたの?まさん 名人宮の表さんだ。今でも残ってるけどシャレターアパートだった。 [音楽] うちによく見えた らしいね。何しろあの自分は、ま、俺もそうだったけど君んとこの親さんも商売盛り立てんのにシャが力気になっててさ。 そんなに ああ、横山町の今んとこにカ建築の店立ててた。ま、何しろ食うことが先で着物なんてのに木の回る時じゃないからな。東本清掃大変だった。 それから結婚したの?まさん。 [音楽] ああ、九州へ帰ったね。あ、なんで突然九州へ帰ったのかな? そんなに突然。 俺も友達付き合いどころじゃなかったけど、随分後になって聞いたね。ま、東京にいたはずだと思ってたから意外だった。どういや [音楽] internetだったのかな? そう。奥さん九州の方? うん。土地の人らし。 お嬢さんを1人。 ああ、みふさんって言ってたな。 みふ ひがでみふゆさ。 [音楽] そうか。君もひがだったな。泉。 はい。もしもし。あ、なんだ泉?どこに いるの?あなたば学校サボる気だめよ。 お父さんがいないからってそんなに 遊び歩い?え?羽田。あ、これから九州 行くんですって。 どうして?あ、ちょ、ちょっと待ってねえ。泉今羽田空港からかけてるのよ。九州に行くんですって。これから泉さん行けません。九州行けます。 お母さん ごめんなさい。 ちょっと行ってみたくなったの。九州へおすかだいぶ溜まったから。 [音楽] それだけよ。 理由なんか何もないわ。行けます。 そっからすぐ帰ってらっしゃい。だめですよ、泉さん。 お母さんが心配するようなことは決してしませんから。泉を信用して。いします。 どうしても行ってみたくなったの。じゃ、切ります。ごめんなさい。球までお越しくださいませ。 [音楽] 九州なんて何思いついて行く気になったんだろう。 九州へ行くんだったら山さんのところじゃないかしら。それ以外考えられないわ。 ああ、そういやこないだ山美冬ゆって人から泉当てにこのぐらいの小を送ってきたな。 あなたそれどうして黙ってるの?ちゃんと言ってくださらなきゃ。 そんなことをいちいち報告しなきゃいかんのか。 何言ってんの? うちのことで私たちが知らずにあなただけは知ってるんじゃ困るわ。 俺はね、このうちへ来る前に 20 何年もよそで飯を食ってきたんだ。そいしこのリドりやれるかい? 何もそんな言い方しなくたって。私だって随分気使ってんのよ。うちの人たちとあなたの間で。 分かった。わかった。とにかくみんな動画してるよ。 この兄さち。お母さん、男取りましょうか? いいえ、大丈夫よ。あ、どうして?だってお顔の色が悪いわ。そう。 お母さん何か隠してらっしゃるのね。 だってこな間だからとっても変異よ。 フルサさんが見えて前山さんが亡くなっ たって聞かされた時もそうだったし今の 電話の時だって。 お母さん、昔、ま山さんと何を言うの?裕子さん、滅たなこと言うもんじゃありませんよ。お父さんの耳でも入ってごらんなさい。冗談では済まされませんよ。 冗談?冗談だっておっしゃるの?お母さんお父さんに聞かれるのが困るのね。 お母さんってそういう人なの?ご覧なさい。び止め。お母さんは知らないようなふりしてたけど私も泉もちゃんと知ってたのよ。そこに入ってるの。ゆ子さん待って。 いいわ。聞いてちょうだい。何を言おうっておっしゃるのよ。長い間誰にも言えない。とっても苦しかったこと。 いや、聞きたくない。母さんを許して。母さんね。 いやいやいや。行っちゃだめ。 そんなこと聞きたくないわ。母さんなんか母さの顔なんかもう見たくない。 ゆこさ [音楽] 竹のし太郎さのこだら日 [音楽] やらざ金 [音楽] の新とかれかしではあらよお [音楽] 円負けよ。