「みんなのミドリムシプロジェクト」に関するオンラインセミナーの再録ムービーです

実施中のクラウドファンディングはこちら(2020年6月25日〜7月30日)

微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ、以下「ミドリムシ」)は、光合成により二酸化炭素を吸収するとともに酸素を発生し、特殊条件下で体内に油を蓄える特長をもっています。ユーグレナ社は、その様々な機能から、ミドリムシを機能性食品や化粧品、飼料として活用するとともに、バイオ燃料の原料として研究開発を進めています。

また、2018年4月1日より、ユーグレナ社は理化学研究所と共同研究チームを設置し、2019年にミドリムシの高効率のゲノム編集を初めて成功させました。また、2019年4月から「みんなのミドリムシプロジェクト」を開始し、日本全国の湖沼から『ご当地ミドリムシ』を収集。生息環境の違いによって同じ種類のミドリムシでも異なる形質を持つ個体の解析を進めています。解析を通して、ヘルスケアや燃料などの分野で利用可能な新規形質を持つミドリムシや、品種改良に利用可能な新規遺伝子の発見が期待されています。

今回のオンラインセミナーでは、ユーグレナ社の研究開発担当の執行役員であり、「みんなのミドリムシプロジェクト」を率いる鈴木健吾氏から本プロジェクトの意義とこれまでの成果について紹介します。また、ユーグレナ社の創業期より技術顧問として共に活動をしてきたリバネスの丸とともに、ミドリムシの可能性について議論します。

開催概要
・日時  :2020年6月25日(木)18:30-19:30
・登壇者 :
  株式会社ユーグレナ 執行役員 研究開発担当 鈴木 健吾
  株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸 幸弘