【黒崎煌代】インタビュー 驚異的 連続合格の裏にモノマネ?/初主演映画「見はらし世代」もカンヌへ

俳優に実際なろうと思ったのは 東京の大学に通っている時
大学1年生の終わり頃なんですよね ずっと映画業界に就こうとは思ってまして 製作側にちょっと興味があったので 大学は普通の法学部
4年制の大学に通ってたんですけど コロナ禍になっちゃって サークルもなければ部活もなければ 授業もオンラインだったんです それでやることないな どうしようかな…
そしたら 事務所の オーディション(告知)がInstagramの
ストーリーに流れてきて 私自身 やっぱり映画小僧だったので 役者には憧れはあったんですけど
なれるものだとは思ってなくて 運試しというか 送ったら
ご縁があって という感じで役者になって 幸せです Q.事務所のオーディションは芝居をするのではなく? 芝居しますね 第4次審査…全部で4次ぐらいかな すごい楽しかったです そこで初めてお芝居しました Q.映画を見てきたから自然に入れたところはあります? それは若干 多分 あると思いますね 映画を見てモノマネをするという 誰に披露するわけでもないんですけど 親にも内緒で 親がいない間に ちょっと服寄せて着替えてみたいな Q.どのあたりの俳優さんのモノマネを? これは明確に多いのは レオナルド・ディカプリオ エマ・ストーン 今日いらっしゃいますねエマ・ストーン
(ここはカンヌ国際映画祭) ライアン・ゴズリング マット・デイモン ジム・キャリー そこらへんの人たち 今でも参考にしています ディカプリオのイメージって多分… 映画を見てなかったら イケメンのイメージが強いですよね “イケメン”を凌駕する面白さ
凄さっていうのは あると思う そっちを目指してる 「ディカプリオを目指してる」って言ったら 「お前には無理だよ」って言われる 「いや 顔じゃないよ」と ディカプリオで一番好きなのは
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」ですね ディカプリオみたいに
なれたらいいですけどね ディカプリオ×ジム・キャリー× マット・デイモン×ライアン・ゴズリング だって… 「夢物語を言っていい」って言うから そんな感じですかね 贅沢を言うと ここだけの話 世に初めて出た(出演作)が
(NHKの)朝ドラ「ブキウギ」ですね それがまあ一応デビューですけど 初現場は 初芝居したのが
映画「さよなら ほやマン」という Q.それはオーディションで? オーディションでしたね それが初めて受けたオーディションでした 初めて受けたオーディションでご縁があって 合格して ありがたい 今回はやっぱどうしても
そういう一個の役がバーンって 世に知れると そういう役のオファーだったり ありがたいんですけれども
多くなるので そんな中 今まで世に出ている作品とは対照 与えてくれたのはやっぱり団塚くん 団塚監督がそれこそ「さよならほやマン」で メイキングとして入っていたんです なので 私のプライベートも
たくさん知っているので 「黒崎 なんか こっちもできるんじゃない?」 みたいな(オファーを) 頂いたので すごく嬉しくて 主人公に関しては やっぱり団塚さん 団塚監督を参考にしたという ところが多分にあります 監督はすごい優しい方なんですよ 優しくて楽しい方なんですけど たまに スッとこう 何ていうんですかね 鋭い瞬間があって
それは別に怖いとかじゃないです 仕事してる時の目の感じとかが すごい集中してる時の鋭さっていうのは あんまり出会ったことないぐらい
鋭いものを持ってるので それは参考にしました 父と久しぶりに対峙するシーンですかね 花を投げるシーンがあるんですけど あのシーンはやっぱ大事にしました でもそんなテイク数は
重ねなかったと思います それこそ「初」が多いチームだったんで
初(長編)監督 初主演 初プロデューサー 初衣装のチーフ 録音チーフ その若々しさが(映画に)
乗っかったのかなとか思う 分かんないですけど ありがたいです とにかく (記者)ありがとうございます ありががとうございました
よろしくお願いします

#見はらし世代 #黒崎煌代

■団塚唯我監督初長編映画「見はらし世代」(10月10日公開)で 映画初主演の黒崎煌代さんに、今作のこと、そして「初めて」でも抜擢され続けてきた驚異的な経過を伺いました。黒崎さんは芸能事務所レプロエンタテインメントが2022年に開催した「主役オーディション」で5千人の中から合格。NHK連続テレビ小説「ブギウギ」でもオーディションで主人公の弟六郎役に抜てきされました。さらには…

■「見はらし世代」は2025年5 月、第 78 回カンヌ国際映画祭「監督週間」に、団塚監督が日本人史上最年少、26 歳で選出されました

■Story
再開発が進む東京・渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働く青年、蓮。ある日、蓮は配達中に父と数年ぶりに再会する。姉・恵美にそのことを話すが、恵美は一見すると我関せずといった様子で黙々と自分の結婚の準備を進めている。母がいなくなって以来、姉弟と父は疎遠になっていたのだ。
悶々と日々を過ごしていた蓮だったが、彼はもう一度家族の距離を測り直そうとする。変わりゆく街並みを見つめながら、家族にとって、最後の一夜が始まる──

映画『見はらし世代』2025年10月10日(金)公開
出演:黒崎煌代、遠藤憲一、井川遥、木竜麻生、菊池亜希子、中村蒼、中山慎悟、吉岡睦雄、蘇鈺淳、服部樹咲、石田莉子、荒生凛太郎
監督・脚本:団塚唯我
企画・製作:山上徹二郎
製作:本間憲、金子幸輔
プロデューサー:山上賢治
アソシエイト プロデューサー:鈴木俊明、菊地陽介
音楽:寺西涼
配給:シグロ
配給協力:インターフィルム、レプロエンタテインメント
映画の素材©2025 シグロ / レプロエンタテインメント

===================
===================
▼取材・撮影:橋本亮
▼編集:宮崎晃
▼制作・著作:共同通信社