【完全解説】「ロシアウクライナ戦争の”今”/ロシア軍の死傷者が100万人超/経済逼迫しぼむ国防費、約1兆円減」小泉悠さんと田北真樹子さんが解説!

あの、9月29日にですね、え、2026 年度連邦予算案が、え、議会に提出されておりまして、 ま、この連邦予算案出てるんだからそれを見りゃ国防費の額分かるだろうと思うんですけど はい。 ま、大体ですね、ロシアの国防費っていうのは実際のその予算額の半分から 1/3 ぐらいしか連邦予算法に書かれないんですよね。 ああ、 そうなんですよ。つまり 密解除されてる分しか乗らないので総額に関して言いますと、 ま、そうですね、この今やってる 2025年度、え、つまり今年の 1月1日から12月31日までが1 年度なんですけど、今年度中が、ま、その 13兆4000 億グルーブルと言われてます。 はい。 ただその後ね、補正が入ってるはずなんですけど、 これもロシアの連邦予算はひどくて、この年度が終わってみるまでいくら補正が入ったかよくわかんないんですよね。 そうなんですよ。で、最後に連邦予算がの審議の過程で出てくる文章を見ると、あ、最終的にこのぐらい出したらしいなってのが分かるみたいな感じなんですけど。 うん。うん。 だから、ま、多分13兆4000 億ルーブルにいくらか補正が入って多分 15 兆ルーブルぐらい出したんじゃないかと思うんですね、今年は。 うん。で、それに比べると来年度がその 12兆億とも12兆9000億とも13 兆ルーブルとも言われてるんですけど、 ま、いずれにしても、え、今年の当初予算よりは 1兆ルーブルから5000 億ルーブルぐらい少なくなっているということなんで、ま、え、 1.5兆から 1 兆円弱ぐらい削られたって感じだと思いますね。 うん。 だ からこれはもやはりもう戦でこれまで持たせてきたんですけど、だんだん持たなくなってもう 2025 年は明らかに景気が原則局面に入ってるので、 もうこの過去4 年間みたいにどんどん国防費を増やしてくってことができなくなってるってことではあると思います。 ええ、 で、他多方でもうじゃあ経済が破綻しちゃって国防費をバーンと削って先品も削って戦争やめなきゃいけないってなってるかって言うと明らかにそうでは なてことですね。平立ながら 2025年度も、え、1.7% 長ぐらいになると見られてますし、 財政も膨らんでるんですけど、ま、当面耐えられなくはないぐらいの財政字でもあると。 ほ、 あとロシアの連邦予算って、あの、来年度の予算とその先 2 年間の予算計画ってのを作って、これをまとめて国会に出す ですね。 だからその来年度分だけ法的梗速力があってその先 2 年分はこれは計画だから法的梗速力ないですってやつなんですけど、 ま、大まかな今後のその支出の方向性を示すんです。で、これ見ると やっぱり来年度は減るけど、ま、ちょ、ちょっと減るぐらいで、その先の再来年度、さらにその先も、ま、大体同水準で推移させる気でいるんですよね、ロシアとしては。うん。 から、ま、あの、これまでみたいにもう青天井でどんどんどんどん支出を増やして軍生産も増やしてって感じではなくなってくんでしょうが、 大体今ぐらいの水準を維持させるつもりでいるだろうというのが私の見立てうん。 ですね。はい。それは結局低、低くしといて長く持たせるというやり方なのか。 うん。多分そうでしょうね。 うん。だからあの、もう伸びはしない。 伸びるのはさすがにちょっとも限界なんだけど、 今の頭打ちのまんまでなるべく長く戦争ウクライナを、ま、屈服に追い込みたい。うん。おそらく、ま、考えてるん だと思うんですよね。 うん。 うん。で、ウクライナの方はウクライナの方で、ま、その今ぐらいの水準だったら、じゃあこう土地を譲り渡しながらギリ耐えられるので、 そこでロシアの軽戦能力が尽きるのを待ちたいという、ま、 お互いの軽戦能力の勝負みたいなものは 起きて だからウクライナはやっぱ地前では軽戦能力維持しきれないんで、え、 西側の支援が持つかどうかなんですよね。 うん。 で、それで言うとアメリカがどうなんだ?トランプがね、すごく冷たくなったり、急にトマホーク出すって言ったり、 すごく触れ幅も大きいし はい。 あとこれまで非常に暗いな支援熱心であったチェコの今回の総選挙を見るとどうもこうウクライナ支援会議派が第 1等なりそうであるとかですね。 