早くさの道にあんだみふゆさん。 [音楽] はい。 泉、東京の石塚泉よ。 [音楽] お家どこ?何度も教座ったけど言われる ことが半分ぐらいしか通じないのよ。 こっちなんです。 [音楽] のりこばさん、東京の石塚さんの泉さんがお見え漁ったよ。泉さんが。 いや、本当にま、遠いとこよう見えん去さった。 きつかったでしょう。東京都じゃ本とけんね。 あんたが手紙をな。 ごめんなさい。どうしてもあの石は泉さんにあげたくってお父さんの片じゃけんだってさんはなお父さんのもっとしれんけんね。 送ってしもったも仕方なくもういいけどな。あのことは泉さんに言うたらいかんよ。分かっとんなん。 泉さんは何も知らんと見えさったとじゃろか。 わざわざご丁寧にあ、 遠いところよ察け吉地の妹です。初めまして。泉です。 この度ご就様で 美風やご挨拶したけ? はい。 あい、こんにちは。したよ。 俺も そう。 あんた 瓶がまだ終わっとらんけど。 あ、そうか。じゃあ後で俺は行っちみよう。知らせてくださりゃまでお迎えに行きましたとに。 本当にね、分かりにくかったでしょう。 はい。 この前は古沢さんがお見舞えて兄喜んでおりました。 お父さん、お元気でしょうか? はい。 私は女学校の自分何度かお会いしたことがあるけどおかげ様でたには寝込んでみたいなんて言ってますわ。 お母さんもお変わりないですか?はい。あなたのお母さんは本当に気持ちの優しいお人でね。そうそう。 パーマネントが流行った頃もあっさり後ろにカを束ね取られて本当に綺麗なかった。東京のお客さん本に綺麗か人ね。 うん。 みふゆさん、あんたも座敷におった方がよかろ。 そうする。 これうちの詐がお嬢さんにはどうじゃろかな。 いただきますわ。私相と行けるんです。 お、そりゃそれ腹らせるべ。おのり子お釈し 大丈夫じゃうか。 あの、色が変っちゃった。 美いしい。 そうですか。いやあ、良かった。よかった。け吉ち兄さんと 2人でよ飲んだとですよ。 2 人とも無口なくせに飲み始むと長いつまでもおつもりにならんでな。 [音楽] さんももう座ってお釈でも新 はい。 お釈してくださる。 え、 もうちょっと反対吉兄さんのおしさつけてるからうまいもんじゃ。 東京タってどのぐらい高い手ですか? そうね。街中のちょっと高いところに登るとどっからも見えるみたいよ。 こいつ東京中と東京橋か中みたいに思って 泉さん。 これはお願いですけど、 実は明後日がけ吉地兄さんの四君地のコツめなんですよ。それまでここに泊まっててくださる。なんじゃったらお父さんにはうちから電話ででもお願いしますけ。 え、そうします。うちの方は大丈夫ですから。 そうよかった。け吉ち兄さんもきっと喜んでくん去る。本によかった。 みゆさんごめんなさいね。急に思い立ったもんだから何の土産もなくって。東京帰ったらなんか送ってあげようか。 いいんです。いらしていただくなんてそれだけでも夢見た。 [音楽] 私すぐわかったわ。途中であった時私もすぐにすれ違ってあっと思ったわ。インスピレーションね。きっとどこで出会ってもわかるわね。ええ。 あのね、あなたが送ってくださったもの確かに頂いたわよ。送る時随分迷ったんです。 [音楽] そうでもどうしてあれ私に送ってくださったの?母や上の姉たちに送ってくるんなら分かるけどあなたのお父さん会っていないの私だけなのよ。 [音楽] どうしてなの?あれは父が大事にしていたものなんでしょ? え?あれは父がまだ学生の頃中国へ旅行した時の記念なんです。あの石を見ると目が現れるみたいだって言ってました。 [音楽] [音楽] そんな大事なものどうして私にくださるの ?おじさんおばさんご存知? [音楽] みふゆさん何話してらっしゃるの? おば様みゆさん高校3年生ですってえ何が お得意?科目で英語です。そう やってる?テニスをやってるんです。 お父さんもテニスやってらしたんでしょ? ええ、父から教えてもらったんですよ。いいわね。お父さんとってもいい人だったのね。みふゆさん、泉さん疲れてらっしゃるんね。もう休んでもらわんば。それじゃあおやすみなさい。おやすみなさい。 [音楽] ここですよ。県吉ち兄さんのおいでになっ たうちは ここを譲ってくれって人もあるんですけど ね。そう、急にもね。 みふゆさんが時々掃除してくださる。でもやっぱりうちは人が住んどらんとどっかが荒れてくるんですね。 でもそうでもありませんわ。どなたかどこからか帰っていらっしゃるみたいで。ここが建け吉兄さんの所斎だったんですよ。 何も動かさんと兄さんがおいでになった時 のママなんですよ。 みふさんが四住君地まではそうしといて くれ言うって ここへ来ちゃお父さん思い出してるん でしょう。 親とこと2人きりですけんね。 [音楽] こっちが仕事場です。 [音楽] 綺麗でしょう。この赤の色。こるうちに 自分が色の中に溶け込んでしまうみたいな 。 この政治もいい色しとるでしょう。 こういう字肌に染みとるよな。なかなか 打線です。 なんて言ったらいいか人の心の綺麗なもん でないと打線とですね。 [音楽] 泉さん、この壺もいい形しとるでしょうが 、なんとも遺嫌すっきりした。綺麗だな。 素人が知ったみたいなこと言うようです けど、ま、腕の立つものは温っても建地 兄さんほど魂の綺麗な峠芸家はおらんと でしょうね。 派手なことや名前の出ること本嫌がる人 でしたけんね。6年ほど前に東京の デパートで古典を出さないかって話があっ た時も本人が真っ先にぶち壊してしもって ま、そんな安倍でしたけんね。周りが どうってみても仕方なことでしょう。 この6台で日がない1日形にしては粘土に こね、こねては形にして そうして温った時が1番極楽だったん でしょう。苦しいことも辛いことも忘れて おさったとでしょう。 おばさん、 私誰にも言いませんから本当のこと おっしゃってください。 私前の子供じゃないんでしょうか。 主催の壁のシ、あれは母が作ったものです 。1目見ただけで分かるんです。東京から ずっともしかしたらて疑ってたことが嘘 じゃなかったってそう思ったんです。 まさん私のお父さんでしょ。みゆさんは私 の妹さんだわ。そうとしか思えない。 寝おばさんおっしゃって。そうでしょ。 おばさん、私誰にもいませんから約束します。お願いします。私それが知りたくって東京から来た。ただいま。お帰り。学校から走ってきたの。 [音楽] お父さんの作ったものみんな見てくれました?え、みんな素敵ね。おばさんかは? そうね。を見てもらいましょうね。右が今り。 [音楽] この突きれてるとこが今リア。あっちの小さな島が七津島。その向こうがぶ子から津。あっちが平どよ。 [音楽] 晴れた日はよく見えるとですよ。 海が綺麗だわ。静かでしょう。 亡くなったお父さんもいつもここに来て海を認った。 お父さんたらなも喋らんで [音楽] 1時間でも2 時間でも見とん去った。何を考えていらしたのかね。私にもわからん。わからんけどきっと何かじっと来られていなさったんでしょう。苦しいこと、辛いこと切ないこと。 [音楽] 泉さん、人の生きていくうちにはな、自分 ではどうにもならんことがあるんです。 心の綺麗な人ほどどうにもならんのです。 それは責められんとよ。攻めちゃいかんと よ。