【田村淳のキキタイ!】川崎・神戸…ストーカー被害が続く日本 法改正検討も私たちはどう対応する?(2025年10月4日放送「今週のキキタイ!」)

1999年、大学2年生だった井さんが 刃物で殺されるストーカー殺人事件が発生 した。井野さんは交際相手の男性やその兄 からストーカー被害を受けており、最寄り の警夫所にストーカー被害を相談していた 。しかし所員らが事件処理の負担を 減らそうと北をなかったことにするため 長所を改ざしていたことが発覚。警察官3 名が長面職。署長ら9名も言及などの処分 を受ける前代未問の事件となった。この 事件をきっかけに翌2000年に成立した のがストーカー規制法だ。ストーカー規制 法は禁止命令などの行政処分によって ストーカー犯罪を未然に防ぐことを目的と している。規制対象となるのは8つの行為 。まい待ち伏せ押しかけうつき監視して いると告げる行為面会交際などの要求乱暴 な言動無言電話や連続した電話り 電子メールSNSメッセージ等の送信オ物 などの送負名誉を傷つける行為そして性的 周知心の侵害だ。規制対象にならない行為 が問題になるたびに崩壊改正が行われ、 これまで3回の見直しが実施されている。 ストーカー規制法に基づく禁止命令の数は 2024年に2415件と過去最多を記録 。全国の警察に寄せられた相談件数も近年 は2万件で推移。適発も1300件を超え 過去最多となった。こうした被害の申告化 を受けて警察は対応を強化しているのだが 、今年4月、当時、20十歳だった川崎市 の岡崎朝日さんの遺体が見つかった。元 交際相手の白井秀被告が殺人や死体域、 死体損会、ストーカー規制法違反の罪で 起訴されている。岡崎さんは昨年6月から 被告による暴力や突きまいについて警察に 繰り返し相談や通報をしていたが昨年12 月から行方不明となっていた。この事件に 対する警察への批判を受け、神奈川県警は 検証報告書を発表。被害者からの度重なる 相談を過称評価し組織的な初動対応がなさ れなかったとした。さらに行方不明後も 犯罪被害の可能性を示す情報があったにも 関わらず積極的な操作をしなかったとしも 県本部もストーカー事案への対処体制が 経外化していたと述べた。この事件を受け 今ストーカー規制法のさらなる改正が検討 されている。現行法では警察が加害者に 警告を出すには被害者からの申告が必要だ 。しかし被害者が報復を恐れて申告をし ないケースなどが課題となっていた。そこ で検討案では申告がなくても警察の職権で 加害者に警告できる制度の導入を目指して いる。導入されれば警察がストーカー事案 により積極的に関与できるため被害の減少 効果が期待される。ただどのようなケース でどのタイミングで警告を行うのか、また 元々恋人同士だった場合、いつ引き離す べきと判断するのかなど課題も残る。 ではこうした法改正によってストーカー 被害への対応は万全となるのか。昨年の ストーカー犯罪における加害者と被害者の 関係を見てみると、最も多いのは交際相手 で37.1% 。その一方で面識がないケースも8.8% 存在している。今年8月、神戸市の マンションで住人の24歳女性が エレベーター内で複数回刺され、死亡する 事件が起きた。逮捕された谷本正容疑者は 殺意を否認した上で被害者について全く 知らない人ですと教述。事件の2日前、 歩いている被害者を見かけ好みのタイプだ と思いをつけたのだという。そのように 面識がない上、わずか2日でストーキング から殺害に至るようなケースでは警察が 事前に事件を防ぐのは極めて困難だ。ただ 谷本容疑者には全兆があった。今回の事件 の前、過去に2度ストーカー規制法違反 などで逮捕されていたのだ。2020年に は女性におよそ3ヶ月突きまとい、 エレベーターに同場し、勝手に動画撮影 するなどして逮捕。22年には別の女性に 突きまとい、行為を伝えたものの拒否され たため首を占めて逮捕された。この事件の 裁判で神戸地裁は再半が強く危惧されると しながらも反抗を認め反省しているとして 執行猶予つきの有罪判決を下していた。 この判決には再半が危惧されるなら保護 観察をつけるべきだったとの指摘も多い。 保護観察とは構成を目指し保護観察官らと 定期的に面解する制度でカウンセリング 受信などを義務づけることも可能だ。 つまり保護観察にしておけば行動に制約が 生まれ再半の抑死が期待できたとする意見 だ。しかしこうした加害者への治療は受信 率が5%程度と低く再発防止の支援に強制 力がないという課題も残されている。年々 申告化するストーカー被害崩壊性で対応を 強化しても後を立たない凶悪事件私たちは この見えざる脅威にどう向き合えばいいの か。

「田村淳のキキタイ!」(毎週土曜日17:00からTOKYO MXで生放送!)

2025年10月4日放送「今週のキキタイ!」テーマは…
川崎・神戸…ストーカー被害が続く日本 法改正検討も私たちはどう対応する?

■番組内容
「政治・経済」「社会問題」「国際問題」「医療問題」「宗教問題」「生活情報」「文化」など
東京を取り巻くあらゆるジャンルが議題に!

ニュースでは取り上げられないテーマや、報道では伝わらない背景を
田村淳が視聴者目線で聞き出し、考え、対話を通じて紐解いていく!

社会問題から日常のちょっとした「モヤモヤ」まで…
身近なテーマをじっくり掘り下げ、「知る」ことで新しい視点を提供
それが「田村淳のキキタイ!」です!

■出演者
田村淳
中村仁美(フリーアナウンサー)
舟橋和宏(弁護士)
石原行雄(ジャーナリスト)
大家志津香(タレント)

■キキタイ世論調査&メッセージ募集
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