やっぱこうヨーロッパの中相当動揺してますよね。 いや、いの足並がね。東国の足並がそもそもね、 してませんもんね。 だからこれ今現状軍事支援はその EU単位とかでやってるものが多いので うん。 あのそんなに簡単に一国の情勢で軍事援助の工程が決まるとも思えないんですけど、 あのチェコなんかはかなりこれまでその 2国間でやってたんですよね。 そのチコが温度を取ってその欧州みで金出して世界中から買ってきて渡すっていう あのイニシアチブ2025 とかってやってたんですけどだそういうとこにおけるチェコの役割が交代するとすると結構これは痛いと思いますし これはもうロシアにしてみればもうあと 1年2 年続けりゃさすがに値を上げるだろうと 思うでしょうからやっぱますます止まんないですよね。 うん。うん。 ロシアはあの春と秋に年 2回ですね。 はい。 最近過去10 年ぐらいでうと前はかなりもう年間変数も少なくなってて、 え、25 万人を下回るぐらいだったんですけど、本んと戦争始まってからじわじわ増えてきて 30 万人に迫る勢いと、ま、大体今これでですね、あの、 10 年前の水準ぐらい戻ってきたんですね、徴平数は。で、おそらくまだもう少し増えるだろうと思います。 ああは。 で、この徴って何でやってるかっていうと、一応ロシアは調兵した兵隊さんっていうのは戦場に送っちゃいけないってにしてるんですね。あくまでも軍隊に訓練を受けに来てるだけってことに 2003年ぐらいからしてるんですよ。 建前というか、 建前としてはで、ま、最初あんま守られてなくて 2008 年のジョージアとの戦争とかでは徴平も構わず戦争にぶち込んだんですけど はい。 ま、なんか過去10 年ぐらいは割とそこのところは真面目に守ってたと思うんですね。 で、今回の戦争でもあさに長兵を戦場に送るということはしていない。 はい。 じゃ、なんでやってるかって言うと、ま、 1 つはこの同員予備力を作るためにやってるとか、このロシアの男はみんな 1 回軍隊行って呼び出されたらすぐまた兵隊になれるというようにするためにやってるってのがま、まず第 1位ですね。 うん。 で、第2 の理由としてロシアの兵隊って労働力なんですよ。 うん。 だからあの無料労働力なんですよね。 ああ、 だから徴兵がいっぱいいるとそこで誰か特してるんですよ。 うん。はい。 ま、よくある話としてはなんか将軍がなんか自分のベスを立てさせるために兵隊をなんか同員するとか あ、そんなことね、そう。こういうね、 6 でもないなんかこうゆるゆるなお食はロシアよくある ですね。は、 第3 の理由として兵として集めてきを浮いてお前志願しろよなって言って無理やりこう志願したことにさせて戦争にぶち込むっていうケースですね。 え、 これもやっぱり、ま、すごく多いです。 で、おらく今のこの戦争の中では 1番目と3番目の理由が全面出てきていて うん。 ま、こう徴平だよと国民の義務だよって言って集めてきた 18から30 歳までの若者を、ま、泡よくばうん。 基礎訓練ができた辺たりで無理やり志願させて戦場に送っちゃえ、 または、ま、除体したとしても、ま、この人らがその志願兵候補とか将来同員が行われる場合の同員対象者になるので、 ま、徴兵は増やしとけってことだと思うんですけど。 ええ、 ただ、ま、問題はその徴兵増やすにしても訓練共感とか寝かす基地だとか食わせる飯だとか 人間が集まり集まっただけ負担は増えるわけですよ。 はい。ええ、 それを 毎年30 万人も集めてかつ片手で戦争しながら片手で 30 万人訓練してってものすごい負担はずなんですけど。 そうですよね。 ま、その体制をこう4 年戦争やるうちにとうとロシア作ってきちゃったってことですよね。 から、ま、さっきのあの戦費があの、ま、頭打ちではあるけど極端に減りもしないみたいな話と被るんですけど、 やっぱりこのロシアの戦争遂行能力は はい。 侮れないですよ。 うん。これだけの規模の戦争できる国、現代にそんなにないので。うん。 あの、やっぱそれだけの能力をロシアが作ってきてしまったということ自体は非常に重く受け止めないといけないですね。 うん。 うん。 その相の数の人も死んでる。 死んでる。死んでる。うん。 