許してあげないかんとよ。 [音楽] 分かっとってもな、口に出して言うちゃ いかんことですけんね。私も言いません。 口に出して言わんでも心は通じてる でしょうが。そうでしょう。 [音楽] に用人物前方便大日本無 [音楽] 結構が約色原者風天同道実罪滅意見が議教神進神進法一合欲 [音楽] 道中が上地修条道不用道水王世龍さが良 [音楽] どうしたの [音楽] お父さん死んでしまって。 [音楽] ないのよ。いくらでも [音楽] 1人になっちゃったんだもんね。 [音楽] 泣いていいのよ。 [音楽] ごめんなさい。もういいんです [音楽] ね。見て。 とっても変なこと。 そっくり ちょっとしたミステリーね。 やっと笑ったわね。 私とっても気にしてたのよ。 あなた1度もそんな笑いを見せなかった もんね。 そうじゃったろうか。そうじゃったです。 だめよ。もっとハッスルしなきゃ。泣い てる暇なんかないくらいに 何にでもモリモリハスルするとです。 でも私も久しぶり。 泣いちゃったわ。 [音楽] 宮鉄新ただいまこれお土産ある。 お帰りなさい。 お帰りなさい。 いらっしゃいませ。 ただいま。お、 あら、お父さん疲れたような顔してるわね。あ、これお土産よ。お店の方に。 ただいま。あ、くびれた。どうしたのよ。お父さんカンカンよ。 あ、そう。 呆れたわ。全く気まぐれもいいとこよ。 泉、奥行きなさい。 しゃあなですね。 座んなさい。ここへ。ごめんなさい。お父さん。まさんとこお参りにしてきたのよ。 バカ。へ行くなら行くで。ちゃんと親の許しをやってかにしたらどうだ?若い娘のせになん? すいません。 前山んとこどうしてる? あの、本家が作り酒屋さんでね、後をついでらっしゃるの子さんって方がとってもしっかりしてらっしゃるもんで、お嬢さんそこに引き取られてましたわ。お父さん、あそこのお酒とってもんだから。 バカ調子に乗るな。 すいません。 やりたいことやったって間違いがあった時どうすん?もっと自調しなさい。 はい。 分かったらもういい。2 度としちゃいけないよ。もういい。行きなさい。お父さん [音楽] なんだ? それだけ? それだけたらなんだ? うん。じゃいいの。わかりました。これから反省します。 バカ。 お父さん好きよ。とっても好きよ。 調子に乗るな。 [音楽] [拍手] [音楽] うまくいったわ。無材方面よ。飽きれた。 前さんからたくさんお土産いただいちゃったわ。松浦付けにウニガニ僕たちの分ね。丸ボロ日光校よ。 まあ、 ま、で九州の物散店ね、前さんとことってもよくしてくれたの。今りっていいとこよ。私また行くんだから。お母さんは伊東のよ。もう 1週間になるかしらん。 1 人で。 そう。ちょうどあなたは九州へ行った後だから大変だったのよ。あなたにも半分ぐらいの責任があるのよ。何が言うの?裕子とお母さんはこれ。 あ、 どうしたの? それがなんだかさっぱりなの。 お母さんは突然行っちまうし。裕子はゆ子でここんとこ誰とも口聞かなくなっちゃって。ただいまね。喧嘩したんだって。お母さんとどうしたのよね。何があったのよ。教えてよね。 喧嘩なんかしてないわ。 ふん。あちって。あら、そう。そういう態度。とんがってろ。へがり。 九州か。いいな。僕も九州だけまだ行ったことないからな。 あなた黙って蒸発したりしちゃ困りますよ。 うるさいないち。 何もそんな言い方しなくたって。もう喧嘩たくさん。 そうでなくたって誰かさんに手を焼いてるのに。 伊電話したのかお母さんとこ。 ええ、でもお母さんまだ帰りたくないって。裕子も裕子だけどお母さんもちょっと頑固ね。 一体お前たちなんで喧嘩したんだ?