3億5600万人。これは世界で「極度に貧しい」暮らしをしている子どもの数です。2030年までにゼロにすることが目標です。私たちにできることは?ユニセフ親善大使・黒柳徹子さんに話を聞きました。
「皆様どうも、黒柳徹子でございます。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。おかげさまで、私は元気でおります」(黒柳徹子さん)
インスタグラムのフォロワーは110万人超え。多くの人を惹きつけるこのパワフルさは、一体どこから来るのでしょうか。テレビへの出演もほぼ毎日。“生きる伝説”とまで言われる黒柳徹子さん、87歳。
出演する際の“こだわり”があると言います。テレビ出演時に欠かせないマイクは、前髪の中に仕込まれていました。衣装をきれいに見せたいからだと言いますが・・・
「マイクロフォンに頼らないと、人間の声が聞こえないのかって思われるのも、しゃくだと思って」(黒柳徹子さん)
どんなときでも人を楽しませる、お茶の間の人気者。そんな黒柳さんと言えば・・・
ユニセフの親善大使として37年前から発展途上国や紛争地域で活動しています。
「ここからここにいる方たちは、バンディード(反政府勢力)にさらわれて、1年間監禁されてきょう出てきた人たちが、偶然通りかかったときに話を聞いて立ち寄った。大変な食料事情の悪いところにいた。精神的なものは別としても、これからすぐ病院で診るとおっしゃってます」(黒柳徹子さん 当時54歳)
これまで39か国を訪問し、世界中の子どもたちに寄り添い続けてきました。
Q.印象深かった光景やエピソードは
「エチオピアの子どもの飢え。日本では想像できないくらい子どもたちが痩せていて、頭蓋骨が全部浮き出ている子どもがいたりして、こんなにまで子どもたちにしわ寄せが来ていると思ったら、とてもかわいそうでした」(黒柳徹子さん)
想像を絶する困難を抱えながらも、カメラを前に、子どもたちは笑顔を向けます。
そんな黒柳さんがユニセフの親善大使になるきっかけとなったのは、『窓ぎわのトットちゃん』。黒柳さんが、自身の子ども時代について書いたものです。好奇心旺盛なゆえに問題行動を起こし、小学校を退学になってしまったトットちゃん。その後、通った「トモエ学園」は電車を改造した教室がある自由なスタイルの学校でした。
「もし、校長先生に会ってなかったら、今の私はいない。ああいう大人がいた私は、本当にラッキー」(黒柳徹子さん)
「トモエ学園」には、障害のある子どもたちが何人かいました。校長先生が言うのは、「助けてあげなさい」ではなく、「みんないっしょだよ、いっしょにやるんだよ」ということでした。出版当時のユニセフの事務局長がこの本を読み、黒柳さんに親善大使への就任を依頼したそうです。その後、集めた募金の総額は、なんと60億円にものぼります。
子どもに寄り添い続ける理由は、自身の戦争体験にあると言います。
「自分が戦争中、子どもだったからでしょう。戦争中の子どもは、本当に最悪ですから。前に行ったことがある国が、今、戦争をやっていたり、子どもたちが難民になっているのを見たりすると、あのときはそうではなかったのに、こんなに今なっているんだと。子どもたちは自分たちのせいじゃなくてそんな目にあうので、お願いですから、子どものために戦争をやめて下さい」(黒柳徹子さん)
しかし今、子どもたちが置かれている状況は、ますます厳しいものになっています。
4年前、黒柳さんが訪れたミャンマー。学校には、子どもたちの笑顔があふれていました。しかし今、軍と市民の衝突が続き、多くの子どもが犠牲になっています。また、新型コロナの流行により、発展途上国では、極度に貧しい暮らしをする子どもたちが、1億4000万人増えていると推計されています。苦しむ子どもたちのために、わたしたちには何ができるのでしょうか。
「そういう子どもたちがいるということを知る、関心を持つということ。そういう子どもたちがいるってことを一度知っちゃえば、みんな優しい気持ちになる」(黒柳徹子さん)
知ってほしい、関心を持ってほしい。それが子どもを守ることにつながるのだと、黒柳さんは考えています。(29日22:57)
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