小松政夫が見聞きした「前略おふくろ様」の共演者たち…萩原健一、梅宮辰夫、室田日出男、川谷拓三、八千草薫 桃井かおり 他

70年代のバラエティ番組に扇風を 吹き込んだ番組といえば忘れもしない頃 食べ頃笑い頃出会ったこの番組で伊藤郎と 共に人気を拍したキャラクターで愛された のが小松尾であった。小松は同番組で 白け取り温度を歌いさらに映画解説者淀川 長春のモノマねで一斉を風備した。また 小松は俳優としても数多くのドラマや映画 に出演しマルチな才能ぶりを発揮した。 その中で小松が共演しに危きした芸能人に ついて本日は話してみたい。小松は何と 言っても倉本双客本の全略を袋様で下っぱ の板前たちに口うるさく言い放つ板前役が 印象深い。その中でも主役の萩原け一との 共演は過去に何度か彼の作品にゲスト出演 して湧いたもののレギュラー出演を受け 本格的に共演するのは本作が初めてであっ た。萩原の気象の荒さは業界随とも言われ 共演するのもためらうものがいるくらい 気難しい俳優であったなので何のトラブル もなく無事に名古屋に撮影が終わるなんて ことはまず考えられなかった。現場の ムードはいつも日汗を書くくらいピリピリ していたという。萩原は俳優の上下関係に はうるさく先輩俳優がセリフを閉ちったり するとそれを直に言えない苛立ちが逆に しっぱの俳優に向けられることもあった。 小松は芸能界でも彼より年齢も迎歴も先輩 ではあったが、特に密日密接に関係する シーンではしびれを切らしたのか。萩原は 小松に対し文句を言い放った。言われた 小松もそこは反論し、私のせいですか?柄 の雰囲気で返すと萩原はステゼリフを吐き 、そのまま被控室に閉じこもることも何度 かあったという。すると必ず彼の マネージャーがやってきて小松に注意を 促すのであった。すると周囲もざわざわし 始め、いつの間にか自分が悪物扱いされる はめに陥ってしまうことがあった。悪いの は小松ではなく、いつ暴れ出すか分から ない萩ぎであることは言うまでもない。 そんな張り詰めた撮影所の中で唯一小松を 癒してくれた人が女優の八ぶ草香であった 。矢草はい前の小松が働く両亭のお役で 年齢を感じさせない可愛いさがあり、よく 彼女を笑わせようと撮影の合間にもねをし て彼女を喜ばせていた。またそれとは対象 的だったのが海ちゃん役のもい香りである 。彼女も萩原と同じくその役にのめり込む タイプの女優で何かと面倒くさい女優で あったという。このドラマは舞台が両亭で あるだけに料理を手際よく見せる演出に こだわりを見せた。そこに料理上手な梅 タオが登場するのであるが、彼が本格的に 料理を習い始めたのはこのドラマの影響を 受けてのことであり、料理の腕前には以前 から料理に親しんでいた小松の方が実は彼 以上に自分の方が料理がうまいんだとも 言っていた。これに関して共演の萩原も 料理の味付けに関しては梅宮よりも小松の 方がうまいと自身の著所の中で語っていた くらいである。さて、話を元に戻すと、 このドラマには東映のピラニア軍団で広く 顔が知れ渡り、徐々に到格を見せ始めた 川谷卓と室田秀夫がこのドラマでブレーク した。何かとお騒がせなイメージのある 2人ではあるが、意外にも周囲に対する 着配りや気遣いのある芸熱心な人たちで あった。今を思えば遠い昭和の時代。この ドラマを時折り見るがほとんどの方が奇跡 に入られたのは何とも通に感じてしまう。 主役の萩原健一、梅宮達谷卓、室田秀夫、 そしてあの坂口り子もいない。こうした 昭和のスターがいなくなってしまうことは まるで自分の青春やあの時代そのものが 遠ざかっていくような感覚を呼び起こす ものである。特に全略お袋様のように放送 当時の空気感まに時代の香りを映し出した 作品は今見返すとただのドラマ以上の重み を持って迫ってくる。それは小松尾にとっ てもこの作品は単なる演策ではなく自身の 役者としての幅を広げるきっかけとなり 同時に芸能界の人間模様を痛させられる 現場であったとも言えた。萩原剣一という 期待のスターの気難しさ、もい香りの強烈 な存在感そして矢草香の柔らかな人柄に 救われた日々。それら全てが1つの作品の 背後に行きづいていた。また川谷卓ぞや 室田秀尾といった当時は東映のピラニア 軍団と恐れられながらも実際には仲間思い で真摯な俳優たちがいたことも忘れては ならない。彼らが放った熱量は今振り返っ ても画面越しに伝わってくる。そして 何より印象深いのは小松自身の人柄であっ た。常に現場を和ませ周囲に気を配り芸人 を楽しませる。その姿勢はまさに昭和の 芸人の象徴とも言える存在だった。平和の 今全略をお袋様を見るとストーリーの面白 さだけでなくもう2度と揃うことのない キャストたちの姿にどこか胸が締めつけ られるような教習を覚えてしまう。小松尾 が生き抜いたあの時代の芸能界は人間身に 溢れ華やかさと同時に厳しさを合わせ唯一 無の世界であったのであろう。

参考文献「時代とフザケた男」小松政夫著