裕子まあいいじゃないですか。お母さんだってよかけるのは久しぶりだし今頃きっと美味しい魚でも食べてのんびり骨休みしてますよ。 しのない子 驚いたわね。おの結婚する間っていくつだと思う? 42 よ。ふん。外務所勤めっていうだけで結婚する気になったんだな。全くおかった天才ぶるんだから。もう英語かなんか使っちゃって外交官夫人来るよ。つ村さんかと思ってたわ。あんなに長く付き合ってたくせ [音楽] [音楽] ところがね。 おのやつ結婚してからも時々つ村さんに付き合ってやるんだって。お宝らしいじゃない?スリルじゃない?結婚してて他に恋人を持つなんていらしいわよ。でも楽しいわよ。きっと私もちょっと試してみようかな。冗談よしなさいよ。できっこないくせ。 あら、随分甘く見たわね。私を旦那様オのモハ奥様だと決めてかかってのね。 できっこない。やっそこ どういたしまして。これでも誘われてんのよ。ドライブに。今度の日曜日。ほら、あの子よ。朝ぶのお医さんとこの時段ぼ安おって子。あの子なら卒がないし親切でお面もいいし。 [音楽] 帰るわ。 どうしたのよ。 もう絶好よ。あなたなんて不欠だわ。 何言ってんのよ。自分だって散々目までよってたくせに。私不潔なの大嫌い。 バカね。私が言ったこと本気にしてんの? どうせ私はバカよ。 本当にバカよ。私これでもちゃんとご手愛してるわよ。裕子、一体どうしたのよ。つからそんな冗談も通じないくらいひねくれてしまったのね。 いつかの香川さんって人とのことあれっきりまだ気持ちに引っかかってんじゃないの?もういい。なんだかおかしいわよ。この頃の裕子。もっと素直になんなさいの気持ちに。さよなら。何やってんのお父さん?別式 [音楽] 2 時でしょ?遅れたって私の運転のせいじゃないわよ。途中が混ですから。 おい。どこに入ってるか知らないか? どこにも入ってないのよ。ポケットじゃない。モーニングの。 うん。 あ、あった、あった。 お父さん。お電は うん。持った、持った。 おさ半勝ちは? うん。あららら。 あ、だめよ。靴下無事でなきゃ。 あらん。 私取ってくるわ。 あ、あ、お前らちっとも役に立たんな。 お父さんまで気が回りませんよ。 どこ行ってたのよ。朝っぱからいなくなっちゃって。 やっこんとこよ。 おい、もういい加減にしたらどうだ?え、一体何がらんだ。お母さんとの喧嘩は やだ。 お前1 人のためにうちん中が暗くなるんだね。面白くないことがあんなら喋ったらどうだ?な んでもないわ。な んでもないならプリプリするな。 裕子本当よ。子供たちだってあなたのそばに寄りつかないようにしてんのよ。 お父さん靴下履か してあげるわよ。 はい。 ここに座ってよ。 うん。 気持ち悪いね。九州へ行ってから急にサービス良くなって。 正直言うとちょっとした心境の変化です。 ほう。心境の変化ね。なからもういい加減にお母さんに帰ってもらったらどうだ?もう 10日以上になるだろう。 いいじゃないの。10 日が人だってもっとゆっくり声用させてあげなさいよ。 いや、俺が不自由だよ。お初子お前伊東へ迎えに行ってこいよ。 私が うん。 私はダめですよ。お店のこと、子供たちのことで忙しいんだから。 裕子がいいんじゃないですか? そうか。裕子ね。ついでに仲りしてくるか。 ゆうちゃん、あなた行ってよ。泉に行ってもらったらいいわ。ひねくれちゃったわね、あの子。 じゃ、泉、お前行ってくれ。 え、私? うん。 困っちゃうな。ちょっとまずいんだ。 なんだ。さっきの心境の変化も付け飽きばかい。 うん。でもちょっと じゃあいい。明日でも俺が 1人で行く。 ちょっと待って。