ていう話じゃないですか。 召喚クラスでも戦士者がね、めちゃくちゃ 12人死んでるのかな。え え。え、召喚も死ぬってことはそれ以上にもっとは死んでるわけですからね。 うん。 で、大体戦争の時はその家族の話もされてたじゃないですか。前もお母さんたちの 会とか。 ああの相変わらずやっぱりこう国民の大きな声にはなってないんですか? なってないですね。 あ、やっぱ変わんないんですね。じゃあ前と ただもうおそらく今ロシア軍の死者とあの重賞者合わせて 100 万人ぐらいになってると思うんですよね。 うん。 だからあともうちょっと戦争続けるとこれは 140万人ぐらいま達すると この戦争で国民の1% がしたっていう凄まじい水準に なるはずなんですよ。 いくらな何でもロシア人それは止めるだろうと思うんですけどやっぱなんか全然そういう風にはうん。 ならないですね。 あ。あ、 で、あと、あの、さっきのその連邦予算の話やりましたけど、 あの、全体として今年の予算の目玉みたいのを、あの、見ると、 えっと、人工体の改善って出てるんですよね。 お、 で、ま、この子供をもっと増やさなければいけない。ま、ロシア元々少子高齢化進んでましたから子供をもっと増やすとか、 あとこれも日本と似てるんですけど、この人間がこう超寿命化してるので、その長い寿命をなるべく元気に生きてほしいみたいな。うん。 うん。長くなんとかな人生プログラムみたいなことを出してるんですよね。 やっぱりですね、明らかにロシアもう若者死ななせすぎたということ自体は多分 ああ、 政府は認識していて だからこれからその子供どんどんうませないとロシアの人口同体めちゃくちゃなまんまだし で今のそのお年寄りもなるべく元気でくれないと、 ま、この人らを戦争に送るわけじゃないんだろうけど、この人らにその労働力になってもらうとか、せめてあんまりこう社会保障の負担にならないでてもらうしないとやっぱりもう人口も財政も厳しいな。厳しいんですよね。 うん。あ、はあ。だから今当面のこの戦争 この先1年2年3年やれってやってやるん でしょうけどどう考えてもその先の10年 とか25年とかのスパンではロシアは とんでもない損害を打ってええ だからそこんところはロシアもすっごい 苦悩はしてると思いますね でも戦争やめないと 根本的原因が排除されん ねこれはモスクからでも徴されてるんです かあのねある程度されてます つまりこう軍隊に訓練を受けに行 く若い子たがこれは国民の義務なのであの基本的にあの平等に行きます。ただに戦場に行くっていうのはあくまでも現状志願なんですよ。 どの地域からどんだけ志願してるかってのはわかんないんですけど 戦士者のデータベースはまある程度あって でこれで見るとモスクワはですね現状 10万人あたり11 人ぐらいっていう死亡者レートだったと思いますね。 うん。で、とがこれが極のブリア区とか に来ると、えっと、10万人あたりに 320人とか だから30 倍ぐらいやっぱりこうその戦争に行って死んでる率が違う ですよね。 から、ま、うん。モスクワからも行ってないわけじゃない うん。 けど、ま、よほど貧しい人たちが多分行ってて うん。 さ、前線に送られ そうすね。うん。で、そうするとやっぱり貧しい人は地方の方が多いから 圧倒的に地方からの戦者の方が多いです。絶対数で見て。 も比率で見て うん。 うん。 今モスクワからはね、1000、1000 何百人ぐらいしか確認されてなかったと思いますね。選手者数が。 うん。 ま、さ、保領土からもね、向かうわされたりしてます。 そうですね。本領土からはですね、僕が確認してる限りは 6 人名前が確認されてますね。できました。 そうね。はあ。

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【2025年10月7日(火)放送より】
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■出演者
小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
田北真樹子(産経新聞社編集局編集長)

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