なら私も一緒に行くわ。 変なやつだな。今嫌だって言ったバ鹿じゃないか。 でもお父さんが行くなら一緒に行く。 お前何のつもりで伊東へ行くんだい? お母さん向かに行くんでしょ。 本当に分かってんのか? お母さん。 お母さん。あ、りのばさんが多分ここだって教えてくれたから。 [音楽] いつ来たの? さっきの急行よ。お父さんも一緒。迎えに行くっていうからついてきちゃった。海が静かね。何してらしたの?こんなところで。 [音楽] 私九州行ってよかったわ。 ま山さんの墓にもできたし、みふゆさんや のり子さんにも会えたし、それにいろんな 知らないことも分かったし、やっぱり九州 行ってよかった。 私お母さんの味方よ。 安心していいなよ。泉さん、私ね、だめ。行っちゃだめ。決して口に出していっちゃいけないって。九州で乗りこさんがそう言ったわ。私もう今さんこれきりだから。お母さんも言っちゃだめよ。 [音楽] [音楽] 約束よ。お父さん待ってる。 [音楽] うん。味の叩きうまいね。息がいいんだね。でも毎日食ってたら飽きるだろ。わ がま行ってすいません。 いや、そんなつもりで行ったんじゃないんだよ。でもね。 はい。お父さんお釈。 うん。 お前 待ちやん。 おやおやおやおやおや。お はい。 おいしょ。 こいつま山んとこでお酒飲んできたらしいんだ。謝ったか。お母さんに心配かけたんだぞ。 もういいわよね。お母さん自行だもん。 またごまかす。 よっぽど大軍は良かったらしいんだ。また行きたいなんて言って。 [音楽] 49 日のおさめして前まさんの仕事バっての見せてもらったのよ。 のりこばさん来てくれてよかったよかったって。それからまさんがいつも散歩してらして山の上連れてってもらったのよ。いいとこね。今りの海って素敵よ。 のり子さんとても懐かしがってたって俺たちのこと。 あ、そうそう。忘れてった。のり子おばさんとこのお酒を送ってくださるって。 芸州つってね。冷やして飲むお酒。 ああ、そいつ楽しみだな。 黒がって美味しいんだ。松飲めんだのお酒。 こいつ酒の味なんか覚えやがって 許しちゃったよ。20 十歳だもん。選挙あんのよ。 ああ。全くでっかくなったもんだ。え、つの間に 20十歳になっちまったんだが。 しゃあなですよ。よく食べんだ。 [笑い] あなた。 ん、 あなた覚えてらっしゃる?終戦の翌欲翌年の 2月桐から帰ってらした時のこと。 うん。 なんだっけ?桐リなんてあの自分しょっちゅ言ってたからな。 その時がお腹にいたんです。大雪で東武線が止まってしまって、あなたより以上の道をずっと歩き通してお帰りになったのよ。 あ、そうか。線路道歩いたの覚えてる。堀本から無理やりもってきた物何だったかな。背中しってさ。 そこの抜けかかった靴で雪だらけになって明け方近くりなったわ。 そうそう。そんなことあったなあ。 私あの時とっても嬉しかったんです。申し訳なくて。だからとてもよく覚えてるん。 おい、どうしたんだ?おかしなやつだなあ。なんだ急に泣き出したりして。 やめ、やめ。お母さん、やめなさいよ。もっと楽しい話しましょう。お父さん、 一体どうしたんだ?言うことなんかあったのか? あれはお姉さんのわがままよ。レオ母さん、お父さんもっとビシビシつけなきゃだめよ。 ねえ、そろそろうちへ戻ってくれよ。 お前がいないとまあまあしちまう。何も話し合うってこともないけどもないとなるとボカンってしちまうんだ。変なもんだな。 [音楽] [音楽] ごめんなさい。申し訳ありませんでした。 いいじゃないお父さん。お母さんがうちを開けるなんてそ滅たにあることじゃなし。ゆっくり休ませてあげてよ。お父さんと思いやりがあるんでしょ。 [音楽] 夜の道をとことこと歩いて帰ってくるほどいいじゃない。 うん。俺はま、まだ痛いってんなら構わないけど。 ただ いいいい。お父さんの世話なら私が責任持つわ。お母さん心配しなくたっていいのよ。さあ、決まった。決まったと。 しかしこれは何のために伊藤へ来たんだか分かんなくなったな。 いいの。ちゃんとうまくいったのね。お母さんね。 [音楽] それはいけないな。喧嘩なんかしちゃ。 どういう理由で喧嘩をしたのか知らない けど。 僕に意見を聞かれても参考になるかどうか 。 生地血のつがりがあるとうまくいかない ことがあるようですね。僕の親父はね、 大変な大酒のみだったんですよ。もらった 給料を1度金じ枠ともあるくらいのね。僕 が全然なのにおかしいでしょ。 あれはいつだったかな?追きでしたよ。 お袋が財布を働いて買ってきた小中を親父 が何かに感謝してどまに叩きつけたんです ね。 あの時は実際歳ぐらいだったけど も親父に新張り棒で殴りかかったんです。 もちろんお袋にはすぐ止められましたけど ね。あ、私入れます。ありがとう。 の時ね、親父は殴られても殴られっぱなしぼっとしていましたよ。その翌と年の春ぷっくりしまったんです。 そう。 今工場で務者たちの生活を見ているでしょう。のがいますよ。 東北から出稼ぎに来たのも事業に失敗した のも あの連中の生活を見ているとね、 親父が酒でも飲まずにいられなかった 気持ちが大変よく分かってくるんです。 20年の上も経ってからね。 他人だとすっと理解できることが生地親と か兄弟だとどうしても分かってやれないん だな。 どうしても血のつがりにこだわってしまう んですね。そう、そうなの。 一ぺ他人になってみることですね。親とか兄弟の目で見ないで。まあ、簡単にそういうことになれば問題はないんだけれどね。でもね、 問題はないんだけど。はヨトンさん、 えっと、これでもう忘れ物はないな。 えっと、あ、が豆食ってパッパっパと。 なんだお前気がちったのか? おじないよ。忘れ物しないように歯は半カちとは時計がま口まあ万年目はメガネに食う口に手は手とパットでかけんの? うん。なるほど。鳩トが豆食ってパーか。 はい。行ってらっしゃい。 あ、忘れ物とした。 おいおい。あんまり引き目のないおじいだな。 いいからいいから。 あゆか。 行ってらっしゃい。 もういい加減でお母さん勘弁してやれよな。 あ、行ってらっしゃい。 早く早く。 おじちゃんがって。 何よ?また喧嘩するの? うん。もう喧嘩しない。あた知ってるわね。 お母さんとまさんのこと。 それがどうしたのよ。 あなたが九州に立った晩、お母さんと 2 人っきりの時に私お母さんに白除してもらおうと思ってたのよ。何もかも。そのくせいお母さんがいそうになった時、私お母さんの口から直にそんなこと聞くのがとっても嫌だった。話し合うっていうことは親子の間じゃ無理なのかしらね。人だったらよかったのね。きっと話し合えたのね。 どうだったの?お母さんとまさんの恋愛強烈だったの?そう、強烈らしいわね。 そうね。お姉さんのまだ知らないこと知ってるけど聞く?知らないことって冷静に聞いてよ。 いい。 私本当山 さんの子供よ。 さあ、もう1ぺ怒んなさいよね。いいわよ 、怒ったって。私怖くなんかないわ。 さ、怒んなさいよってよ。 怒ったりなんかしないわよ。でもあまり 驚かすもんじゃないわ。 お母さん苦しんでらしたのね。 20 年間も私やっと分かったみたいな気がする。 そうよ。苦しんでらしたのよ。この間だ。お父さんと一緒に一刀に行った時お母さん泣いたわ。 20年前、私がお腹にいる時、お父さんが 出張先の桐からの帰り行きで電車が止まっ ちまって夜の道を歩いて帰ってらっしゃっ たんですって。 重い田端物しよって線の道を打ち夜中に 着いたんですって。お母さんね、その時 嬉しかったって申し訳なかったって。そう 言って泣き出したわ。 その上まだなんかいそだったから私 ごまかしちゃったけど お母さんきっと その雪の番に前さんと別れる決心をしたん だと思うわ。 それから20年 お父さんやお姉さんたちにな何て言うの かしら罪を背負うっていうのかしら 随分辛かったと思うわ。 お母さんって本当にお父さんや私たちのことにかかりきりだったわね。どこに出かけるじゃなし。遊ぶじゃなし。自分で修道員の甘さになったつもりでいたんだわ。 なんだ。結構分かっちゃってるんじゃない? 分かってるのはずっと前から分かってたのよ。でも許してあげられなかったんだわ。今も違う。 良かったと思ってる ね。まさんってどういう人?知ってるじゃ ない。お姉さん一緒にとんかつ食べたって 。そう言ったじゃない。とんかつは覚え てるけどままさんってよく覚えていない だって。まだ子供だったもん。 ま山さんって こんな人よ。 木でデリケートで男らしくって。それでもって全の坊さんみたいに厳しくって。その辺の男の子の中にはいないわよ。 そう。お母さんたち強烈なわけね。ね、まさんが使ってらした細にお母さんの周の壁かけが置いてあったわよ。 へえ、すごいわね。 素敵なんだな。 20 年の上も昔好きだった人のことをじっと自分 1 人の胸の中に閉まっておくなんてちょっと生かすじゃない。び止めれよ。お母さんもそうなのよ。 そうか。強烈だな。でも怖いわね、女ってねえ。お母さんで泣いたのかしら。 お父さんに申し訳なくって泣いたのかしら 。 それとも前山さんのこと思い出して泣いた のかしら? 急にわかんなくなっちゃったわ。いいじゃ ない。どっちだって両方だって思えばそれ でいいじゃない ね。私たち泣けるような恋愛できるかしら ? 私もいい加減な気持ちでお見合いするの やめよう。 お姉さん早く川さんよ。 香川さんさん かさんさん よお。い やあ、よくわかりましたね。 教えてくれればいいのに。そしたらもっと早く来るたのにインドネシアにいらっしゃるんですって。 ええ、ダム工事の下調べでね、急に決まったんです。 どれくらい行ってらっしゃるの? あ、 どれくらい行ってらっしゃるの? ああ、3ヶ月か4ヶ月。 でも現地でどうなるかわからないけど。 ブルサーさんから夕方電話があったのよ。それで慌てて香川さんの会社に問い合わせたりして。 ああ、そりゃどうも。 お土産何買ってきてくださる? うん。 お選別ここにちゃんと持ってきてるのよ。 ほらでももう渡せないわね。沖のさ、 それは残念だな。 ご登場の最終案内をいたしております。 [音楽] じゃ、 お客様はお急ぎご登場ください。 頑張ってね。あ [音楽] [音楽] どうしたのねえ?どうしたのよ?お腹でも痛いの?どうしたの?一体だってあの [音楽] 人行っちゃうのよ。けれどもようやく日を見たの瞳に虹を見た。 [音楽] こら 君そ命何を意悪やめて。 [音楽] [音楽]

【最高の日本映画】 女たちの庭 🎬🎌🅷🅾️🆃🎌🎬 【ドラマ フル】
日本橋で老舗織物店を営む夫婦と3人姉妹を描いたホームドラマ
モーパッサンの小説「ピエールとジャン」を原案とし、『赤ひげ』の井手雅人と永井素夫がシナリオを執筆。名匠・野村芳太郎監督が女だけが知る愛の秘密を爽やかに描写。
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